ベビー飲料とは? いつからOK? 麦茶やジュース、イオン飲料など
ベビー飲料とは赤ちゃんや幼児の水分補給や栄養補給などを目的にした飲み物で、主に以下の3つの種類があります。
◆イオン飲料:水分やミネラル補給のための飲み物
◆果実・野菜飲料:果汁や野菜汁を50%以上配合された飲み物
◆その他:お茶、麦茶、乳飲料など
赤ちゃんの体に負担がかからないように、浸透圧やカフェイン、食品添加物、衛生管理などに配慮されている飲み物です。苦味が抑えられていたり、甘すぎないように調整されていたりします。
参照:日本ベビーフード協議会 ベビー飲料自主規格
ベビー用のジュースや麦茶はいつから与える?
ベビー飲料はパッケージに「ベビー用」「赤ちゃん用」という記載とともに「1カ月から」「5カ月から」などの対象月齢が書かれています。商品表示を確認してみましょう。麦茶は「1カ月から」、イオン飲料は「3カ月から」、果汁・野菜ジュースは「5~6カ月頃から」の商品が多いです。
ただし、離乳食が始まる生後5~6カ月ごろまでは母乳やミルクだけで水分補給や栄養補給は十分です。
ベビー飲料の選び方
食育スペシャリストのとけいじ千絵さんに、赤ちゃんが飲むベビー飲料を選ぶときのポイントを3つ教えていただきました。
飲むシチュエーションに合わせる
赤ちゃんの食事(離乳食)のときは、一緒に与えるのは味の邪魔にならない水やノンカフェインのお茶がおすすめ。
食事の野菜不足を補うためには、野菜ジュースを飲ませるのがよいでしょう。高熱のときの水分補給などには、イオンウォーターのようなものがおすすめです。
ある程度大きくなってきたら、おやつの際に飲料を自分で選ばせる方法もあります。子どもが好きなジュースやスムージー、ゼリータイプのものなど幅広い味や食感のものをあげてみてください。
用途に合わせてパッケージを選ぶ
ベビー飲料には紙パック、粉末タイプ、ペットボトルなどさまざまなパッケージがあります。どれにしようか迷ったら用途を考えて選んでみてください。
大きめのストローのような飲み口がついたスパウトやマグに入れ替えるなら、量がしっかり入ったペットボトルタイプが便利です。
お出かけに持っていくなら、水で希釈できる粉末タイプのものもおすすめ。子どもに自分で飲む楽しさを味わってもらいたいときや、子どものお友達などとも分けたい場合には、個装紙パックやパウチタイプもあります。
同じメーカーでいろいろなタイプのものがでていることもあるので、一度試してみるとよいでしょう。
素材本来の味が楽しめるものを選ぶ
水、ノンカフェインのお茶、野菜、果物など、どの種類にも共通している押さえておきたいポイントは、素材本来の味が楽しめるかどうかです。
果糖ブドウ糖液糖などの甘味料や砂糖がはいっているものはなるべくさけ、できれば香料や着色料もはいっていないものがおすすめです。赤ちゃんの味覚形成を邪魔せず、素材本来の味を楽しむことができます。
対象月齢を確認して選ぼう! 食育スペシャリストのとけいじ千絵さんからアドバイス
月齢にあわせていろいろな味を体験させてあげて!
ベビー飲料をいつから赤ちゃんにあげていいのかわからない、という方も多いと思います。商品によっては、対象月齢や年齢の記載があるものがあるので、そちらを参考に選んでみてくださいね。
今はさまざまな味やタイプのベビー飲料がありますので、シチュエーションに合わせて味やパッケージを楽しみながら、子どものひとり飲みを応援できるといいですね。
ベビー飲料のおすすめ11選 麦茶や野菜ジュース、果汁ジュースなど!
上で紹介したベビー飲料の選び方のポイントをふまえて、食育スペシャリストのとけいじ千絵さんに実際に選んでもらったおすすめ商品をご紹介します。
【1歳頃から】8種類の野菜とフルーツジュレ
「自分で飲みたい」気持ちが大きくなる1歳頃からの野菜とフルーツを使ったジュレです。ストロー付きパウチ容器なので、自分で持って飲むことができます。冷凍もできるから、夏のお出かけのときにも重宝!
野菜汁に果汁がミックスされていて、野菜を嫌がるベビーにも飲みやすくなっていますよ。着色料、香料、保存料、人工甘味料は不使用です。
【7カ月頃から】乳酸菌配合のヨーグルト味
乳酸菌を配合したヨーグルト味のベビー飲料です。カルシウム入り。糖分のとりすぎに配慮して糖質が少なめになっています。1本100mlの飲みきりサイズ。
離乳食をしっかり食べたあとのごほうびタイムや朝食時などにおすすめです。

【3カ月頃から】水分とイオン補給ができる!
赤ちゃんは大人より水分比率が多く、脱水症状を起こしやすいため、水分だけでなくナトリウムやカリウムなどのイオンも補ってあげる必要があります。こちらは、乳幼児専用のイオン飲料。浸透圧もきちんと計算されているので、効率的に水分とイオンを補給させたいときにおすすめ。
【1カ月頃から】苦味が少ないベビー用麦茶
外出時に持ち歩きやすい、軽い紙パック入り&飲みきりサイズ(125ml)のベビー用麦茶。国産の二条大麦を使用しています。ベビー用に苦味を抑えて飲みやすく工夫されているのがポイントです。

【6カ月頃から】酸味が苦手でも飲みやすい!
ふだん食べ物ではあまり口にしない果実の味は、ぜひベビー飲料で楽しませてあげましょう。こちらはりんご、さつまいも、レモンという今までありそうでなかった組み合わせのスムージータイプの飲料です。子どもの苦手な酸味がさつまいもの甘味でおだやかになっています。
有機JAS認証もされている商品で、生後6カ月ごろから口にすることができます。りんごやレモンの酸味が苦手な子どもにおすすめです。
【9カ月頃から】国産野菜と果物を使ったスムージー
栄養が豊富に含まれる旬の季節に収穫した、国産野菜、果物をまるごとすりつぶしたピューレ。ブロッコリーや人参、ほうれん草などにりんごが加えてあり、まろやかな味です。
紙製の円筒形の容器は、赤ちゃんがぎゅっとにぎっても中身が飛び出しにくくなっています。

【6カ月頃から】果汁100%、素材の味を楽しめる
果汁100%なので、素材本来の味を楽しむのにぴったりです。無香料というのも味覚形成の邪魔にならないのがうれしいポイント。
押してもつぶれにくいパッケージ、噛んでもつぶれにくいストローつきなので、お子さんが「ひとりでちゃんと飲めた」と実感できるのが魅力です。酸っぱいという顔をする場合は、水で薄めてあげてもよいので徐々に慣らしてあげましょう。

【1カ月頃から】外出時にうれしい粉末タイプ
まだたくさんの量を飲まない赤ちゃんの場合は、外出時にわざわざお茶のボトルを持っていくと荷物が多くなってしまいますよね。そんなときにはかさばらない粉末タイプが便利。
粉末を溶かすのはお水でもよいですが、赤ちゃんは母乳と同じ人肌程度の温度を好むので、少しあたたかいお湯で溶かしてあげると喜びます。

口当たりすっきり、飲みやすいノンカフェイン飲料
ルイボスティーはお茶の中でも甘味が多く、すっきりと軽い口当たりなので子どもでも飲みやすい味です。このベビー飲料は、赤ちゃん用につくられたものではありませんが、茶葉はノンカフェイン、オーガニックのものを使用しています。
パッケージには子どもが楽しめるかわいらしいイラストが描いてあります。ふだんの食事や水分補給でノンカフェイン飲料を飲ませたい方におすすめです。
【7カ月頃から】「アサヒ十六茶」のベビー用
16素材をブレンドした「アサヒ十六茶」をベビー向けにアレンジした商品。ハトムギ、大麦、玄米、とうもろこしなどのほかに、ベビー用には昆布、しいたけ、まいたけなどが含まれているのが特徴です。
500mlのペットボトルなので、ストローマグやコップに移し替えて飲んだり、ペットボトル用のストローキャプを取り付けて飲ませて。
通販で麦茶を箱買いするならこれ!
国産の六条大麦を100%使用した500mlペットボトル入りの麦茶です。苦味が少なく、薄めずに飲ませてあげられるので、夏のお出かけ時の水分補給などにもピッタリ。
箱買いでお得に購入したい方におすすめです。
「ベビー飲料」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ベビー飲料の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのベビー飲料の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
「ベビーマグ」や「こぼれないコップ」も紹介 【関連記事】
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