赤ちゃんのおやつデビューはいつから?
赤ちゃんがおやつを食べられるようになるのはいつごろでしょうか? 赤ちゃんのおやつデビューは、離乳食がはじまる6カ月ごろから。市販おやつの対象月齢も、「6カ月ごろから」と明記されているものがあります。
母乳やミルクで栄養を摂取していた赤ちゃんは、まだまだ固形物を消化する力がじゅうぶんに発達していません。市販おやつに明記された対象月齢を目安に、赤ちゃんの成長具合に合わせておやつをあげましょう。
また、赤ちゃんにとっての本来の意味でのおやつは、一回の食事で摂りきれなかった栄養の補給です。そのため、市販おやつはちょっとした楽しみとして与えるか、口に食べものを入れることに慣れるための練習としてあげるのがいいでしょう。
0歳向け市販おやつの選び方
0歳児のおやつは、選ぶのも難しいですよね。まずは、安心して食べられる市販のおやつを購入するために、どんな点に気をつけて選ぶといいか解説します。
まずは月齢をチェック
赤ちゃん用のお菓子は、商品の外装にそのお菓子を食べられる月齢の目安が記載されています。歯がどの程度生えはじめているか、塩分量はどうかなど、赤ちゃんの成長を想定して作られています。
ただし、成長にはもちろん個人差があります。まずは月齢を確認し、毎日の離乳食の進み具合をみながら、赤ちゃんの成長に合った商品を選ぶのが大切です。
栄養も摂れるおやつを選ぶ
市販おやつを選ぶときは、できれば栄養もいっしょに摂れるものを選びましょう。とくに鉄分やカルシウムは、母乳や粉ミルクを飲まなくなると不足しがちになるので、おいしいおやつで補えるとうれしいです。
できるだけ添加物やアレルゲンが含まれていないおやつを選ぶ
市販のおやつを購入するときは、着色料や保存料などの添加物、アレルギー27品目をできるだけ含んでいないものを選んで。消化器官が未熟な赤ちゃんは、少量の摂取でアレルギーを起こす心配もあるので、裏面の原材料表示はよくチェックしましょう。
また、アレルギー成分はその商品自体には含まれていなくても同じ製造ラインで作られた商品から混入してしまうケースがあります。とくに、はじめて口にするものは注意が必要。混入のおそれがある場合は外装に必ず書かれているので、確認するクセをつけておくと安心です。
0歳におすすめのおやつ10選 無添加・甘すぎない・栄養も摂れる!
ここからは、無添加で体にやさしいおすすめおやつを紹介! 栄養素もしっかり入ったお菓子なので、外出先の空腹対応や、ぐずったときのあやしアイテムとしても便利です。
(1)小魚と野菜のおせんべい
おせんべいは7カ月からが多いなかで、これは6カ月から食べることができます。はじめてのおやつであげてみましたが、魚や海藻くささをあまり感じないようで、興味津々で自分で持ってパクパク食べていました。カルシウムが摂れるところもうれしいですね。
また、ドラッグストアでも売っているので、出先で「おやつを持って来るのを忘れちゃった!」というときに手軽にゲットできるところも便利です。(Mさん/0歳男の子)
赤ちゃんグッズ大賞などでも人気が高い!
◆小魚せんべいと野菜せんべいのミックスでお得感たっぷり
◆発育に必要なカルシウムが豊富に含まれているので栄養補給にぴったり
◆手のひらや指先に合わせらサイズで持ちやすい!
(2)緑黄色野菜のボーロ
ボーロは本当に大好きでした。おいしいだけでなく、カルシウム入りや野菜が練り込まれているのもうれしいですね。小さく丸いので転がりやすくて少し片づけがたいへんなのが難点でしたが、つまんで口に運ぶ動作は、手を使ったり指先を使ったりする練習にもなっていた気もします。
お気に入りだったようで、一袋はあっという間に食べきってしまうことが多かったですが、おやつの量としてはちょうどよかったと思います。(Fさん/1歳男の子)
たまごボーロに緑黄色野菜がプラスされたすぐれもの
◆カルシウムと緑黄色野菜の栄養が同時に摂れる
◆唾液がしみこみやすい商品設計でくちどけがいい
◆間食1回分ごとの個包装で持ち歩きや保管に便利
(3)緑黄色野菜のおせんべい
ハイハインは口当たりがよく、子どもがよろこんで食べていました。こちらは1歳前から食べられるので、おやつとして1番はじめにあげました。
離乳食の時期からかぼちゃやトマトなどの野菜をなかなか食べてくれなくて悩んでいたので、野菜が入っているものは必ずと言っていいほど選んでしまいますね。形状も長いので自分で持ちやすく、車に乗っているときにも食べやすいので助かっています。(Mさん/1歳女の子)
4種の野菜を練りこんだ鉄分豊富なおせんべい
◆使用しているトマト、ニンジン、かぼちゃ、ほうれん草もすべて国産というこだわり
◆アレルギー原材料27品目不使用
◆細長い形状でつかみ食べ練習にもぴったり!
(4)干し芋
長崎の農場で手作りの完全無添加のおしゃぶり干し芋
◆砂糖を使わない自然な甘みで、ほどよいかたさが歯がためになる
◆しゃぶったり噛んだりしてたくさん出るよだれを飲み込む練習が食育にもつながる
◆お芋のラインナップは3種類あるので味に飽きない
(5)海藻のおせんべい
0歳と3歳の子供が大好きです。下の子はまだ下の歯が少し顔を出したばかりですが、すぐ溶けるので食べさせやすかったです。まだつかみ食べが上手ではないのですが、べたつかないお菓子なので、このおせんべいで少しずつ練習しています。
上の子もおいしいと言っていつも食べています。普通のお菓子と比べて塩分も少ないので体によく、素材のおいしさがわかるお菓子です。(Yさん/0歳女の子・3歳女の子)
食事では摂りづらいカルシウムが豊富なおせんべい
◆歯が生えたての6カ月ごろから食べられる!
◆海藻類を粉末状にして練りこんでいるので口どけもいい
◆つかみ食べの練習にもちょうどいい大きさ
(6)お米100%のおせんべい
砂糖と食塩不使用の無添加うるち米スティック
◆原料は山形産のうるち米とお水のみなので、小麦アレルギーが不安なお子さんにも!
◆握りやすいスティック状で手もべたつかず食べやすい
◆お湯をかけてふやかすとおかゆに大変身!
(7)アンパンマンのおせんべい
5歳の息子が赤ちゃんのときによく食べていました!ほんのり甘くて、おいしかったです。
ほかのおせんべいと比べて、大きめサイズなのもお気に入りポイント。息子は食欲旺盛でよく食べる子でしたが、一袋(2枚)で満足度があるところもよかったです。(Yさん/1歳女の子・5歳男の子)
個包装のアンパンの顔に赤ちゃんもにっこりご機嫌に
◆アレルギーの心配が少ないフラクトオリゴ糖を配合した優しい甘さのおせんべい
◆国産米を100%使用していて口のなかで溶けやすく吸収消化もよい
◆個包装の袋にもアンパンマンがプリントされていて子どもがよろこぶ!
(8)野菜入りヨーグルト
おやつにタンパク質と野菜を……と思い、プレーンのヨーグルトに野菜のジュレを入れていましたが、ベビーダノンを見つけてからは便利なのでよく食べさせています。
どちらもバランスよく摂れて、お皿が汚れないのがママにはうれしいポイント。お皿であげるより特別感があるのか子どももよろこび、量もちょうどいいです。りんごなどほかの味もあるので、飽きないようにときどき別の味を買っています。(Kさん/2歳男の子)
ほかのお菓子ではなかなか摂れない緑の野菜を配合
◆グリーンピースやアスパラガスなど10種類もの野菜が入っているのがうれしい
◆1回分が小さめでちょうど食べきりサイズになっていて便利!
◆優しい甘さで酸味が苦手なお子さんでも食べやすい
(9)フリーズドライのヨーグルト
新感覚のつまんで食べるフリーズドライヨーグルト
◆ニュージーランド産のミルクを使用した、グルテンフリーの発酵食品
◆ヨーグルトなのに口のまわりや手が汚れないから、車内や公園でもカンタンに食べられる!
◆タンパク質やカルシウム、乳酸菌など赤ちゃんにとって大事な栄養素が摂れる
(10)フリーズドライのフルーツ
ドライフルーツなのに生のようなおいしいバナナ!?
◆フリーズドライ製法で果実の水分ごと凍らせているので食物繊維も栄養もそのまま!
◆砂糖や保存料も不使用の無添加食品なので、フルーツの味そのものを味わえる
◆フルーツの手づかみなのに手が汚れないのはうれしい
「0歳児の市販おやつ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 通販サイトの最新人気ランキングを参考にするの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの通販サイトの最新人気ランキングを参考にするの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
赤ちゃんにおやつをあげる際の注意点
固形の食べものに慣れていない赤ちゃんにおやつをあげるときには、どんなことに注意したらよいでしょうか。とくに大切な2点について解説します。
3度の食事に影響しない量を心がけて
大人のおやつとはちがい、子供のおやつは3度の食事で補えない栄養分を賄う補食です。しかし、おやつがメインで食事が食べられなくなってしまうという状況は好ましくありません。おやつは食事に響かない程度の量にするよう心がけましょう。
厚生労働省によると1日の摂取エネルギー基準は、男の子の場合、9~11カ月のころは700kcal、1~2歳だと950kcalだそう。女の子の場合は男の子よりもそれぞれ50kcal少ない650kcalと900kcalです。おやつの量はこれらのカロリーの1~2割程度がよいとされています。おやつをあげる量が心配な場合は、袋に書いてあるカロリーも参考にしてみましょう。
おやつは袋から直接あげるのではなく、食べる分だけお皿に出してあげると食べすぎを防げるのでおすすめです。食事との間隔を2~3時間あくようにすると食事に影響が出にくいですよ。
喉づまりしないよう目を離さないで
離乳食が完了していない0歳児の赤ちゃんは、まだまだ食べることに慣れていません。そのため、喉詰まりなどのリスクを避けるために、赤ちゃんがおやつを食べているあいだはしっかりと見守っていましょう。
また、赤ちゃん用のお菓子のなかには、赤ちゃんが自分で少しずつ舐めることによって溶けるお菓子があります。そういったお菓子は、小さく割って与えてしまうと吸い込んでしまい喉詰まりの原因に。市販おやつに書いてある注意書きにはよく目を通しておくようにしましょう。
赤ちゃんのおやつに関するQ&A
赤ちゃんのおやつをはじめるにあたって心配なことや疑問に関することのなかから、よくある質問についてご紹介します。
そもそも、赤ちゃんにおやつは必要?
結論から言うと必要です。離乳食中の7~11カ月の赤ちゃんにとっては栄養を補うためというよりは、食べる楽しみを感じたり1日の生活リズムをつくったりする目的のほうが大きいかもしれません。1歳を過ぎると補食としてのおやつが必要です。
また、おやつを自分で持ったり手でつまんだりしようとすることで、運動機能の発達をうながします。離乳食で毎回つかみ食べができる食事を用意するのはなかなかたいへんですよね。そんなときにもおやつは役立ちます。
おやつをあげて虫歯にならないか心配
こまめに口腔ケアをしてあげましょう。おやつをあげない場合と比較すると、どうしても虫歯にかかるリスクは上がります。とくに甘いお菓子や歯にくっつきやすいおやつは、その糖分から虫歯菌が繁殖しやすくなるので、食べた後ははみがきシートやハブラシで口のなかをきれいにしましょう。
また、おせんべいやえびせんなど甘くないお菓子のほうが虫歯になりにくいでしょう。
おすすめの手作りおやつは?
ママがおやつを作るのは手間がかかってたいへんな面もありますが、使う材料を自分で選べる点はメリットですよね。油や砂糖を加減したり、工夫次第でカロリーを抑えたりすることもできます。
サツマイモやかぼちゃに片栗粉と水を加えたタネを一口大に丸めてオーブンで焼けば、かんたんにボーロを作れます。また、茹でたじゃがいもに米粉と片栗粉、塩と水を加えてこねると、アレルゲンフリーの手軽なもちもちパンのもとが完成。あとはオーブンで焼くだけのかんたん調理! 9~10カ月の赤ちゃんが手づかみの練習で食べるのにもちょうどいいですね。
赤ちゃんとママのおやつに関する記事はこちら
今回は、食べられるものが限られている0歳児の赤ちゃんにおすすめのおやつをご紹介しましたが、食べられるものに制限があるといえば、妊婦さんもそうですね。おなかの赤ちゃんのために栄養が摂れて、かつ太らないおやつについてご紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
市販のおやつを上手に使ってママもリラックスできるおやつタイムに
この記事では、おやつをはじめるときに知っておきたい開始時期や与える量、そして0歳児が食べられるおすすめ市販おやつについてご紹介しました。先輩ママも活用している便利おやつばかりです。離乳食後期まではまだまだ離乳食の用意がたいへんな時期なので、市販のおやつを上手に使ってみましょう。
そして赤ちゃんがおやつを食べるときには、ママも一緒にティータイムにして息抜きできるといいですね。
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