おすすめ商品の比較一覧表
発泡スチロールカッターの選び方
それでは、発泡スチロールカッターの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】発泡スチロールカッターのタイプから選ぶ
【2】発熱方式で選ぶ
【3】使用頻度と価格とのバランスをみて
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】発泡スチロールカッターのタイプから選ぶ
発泡スチロールカッターは形や切断方式によってタイプがわかれます。それぞれの用途と特徴をみていきましょう。
▼ペンタイプ
「ペンタイプ」はペンのようにして持って使うカッター。ペンの先についているピンが発熱をし、発泡スチロールを溶かしながらカットしていくものです。ペンタイプなので、たとえば、発泡スチロールに絵を描いたりすることが可能。発泡スチロールを使った造形にも適しています。
最近では、発泡スチロールにレンガ柄を掘り、ペイントして壁に貼りつけることで、壁紙では表現できない立体感を出すことができ、とてもリアルなレンガを楽しむことができます。そんな造形をしたい方にもおすすめなのがこのペンタイプです。
▼アーチ型タイプ
100円ショップなどでも最近は手に入れることが可能な「アーチ型」。コの字形にワイヤー(ニクロム線)が張ってあり、そのワイヤーが発熱することにより、発泡スチロールをカットすることができます。
アーチ型タイプはコの字の幅以内の厚さの発泡スチロールがカット可能です。発泡スチロールをアルファベットに切り抜いたりしたりするのにも便利ですし、カットするだけでなく、形作りしながらのカットに最適でしょう。
▼卓上タイプ
刃物側でなく、発泡スチロールの方を動かして切断、加工をするのが据え置きで使う卓上タイプです。細かい作業や安定した切り出しをおこなえるのが特徴です。本格的で正確な作業ができる反面、価格的には高価なものが多くなります。
▼ノコギリタイプ・刃物タイプ
ノコギリタイプの発泡スチロールカッターは、造形するというよりは、大きな発泡スチロールをこまかく裁断したいというときに向いています。細かい作業というよりはザクザクと裁断するイメージ。小さめの刃物タイプはカッターのように使い、直線切りで威力を発揮します。
ノコギリタイプの場合は、発熱をしないで切るため、どうしても切断面がガサガサになり、クズが出てしまうところがデメリットになります。ほかのタイプは発熱で溶かしながらの切断なので、クズなどは出にくいです。
【2】発熱方式で選ぶ
一般的に主流である発泡スチロールカッターの発熱タイプには、電源式(コンセントでの電気供給)と、電池式があります。
電源式なら、電源さえあればどこでも使用できますし、電池切れの心配もありません。電池式なら、屋外での作業など、どこでも使用することができますが電池交換の必要があります。
電源式と電池式では、電源式のほうが比較的サイズが大きくパワーも強力。電池式は電源式に比べ、電気容量が少なくなります。大きい発泡スチロール、厚みのある発泡スチロールのカットが必要であれば、電源式をおすすめします。
【3】使用頻度と価格とのバランスをみて
発泡スチロールカッターには、セリアやダイソーなど100円ショップで買えるような安価なものから、高度で繊細なカットが可能な、高価な卓上のものまで存在します。使用頻度が少なく、カットするだけなら、高価なものは必要ありません。
逆に、精密なカットが必要であれば、高価な卓上の発泡スチロールカッターが必要になります。ご自身の使用頻度や、制作する場合の必要な精密度や、価格のバランスを見て購入するとよいでしょう。
発泡スチロールカッターおすすめ7選
上記で紹介した発泡スチロールカッターの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品をご紹介します。



通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 発泡スチロールカッターの売れ筋をチェック
Amazonでの発泡スチロールカッターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
発砲スチロールカッターに関するQ&A よくある質問
プラスチックの切断に発砲スチロールカッターで代用は可能?

ダイソーやセリアなどで100円ショップで購入できるもので、先端がニクロム線のものならば、カッターの代用が可能です。とくに、プラモデルなどのプラスチックを切断するのに効果的です。
作業中の煙は吸わないほうがよい?

できるだけ吸わないほうがよいです。じゅうぶんに換気をし、煙がたくさん出る場合はマスクをしながら作業するようにしましょう。
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最後に|エキスパートのアドバイス
空間デザイン・DIYクリエイター
対応できる厚みも確認しましょう
発泡スチロールカッターは、処分のためなのか、作品作りのためなのか目的によって選びましょう。作品作りなどで断面の仕上がりがきれいなほうがよい場合はニクロムでの発熱タイプをおすすめします。
そして発泡スチロールの厚みにも着目しましょう。発泡スチロールカッターはカットできる厚みがそれぞれ違います。カットしたい厚みに対応できるかを確認してから購入するようにしましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。 予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。 幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。