猫のにおい消しの選び方|動物病院の院長にお聞きしました
2種類のタイプから目的にあったタイプのものを選びましょう
ふくふく動物病院 院長
猫のにおい消しは大きく「置き型タイプ」と「スプレータイプ」の2種類に分かれます。1日を通してにおい対策をしたい場合には「置き型タイプ」、必要に応じて瞬間的に使用したい場合は「スプレータイプ」がいいでしょう。両方のタイプを利用し、臨機応変ににおい対策をすることもおすすめです。
置き型タイプの場合、こぼれた液体をなめると、中毒や体調不良を起こす可能性があるので、猫が倒さない場所に置くか、液体が入っていないもの・こぼれないものを選ぶようにしましょう。
環境ダイゼン『きえーる ペット用』
スプレータイプなら、手軽に持ち運べてさっと使えるので便利ですね。
>> Amazonで詳細を見るにおい消しのタイプを確認しましょう
ふくふく動物病院 院長
におい消しには、「いい香りで気になるにおいをわからなくする」ものと「根本的ににおいのもとを断ち切る」ものがあります。購入前に、製品がどちらのタイプなのかを確認しましょう。
消したいにおいが強烈なものであれば、においの原因を断ち切るタイプでないといつまでもにおいが残ってしまうでしょう。ただし、においの原因を断ち切るタイプのもののなかには、その商品のにおい自体が気になるというケースがありますので、まずはお試しサイズを購入して試してみることがおすすめです。
なめる可能性があるため成分表を見て選びましょう
ふくふく動物病院 院長
スプレーした後が気になって、猫がにおいをかいでしまったり、においをかぎながらなめてしまう場合があります。多くの猫用スプレーは安全面に配慮されていますが、薬品が入っている場合は注意が必要です。
また、天然成分由来のものもありますが、猫にとって有害な成分が含まれていないかどうか確認することが大切です。
Nrf2『ペット用高機能除菌・消臭製剤 Peletty(ペレッティー)』
各種試験を重ねたうえで販売され、動物病院やペットホテルなどでも使用されています。
>> Amazonで詳細を見る猫のにおい消しのおすすめ5選|動物病院の院長が商品をセレクト
上で紹介した猫のにおい消しの選び方のポイントをふまえ、ふくふく動物病院の院長・平松育子さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。さまざまなタイプのにおい消しがラインナップされていますので、ご家庭の悩みや用途をイメージしながら、ぜひマッチするにおい消しを見つけてみてくださいね!

クラウド『バイオ消臭剤 猫ピタ』

出典:Amazon
内容量 | 2,000ml |
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形状 | 液体(スプレー容器は別途必要) |

Nrf2『ペット用高機能除菌・消臭製剤 Peletty(ペレッティー)』
















出典:Amazon
内容量 | 500ml |
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形状 | スプレータイプ |

環境ダイゼン『きえーる ペット用』

出典:Amazon
内容量 | 280ml |
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形状 | スプレータイプ |

カーメイト『ドクターデオ 置きタイプ 部屋 ペット用 無香(DSP2)』










出典:Amazon
内容量 | 130g |
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形状 | 置き型タイプ |

小林製薬『ペット消臭元』

出典:楽天市場
内容量 | 400ml |
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形状 | 置き型タイプ |
「猫のにおい消し」のおすすめ商品の比較一覧表
ECサイトの猫用におい消しランキングを参考にする
Amazon、Yahoo!ショッピングでの猫用におい消しの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各ECサイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
消したいにおいによって種類を変えてみましょう
ふくふく動物病院 院長
「消臭剤を使っているのに、なかなかにおいが消えない……」とお悩みの方は、においのタイプに合った消臭剤を選ぶのがポイントです。
お部屋全体のにおい対策ならば、「置き型タイプ」を利用して24時間消臭することをおすすめします。尿やうんち、マーキングされた壁など、気になるにおいの原因がピンポイントの場合は「スプレータイプ」でにおいのもとを断つほうがいいでしょう。臨機応変に消臭剤の種類を選び、においの原因を取り除いていくといいですね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(制作協力:杉本友美、掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/02/06 タグの追加のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 矢部栞)
山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院を2006年に開業。得意分野は皮膚病です。2019年4月より皮膚科と内科中心の病院を目指していきます。飼い主さまのお話をしっかり伺い、飼い主さまと協力し合いながら治療を進めていくように心がけています。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。