テープのりを使うメリット のり付け作業の効率化に! テープのりはこんなに便利!
テープ部分を下にしてすっと引くとのりづけができるテープのりは、でんぷんのりやスティックのりと比べて手が汚れにくいのが魅力。ほかにも、のりが均一に出てくるのではみ出さない、むらなくきれいにのりが塗れるといったメリットも!
文房具ライター
貼るときに手を汚さない・乾燥時間ゼロ・粘着力が強い、とメリットが多いことから人気の高いテープのり。
2000年代に普及しはじめた新しい文房具ジャンルということで、テープのりは進化も急速です。ロングテープ以外に、筆箱にすんなり入る超コンパクトサイズや、ノック式のペン型、ハンコのようにポンとワンポイントにおせるものなど、使うシーンが広がるのにあわせてさまざまな製品が登場しています。
封筒のフラップを本体で挟みこんで、シャッと引っ張るだけできれいにのりつけできる封かん専用テープのりは作業効率も高く「もはやこれでないと仕事ができない!」という愛用者もいるほど。自分がよく使うシチュエーションを考えながら選べば、必ず満足できるはずです。
「テープのり」のおすすめ商品の比較一覧表
テープのりのおすすめ18選 人気のコクヨやトンボ、小さいタイプも紹介!
うえで紹介したテープのりの選び方のポイントをふまえて、文房具ライターのきだて たくさんと編集部が選ぶおすすめ商品を紹介します!

パワーギア付き|プロ仕様の逸品
ヘッドに付着して紙を汚すのりカスを取り除くクリーンローラーや、テープの絡まり・たるみを検知した瞬間に自動で巻き上げを行うパワーギアなど、テープのりを使ううえでのわずらわしさを徹底的に排除する機構が詰め込まれています。
とくにパワーギア機能は、一般的なテープのりにありがちな「テープまわりのトラブル」による故障を未然に防いでくれます。テープのりとしてはやや高価ですが、22mのロングテープを失敗なく最後までしっかり使い切れるようになっているため、実はコスパがかなり高い製品といえるでしょう。
仕事でテープのりを多用する人でも間違いなく満足できる、プロ仕様の逸品です。





通販サイトの最新人気ランキングを参考にする テープのりの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのテープのりの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
テープのりの選び方 文具ライター・きだて たくさんに聞いた!
文房具ライターのきだて たくさんに、テープのりを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
用途にあった粘着性能を選ぶ
まずはテープの粘着性能に着目しましょう。粘着力の強い「超強力タイプ」や、貼ってはがせる「再剥離タイプ」などがあります。
絶対にはがれて欲しくない場所に使うなら強粘着タイプが間違いありません。ただし、一度貼ると剥がせないというデメリットも。また、再剥離タイプを使えばオリジナルふせんも作成可能です。ただしその分粘着力は弱いのでご注意を。使用する用途に合わせて選ぶことが大切です。
文房具ライター
おもしろいのは、テープを貼って1分ほどなら貼りなおしができるけど、時間が経つとしっかり強粘着に変わる、リトライタイプなどと呼ばれるもの。
厳密に正しい位置に貼らなければいけない、という緊張感を強いられるような作業も、これなら安心して使えるでしょう。
本体サイズとテープの長さで選ぶ
テープのりは本体のサイズもテープの長さも商品によって異なります。用途やシーンに合わせたものを選びましょう。
一度に貼り付けたい範囲が広い場合には、テープの長さが長いロングタイプが向いています。一方で、本体サイズがコンパクトなものなら、持ち運びにも便利です。
文房具ライター
発売されてしばらくはコストが高く敬遠される傾向もありましたが、20mを超えるロングテープなどコスパの高い製品も登場するにしたがって、会社での事務作業などで使われる機会も増えてきたようです。
封かん作業の場合、22mテープを一般的な長封筒に使うと180通以上は貼れる計算になります。もちろんスティックのりや液体のり(1ボトルで800通以上貼れる)と比べるとまだまだですが、作業効率を含めて考えると充分あり、と考える人もいるでしょう。
操作しやすい形状を選ぶ
意外と多いのが、テープのりを貼るのが苦手……という人。狙ったところから貼れなかったり、テープがかたよったり蛇行したり、と失敗するケースはありますが、そのほとんどはテープヘッドがうまく紙にあたっていないことが原因です。
基本的にはテープのりの正しい持ち方を練習すれば上手に貼れるようになりますが、それよりもかんたんなのがフレキシブルに動くヘッドを採用している製品を選ぶこと。テープのりのヘッドが車のサスペンションのように持ち手のブレを吸収して、つねに紙に正しくあたるので、うまく貼れない人でもまっすぐきれいに貼ることができます。
詰め替え式ならコスパも高い
テープのりをよく使うという方は、テープを詰め替えできるかも事前に確認しておきましょう。一度本体さえ用意しておけば、使い切ったあとにテープを買い足して詰め替えるだけなので、コスパが高いです。詰め替え方も手間がかからず簡単ですよ。
>>>文具ライターからのアドバイス
文房具ライター
特化型と汎用型の使い分けがおすすめ
テープのりは、仕事机で使う場合と、持ち運んで使う場合とで製品のサイズ感が変わってきます。ふだん使う頻度が高い人は、兼用ではなく「置きテープのり」と「持ち運びテープのり」を使い分けた方が便利です。
とくに「置きテープのり」サイズの製品は、封かんなど特定の作業に抜群の威力を発揮するものが多いです。置き=機能特化、持ち運び=汎用型、という選び方をすると効率的ではないでしょうか。
おすすめの文房具をさらに紹介 【関連記事】
あなたの手にフィットするお気に入りの一品を
文房具ライターのきだて たくさんへの取材をもとに、テープのりの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。
使いたい用途や場所によってどんなテープのりを選べばいいのか、読んでくださった皆さまのお役にたてたのなら幸いです。
ひと昔前まで、テープのりはスタンダードな形状のみでした。しかし最近では、携帯しやすいコンパクトサイズ、ノック式のペン型、ハンコ方式など、さまざまな形状の商品が開発され、格段に使いやすくなっています。
テープのりは小さな文房具ですが、のりつけ作業を格段にらくにし、ストレスを軽減してくれる便利なアイテムです。あなたの手にぴったりのテープのりを見つけて、快適な時間を手に入れてください。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。 極端な悪筆と工作下手がコンプレックスゆえに自分を助けてくれる便利な文房具を探し求め続けており、その活動の結果得られた情報を雑誌・WEBなどの媒体で公開している。 文房具に関する著書多数。近著には『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(共著 スモール出版)がある。