ミラーレス一眼とはどんなカメラ?
本格的な写真撮影を楽しむのに適した「一眼レフ」カメラ。レンズの交換によって、さまざまなシーンを思い通りに撮ることができます。しかし、カメラ本体やレンズが大きく、重量もあるため、なかなか気軽に持ち歩けないというのが難点です。
こうしたレンズ交換式の長所を活かしつつ、軽量・コンパクト設計を実現したカメラが「ミラーレス一眼」です。「一眼レフは大きすぎて持ちづらい……」といった女性にも最適といえます。
■一眼レフやコンパクトデジカメとの違い
一眼レフの場合、レンズから入ってきた光を「レフ」と呼ばれる鏡に反射し、その景色を物理的に「光学ファインダー」まで届けます。
一方でミラーレスは、その名の通り反射鏡(レフ)をなくす代わりに、電子ビューファインダー(EVF)や液晶モニターへ電気的に映像を映し出すという仕組みです。この違いによって、ミラーレス一眼は一眼レフよりも大幅な軽量・コンパクト化を実現しています。
また、ミラーレス一眼とコンパクトデジカメとの違いはレンズ交換できるかどうか、ということがあげられるでしょう。
ミラーレス一眼の選び方
それでは、ミラーレス一眼の選び方をご紹介します。ポイントは下記5点。
【1】イメージセンサーのサイズ
【2】重量やサイズ
【3】交換レンズのラインナップ
【4】機能の種類と機材内容
【5】モニターの使いやすさ
【6】メーカーの特徴
それぞれの特徴をおさえて、自分に合うミラーレス一眼を見つけてくださいね。
【1】イメージセンサーのサイズをチェック

現在、レンズ交換式のミラーレスカメラ(ミラーレス一眼)は、イメージセンサーのサイズ別で大きいものから、中判、フルサイズ判、APS-C判、そしてマイクロフォーサーズ判センサーを使用した各種カメラが発売されています。
センサーサイズが大きいほどカメラボディも交換レンズも大きくなり、一般的にですが価格も高くなります。利点は画質がよいこと、容易に大きなボケ描写が得られること、高ISO感度で撮影してもノイズが目立ちにくいことなどです。
カメラが少しぐらい大きく重くなっても画質のよいカメラを望むなら、中判またはフルサイズ判がおすすめです。小型軽量なカメラで気軽に撮影を楽しみたいという人には、APS-C判またはマイクロフォーサーズ判をおすすめします。
【2】重量やサイズをチェック
ミラーレス一眼は、一眼レフと比べてかなり軽量・コンパクト設計になっていますが、持ち運びに適した300g台の軽量モデルから、1kg近い本格派向けの高画質モデルまで、実にさまざまな製品があります。
「持ち歩いて日常の風景を撮りたい」「山岳写真を撮りたい」など、自分のスタイルに合った重量・サイズの製品を選ぶようにしましょう。カメラボディだけでなく、交換レンズの重量・サイズもチェックしておきたいところです。
また、ミラーレス一眼の重量・サイズ感は、一眼レフともコンパクトデジタルカメラとも異なります。レンズを含めた前後の重量バランスや、グリップのホールド性も確認しておくと良いでしょう。
【3】交換レンズのラインナップをチェック
レンズ交換式カメラのもっとも重要なチェックポイントは、使用できるレンズのラインナップが充実しているかどうかです。使っているうちに「こんなレンズも欲しい」と思ったときに最適なレンズが見つからないと困ります。
ミラーレスカメラはその機構上、マウントアダプターというアクセサリーを利用することで、数多くの既存のレンズを使用できる利点があります。なかには専用マウントアダプターが用意されていて、たくさんの種類の一眼レフ用交換レンズを、ミラーレスカメラ専用レンズと同じように使うことができる機種もあります。このあたりはカメラ選びのときにぜひチェックしておきたいポイントです。
【4】撮影機能の種類と機材内容をチェック
レンズが交換可能なミラーレスカメラは、どの機種も基本的な撮影機能は充実しており、オート撮影機能もマニュアル撮影の機能も備えています。
撮影機能については、一眼レフカメラもミラーレスカメラも違いはまったくありません。イメージセンサーの画素数も1,500万画素以上あるものがほとんどで、通常の写真使用であればどの機種でも画質的には心配はないでしょう。
もし機種によって違いがあるとすれば「プラスα」のところ。個性的な表現をしたい人は表現にあったカスタムモードを備えたカメラを選ぶのがおすすめです。
●オート撮影機能
ミラーレス一眼にはじめて触れる方や、マニュアルでの調整がしづらい変化する撮影シーンなどでも、シャッターボタンを押すだけで安定して美しい写真を撮れるのが「オート撮影機能」の強みです。
オート撮影機能自体はどの製品にも搭載されていますが、人物の背景をぼかす「ポートレートモード」、高速連写が可能な「スポーツモード」、夜間撮影に適した「夜景モード」など、メーカー・製品によって特色があるので、自分の利用シーンを考えながら選んでみてください。
●手ブレ補正機能
シャッターボタンを押す際に、カメラがブレることで不鮮明な写真になってしまうのが「手ブレ」です。これは特に初心者や暗いシーンでの撮影に多い失敗ですが、「手ブレ補正機能」があれば簡単に美しい写真が撮れるようになります。
手ブレ補正機能は、大きく分けて「ボディ内手ブレ補正」と「レンズ内手ブレ補正」の2種類があります。ボディ内手ブレ補正なら、どのようなレンズに交換しても手ブレ補正機能が使えるので大変便利。このボディ内手ブレ補正にもいくつかの種類がありますが、補正効果が高い「5軸手ブレ補正」を選ぶと良いでしょう。
●動画撮影機能
最近のミラーレス一眼は写真だけでなく、動画撮影機能も格段に向上しています。より美しい動画を撮影したい方は、4K画質での動画撮影に対応した製品がおすすめです。
動画の連続撮影時間もチェックポイントのひとつ。従来のミラーレス一眼は、動画の連続撮影時間が30分未満となる製品が大半を占めていました。これはEUの関税区分が関係しており、「動画の連続撮影時間が30分以上」だと、写真撮影用の「カメラ」よりも関税が高い「ビデオカメラ」扱いになってしまうためです。しかし、2019年2月に日EU経済連携協定が発効されたことにより、時間無制限で動画を撮影できる製品が増えたのです。
●Wi-Fi・Bluetooth機能
撮影した写真をSNSへアップする際に便利なのが、Wi-FiやBluetooth機能です。これがあれば、従来のようにカメラから記録メディアを取り出して、PCのカードリーダーで読み込む、といった手間は一切不要。PCやスマートフォンなどの各種デバイスへ、写真を直接転送できます。
さらに、専用アプリによってスマートフォンからのリモート撮影や、ダイレクトなSNS投稿が行える製品もあります。
【5】モニターの使いやすさをチェック
ミラーレス一眼は、その多くがモニターを見ながらの撮影となります。そこで、たとえばローアングル・ハイアングルでの撮影が多い場合はモニターが上下に可動する「チルト式」、自撮りなどが多い場合は上下左右に可動する「バリアングル式」を選ぶと便利です。
また、スマートフォンと同じようにタッチ操作でピント合わせや撮影、画像選択などが行えるタッチパネル対応の製品もあります。こうしたモニターの操作性も、製品選びにおけるポイントのひとつです。
【6】メーカーの特徴をチェック
ミラーレス一眼はメーカーによって特色の違いがあります。今回は特に代表的な6社を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Canon(キヤノン)
・鮮やか発色が特徴
・肌の色合いの表現が美しいので、ポートレートなど人物の撮影向き
・「EOSシリーズ」など
SONY(ソニー)
・ミラーレス一眼におけるラインナップはNo.1
・レンズの種類も豊富なので、シーンに合わせて使い分けられる
・「α7シリーズ」など
Nikon(ニコン)
・自然な鮮やかさ
・見たままの色が出るため、風景写真やスナップ向き
・「Zシリーズ」など
FUJIFILM(富士フイルム)
・色彩表現にすぐれたメーカー
・レトロで個性的な雰囲気。おしゃれな写真を楽しみたい方におすすめ
・フィルムの色合いや質感を再現できるモデルもあり
Panasonic(パナソニック)
・自然な鮮やかさ
・ボディ内手ブレ補正の効果がすぐれている。動画撮影もおすすめ
・「LUMIXシリーズ」など
OLYMPUS(オリンパス)
・鮮やかで、とくに青色の鮮やかさが特徴的な発色
・コンパクトでおしゃれなデザインが人気
・「PENシリーズ」など
ミラーレス一眼のおすすめ19選
それでは、ミラーレス一眼のおすすめ商品をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

小型軽量なフルサイズ判ミラーレス
キヤノンから発売された、レンズ交換可能な最新型のフルサイズ判ミラーレスカメラです。フルサイズ判のセンサーを使うカメラとしてはとても小型軽量なカメラなので、女性にも扱いが容易です。AFが高速で確実であること、高画質の写真が撮れること、最高ISO感度をISO102400まで選ぶことができて暗いシーンでもきれいに撮影できることなどが特長です。
本格的な高性能カメラですが、初心者向けのわかりやすいカメラ設定のモードも用意されています。別売のマウントアダプターを利用すれば一眼レフカメラ用のEF/EF-Sレンズを交換レンズとして使用できます。カメラの操作はまだ未熟だけれど、諧調豊かな画質とピントのよい写真を撮りたいと希望する人におすすめのカメラです。

ボディ内5軸手ブレ補正内蔵APS-C判ミラーレス
約2,420万画素のAPS-C判センサーや、ボディ内5軸手ブレ補正機能を採用したコンパクトなレンズ交換式ミラーレスカメラ。ピントを合わせる測距ポイントが画画面全体に425点も配置されており、わずか0.02秒で確実にピントをとらえてくれます。ソニー独自のAF追従技術を盛り込んで、動きの速い被写体でも決定的瞬間を逃すことなく撮影することが可能。高速で移動するクルマや走る人にピントも露出も合わせ続けながら、最高で秒間11コマもの高速連写撮影ができます。
人物や動物の瞳に自動でピントを合わせてくれる「リアルタイム瞳AF」の機能も備えています。液晶モニターはタッチパネル式で、ファインダーを覗きながらでもピント位置を自由に選ぶことができます。スポーツシーンや人物撮影で確実に正確にピントの合った写真が撮りたいという人におすすめです。
処理能力の向上でさらなる高機能化
ソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラです。有効約3,300万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを開発、画像処理エンジン「BIONZ XR」との組み合わせなどにより、処理能力が大幅に向上。リアルタイム瞳オートフォーカスは人物、動物、鳥にも対応し、最大約10コマ/秒の追随高速連写ができます。
動画撮影にも使いやすい、角度を自在に調整できるバリアングルタイプの横開き背面モニターを搭載。手持ちだけでなく、ジンバルなどを使った撮影でも自由度を高めています。
機能充実のエントリー向けモデル
高密度に配置された425点もの位相差AFセンサーで、わずか0.02秒の高速AFを実現したエントリー向けのAPS-C判CMOSセンサー搭載ミラーレス一眼です。
人物や一部の動物の瞳を高速・高精度に検出する「リアルタイム瞳AF」、カメラまかせで精度高く被写体の自動追尾ができる「リアルタイムトラッキング」機能、高解像な4K動画撮影機能、自分撮りに適した180度チルト可動式液晶モニターなども備えています。

マイクロフォーサーズ判センサーのミラーレスカメラ
クラシックカメラのようなデザインのレンズ交換式ミラーレスカメラです。イメージセンサーには、やや小型のマイクロフォーサーズ判を使っています。小型センサーのメリットはカメラボディも交換レンズも、より小型で軽量に仕上げられることです。カメラボディはたったの410gですが、手ぶれ補正の機構を内蔵。重くて大きなカメラは持ちたくない、という人にイチ押ししたいカメラです。
ストロボも内蔵し、撮影機能も上級者から初心者まで使いこなせるように充実しています。撮影シーンに応じた最適な機能を自動的に組み合わせてくれる各種シーンモードや、印象的な色調に仕上げることができる15種類ものアートフィルターモードも備えています。手軽に個性的な写真表現をしてみたいと望んでいる人にもおすすめのカメラです。

カメラの王様「ライカ」のミラーレスカメラ
高いブランドイメージを誇るライカ社製の、レンズ交換式フルサイズ判ミラーレスカメラです。カメラボディも交換レンズもやや高価ですが、「ライカブランド」の価値を認める人には根強い人気があります。
プロフェッショナルユースをターゲットにして作られていますので、ボディもレンズも大きく重いのが特長。しかしそれを覚悟すれば、アマチュア写真家でも充分に使いこなせるカメラです。少しカメラのことを知っている人には、遠くから見ただけでも「あっライカだ!」と注目されうらやましく思われます。
大変に丁寧に作り込まれたカメラで、いかにもドイツ製精密機器らしい雰囲気があり、撮るよろこび、持つよろこびを感じさせてくれます。クルマにたとえればロールスロイスのようなカメラといえるでしょう。

交換レンズが2本セットで安い低価格ミラーレス
ズームレンズと単焦点レンズの2本がキットになった、マイクロフォーサーズ判のミラーレスカメラです。ズームレンズは24~64mm相当の画角をカバー。単焦点レンズは50mm相当のF1.7の明るいF値レンズです。それでいて実売価格はかなりの低価格です。
ボディカラーはブラックとオレンジ(茶系)があって、どちらのカラーモデルも2本の交換レンズはシルバーです。もちろん、ほかの多くの種類の交換レンズを使用することもできます。カメラボディが約270g、ズームレンズは約70gと軽量ですし、サイズも横幅が約10cmと小型ですので、とくに女性にはおすすめします。
入門用にも最適なかわいい軽量・コンパクトモデル
本格性能を備えつつ、初心者にも扱いやすい軽量・コンパクト設計が魅力のAPS-C判センサー搭載モデルです。約2410万画素の高精細なCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC 8」の組み合わせで感動画質を実現。
外観を自分好みにコーディネートできる「フェイスジャケット」、スマートフォン感覚で使えるタッチパネルや多彩なオート撮影機能、Bluetoothによるスマートフォンへの写真転送機能なども備えています。

大型センサー採用の高画質ミラーレス中判カメラ
35mmフルサイズ判よりも、ふた周り以上大きなイメージセンサー(43.5×32.9mm)を使用する、レンズ交換式の中判ミラーレスカメラです。画素数は5,140万画素もあり、高い解像力と豊かな諧調描写力のある写真を撮ることができます。
中判デジタルカメラといえば、重くて大きくてプロフェッショナル写真家が使うものだという定評がありました。しかしこのカメラは、ミラーレスカメラの特長を生かして、中判カメラとしてはとても軽量でコンパクトに仕上げられています。そのため、一般のアマチュア写真家でも使っている人が少なくありません。とくに風景写真を撮る人たちには、圧倒的に高画質な写真が気軽に撮れることから大変に人気があります。
中古なら3万円以下から購入可能!
361gの小型軽量ボディ、有効画素数2424万画素のAPS-Cセンサーモデル。標準ズームレンズ「フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」が1本付属します。
最新モデルではないものの、このスペックを備えて新品で4万円台、中古なら3万円台で買えるのはひじょうにお買い得です。荷物を増やしたくない旅行用や普段遣いのサブカメラとして使ってもよいでしょう。
あらゆる場所や環境下で思い通りに撮影
防塵・防滴・耐低温構造の軽量・コンパクトボディに、7.5段の手ブレ補正機能や新画像処理エンジン「TruePic IX」を搭載した、プロフェッショナルも認めるマイクロフォーサーズ判のミラーレス一眼です。
進化したAFシステム、最高秒間約18コマのAF/AE追従高速連写、さらには5000万画素手持ちハイレゾショットやライブNDなど、シーンや被写体を選ばずあらゆる場所や環境下で思い通りの撮影が行えます。
一眼らしいきれいな写真を簡単に撮影!
「もっときれいな写真を簡単に撮りたい」「気軽に持ち歩いて自分らしく撮影を楽しみたい」といったニーズに応えてくれる、マイクロフォーサーズ判センサー搭載のミラーレス一眼です。
一眼カメラらしい自然で美しいボケのある写真や美しい夜景を簡単に撮れる多彩なオート撮影機能に加えて、タッチAFシャッターや下開きモニターなど直感的で分かりやすい操作性、Wi-Fi/Bluetoothを使ったスマートフォンへの画像転送機能なども魅力です。
シネマクオリティの自然で美しい色味表現が可能
シネマクオリティの映像表現を可能にする、プロフェッショナル仕様のフルサイズミラーレス一眼です。
有効画素数2,420万画素のフルサイズCMOSセンサーに加えて、高感度時もノイズを抑えた自然で美しい絵作りが可能な先進技術「デュアルネイティブISOテクノロジー」、被写体のモアレや偽色を低減するローパスフィルター、センサー性能を最大限に引き出す高性能エンジン「ヴィーナスエンジン」を搭載。「3:2 6K/24p(5.4K/30p)、16:9 5.9K/30p動画記録」などの高解像撮影を実現しました。動画フレーム表示や波形モニター・ベクトルスコープ表示といった、映像制作をアシストする機能も充実しています。
撮影者の意図に素早く応える操作性と高い再現力
描写力と機動力を高次元で融合した、マイクロフォーサーズ判のミラーレス一眼です。
有効画素数2,030万画素の4/3型Live MOSセンサーと「ヴィーナスエンジン」により、被写体の細かなディテールまで再現。一眼らしいソリッドさと凝縮感あるデザイン、安定したフレーミングをサポートする握りやすいグリップ、軽量・コンパクトボディに最適化されたボタンやダイヤルの配置など、撮影者の意図に素早く応える操作性も魅力です。
カメラ好きにはたまらない品格と美しさ
品格と美しさがカメラ好きの“所有欲”を満たしてくれる、APS-C判センサー搭載のミラーレス一眼です。デバイスを守るフレームには加工性に富むマグネシウムを、手に触れるトップカバーとベースプレートには耐食性に優れたチタンを採用しており、美しさと共に防塵・防滴・耐低温のタフネス性能を実現。
撮影条件がリニアに表示され確実な撮影を約束するEVF、直感的な操作が可能なボタン・ダイヤル配置など、“意のままに操れる”楽しみも味わえます。
“撮る楽しみ”を加速するフルサイズセンサーモデル
「NIKKOR Zレンズ」の真価を実感できる、フルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼です。
像面位相差AF画素搭載の裏面照射型ニコンFXフォーマットCMOSセンサーにより、有効画素数4,575万画素と常用感度ISO 64~25600を両立。493点のフォーカスポイントで撮像範囲を広くカバーする高精度ハイブリッドAF、自然な見た目を実現した有機ELパネル採用のEVF、マグネシウム合金を用いた軽量・コンパクトかつ堅牢なボディおよび防塵・防滴性能、4K UHD/30p対応の動画撮影機能などが、“撮る楽しみ”を加速してくれます。
セルフィ―派には「自分撮りモード」が便利
「Zシリーズ」で洗練されたボディデザインと操作性はそのままに、軽量・コンパクト化によって“一緒に出掛けたくなる”を実現した、APS-C判センサー搭載のミラーレス一眼です。
液晶モニターは多彩な操作が可能なタッチパネル対応で、メニュー設定や撮影、ピンチやスワイプによる拡大画像でのピント確認なども簡単。上下の広い範囲に可動するチルト機能で自由なアングルでの撮影が行えるのはもちろん、下方に180°展開すると「自分撮りモード」が起動してくれます。
【楽しみ方いろいろ】多様な使い方・撮り方が可能
「ポケッタブル・フルフレーム」「変幻自在の拡張性」「本格的で自在な撮影機能」をコンセプトに開発された、SIGMA初のフルサイズミラーレス一眼です。
軽量・コンパクトボディながら、前後カバーに採用された堅牢かつ熱伝導率の高いアルミニウム合金、放熱性を重視したヒートシンク構造体、防塵・防滴構造を実現する42ヶ所のシーリングなど、あらゆる環境下での長時間使用に配慮。画質の美しさはもちろん、さまざまな撮影スタイルに対応できるのも魅力です。
LEICA(ライカ)『LEICA TL2 ボディ』
名門カメラブランドの美麗ミラーレス一眼
無垢のアルミから削り出された、軽量・コンパクトかつ美しいデザインのボディが目を惹く、名門カメラブランドLEICAのAPS-C判センサー搭載ミラーレス一眼です。
有効画素数2,424万画素の高性能なCMOSセンサーとイメージプロセッサー「LEICA MAESTRO II」との組み合わせにより、幅広いダイナミックレンジとコントラスト、優れた色再現性、ディテールまでシャープに表現する描写力を実現。動画撮影機能も優れており、4K/フルHD/などシチュエーションに応じてさまざまな動画撮影が可能です。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る ミラーレス一眼の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのミラーレス一眼の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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最後に|エキスパートのアドバイス
迷うならワンランク上のカメラを選ぶ
多くのカメラメーカーでは「プロフェッショナル向け」、「ミドルクラス向け」、「ビギナー向け」といったように、使う人のレベルにあわせてカメラが選べるようにランク分けしています。しかし、自分はカメラ初心者だからビギナー向けカメラを選ぶしかない、と考えることはありません。プロフェッショナル向け、ミドルクラス向けとうたっているカメラでも、とりあえず初心者でも使いこなせるオート撮影機能は備えています。
カメラは使っていくうちにだんだんと慣れてきて、もっと高い機能がほしくなるものです。いきなり、今の自分のレベルにあわせたカメラ選びをしてしまうと、後悔することがないとはいえません。上級クラスのカメラになるほど価格はアップしますが、それを覚悟して「ワンランク上」のカメラを選択するというのもアリでしょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
多摩美術大学付属多摩芸術学園・写真科卒業。撮影分野は、おもにクルマを中心に人、モノ、料理、風景、スナップ、ファッション、ドキュメントなど被写体を問わない。 ほかに、カメラ雑誌などに新型カメラやレンズのテストのレポート、撮影技法などの解説をする。