スイムベイトとは リアルさがシーバスやブラックバス釣りに最適!
本物のような魚の姿をしたスイムベイト
スイムベイトは、実際の小魚っぽさを演出できるソフトプラスチックな素材とリアルさのある質感が魚を引きつけるルアーです。泳がせるとテールが揺れ本物の魚のような動きをし、ブラックバスやシーバス釣りなどでビッグベイトに多く利用されています。販売されているものはワームよりハードマテリアルなものが多く、フックとセットになっているものが一般的です。
スイムベイトの使い方 おすすめの釣り方は?
基本はただ巻きでOK
スイムベイトを利用した釣りで、もっともポピュラーなのが「ただ巻き」です。ゆっくりと巻くのが基本で、時々早く巻いたりして魚の様子をうかがったりするのもおすすめです。なお、魚の大きさによっては勢いよく食いついてくるものいるので、ただ巻きといっても足場はしっかりとした場所で行いましょう。
キャストの基本は遠投
スイムベイトをキャストするときは、遠投して魚との距離をとるのが一般的です。魚に警戒心をあたえず、ゆっくりリールを巻いてバイトを待ちましょう。ただ、狙う場所や環境に応じてはショートキャストやスキッピングも有効な手段です。
ラインの張りすぎには注意
リールを巻くさいにラインを強く張りすぎてしまわないように注意が必要です。張りすぎず、緩めすぎずの状態をキープしつつ、バイトが出たらラインスラックを巻き取るようにしましょう。
スイムベイトの選び方 シーバスやブラックバス釣りにおすすめ!
釣りライターの中山一弘さんに、スイムベイトを選ぶ際のポイントを教えてもらいました。

Photo by Chris Abney on Unsplash
スイムベイトでビッグバスを狙え!
フックの種類で選ぶ
スイムベイトで魚を掛けるには、フックが大切なポイントになります。多くのスイムベイトは水面直下を泳ぐので、通常フックはボディの外に出るような恰好(かっこう)になり、当然フッキングはよくなりますが、その分根掛りの確率が高くなります。
逆にフックをボディに格納できるタイプもあり、その際は根掛りは回避しやすくなりますが、フッキングはきちんとおこなう必要があります。両者の違いを知ったうえで自分が狙いたいポイントの地形などをイメージしながら、適切なアイテムを選んでください。
小型か大型かサイズで選ぶ
ルアーのサイズについては、その釣り場で魚が捕食している小魚のサイズに合わせるのが基本です。
しかし、スイムベイトの魚を引きつける力はとても強く、現実にはいつも食べていないような大型サイズのスイムベイトにアタックしてくるシーンも多いです。魚が低活性のときでも、スイムベイトだけは追ってくるようなこともありますから、パイロットルアーとして使うこともできます。
サイズ選びは基本を押さえつつ、ちょっと大きめのものも用意しておくと思わぬところで役立つときがあるはずです。
ウエイトで選ぶ
ウエイトはサイズにも比例してきますが、スイムベイトは2ozの重さを超えるものなど、重量があるものが多く存在します。そのため、ロッドの適合ルアーウエイトが対応していないと、キャスト時に折れてしまうなどのトラブルの原因にもなります。
そのため、ラインやリールもあわせてタックルを見直す必要があるため、自分が所有するタックルにあわせるか、使いたいルアーにあわせてタックルを見直すか、しっかりと確認するようにしましょう。
アクションで選ぶ
スイムベイトは独特のアクションが魅力ですが、テールの作りなどによってアピール度が若干違ってきます。
多くの製品はキックテールを採用していて、その動きで波動を作ります。ピンテールやリアルテールのタイプもあり、こちらの波動はよりベイトフィッシュに近いものになります。スイムベイトの特長をよくつかんで、バスの活性に合わせたルアーを使いましょう。
リアルなカラーで選ぶ
スイムベイトのカラーは、基本的にリアルカラーを選ぶべきでしょう。ベイトフィッシュとなっている魚に近いカラーが一番違和感がありませんが、バスの動きを見ながら釣りをするサイトフィッシングのときなどは、チャートなどの見やすい色のほうが有利なケースもあります。
リアルカラーとチャートがあればまず安心なので、最初はこの2色を選んでみてください。
スイムベイトのおすすめ10選 人気のジャッカルやエバーグリーン、イマカツなど!
ここまでに紹介したスイムベイトの選び方のポイントを踏まえて、釣りライターの中山一弘さんに選んでもらったおすすめの商品と、編集部が厳選した商品を紹介します。

IMAKATSU(イマカツ)『ステルススイマー』

出典:Amazon
サイズ | 160mm |
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重さ | - |
カラー数 | 19カラー |

EVERGREEN(エバーグリーン)『FACT ラストエース168』






出典:Amazon
サイズ | 168mm |
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重さ | 26.5g |
カラー数 | 7カラー |

JACKALL(ジャッカル) 『ダンクル 7インチ』

出典:Amazon
サイズ | 7インチ |
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重さ | 62g |
カラー数 | 13カラー |
魚へのインパクトは最強!フックアレンジもしやすい
『DUNKLE(ダンクル)』は、魚を引き寄せる力の強いスイムベイトです。サイズはやや大きめの7インチ。ブッシュや岩盤に潜むビッグバスが必ず振り向く、そんなルアーに仕上がっています。
おもしろいのはフックアレンジが多彩なところ。ボディの下部にトリプルフックをひとつ、さらにワイヤーで連結してダブルフックにもできます。また、ボディの上部にも同様につけることができるため、魚の活性に合わせてセッティングを詰めればキャッチ率を高めることができます。
水中での安定度が高いルアーだからこそできるフックセッティングは、ビッグバスを仕留めたいあなたにぜひおすすめです。

Megabass(メガバス)『DARK SLEEPER 3インチ』








出典:Amazon
サイズ | 3インチ |
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重さ | 3/8oz、1/2oz、3/4oz |
カラー数 | 10カラー |

ウォーカーウォーカー『パトロールラッシュ 4インチ』

出典:Amazon
サイズ | 4インチ |
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重さ | 14g(ウエイト未装着時) |
カラー数 | 8カラー |
deps(デプス)『ラドラビット』

出典:Yahoo!ショッピング
サイズ | 5.8インチ |
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重さ | 42g(ウエイト未装着時) |
カラー数 | - |
JACKALL(ジャッカル) 『ディズラ115』














出典:Amazon
サイズ | 115mm |
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重さ | 23.5g |
カラー数 | - |
JACKALL(ジャッカル) 『フロッグ グリンチ』










出典:Amazon
サイズ | 135mm |
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重さ | 20g |
カラー数 | - |
IMAKATSU(イマカツ)『バクラトスイマー』

出典:Amazon
サイズ | 160mm |
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重さ | 120g |
カラー数 | - |
Megabass(メガバス) 『MAGBEAT(マグビート) 』






出典:Amazon
サイズ | 100mm |
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重さ | 17g |
カラー数 | 7色 |
「スイムベイト」のおすすめ商品の比較一覧表
ECサイトのスイムベイトランキングを参考にする
Amazon、Yahoo!ショッピングでの、スイムベイトの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各ECサイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
スイムベイトはシーバスにもおすすめ ソルトウォーターゲームに!
スイムベイトはシーバスゲーム用も用意されています。ジグヘッドとワームを組み合わせたものですが、これもスイムベイトの一種です。ハードでは強すぎるが、通常のワームだと弱すぎるといったときに活躍してくれるでしょう。
ソルトウォーターゲーム用のスイムベイトは、バス釣りでのノウハウをしっかりと継承し、ソルト用にカスマイズされたものばかりです。基本的なサイレントアプローチはそのままに、しっかりとした波動でアピールできるので、ほかのルアーと住み分けができているのです。
スイムベイトにおすすめのロッドはこちら
まとめ
これまでスイムベイトの選び方とおすすめの商品を紹介してきました。
スイムベイトは見た目はそんなに違いがないのですが、素材やアクションはそれぞれ違いがあります。また、使用するフィールドによっても使い方が変わってくるルアーです。
とはいえ実際に使ってみないと違いがわからないのも事実。ぜひあなたにぴったりのスイムベイトを見つけ、釣りライフを満喫してください。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2021/04/05 コンテンツ修正のため記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 大熊武士)
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。 ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。 今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。 キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。