「洋書の絵本」のおすすめ商品の比較一覧表
洋書の絵本おすすめ4選 音楽や音声CD付きならネイティブが聞ける!読み聞かせにも
それでは、ROOTS&WINGS英語教室代表・仲原かおるさんに選んでもらったおすすめ作品を紹介します。はじめて洋書の絵本を手にしたい人から、すでに読んだ絵本を洋書でチャレンジしたい人まで、ぜひおすすめ作品を参考にしてください。

語学習得の基礎となる音韻意識と音素認識を高めよう
歌が大好きなお子さんをお持ちの親御さん、まだ言葉のしゃべれない赤ちゃんのいるご家庭におすすめの一冊。親子で一緒に歌える、読み聞かせもできるCD付きの英語絵本です。
「Twinkle Twinkle little Star(きらきら星)」や「Incy Wincy Spider(ちっちゃなクモさん)」など定番の英語歌14曲が入っていて、その歌詞がかわいい挿絵とともに絵本になっています。一緒に歌って、読んで、CDをかけ流して楽しみましょう。
赤ちゃんや文字導入前のお子さんなら、お母さんがCDを聞いているだけでもアルファベットや単語を学ぶ前に必要な音韻意識と音素認識(英単語がどのような音からできているか聞き分け、理解できる能力)が高まります。自然な英語をたくさん聞くこと、自分でも発音してみることで文字導入前に必要な英語の耳を作ることができます。
小学校低学年くらいなら、絵本の単語も学習としてかんたんな単語を読んだり書き写したりできるので、しっかりお勉強したいお子さんにもおすすめです。

入眠儀式の確立にも役立つ、寝かしつけ絵本の超定番
小さい子は入眠儀式(寝る前の行動を決めておき、そのルーティーンを繰り返す)があると、スムーズにいくそうです。毎日の入眠儀式や子どもの寝かしつけに困っている方におすすめなのが、この『Goodnight Moon』。
絵本のなかでお月さまや部屋の家具などに「お休みなさい」と繰り返す内容です。単調な繰り返しで基本英文を覚えられますし、名詞部分を変えて基本構文を繰り返すことで、自然に英文法の構造も学べます。
また、オリジナルの文章を作って英語を学ぶことも可能です。単語など暗記してほしいことは寝る直前にインプットするのが最適。絵本読み聞かせでスムーズに英語を学べます。

親子二世代で『はらぺこあおむし』を英語で読もう
親御さんのなかにも『はらぺこあおむし』を子どものころに読んだ、という方は多いのではないでしょうか。親が親しみを持っている絵本は、子どもにも安心感を与えられるためおすすめです。
読み聞かせをしてくれている親が楽しんでいること、よろこんでいることがわかると、子どもも楽しくうれしいと感じます。子どもは同じ本を何度も繰り返し読んでほしがり、そして繰り返しこそが定着への近道といえます。そのため、親自身が繰り返し楽しく読める本がいいでしょう。
「チョコレートケーキ」「アイスクリーム」「すいか」など子どもが好きな食べものの名前がたくさん登場することも日常生活に直結しているという点でいいですね。文章もシンプルな繰り返しが多いので英語学習にも最適。そして、日本語でも有名な本なので、ぜひ日本語絵本も読んでバイリンガル読書を楽しんでください!

英語圏の子どもならきっと知っているABC本
短い文章でABCを学べる、英語をはじめて学ぶ子どもへの読み聞かせにおすすめの絵本です。
またDr. Seuss(ドクター・スース)の文章は英語独特の英語のリズムを楽しく学べるので、英語圏の幼稚園などではクラスで暗唱させるほど。Dr. Seuss(ドクター・スース)は英語圏において、『はらぺこあおむし』のEric Carle(エリックカール)と並ぶほどの有名な絵本作家でもあるので、日常会話や映画などでも一般教養として知られています。
日本で育った子どもが「ドラえもん」を知っているような感じでしょうか。文化的知識としてぜひ読んでおきたい1冊です。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 洋書の絵本の売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでの洋書の絵本の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
洋書の絵本を選び方 子供の年齢、英語への慣れ、ストーリー性、音声付きがポイント
ROOTS&WINGS英語教室代表・仲原かおるさんに、洋書の絵本を選ぶときのポイントを教えてもらいました。親子で楽しく英語に親しんだり、自分の復習のために使ったりと目的に合わせた洋書の絵本選びに役立てましょう。
子供の年齢や英語への慣れに合わせて選ぶ
子供の年齢と英語の理解度にあった絵本を選ぶのが基本です。レベルのあっていない絵本だと子供が興味を持ってくれませんので、子供の興味をひけるイラストの分量や英語の単語・センテンスの分量を確認するようにしましょう。
小さい子供や初めてなら1ページ1単語からスタート
ROOTS&WINGS 英語教室代表
子ども向けの絵本はたいてい単純な文章の繰り返しでできているので、難解な絵本を選ぶほうが難しいと思います。ですが、やはり最初は非常にかんたんな本からはじめましょう。初心者は1ページに1単語。慣れてきたら1ページに1行程度の絵本を選ぶようにします。
英語に慣れてきたらストーリーも楽しめるものを 1ページに2~4行程度を目安に
ROOTS&WINGS 英語教室代表
英語に慣れてきたら最終的には2〜4行くらいまでを目指しましょう。5行以上になってくると文字も多くなってきて、絵本というよりも挿絵つきのチャプターブック形式になってくる傾向があります。
話し言葉はその言葉の環境にいれば自然に習得されますが、読み書き識字としての言語は記号学習と同じ。超初心者は大量の記号の羅列を突きつけられたら苦手意識のほうが先に出てしまいます。レベルに合った本を選びましょう。
日本語でもリリースされている有名な絵本 書店のベストセラーや親が知っているものも
ROOTS&WINGS 英語教室代表
『はらぺこあおむし』など日本語でも翻訳されている絵本や、親御さんが子どものころに読んだことがあるもの、『みにくいアヒルの子』など教養としてすでに知っている内容の絵本を、別言語や英語などの習得目標言語でも読んでみましょう。大筋の内容を知っていること、絵もヒントになることから、子どもも違和感なく取り組めます。
「トーマス」などすでに関連おもちゃを子どもが持っていたり、親しみのある内容だったりするとさらによろこんでくれるでしょう。親御さんが子どものころ大好きだった思い出の絵本などでもいいですね。
子どもの体験、日常生活に直結した内容の絵本を選ぶ
ROOTS&WINGS 英語教室代表
英語が分からなくても絵から内容が分かる
英語初心者の子どもが、宇宙の成り立ちなどの抽象的な内容を英語で読んでも、理解するのはたいへんです。夏なら、海水浴に関する絵本、12月ならクリスマスに関する絵本、リンゴが好きならリンゴの絵本というように、子どもの日常や身の回りで実際に起こっていることに直結している絵本を選びましょう。
さらに、実体験と結びついている内容であれば、言葉がまだわからなくても、絵を見てなんとなく内容を理解できます。たとえば、子どもの乳歯が抜けたなら、乳歯が抜ける内容の絵本を。最近動物園に行ったなら動物園の絵本を選ぶことで、2次元の絵本の世界から子ども自身の3次元の世界での体験に近づけられるため、内容理解も深まります。
子どもの趣味や興味に合った内容を選ぶ
ROOTS&WINGS 英語教室代表
子どもの好きなしかけやキャラクターのものも
好きこそものの上手なれという言葉にもある通り、好きなことなら「もっと知りたい!」という学習意欲も知識欲もわいてくるものです。動物が大好きな子どもなら、犬の絵本。お菓子が大好きな子どもならケーキの絵本。乗り物が好きなら、トーマスの絵本、お姫さまが好きならキラキラのプリンセスが登場する絵本……というように興味のある内容で学べるといいですね。
あなたのお子さんはどんな趣味嗜好なのか? 世界でいちばん我が子の心に寄り添い、愛している親御さんだからこそ選んであげられる、「眺めているだけで幸せ―!」という気分になれるお気に入りの絵本を見つけましょう。
しかけ絵本なら楽しく学べる
しかけ絵本ならイラストなどの絵柄だけでなく立体的な動きも入ってくるので、英語に慣れていない子供でも興味を持ってみてくれるでしょう。読み聞かせでも子供が自分で開いても、親子で一緒に楽しめますよ。
音声つきの絵本を選ぶ CD付きや歌える絵本まで
ROOTS&WINGS 英語教室代表
ネイティブの音韻が学べるCD付も
親御さんが読み聞かせをしてあげられるなら別ですが、できればネイティブ読み聞かせ用の音声がついている絵本を選ぶことをおすすめします。子どもがまだ英語を読めない時期であっても、CDを聞けば自然に英語のリズムを覚えることができるでしょう。
まだ文字導入が完了していない英語超初心者の子どもの場合、英語歌を歌って、その後の単語力やスペリング力アップの基礎となる音韻(おんいん)意識(※)をつけましょう。
※発音を意味や文字に結び付けること。「フォネミックアウェアネス」という。
洋書や絵本に関連する記事のご紹介
洋書絵本やCDを英語の基礎作りに取り入れよう!
洋書の絵本を選ぶ際には、発音や聞き取りなども学習させたいと考えている方はとくに、最初のころはできる限りCDなどのネイティブ読み聞かせ音源つきのものを選びましょう。
洋書の絵本を見ながら読み聞かせCDを親子一緒に数回聞いたあと、子どもがその絵本の関連おもちゃ(トーマス電車など)で遊んでいるときにそのCDをかけるだけで、復習効果があります。同じ絵本を何度も読みたがったり、ずっと同じCDを聞きたがったりする子どもにうんざりする親御さんもいますが、日本語および英語ともに言語習得中の場合は、繰り返し学習が非常に有効かつ効果的といえます。
ここでひとつ注意点があります! 教育熱心な方がやりがちなのですが、子どもの睡眠中など、24時間読み聞かせCDをかけっぱなしにしないでください。脳には静かな時間も必要です。
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米国大学を卒業後国内外のTV番組ディレクターとして活動。 通訳翻訳者として活動する傍ら英語本を使った3ステップレッスンを考案提唱し英語教材の開発や提供。 企業などでのワークショップを行うと共に、教室・通信どちらでも学べる英語教室を主宰。 社会人の学び直しや日本在住・両親ともに日本人・日本の学校に通う普通の子供でも小学生の内に英検2級や中学生で準一級を目指す。 米国小学校でも副教材として使われている教材を採用。 フォニックス・ゲームなど超初心者向けから、英検準一級レベルまで、レベル別に対応した内容。 進度自由、出来る子はどんどん進み、ゆっくり学びたい子はじっくり自分のペースで学びながら、読み・書き・聞く・話すの四技能を効率よく伸ばせる指導を行っている。