「9~11カ月向けベビーフード」のおすすめ商品の比較一覧表
「9~11カ月向けベビーフード」の選び方 食育スペシャリストに取材
食育スペシャリストのとけいじ千絵さんに、9~11カ月向けベビーフードを選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。
使うシーン・目的に合わせて選ぶ
フードアナリスト/食育スペシャリスト
1日3回食になると食事の準備がたいへんになって、疲れてしまう方も多いのではないでしょうか。そんなときこそベビーフードを使ってみてください。
外出のときは、持ち運びに便利な軽量のパウチタイプやフタができる瓶タイプを。
お湯でかんたんに戻せるフリーズドライのベビーフードは、ソースのように使うこともできます。また、おかゆだけベビーフードにするなど工夫をしてみてもいいですね。
数あるベビーフードのなかから、シーンや目的に合わせてベビーフードのタイプを選んでみてください。
栄養素や鉄分をチェック
フードアナリスト/食育スペシャリスト
赤ちゃんの食事を1日3回食に進めていく時期が9カ月・10カ月・11カ月ごろです。
成長に必要な栄養素がきちんととれるように、ベビーフードを選ぶときは栄養バランスを意識するようにしましょう。
9カ月以降は、お母さんのお腹のなかでもらっていた鉄(貯蔵鉄)が減ってくる時期でもあります。
そのため、鉄分を多く含む赤身のお魚やお肉、レバーなどできちんと鉄をとることを意識してくださいね。
成長に合わせて選ぶ
フードアナリスト/食育スペシャリスト
生後9カ月・10カ月・11カ月ごろになると、赤ちゃんは舌を出したり動かしたりするようになります。
こうした仕草が見られたら、食べものを歯ぐきでつぶしたり、前歯でかじり取ったりと、高度なそしゃくができるようになります。
しっかりかめるようになっているのに、いつまでもペースト状ややわらかいベビーフードばかり食べさせていると、いつまでたってもかむ練習ができません。
ベビーフードに記載されている月齢を目安に、かみやすい少し大きめの肉団子や大きく切ったゆで野菜など、赤ちゃんの成長に合わせて取り入れてみましょう。
幅広い食材や旬の野菜が使われているものを選ぼう
フードアナリスト/食育スペシャリスト
生後9カ月・10カ月・11カ月ごろには、多くの野菜や果物が食べられるようになります。
それと同時に、昨日は食べたのに今日は食べないといった食欲のムラ(むら食い)や遊び食べ、食材の好ききらいもはじまる時期です。
そのため、ふだんの食卓で幅広い食材を使った食事を楽しむ経験をさせてあげましょう。
とくにおすすめなのは、彩りと栄養価の高い旬の野菜。旬の野菜を用いたベビーフードのほか、いつものベビーフードに旬の食材を一品加えたアレンジメニューなど、バラエティーに富んだ食事を食べさせてあげられるように心がけましょう。
「9~11カ月向けベビーフード」のおすすめ11選 和光堂・森永など!「まとめ買い」に便利なセットも
上で紹介した9カ月・10カ月・11カ月ごろのベビーフードの選び方のポイントをふまえて、食育スペシャリストのとけいじ千絵さんに選んでもらったおすすめの商品を紹介します。






ベビーフードは量が少ない?足りない?
外出や忙しい時に便利なベビーフードですが、「ウチの子には量が少ない・・・」や「1袋じゃ足りなくて泣かれてしまう!」というママやパパの声も。
赤ちゃんの成長には個人差がありますが、1袋や1瓶で足りない場合はお弁当タイプに変えてみたり、ビッグサイズの商品をあげてみましょう。バナナやパンなどのカンタンに用意できるものも便利です。
また、明らかに栄養が足りてなさそうだなという時にはフォローアップミルクもおすすめです。
「フォローアップミルク」について詳しくはこちら!
フォローアップミルクは、離乳食だけでは補いきれない栄養素が豊富に含まれています。フォローアップミルクの選び方や、いつから必要? 飲ませ方やあげる量は?などの疑問にも、助産師の河井恵美さんへの取材をもとにお答えします。助産師厳選のランキングや通販サイトの最新人気ランキングのリンクもあるので、売れ...
ベビーフードを活用して赤ちゃんとの食事を楽しもう 食育スペシャリストからアドバイス
フードアナリスト/食育スペシャリスト
1日3回食になって食べられる食材が増えてくると、きらいな食材は食べてくれないこともあります。
食べてくれないことで悩んだり、栄養面でプレッシャーを感じたり……。離乳食後期となる9カ月・10カ月・11カ月ごろは、初期とはまた違った悩みがでてくる時期だと思います。
この時期からは食事のマナーを教えるためにも、できるだけ大人と一緒に食事をすることが大切です。
赤ちゃんは、食事をとおして情緒(じょうちょ)をはぐくみます。離乳食作りを負担に感じたときは、ベビーフードをうまく活用して、家族みんなで楽しみながら食事ができるといいですね。
「ベビー飲料」などもチェック!
ベビーフード ウェットタイプのおすすめを紹介しています。
食育スペシャリストのとけいじ千絵さんに、ウェットタイプのベビーフードの選び方とおすすめの商品をうかがいました。
1歳ごろにおすすめのベビーフードを紹介しています。
1歳ごろに適したベビーフードの選び方とおすすめ商品を、フードアナリストで食育スペシャリストでもあるとけいじ千絵さんに伺いました。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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「審食美眼(=食に対する審美眼)を磨き、彩りある食生活を」をモットーに、『審食美眼塾』を主宰する食のスペシャリスト。 専門は、味覚&食育。企業の商品開発、飲食店コンサル業務の傍ら、「味覚」に特化した新しい食育に取り組む。 特に、離乳期・幼児期から味覚を育てることを目的とした「子どもの味覚の育て方」講座は、毎回募集開始すぐに満席という予約のとれない講座として人気を博し、情熱と理論を携えた独自の視点での講座は、多くの父母から支持されている。 現在は、セミナー講師、保育施設給食監修をはじめ、各種メディアで活躍中。企業向けのセミナー・研修、大規模講演も大変好評である。