ランニング用ポーチとは? 必需品を持ち運べる
ランニング用パーチのメリットは、ランニング時に必要なスマホや小銭、飲み物が入ったボトル、タオルなど必要な荷物を携帯できる点にあります。単体であれば軽量で身体にも程よくフィットするため、持ち運びしやすいアイテムです。
着脱も簡単なので、1つあれば重宝します。ぜひこの記事を参考にしてみてください。
ランニング用ウエストポーチの選び方 スマホや小銭、鍵、ランニングボトルなどを収納できる
それでは、ランニング用ウエストポーチの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】サイズ
【2】フィット感や伸縮性
【3】撥水性
【4】収納しやすさ・取り出しやすさ
【5】便利な機能
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】持ちものに合う最低限のサイズをチェック
ウエストポーチは、ランニングに持ち運ぶのに必要最小限のものが入る商品を選んでください。大きすぎるポーチは、走りの邪魔になってしまいます。
ランニングポーチには、スマホだけが入るような小さなものから、ボトルやジェルまで収まる大容量のものまであります。自分の持ちものに合ったサイズ(縦横幅、マチなど)かどうかしっかり確認しましょう。
また、伸縮性の高い素材のポーチは、持ちものに合わせて大きさが変えられるので便利です。
【2】ずれないフィット感や伸縮性をチェック
走っていてもウエストポーチが揺れにくい
走るときに大事なのは、ウエストポーチが揺れないこと。ランニング専用のウエストポーチでないと、きつく締めてもポーチが揺れてしまいます。
ランニング専用のウエストポーチは、ベルトだけでなく身体にフィットする素材で揺れを軽減。上下に揺れにくいので、走るときのストレスがなく、必要なものを管理できて便利です。
【3】メッシュ生地など水濡れを防ぐ撥水性をチェック
ランニングウエストポーチを選ぶ際は、素材にも注目してみましょう。撥水素材のポーチなら、雨や汗から持ちものを守れます。また、汗蒸れ防止を考えるなら、身体に密着する部分などにメッシュ素材を使っていると、通気性がよくさわやかです。
どうしても濡らしたくない貴重品をポーチに収める場合は、ビニール袋で貴重品をカバーしてから入れてみてください。ビニール袋カバーは、軽くて防水ができる、手軽で便利な方法です。
【4】収納しやすさ・取り出しやすさをチェック
ウエストポーチの収納能力
ランニングするときは、家の鍵やスマートフォンなどを持って走ることが多くあります。
短パンのポケットに入れるとズボンが落ちそうになったり、脚をあげる動きを妨げることがありますが、ウエストポーチに収納すれば貴重品をなくしたり、落としたりする心配がありません。
マラソン大会では、エネルギージェルなども取り出しやすくなるでしょう。収納しやすいウエストポーチを選ぶことで、より快適に走ることができます。
スクイズボトルを収納できるかもポイント
走るときに水分補給は必須です。運動中の脱水症状を防ぐためにスクイズボトルを持って走りたい場合、ボトルを収納できるウエストポーチを選びましょう。
走りながらスクイズボトルを取り出すために、落ちにくく取り出しやすい構造のウエストポーチがおすすめです。
また、専用のスクイズボトルがついているものだと、ペットボトルのように蓋を開け閉めする必要がないので、走りながらでもすみやかに水分補給ができます。
【5】便利な機能をチェック
走る人の要望に応えるため、さまざまな便利機能を備えたウエストポーチが、各社から発売されています。
便利機能には、音楽を聴きながら走る人のために、イヤホンホールがある、ポーチに入れたままスマートフォンの操作ができるよう、クリアスクリーンを採用している、夜間に走る際の安全のため、反射材を使っている、などがあります。
自分の走るスタイルに合ったウエストポーチを選べるよう、機能にも注目してみましょう。
ランニング用ウエストポーチのおすすめメーカー 迷ったらチェック!
スポーツ用品を展開しているメーカーなら間違いありません。ここではナイキ、アシックス、サロモンの3メーカーをご紹介します。
NIKE(ナイキ):ランニング用品ならお任せ
ランニング用の商品ラインナップを豊富にそろえているのがナイキ。プロも愛用する反発性の高いシューズや、吸湿速乾性の高いウェア、太陽光を遮るサングラス、ベンチレーションシステムなどを備えたキャップなど多種多様です。
そんなランニングに注力するメーカーだけあって、ウエストポーチも機能性が盛りだくさんです。見た目もベーシックなので、老若男女誰でも使いやすいですよ。
ASICS(アシックス):ランナーをいろんな角度からサポート
アシックスはランナーをサポートするために、製品だけでなく、走力の向上を目的としたサービスも展開しています。そのひとつが東京銀座店や、原宿フラッグシップストアで常設している「アシックスランニングラボ」です。
トップアスリートを対象にしていたランニング能力測定を一般にも提供。体の特徴や脚力、ランニングフォーム、持久力などをプロのコンサルタントが評価してくれます。改善点を見つけ出すことができるので、効率的に走りを改善することができますよ。
ランニング用ウエストポーチもランナーを思った作りに仕上がっています。しっかり体にフィットするほか、取り出しやすい位置にポケットを備えていたり、伸縮性に優れる素材を使ったりと、走りやすい製品に仕上がっています。
SALOMON(サロモン):走りに集中できる最高の完成度!
サロモンはフランスに本社を構える、スポーツメーカー。ロードランニングとトレイルランニングに関連する商品が特に人気を集めています。計算しつくされた設計で、痒い所に手が届くので走っていてとても快適です。
バッグはどれも軽量な素材を採用し、吸湿速乾性に優れているだけでなく、フィット感も最高です。走っていても窮屈に感じたり、ずれたりしにくいので走りに集中できますよ。
ランニング用ウエストポーチおすすめ18選 揺れにくい、ボトル収納も可能、出し入れ簡単など
ここまで紹介したランニングウエストポーチの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品をご紹介します。快適なランニングやジョギングができる工夫や機能がほどこされた製品ばかりですので、お気に入りの製品選びに役立てましょう。

名前の如く、ウエストポーチが揺れにくい
YURENIKUIの最大の特徴は、走るときにウエストポーチが揺れにくいこと。ランナー目線で開発されたポーチは、ボトルスペースとポケットスペースが前後に分かれていて、それぞれ取りやすくなっています。
前面のポケットは大型のスマートフォンも入る構造で、ポケットの前面にもメッシュ素材のポケットを備えています。
ボトルポケットは背面からもボトルを取り出しやすくするため、少し斜めになっています。
ポーチをつけていても腰やお腹に締めつけ感がなく身体にフィットするので、走行中に揺れにくく、走りながらでも取り出しやすいウエストポーチを探している方におすすめです。
折りたたみ可能なボトルホルダーつきの多機能タイプ
ボトルの収納スペースが外付けになっているため、ランニングをしながらでもかんたんに出し入れできるのが魅力的。さらに、ボトルホルダーは折りたたみも可能なので、使わないときにはコンパクトに収納できます。
イヤホン専用穴もついているので、音楽をかけながらランニングなんてことも。ランナーにとってうれしい機能満載なウエストポーチです。
音楽を聴きながら軽快に走ろう
音楽を聴きながら走るランナーのために、イヤホンホールがついたランニングウエストポーチです。身体に密着するベルト型デザインで、2ポケット構造になっています。
大きなポケットは、6.5インチまでのスマートフォンに対応。伸縮性のある素材を使用し、使わないときは名刺サイズに折りたためるすぐれものです。

コンパクトでボトルも入るCW-Xバック
CW-Xバッグは、スクイズボトルと最小限の荷物(例えばジェルなど)が入ればいいという方におすすめです。
小型ポーチとは思えない大きなポケットなので収納力があり、その手前にペットボトルなどが入るボトルスペースもあります。ボトルが落ちないように飲み口付近にゴムのコードを内蔵していて、走っている最中にボトルが落ちることを防いでくれます。
スリムで軽量なデザインで体にフィットする優れもの
人気スポーツブランド「ナイキ」のランニング用ウエストポーチはフィット感が抜群。ランニング中も揺れにくいのが特長です。
ストレッチ性のある調節可能なベルトがウエストにしっかりとフィット。
また、ポケットも伸縮性があり収納力が高く、利便性も良いアイテムです。ナイキコーデの際に、役立ってくれること間違いなしです。

腰にピッタリあうアシックスボトルポーチ
走るときに安定しやすいウエストポーチは、腰の部分にどのように密着するかがポイント。アシックスのボトルポーチは、腰の部分に合うような構造になっているので、より快適な環境で走りたい方におすすめです。
さらに、身体に密着する部分はメッシュ構造になっているので汗を吸収しやすく、汗が肌に残りにくくなっています。ボトルの収納スペースは斜めになっているので、走りながらでもすぐに取りだすことができます。
軽さにこだわり長時間の利用も快適
軽さにこだわった、ショルダーポーチとしても使える、ウエストポーチです。人工工学に基づいたデザインと伸縮素材を採用し、身体によくフィットします。
通気と湿度をコントロールする素材も取り入れて、長時間の使用も快適です。600ml入る3Dボトル、荷物が軽く感じる構造も魅力。5色のカラーから選べます。

スクイズボトル付きウエストポーチ
ウエストポーチの重量がボトルを入れても193gと軽量。ランニングに限らず、ウォーキング・ジョギングにもおすすめのウエストバックタイプです。
容量650mlのスクイズボトルが標準でついてきます。ジッパーつきポケットがあり、家の鍵などの小物も収納できます。ボトルの位置は斜めなので腰からすぐにスクイズボトルを取り出しやすく、いつでも水分が摂れる構造になっています。
長距離でも大丈夫! 2ボトル入るランニングポーチ
給水ボトルを入れられるポケットが2カ所ついて効率的な水分補給ができるので、長距離や、暑い時期にもランニングにも便利です。スマホや小物などを収納できるジップポケットがついているのもうれしいですね。
素材には伸縮性のあるポリウレタンを使用し、ウエストにぴったりフィット。バックルつきのベルトには滑り止めコーティングが施されているので、揺れを軽減し快適なランニングをサポートします。
コンパクトで走りの邪魔にならない
縦10×横22cm、重さは70gと、コンパクトサイズがうれしいランニングウエストポーチです。ポケットがふたつあり、スマートフォンと鍵などを分けて収めることができます。
夜間のランニングに安心な反射材使用のタグもポイント。スマートフォンの大きさによっては入らない場合もあるので、注意してください。
「ランニング用ポーチ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ランニングウエストポーチの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのランニングウエストポーチの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ウエストポーチの正しい付け方 おへその少し下につける
ランニングの際、ウエストポーチを付ける位置ですが、よく間違えて腰の部分にウエストポーチを付けている方もいます。しかし実は、ウエストポーチはおへその少し上の部分に付けるのが正解。
身体の構造になりますが、おへその少し上の部分は、一番細くなる部分になります。これがウエスト部分です。そこにしっかりウエストポーチを付けることで、腰骨と肋骨に挟まれて安定します。ぜひ試してみてください。
そのほかの関連商品の記事はこちら ランニングを快適に!
荷物を入れて実際に動いてみることが大切
本記事では、ランニング用ウエストポーチの選び方やおすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?
商品を選ぶ際は、サイズ、フィット感や伸縮性、撥水性などをチェックすると、ランニングする上で必要な機能は網羅できるでしょう。その上で、収納しやすさ・道具の取り出しやすさなどを確認すると、走っている最中や休憩中なども快適に使用できるでしょう。
ウエストポーチを選ぶときは、荷物を入れて実際に動いてみることが大切です。お店で試着してみましょう。スマートフォンなど、ランニング中に使うものを実際に入れてみて容量が足りるのか? 動いてみてウエストポーチは揺れないのか? 締めつけによる窮屈(きゅうくつ)感はないのか? など自分の身体にあうものを選んでくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
アスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングトレーナーとして活躍。 アスリートのケガの復帰から、競技力向上まで、様々な知識と経験を駆使して、市民ランナーの指導を専門に行うJapanマラソンクラブを設立。 NHKBS「ラン×スマ」などで指導。著書「楽して走ろうフルマラソン」など多数執筆。(有)スポーツネットワークサービス代表