お茶専用の保存容器「茶筒」とは? 茶葉に最適な「湿度」「温度」を保つことができる!
香りのよいお茶は気持ちをほっと和ませてくれるもの。しかし、保存方法を間違えるとお茶の繊細な香りが失われ、おいしさが半減してしまいます。香りのよいお茶を楽しみたいのなら、保存方法にも気を配ることが大切です。
茶筒は、茶葉に最適な「湿度」「温度」を保つことができるお茶専用の保存容器。いわゆるお茶の缶です。茶筒で保管をすることで、お茶の風味が失われにくくなるメリットがあります。
安いものだと身近な無印良品やニトリのほか、ダイソーやセリアなど100均でも購入可能ですが、通販なら高品質でおしゃれな商品がさらに揃っています!
茶筒の選び方 銅製、木製、ステンレスの違いも紹介!
ここからは茶筒の選び方を詳しく解説するので、商品選びの参考にしてください。ポイントは下記。
【1】密閉性
【2】サイズ、容量
【3】素材
【4】茶葉の種類に応じて茶筒は使い分けを
【5】茶筒口の大きさ
これらをおさえて、自分が使いやすい茶筒を見つけましょう。一つずつ解説していきます。
【1】密閉性の高いものを選ぶ
茶筒は蓋が大きく茶葉がすくいやすいものが使いやすいですが、密閉性が損なわれていないか確認することが非常に大切です。茶葉に酸化は禁物。密閉性が高ければ外気をしっかりと遮断し、茶葉の鮮度を保ってくれますよ。
高級な銅の茶筒のなかには、金槌(かなづち)を使って金属を伸ばし、立体形状を作る「打ち出し」という技法で作られた茶筒があり、茶筒内を適度な湿度で密閉するのにすぐれています。打ち出し以外のものでも、中蓋がある二重構造になっている、蓋との間にゴムのパッキンがついているものなど、それぞれに密閉の工夫があるので購入する前に確認してください。
【2】茶筒のサイズ、容量で選ぶ
茶筒を選ぶ際は、サイズや容量も確認しましょう。50g用、100g用、200g用、300g用など、茶筒は商品により容量もさまざまです。
お茶をおいしく保つには、なるべく空気に触れさせず酸化させないことが大切ですが、蓋を開け閉めする度に空気に触れ、だんだんと劣化していってしまいます。そのため、茶葉を大量に保管するのは避けましょう。
ふだん購入する茶葉の量に合わせて選ぶか、1カ月ほどで飲み終える量を基準に選ぶのがおすすめです。
【3】茶筒の素材で選ぶ
茶筒は、銅やステンレスなど金属でできたもののほか、木製のもの、陶器や磁器などさまざまな素材があります。なかでも代表的なのは「金属製」と「木製」。それぞれの特徴を押さえておきましょう。
ブリキ製|茶筒に広く採用される、コスパの高い素材
鉄が酸化しないようにスズでメッキした鉄板が、ブリキです。リーズナブルかつ湿気や酸化に強く密閉性が高いため、多くの茶筒に用いられている素材になります。
そんな一方、耐久性は低く、さびやすいので湿度の高い場所や水まわりでの保管・使用は避けるようにしましょう。
銅製|密閉性が高く高品質
銅や真鍮(しんちゅう)の茶筒は、長く最高の品とされてきた高級品です。上品な光沢とシンプルなデザインは、おしゃれでどんなキッチンにもなじみます。
なかでも銅製はとくに人気が高く、多少価格が張るものの使い勝手や密閉性にすぐれているのがポイント。長く使うほどに色味が変化していき味が出るのも魅力です。
ただし、サビやすく扱いには注意が必要。濡れた手でさわらない、乾いた布で拭くなど、管理に気をつけましょう。万が一銅の緑青(ろくしょう・酸化によって起こる青緑色のサビ)が出ても危険なものではありませんし、お手入れによって再びきれいにできます。
木製|木目が美しくおしゃれ
木製茶筒は、木や桜の樹皮など自然の素材が使われており、長く楽しめる工芸品としての魅力もあります。有名な店や職人さんが手掛けた茶筒は、高級感もあり贈り物にも喜ばれるでしょう。
ひと口に木製といっても、和風なデザインから洋風モダンなデザインまで幅広く揃っているので、キッチンインテリアに合わせて選びやすいのも魅力です。
ステンレス製|耐水性がありお手入れしやすい
金属製茶筒のなかでも、ステンレスは耐水性があり丈夫です。お手入れしやすいため、茶葉だけでなくコーヒー豆などほかの食品を保管するのにも使えます。
【4】茶葉の種類に応じて茶筒は使い分けを
日本茶に限らずいろいろな種類のお茶を飲むという方は、茶筒をいくつかそろえましょう。たとえば、日本茶用、中国茶用、フレーバーティー用、紅茶用など、香りが混ざらないように分けて使うことをおすすめします。
【5】茶筒口の大きさをチェック
適切な茶葉の量を使うことが、おいしいお茶を淹れることに直結します。そのため、茶筒から茶葉を取り出しやすいよう、口が大きいものをおすすめします。目分量で入れないように注意しましょう。
また、茶筒の口が大きいと、茶葉が大きめな台湾茶、ほうじ茶、茎茶なども保管しやすくなります。茶葉袋から茶筒に移す際にもこぼしにくく重宝するはずですよ。
茶筒おすすめ18選 素材別に紹介
ここからは、茶筒のおすすめを素材別に紹介していきます。機能性や愛着が湧く見た目のアイテムを選んでみてくださいね。
▼コスパに優れる「ブリキ製」
▼一生モノが欲しいなら「銅製」
▼温かみのある「木製」
▼さびにくく耐久性の高い「ステンレス製」
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▼ブリキ製
まず、多くの茶筒に採用されているブリキ製を紹介します。リーズナブルでありながら、茶筒に求められる密閉性や遮光性を備えており、コストパフォーマンスに優れていますよ。
シンプルなデザインと豊富なサイズ展開が魅力
スチールの素材を活かしたシンプルな茶筒で、どんなキッチンインテリアにもなじむのが魅力! 遮光性のある中蓋付きで、光を通さず、においが移りにくいのでお茶の保存にピッタリです。
長型、平型など形状やサイズ展開が豊富で、茶葉の量や用途に合わせてぴったりのサイズを選べます。茶葉のほか、コーヒー豆やショートパスタなどさまざまな食品の保管にも便利に使えますよ。
素材 | スチール |
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サイズ | 直径89×高さ108mm |
容量 | - |
素材 | スチール |
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サイズ | 直径89×高さ108mm |
容量 | - |
職人が手掛けたシンプルで美しい茶筒
創業から100年以上茶筒を作り続けている会社「江東堂」の茶筒です。遮光性・遮臭性・遮湿性に優れているため、茶葉はもちろんコーヒーやパスタの保存にも便利です。
シンプルなデザインのなかにも機能性を詰め込んだ使い勝手のいい日本製茶筒です。
素材 | 本体:ブリキ、内蓋:スチール |
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サイズ | 直径83×高さ94mm |
容量 | 150g |
素材 | 本体:ブリキ、内蓋:スチール |
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サイズ | 直径83×高さ94mm |
容量 | 150g |
北欧柄でキッチンに馴染むかわいい茶筒
鳥や花や草木など日本古来のモチーフをデザインしたかわいい茶筒です。やわらかい色使いでナチュラルなキッチンテイストに馴染むデザインです。
日本茶だけでなく、紅茶やコーヒー豆、お菓子入れなどにも最適です。
素材 | 本体/ブリキ、和紙、内蓋/プラスチック |
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サイズ | 直径約75mm×高さ約120mm |
容量 | ‐ |
素材 | 本体/ブリキ、和紙、内蓋/プラスチック |
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サイズ | 直径約75mm×高さ約120mm |
容量 | ‐ |
気密性の高いブリキ缶
光沢のあるブラックでオリジナルのロゴをプリントしたスタイリッシュな茶筒。中蓋にブリキを使用しているので、密封性があり、茶葉を湿気から守ってくれます。テーブルにおいてもオシャレなデザインで、何が入っているのか誰もが一目瞭然です。
緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶など、お好みの茶葉を入れて楽しんでくださいね。
素材 | ブリキ |
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サイズ | 直径約7.5×高さ約15.5cm |
容量 | 200g |
素材 | ブリキ |
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サイズ | 直径約7.5×高さ約15.5cm |
容量 | 200g |
内蓋付きでしっかり密封
シンプルイズベストなスチール製の茶筒。プチプライスながら、中には内蓋がついているので気密性もちゃんと担保され、茶葉が湿気るのを防いでくれます。
ミントカラーに施された黄色と白い花が印象的。華やかな小さめの茶筒をお探しの方はぜひチェックしてみてください。
素材 | ブリキ |
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サイズ | 8x8cm |
容量 | 50g |
素材 | ブリキ |
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サイズ | 8x8cm |
容量 | 50g |
ゴムパッキン付きで密閉性ばっちり!
ゴムのパッキンが付いており、十分な密閉性絵を備えた茶筒です。高さが15cmで容量が大きいので、毎日お茶を淹れて飲んでいる方におすすめの商品。
1000円以内という低価格も魅力のひとつ。手始めに茶筒を導入してみたいという方にもおすすめのアイテムですよ。
素材 | スチール |
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サイズ | 幅7.2×奥行7.2×高さ15cm |
容量 | -- |
素材 | スチール |
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サイズ | 幅7.2×奥行7.2×高さ15cm |
容量 | -- |
桜の柄がおしゃれな和モダン茶筒
藍色のシンプルな色調と合わせて和モダンのテイストを感じさせてくれる茶筒。よくみると小さな桜の花が描かれています。
本商品はブリキ缶を友禅和紙でぴったりとおおったもの。錆びにくいという特徴を備えており、さらに紙の手触りは使うたびに温かみを感じさせてくれます。
素材 | ブリキ(すずメッキ)、友禅和紙 |
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サイズ | 直径80×高さ140mm |
容量 | 150ml |
素材 | ブリキ(すずメッキ)、友禅和紙 |
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サイズ | 直径80×高さ140mm |
容量 | 150ml |
▼銅製
長く使える高級品、一生モノをお探しの方おすすめの銅製茶筒を紹介します。
昔ながらの銅の風合いが美しい茶筒
金属加工の産地、新潟県燕市で職人によりひとつひとつ丁寧につくられた茶筒です。表面は長年使いこまれたかのようなつや消し加工、さらに鎚目(表面をハンマーで叩くことでできる模様)がデザインとして残されているデザインがポイント。
使い勝手がよく、シンプルなのでどんなキッチンにも馴染みがいいでしょう。
素材 | 純銅 |
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サイズ | 直径76x高さ115mm |
容量 | 140g |
素材 | 純銅 |
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サイズ | 直径76x高さ115mm |
容量 | 140g |
内面を錫メッキ加工し、茶葉の劣化を防ぐ
継ぎ目のない純銅茶筒と茶さじのセット。茶筒の内側には錫メッキ加工が施されており、錫特有の銀白色の美しい色調で耐食性が優れています。また、毒性が無いので食器等の表面処理にも適しています。外装は高級感漂う槌目とブロンズ仕上げで、大切な人へのプレゼントにもふさわしい様相です。
ものづくりのまち、新潟県燕三条市で作られた茶筒。落ち着きがあり、シンプルかつ大人な茶筒が欲しい方にぴったりですよ。
素材 | 銅、錫 |
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サイズ | 直径7.5cm × 高さ10.5cm |
容量 | 110g |
素材 | 銅、錫 |
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サイズ | 直径7.5cm × 高さ10.5cm |
容量 | 110g |
ギフトにもおすすめの小さい茶筒
文明開化とともに歴史を刻んできた、開化堂。イギリスのブリキ缶の技術から、丸鑵(まるかん・丸い金属製の容器)という新しい茶筒づくりをはじめた老舗です。あまりに有名なので、お茶好きの方はご存じの方も多いのではないでしょうか?
打ち出しとは製法が異なるので、ぐるりと丸めた金属を留めた跡があります。留め具の位置を合わせて蓋をそっとのせると、ゆっくりと蓋の重みで閉じていくその密閉感は素晴らしく、世界中のお茶好きの方を魅了しています。
銅のほかには、真鍮やブリキのもの、デザインがほどこされたものもあり、贈り物にも人気の茶筒です。
素材 | 銅 |
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サイズ | 直径78×高さ81mm |
容量 | 120g |
素材 | 銅 |
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サイズ | 直径78×高さ81mm |
容量 | 120g |
職人技が光る! 打ち出しで作られた茶筒
継ぎのない打ち出しの技術を用いた銅製の茶筒です。大中小と3つのサイズがあり、お茶の香りを大切にする本格派のための茶筒です。
なかは錫(すず)メッキ。職人さんの技が光る最高の一品ですが、お値段は良心的。大切に扱うことで長く使える茶筒です。
身と蓋がきれいに合わさるように作られた打ち出しは、とても繊細です。落としたりぶつけたりして歪んでしまうと密閉しなくなってしまうので、ていねいに取り扱いましょう。
素材 | 銅、錫、真鍮 |
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サイズ | 直径90×高さ115mm |
容量 | - |
素材 | 銅、錫、真鍮 |
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サイズ | 直径90×高さ115mm |
容量 | - |
グラデーションが美しい銅製の茶筒
新潟県燕市は、銅器を作る古い歴史を持つ街。そのなかでも新光金属は、茶筒だけでなく銅製の調理器具を数多く手がける老舗(しにせ)です。
こちらの茶筒は、オリジナルの赤銅仕上げによるグラデーションがポイント。銅製品はサビやすいですが、ていねいに扱うことで、年月とともにあらわれる風合いもまたいいものです。
打ち出し技術によって生み出されるちょうどいい密閉度はもちろん、デザインにもこだわりたい方におすすめ。
素材 | 純銅 |
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サイズ | 直径80×高さ95mm |
容量 | 150g |
素材 | 純銅 |
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サイズ | 直径80×高さ95mm |
容量 | 150g |
▼木製
続いて、おしゃれでキッチンに馴染みやすい木製茶筒のおすすめを紹介します。あたたかみのある風合いが好きな方はぜひチェックしてみてください。
明治9年始業と長い歴史を誇る老舗が作る木製茶筒。その品質の高さはさることながら、ワンポイントの桜の花のモチーフもおしゃれです。木製でかわいい茶筒を探している人にもぴったりでしょう。
このほかにもデザインやサイズのバリエーションが豊富なので、きっとお気に入りを見つけられます。
素材 | 桜皮 |
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サイズ | 直径83×高さ120mm |
容量 | 150g |
素材 | 桜皮 |
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サイズ | 直径83×高さ120mm |
容量 | 150g |
4種類の木材を組み合わせたモダンな茶筒
こちらも、秋田県角館で高品質な樺細工を作り続ける老舗です。桜皮だけでなく、くるみ、かえで、さくらの4種類を組み合わせた、インテリアとしても秀逸で斬新なデザイン。本体の作りはすべて樺細工で仕上げているので、上質で長く愛用できる逸品です。
4種類の木の組み合わせ順がちがうものや、樺細工の本体の上にそれぞれ1種類の木で仕上げてあるものなど、いろいろなバリエーションがあり、デザインにこだわる方におすすめです。
素材 | くるみ、かえで、桜皮の無地皮、さくら |
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サイズ | 直径82×高さ122mm |
容量 | 150g |
素材 | くるみ、かえで、桜皮の無地皮、さくら |
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サイズ | 直径82×高さ122mm |
容量 | 150g |
丈夫でインテリア性の高い茶筒
「ソジ」という名の通り、素地の風合いを引き出した茶筒です。千筋(せんすじ)といわれる美しいストライプの筋は、山中塗独自の技術を使いひとつひとつ轆轤挽き(ろくろびき)で作られたもの。
木材の扱いを知り尽くした、木地屋さんの逸品は丈夫という安心感もあります。木材の特徴を活かしたとてもおしゃれな一品。インテリアとしてもおすすめです。
素材 | ミズメ、ウレタン塗装 |
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サイズ | 直径78×高さ110mm |
容量 | 100g |
素材 | ミズメ、ウレタン塗装 |
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サイズ | 直径78×高さ110mm |
容量 | 100g |
▼ステンレス製
最後に、すっきりシンプルなものからおしゃれなデザインまで、種類豊富なステンレス製を紹介します。密封性や遮光性、耐湿性に優れており、保管場所を問いませんよ。
KINTOのおしゃれで可愛い茶筒
KINTOといえば、シンプルなライフスタイルに溶け込むスタイリッシュなデザインで人気のブランドです。
さまざまなキッチンツールが揃いますが、茶筒も販売されており、シンプルながらも美しいデザインでキッチンをおしゃれにしてくれます。プレゼントとしても喜ばれるでしょう。
素材 | ステンレス製 |
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サイズ | 直径90×高さ65mm |
容量 | 250ml |
素材 | ステンレス製 |
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サイズ | 直径90×高さ65mm |
容量 | 250ml |
無駄のないシンプルなデザイン
ステンレス製でできたピカピカの茶筒。耐久性にすぐれ、普段使いにぴったりです。湿気の侵入を防ぐ内蓋付きで、茶葉を美味しく保ってくれます。コーヒー豆の保管にも使え、遮光性の高いステンレス製品は紫外線による豆の劣化を防いでくれます。
丈夫で長持ち、密閉性が高いお茶缶です。
素材 | 18-8ステンレス |
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サイズ | φ75×H150mm |
容量 | 220g |
素材 | 18-8ステンレス |
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サイズ | φ75×H150mm |
容量 | 220g |
▼プラスチック製
最後にお手頃価格で手に入るプラスチック製の茶筒をご紹介します。
かわいらしいうさぎが描かれた手ごろな茶筒
お月さまとうさぎの組み合わせは、日本の伝統的な図案ですね。本商品はABS樹脂製ですが、漆器風の色合いが和風のテイストを高めてくれます。
上ふたの内側には、本体としっかり密着するポリエチレンの内ふたが一体化されているので、密封性も安心。黒と赤のカラーバリエーションがあります。
素材 | ABS樹脂 |
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サイズ | 幅180×奥行180×高さ100mm |
容量 | 約300ml |
素材 | ABS樹脂 |
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サイズ | 幅180×奥行180×高さ100mm |
容量 | 約300ml |
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトの最新人気ランキング 茶筒の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での茶筒の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
茶筒の使い方・茶葉の保存方法に関するQ&A 疑問はココで解決!
いくら品質のよい茶筒を購入しても、使い方を誤れば茶葉を良質な状態で保つことはできません。ここでは茶葉の保存方法に関する疑問をQ&Aで回答します。
理想的な茶筒の保存場所とは?

茶葉は、日光の当たらない涼しい場所で常温保存が最適です。食器棚など、年間を通してできるだけ温度変化の少ない場所を選びましょう。
また食器棚のなかでにおいの強いものを一緒に保管すると、におい移りをしてしまう危険があります。そのような場合は保管場所を分けるようにしましょう。
茶筒を洗うのはOK? 正しいお手入れ方法は?

茶筒は基本的にどんな素材でも洗わないようにしましょう。理由としては、水洗いをしてしまうと茶筒のなかに水気が残り、錆びてしまったり、茶葉をしけらせてしまい保存が悪くなります。
茶葉を使い切ったあとの茶筒は、乾いた布で茶葉をふき取るだけにしましょう。
茶葉は冷蔵庫で保存してもいいの?

結論からいえば、NGです。お茶は常温での保存が最適ですので、冷蔵庫での保存は極力避けましょう。茶葉はさまざまな匂いを吸着する性質を持っており、冷蔵庫に入っている食品のにおいが移ってしまうためです。
ただし、開封前の茶葉なら冷蔵庫、冷凍庫で保存することは可能です。取り出す際は、茶葉の結露や湿気の吸収を避けるためにも、常温に戻してから開封・使用してください。
茶筒がないときの代用品や茶葉の保存方法は?

お茶の保存で一番大切なのは、密封性のある容器で保存することです。茶筒でなくとも、密封性の高い容器がないか探してみましょう。
どうしても密閉容器がない場合は、購入したままの袋で内部から空気を押し出し、クリップなどで口を止めるという非常手段もあります。
伝統工芸としての茶筒づくり 長く楽しめる工芸品
茶筒にはさまざまな材料が使われます。それぞれの土地で手に入りやすい材料を使っているのです。制作の技法も、それぞれ特色があります。たまたま初代が習った技法だった、という何気ないことがきっかけであることもめずらしくありません。
先人が少しずつ工夫をこらして、より使いやすく、より便利にと進化を続けてきた実用品が、年月をかけて伝統工芸品と呼ばれるものになります。よい素材と職人の素晴らしい技術の出会いを味わうことは、伝統工芸品の楽しみ方のひとつです。
もうひとつ、伝統工芸品の楽しみ方の王道ともいえるのが、経年変化です。桜の樹皮など自然の素材を使った茶筒や、ブリキや銅、真鍮(しんちゅう)でできた茶筒は、10年、15年と経つうちに、色合いや風合いが変化していきます。お茶を入れる際に人の手が触れることで味が出てくるのです。
お手入れをかかさず、自分だけの茶筒へと変化する様子を見守ることもまた、茶筒を使う楽しみです。
茶葉や急須など、お茶に関する記事はこちら 関連記事
伝統工芸技術で作られた茶筒を長く使い育てよう! 家庭料理家からのメッセージ
機能、デザイン、材質にこだわりを
茶筒は、煎茶とともに私たちの毎日の食卓の道具としてあたりまえのようになじんできました。長く愛用されてきた暮らしの道具というのは、たくさんの伝統工芸技術とともに発展してきたことをあらためて感じます。
ていねいに作られた茶筒は、使うほどに使い手になじみ、手入れをすることで長く世代を超えて使い続けることができます。密閉性などの機能、デザイン、材質など、使いやすさや使う環境などをよく見極めて選びましょう。どうぞ自分だけの逸品を見つけて、大切に使い育ててください。
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