指サックを使うメリットとは?
指サックは、事務作業で紙をめくるときによく使用します。一般的には親指か人差し指、もしくは両方に付けて使います。
指サックを付けないと、紙が滑って思うようにめくれなかったり、一度に何ページもめくってしまったりすることがありますが、指サックを付けていれば1枚ずつしっかりとめくることができます。
そのほかにも、ささくれやあかぎれなどの指先の保護に使えたり、スマホゲーム用指サックなどもあります。
指サックの選び方
書類を扱う事務作業がはかどる便利なアイテム「指サック」。昔から事務作業で使われてきましたが、最近の指サックは機能もデザインも種類が豊富です。ここからは、指サックの選び方を解説していきます!ポイントは下記4点。
【1】構造や使い心地で選ぶ
【2】タイプから選ぶ
【3】指に合うサイズを選ぶ
【4】デザインで選ぶ
それぞれ解説していくのでチェックしてみましょう。
【1】指サックの構造や使い心地をチェック!
指サックは書類めくりなど、事務作業をサポートする便利なアイテムです。しかし、指がムレたりゴムのニオイが気になったりすると、作業に集中できず反対に効率が落ちてしまうことがあります。
そこで、指サックの構造や使い心地に注目してみましょう。ムレないように通気穴が設けられたものなど、幅広い種類が販売されているので、さまざまな指サックを見て使いやすいものを手に入れましょう。
【2】指サックのタイプから選ぶ
指サックには、「リングタイプ」と「キャップタイプ」の2種類あります。それぞれの特徴やメリットなどから、自分の使い方に合う指サックを選びましょう。
リングタイプ|ムレにくく快適
リングタイプの指サックは、指先がオープンになっていてムレにくく通気性がよいのが特徴として挙げられます。指先を全部覆うキャップタイプよりも着脱しやすいので、指サックを使いたいときにサッと取り付けることが可能。
シンプルなタイプが多いですが、カラーバリエーションも豊富で、リボンなどが付いたかわいらしいデザインのものも多く販売されています。
キャップタイプ|しっかりめくれる
キャップタイプの指サックは、指先をすべて覆う定番のデザインです。指の先端までしっかりと滑らないようにできているので、たくさんの紙をめくるときに重宝します。キャップタイプを付けていると、指先のムレが気になるという方は、通気穴がついているタイプを選びましょう。
指先や絆創膏を保護する目的で使う場合は、リングタイプよりもキャップタイプのほうがおすすめです。
貼るタイプ|使い捨てで便利
指サックをふだんあまり使わないという方や、指サックを付けたままほかの作業をしたいという方は、貼るタイプの指サックが便利です。急な来客対応でも、わざわざ指サックを外す必要がなく、目立ちにくいのがメリットとして挙げられます。
また、1回の作業ごとに捨てる使い捨てタイプなので、作業のたびに清潔な指サックが使えるという点もうれしいです。
【3】自分の指に合うサイズを選ぶ
自分の指に合わない指サックを選ぶと、きついものだと指先を圧迫したり、緩いものだと外れてしまったりするおそれがあります。快適に作業をするためにも、自分の指に合うサイズの指サックを選んでください。
伸縮性にすぐれているシリコン製のものであれば、多少サイズが異なっても使えますが、キャップタイプは注意が必要です。商品に記載されている内径の寸法をチェックして、購入前に指のサイズを測りましょう。
【4】指サックのデザインにも注目
接客をしながら事務作業をするときなど、まわりの人の目が気になる場所では指サックのデザインも気になってしまうもの。そこで、かわいいデザインのものや目立ちにくいものなど、指サックの見た目にもこだわってみましょう。
また、ネイルをしている爪にもつけやすい指サックも販売されています。指先のおしゃれと両立できるような指サックで、事務作業を快適にこなしましょう。
文房具ライターからアドバイス
指サックは指と書類のケアにもなる!
指サックは書類仕事の作業効率を維持してくれますが、もうひとつ大事な要素もあります。それは、指先のケアです。
紙に指の油分を奪われると、同時に水分も奪われるため、皮膚の表面がカサカサに乾いてしまいます。夏場はまだしも、空気の乾燥した冬場だとひび・あかぎれなどにもつながります。さらに乾燥した指先は紙の端で切れやすくなるので、怪我の防止の意味でも指サックはあったほうがいいでしょう。
また、油分と水分を吸った紙の角はふやけてヨレてしまうなど、見栄えが悪くなります。ピシッと整った書類を作るためにも、指サックは役立ちます。
指サックのおすすめ10選
上記で解説した指サックの選び方のポイントをふまえて、ここからはおすすめの指サックをご紹介します。

男女で使えるカラー展開と装着しやすいシリコン製
リングタイプの指サックとしておすすめなのが『メクリン』です。肌あたりのいいシリコン製のリングは適度な幅があり、紙めくりに使う指の腹をしっかりカバーしてくれます。また、大きな穴があいているので、指がムレにくいのも重要ですね。
なによりうれしいのは、男女問わず使えて目立たない透明カラーがラインナップされているところ。装着時の違和感が少ないシリコン製のリング指サックは、うっかり外し忘れたままで来客に対応したり、外出したりということもありえます。そんなときに透明だと目立ちません。装着したままでの作業が多い事務職の方には、地味だけどありがたいポイントでしょう。

女性向け! デザインと機能性を兼ね備えた商品
事務作業の多い女性におすすめするなら『メクリッコSweet』です。
最大の特徴は、かわいいデザイン。装着すると爪の上にハートや花のモチーフがくるので、まるでネイルアートをしたような見た目になります。事務用品である指サックは無骨で堅苦しいイメージが強いですが、こんなかわいい指サックなら、仕事中のモチベーションも上がるのではないでしょうか。
もちろんかわいいだけでなく、しっかりとした摩擦力とやわらかなつけ心地も両立していますので、性能的にも問題なし。プラスのメクリッコシリーズはパッケージの穴がサックの直径と同じなので、自分の指に合うサイズを見つけやすいのもうれしいですね。

都度使用できるシールタイプ
柔軟性があり肌あたりいいのがシリコン製の指サックですが、それでもまだ装着すると違和感があって気持ち悪い、という方もいるかもしれません。そういう方には、指サックならぬ指シールはいかがでしょうか。
指の腹に指シールを貼ることで、皮膚を保護しつつ、紙をめくるのにじゅうぶんな摩擦力を発揮します。リングタイプ以上に開放感があるのでムレにくく、違和感も感じないでしょう。
ただし、シールは使い捨てとなるので、コスト的にはほかの指サックに劣ります。
ロングセラーの指サック
一度は見たことのあるこのデザイン。長く愛され続けるロングセラー商品です。指先全体に滑り止め加工をしているので安定感のある使い心地は付けててサポート感があります。なのでこれを使うと簡単に紙をめくることができます。
特殊製法で作られており、ベタつきがないため不快感も無く、長く清潔に使えるのも嬉しい点です。
伸縮性にすぐれた柔らか素材であらゆる指にフィット
人気の指サック「メクリン」の特徴を残しつつ、さらに使いやすく改良されたフィットタイプの商品。柔らかな素材で伸縮性がすぐれているので、圧迫感なくどんな指にもフィットするのがこの指サックです。さらに通気穴が開いていて、長時間の使用でもムレにくいので、衛生能力も高いです。
ゴム特有のニオイがなくデザインもかわいいので、ニオイが気になっていた方や見た目にもこだわりたい女性におすすめの一品です。
かわいいけどシンプルでお仕事使いにもおすすめ
リング型の指サックにかわいいリボンがトッピングされた指サック。5色のカラーが入っているので、その日のネイルとコーディネートしてもおしゃれに仕上がります。
基本はシンプルな無地タイプですが、ポップなドット柄入りやラメ入りもあるので好みのものを選ぶこともできます。学校や塾の先生などは教室で使ったり、オフィスでこれを使えば楽しみながら仕事をできます
抗菌仕様でコスパもGOOD!
メクリッコの「ラバーリング型」は、リング型の中でも定番といえばこの商品です。シリコン製と比べると摩擦力が強いので、とにかくしっかりめくれる指サックが欲しい方はこれがおすすめです。
合成ゴム素材なので、使っているうちに次第にゴムのニオイは消えていくのであまり気にならないです。抗菌仕様でコスパもよく、事務作業にこれがあれば最適な一品です。これ一つあれば乾燥でめくれない問題なんてなくなります。
内径が大きい指サックが欲しいならコレ!
業界一内径が大きく軍手の上からでも付けられるこちらの商品。特殊表面加工がされているので、他の指サックと比べてグリップ力が高くなっています。また、耐久性にも優れているので長持ち。
サイズ1は、男性の親指でも余裕をもってはめられます。抗菌加工されており、常に清潔さを保てますよ。サイズが豊富なので、どんな手の大きさでも対応できます。

リング型とキャップ型の良いところ取り
大量の書類をさばく作業だと、指の腹だけでなく指先まで使いたい、ということもあります。そういうときに使ってほしいのが、キャップとリングの利点をあわせ持つ『メクリッコキャッチ』です。
指の腹から先までをカバーする3Dカーブ構造なので、指をフルに使えます。その代わりに爪の部分は大きく解放されているので、ムレにくく、ネイルアートをしている方も使いやすくなっています。
なにより、紙をつかむ力が非常に強いのがポイント。指で触れるだけで紙が吸いつくような感覚です。ハードな書類仕事をするなら、この性能の高さは見逃せません。

ペンを持ったまま紙がめくれるアイディア商品
指サックが苦手、シールもまだ違和感があるという人には、最後の手段があります。指ではなく、ペンにつける紙めくりです。
こちらの商品は、ペンの先端やクリップなどに装着できる6種類のエラストマー製紙めくりがアソートになっているので、自分の使いやすい形状のものを選べます。どの形状も筆記を邪魔しないように工夫されているので、紙めくりをあてて書類をめくったら、そのまま書くこともできます。
ペンを持ったままで書類がめくれるので、書類さばきと書き込みがセットになった作業にはマストと言える使いやすさです。
「指サック」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 指サックの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの指サックの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】スマホ用指サックや医療用指サックも!
用途に合った指サックを選ぼう!
指サックは、一般的には書類作業を効率よくおこなうために使われるものですが、実は指先のケアもできるすぐれものです。指先が乾燥する季節や、あかぎれなどが気になる方は、ぜひ一度使ってみてください。
また、指サックは「リングタイプ」「キャップタイプ」「貼るタイプ」と、大きく分けて3種類で展開されています。事務作業がメインなのか、ムレにくいタイプのものがよいのかなど、選ぶポイントは個人によってさまざま。
それぞれのタイプの特徴をチェックして探してくださいね。
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最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。 極端な悪筆と工作下手がコンプレックスゆえに自分を助けてくれる便利な文房具を探し求め続けており、その活動の結果得られた情報を雑誌・WEBなどの媒体で公開している。 文房具に関する著書多数。近著には『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(共著 スモール出版)がある。