商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 全長(呼び寸法) | 最大口開幅 | 重量 | 材質 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
藤原産業『SK11 アルミパイプレンチ(SPW-300A)』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
軽量で耐久性の高いパイプレンチ | 285mm | 49mm | 762g | アルミ合金 | |
髙儀『TAKAGI M&M パイプレンチ 300mm』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
平均的なスペックながら、リーズナブルな価格が魅力 | 300mm | 31mm | 1.23kg | ステンレス | |
豊光『パイプレンチ PM-8F』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
かたくしまったパイプのゆるめ作業におすすめの長さ | 535mm | 78mm | 3.0kg | 頭部:炭素工具鋼、本体:フレアブル | |
アークランドサカモト『GREATTOOL パイプレンチ 450mm』 |
※各社通販サイトの 2024年10月7日時点 での税込価格 |
太いパイプにも対応し、長さも3パターンから選べる | 450mm | 60mm | 1.9kg | ‐ | |
STRAIGHT(ストレート)『パイプレンチ 190mm』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
アルミ合金製で軽く、女性にも扱いやすい | 190mm | 26mm | 0.225kg | ハンドル:アルミニウム合金、ジョー:クロームモリブデン鋼 | |
コバヤシデンソー『KIKAIYA アルミパイプレンチ 900mm 36インチ』 |
※各社通販サイトの 2024年10月7日時点 での税込価格 |
長さ900mmと大型ながら重さは3.6kgと軽め | 900mm | 100mm | 3.6kg | ハンドル:アルミ、その他:鉄 | |
アーム産業『ARM 強力型パイプレンチ 300mm(PW300)』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
上あごが長い構造で大きなパイプもつかめる | 300mm | 70mm | 1.0kg | 炭素鋼 | |
トネ『アルミパイプレンチ(ALPW-250)』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
すべりにくいグリップ付きで使いやすい | 248mm | 45mm | 0.54kg | アルミ合金 | |
ロブテックス『パイプレンチ(強力型)(PW450)』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
長いグリップで使いやすい! | - | 76mm | 2,330g | - | |
東邦工機『被覆管用ブルーアルミコーナーパイプレンチ(ACPW250-J)』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
パイプの加工を傷つけない! | 2,480mm | 38mm | 380g | アルミ |
パイプレンチとは
パイプレンチは、配管工事用に作られた専用のレンチのこと。「パイレン」とも呼ばれます。おもに、水道管やガス管の継手の取り付けや取り外しを行うときに使用するアイテムです。
開口部にある溝によって、丸みのあるパイプでも滑ることがなく、しっかりつかめるようになっているのが特徴。パイプに力が加わりすぎないようになっているため、パイプ自体を傷つけないのも魅力です。
パイプレンチの選び方
パイプレンチは製品によって構造や役割などが変わります。そこで、自分に合うパイプレンチを選ぶときのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。ポイントは下記の6つ。
【1】パイプの種類
【2】パイプの太さや規格
【3】重さ
【4】作業用途に合うか
【5】強度
【6】そのほかの便利機能
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】パイプの種類をチェック
パイプレンチは口径や向きなどで、使いやすいパイプが種類が変わります。そのため、自分が作業するパイプの種類が大きいか小さいかなどを考えてパイプレンチを選ぶようにしましょう。
▼白管用
白管用パイプレンチの特徴は、上あごや受けの歯が粗いこと。表面積が増えることでパイプを挟む力が強く、パイプへ力が伝わりやすいため、作業しやすいのがメリットです。
また、白管用はガス管や水道管などで主に使用するため、DIYなど家庭用として使うのに適したタイプ。クセがなく幅広いパイプで使えるレンチです。
▼コーナー用
コーナー用パイプレンチは、一般的なレンチと似た形状をしているのが特徴的。開口部が上向きになっているため、白管用などのパイプレンチではつかみにくい場所で重宝するアイテムです。
主に天井や壁面といった、隙間が限られている場所にあるパイプを着脱するときなどに使えます。どんな場所でも作業できるように、ほかのタイプと一緒にそろえておくのもおすすめです。
▼被覆管用
被覆管用パイプレンチは、開口部の溝がこまかく作られているのが特徴のアイテム。溝がこまかくなっていることで、ひとつの溝に加わる力が小さくなりパイプを傷つけにくくなっています。
そのため、表面が加工されているパイプの作業を行うときなどに役立ちます。また、被覆管用は白管用とコーナー用に分かれており、場所によって使い分けることも可能です。
【2】パイプの太さや規格をチェック
パイプレンチの開口部はある程度調整可能ですが、つかめる太さは商品ごとに決められています。そこで、使用するパイプの幅に合わせて、無理なくつかめるパイプレンチを手に入れることが大切です。
ただ、対応するパイプの直径が太くなるほど、パイプレンチ自体のサイズも大きくなる傾向があります。広い太さに対応させようとすると使いづらくなってしまうため、注意が必要です。
【3】重さをチェック
パイプレンチは、スチールなど主に金属で作られているため、それなりに重量があります。パイプレンチ以外の工具も使いながら作業をするため、ほかの工具を持っていても自然に扱える重さのレンチを選ぶことが大切です。
たとえば、長時間作業する人や女性が使う場合には、アルミ製や薄型の軽量パイプレンチを選ぶと作業の邪魔にならず、しっかり作業が行なえます。
【4】作業用途に合うかチェック
パイプレンチ選びで忘れずにチェックしておきたいのが、持ち手の長さです。持ち手が長いほど、てこの原理でパイプに力が伝わりやすくなります。
ただし、持ち手が長すぎると場所によっては作業がしづらくなることも。そのため、使い勝手のよさとともに、使う場所のことも考えて選ぶようにしましょう。
【5】強度をチェック
パイプレンチを使った作業は、思いっきり力を入れることも多く、作業途中でパイプレンチが壊れてしまう場合があります。そのため、本体の強度をチェックしておくことも重要です。
また、同じ炭素鋼のパイプレンチでも、熱処理されているもののほうが耐久性が高いなど、加工方法によって耐久性が変わることも。そこで、JIS規格で「H」と表記される「強力級」のものを選ぶようにして、強度の高いパイプレンチを手に入れましょう。
【6】そのほかの便利機能をチェック
目盛りがあるタイプのパイプレンチや、持ち手が樹脂コーティングされているものが使いやすくて便利です。
▼目盛り付き
目盛り付きのパイプレンチは、開口部でパイプを挟むだけで直径が計測できるのがすぐれたポイント。メジャーなどで計測するよりもかんたんで正確に計測できるため、交換用のパイプの直径を調べるときなどに便利に使えます。
もちろん、作業をするときの機能性に違いはありません。そのため、目盛り付きのパイプレンチは作業前に入手しておくと、作業を的確に進められます。
▼樹脂コーティンググリップ
樹脂コーティンググリップは、手になじみやすいようにグリップへ樹脂コーティングしたもの。グリップが安定するため力を入れやすく、力強く握っても手のひらが痛くなりにくいのがメリットです。
さらに、グリップの冷たさを軽減できるので、冬場の作業にもぴったり。コーティングされているだけなのですが、使い勝手が大きく変わります。
パイプレンチのおすすめ10選
ここでは、数あるパイプレンチのなかでも、とくにおすすめの商品を紹介します。商品ごとの特徴も解説していくので、ぜひ参考にしてください。
軽量で耐久性の高いパイプレンチ
熱処理したアルミ合金を採用することで、軽量さと高耐久性を両立したパイプレンチ。2本もって作業しても負担になりにくく、作業をスムーズに終わらせられます。
開口部には波焼きが入れられており、しっかりとパイプをつかむため、滑りにくいつくりになっているのもポイント。力のロスが少ないため、女性でも扱いやすいパイプレンチです。
全長(呼び寸法) | 285mm |
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最大口開幅 | 49mm |
重量 | 762g |
材質 | アルミ合金 |
全長(呼び寸法) | 285mm |
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最大口開幅 | 49mm |
重量 | 762g |
材質 | アルミ合金 |
平均的なスペックながら、リーズナブルな価格が魅力
パイプレンチは2個セットで使用することが多いので、価格も重要なポイント。その点、こちらはとてもリーズナブル。使用頻度が少なく、とりあえずそろえておきたい方におすすめです。素材はスチールで重量は1.23kgとそこそこの重さ。最大口開幅は約31mmと平均的です。
DIYで使用するため、はじめてパイプレンチを購入するという人には、まずはこれくらいで充分でしょう。
全長(呼び寸法) | 300mm |
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最大口開幅 | 31mm |
重量 | 1.23kg |
材質 | ステンレス |
全長(呼び寸法) | 300mm |
---|---|
最大口開幅 | 31mm |
重量 | 1.23kg |
材質 | ステンレス |
かたくしまったパイプのゆるめ作業におすすめの長さ
全長535mmでパイプレンチの持ち手部分が長いのが特徴です。その長さゆえに、テコの原理で、短いレンチよりも少ない力でしめつけることや、ゆるめることが可能。かたくしまったパイプをゆるめる際にはこのような長いパイプレンチがおすすめです。
作業の対象となるパイプ自体は重いですが、しめつけ作業、ゆるめ作業においては、力の弱い女性などでも、比較的少ない力で作業ができるでしょう。ただし、重量3kgと重いので持ち運びはやや大変かもしれません。
全長(呼び寸法) | 535mm |
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最大口開幅 | 78mm |
重量 | 3.0kg |
材質 | 頭部:炭素工具鋼、本体:フレアブル |
全長(呼び寸法) | 535mm |
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最大口開幅 | 78mm |
重量 | 3.0kg |
材質 | 頭部:炭素工具鋼、本体:フレアブル |
太いパイプにも対応し、長さも3パターンから選べる
最大口開き幅60mmまでとかなり幅広い太さのパイプに対応できるのが特徴です。重量はありますが、しっかりとした作りで耐久性や精度もそこそこあり、いろいろな種類のパイプを扱いたい方におすすめの商品。シリーズでパイプレンチ本体の長さが選べるので、用途に合ったパイプレンチを選んでください。
収納場所に困らなければ450mmサイズを選択しておくと、力の入れやすさからみても使い勝手がよいでしょう。
全長(呼び寸法) | 450mm |
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最大口開幅 | 60mm |
重量 | 1.9kg |
材質 | ‐ |
全長(呼び寸法) | 450mm |
---|---|
最大口開幅 | 60mm |
重量 | 1.9kg |
材質 | ‐ |
アルミ合金製で軽く、女性にも扱いやすい
アルミ製でリーズナブルなパイプレンチはこちらの商品。アルミニウム合金製ですので重量は225g。スチール製と比べてとても軽いのが特徴です。
スチール製ほどの耐久性はありませんが、使用頻度が少ないなら支障はないでしょう。とくに家庭で女性が使うときなどは、重いレンチを使うよりもこちらのほうが作業効率がよく使いやすいでしょう。
全長(呼び寸法) | 190mm |
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最大口開幅 | 26mm |
重量 | 0.225kg |
材質 | ハンドル:アルミニウム合金、ジョー:クロームモリブデン鋼 |
全長(呼び寸法) | 190mm |
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最大口開幅 | 26mm |
重量 | 0.225kg |
材質 | ハンドル:アルミニウム合金、ジョー:クロームモリブデン鋼 |
長さ900mmと大型ながら重さは3.6kgと軽め
最大口開幅100mmと、かなり太いパイプまで対応できるのがこちらのパイプレンチ。持ち手の部分がアルミ製なので、この大きさにしては3.6kgと軽いです。
長さは900mmあるため、テコの原理によって、かたくしめ上げたり、かたくしまったパイプをゆるめたりすることができます。太いパイプのつけ外しがある方には、こちらのパイプレンチをおすすめします。
全長(呼び寸法) | 900mm |
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最大口開幅 | 100mm |
重量 | 3.6kg |
材質 | ハンドル:アルミ、その他:鉄 |
全長(呼び寸法) | 900mm |
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最大口開幅 | 100mm |
重量 | 3.6kg |
材質 | ハンドル:アルミ、その他:鉄 |
上あごが長い構造で大きなパイプもつかめる
300ミリタイプながら、上アゴ部分を長くしている構造のため、ひとつ上のサイズのレンチと同等の作業ができるというパイプレンチ。材質も炭素鋼を使った日本製でJIS取得商品のため、安心して使用できます。
全長(呼び寸法) | 300mm |
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最大口開幅 | 70mm |
重量 | 1.0kg |
材質 | 炭素鋼 |
全長(呼び寸法) | 300mm |
---|---|
最大口開幅 | 70mm |
重量 | 1.0kg |
材質 | 炭素鋼 |
すべりにくいグリップ付きで使いやすい
アルミ合金を使用した軽量タイプのパイプレンチは、力が入りにくい人や女性でも扱いやすいでしょう。口部分に目盛りがついていたり、グリップ部分にすべりにくい素材が使われていたりなど、使いやすい仕様になっています。
全長(呼び寸法) | 248mm |
---|---|
最大口開幅 | 45mm |
重量 | 0.54kg |
材質 | アルミ合金 |
全長(呼び寸法) | 248mm |
---|---|
最大口開幅 | 45mm |
重量 | 0.54kg |
材質 | アルミ合金 |
長いグリップで使いやすい!
全長450mmと長いグリップが特徴のパイプレンチ。片手はもちろん、両手で握れる長さなので、しっかり力を込めて作業ができるため、今まで動かすのが難しかったパイプもスムーズに動かせます。
JIS強度をクリアした高耐久性により、力を入れて作業していても壊れにくくなっているのもメリットのひとつ。太いパイプや接合部が硬くなった部分ほど、このパイプレンチが活躍します。
全長(呼び寸法) | - |
---|---|
最大口開幅 | 76mm |
重量 | 2,330g |
材質 | - |
全長(呼び寸法) | - |
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最大口開幅 | 76mm |
重量 | 2,330g |
材質 | - |
パイプの加工を傷つけない!
間隔のこまかい歯を取り付けることで、きちんとパイプを掴みながらも傷つけないように作られたパイプレンチ。コーナー用なので、通常のパイプレンチが使いにくい場所でもスムーズに作業が可能です。
本体にはアルミを使用することで、軽量化を実現。重さが作業の負担にならないため、天井の配管作業などをするときに活躍します。
全長(呼び寸法) | 2,480mm |
---|---|
最大口開幅 | 38mm |
重量 | 380g |
材質 | アルミ |
全長(呼び寸法) | 2,480mm |
---|---|
最大口開幅 | 38mm |
重量 | 380g |
材質 | アルミ |
「パイプレンチ」のおすすめ商品の比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 全長(呼び寸法) | 最大口開幅 | 重量 | 材質 |
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藤原産業『SK11 アルミパイプレンチ(SPW-300A)』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
軽量で耐久性の高いパイプレンチ | 285mm | 49mm | 762g | アルミ合金 | |
髙儀『TAKAGI M&M パイプレンチ 300mm』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
平均的なスペックながら、リーズナブルな価格が魅力 | 300mm | 31mm | 1.23kg | ステンレス | |
豊光『パイプレンチ PM-8F』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
かたくしまったパイプのゆるめ作業におすすめの長さ | 535mm | 78mm | 3.0kg | 頭部:炭素工具鋼、本体:フレアブル | |
アークランドサカモト『GREATTOOL パイプレンチ 450mm』 |
※各社通販サイトの 2024年10月7日時点 での税込価格 |
太いパイプにも対応し、長さも3パターンから選べる | 450mm | 60mm | 1.9kg | ‐ | |
STRAIGHT(ストレート)『パイプレンチ 190mm』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
アルミ合金製で軽く、女性にも扱いやすい | 190mm | 26mm | 0.225kg | ハンドル:アルミニウム合金、ジョー:クロームモリブデン鋼 | |
コバヤシデンソー『KIKAIYA アルミパイプレンチ 900mm 36インチ』 |
※各社通販サイトの 2024年10月7日時点 での税込価格 |
長さ900mmと大型ながら重さは3.6kgと軽め | 900mm | 100mm | 3.6kg | ハンドル:アルミ、その他:鉄 | |
アーム産業『ARM 強力型パイプレンチ 300mm(PW300)』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
上あごが長い構造で大きなパイプもつかめる | 300mm | 70mm | 1.0kg | 炭素鋼 | |
トネ『アルミパイプレンチ(ALPW-250)』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
すべりにくいグリップ付きで使いやすい | 248mm | 45mm | 0.54kg | アルミ合金 | |
ロブテックス『パイプレンチ(強力型)(PW450)』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
長いグリップで使いやすい! | - | 76mm | 2,330g | - | |
東邦工機『被覆管用ブルーアルミコーナーパイプレンチ(ACPW250-J)』 |
※各社通販サイトの 2024年10月05日時点 での税込価格 |
パイプの加工を傷つけない! | 2,480mm | 38mm | 380g | アルミ |
各通販サイトのランキングを見る パイプレンチの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのパイプレンチの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
パイプレンチの使い方
はじめてパイプレンチを使うときには、使いやすいレンチを手に入れてもうまく使えないことがあります。そこで、パイプレンチを使いこなすためのコツを紹介していきます。
■パイプをつかむとき
パイプレンチでしっかりパイプをつかむときには、まず開口部の調節部分であるナットを回し緩めておきます。このときに、パイプよりもやや大きめに広げておくのがポイントです。
開口部をパイプに取り付けたら、ナットを締めてパイプナットとパイプをしっかり固定します。ナットの締め付けがゆるいと、力を入れたときに外れてしまうため、きちんと固定しましょう。
■パイプレンチを回すとき
パイレンチを回すときに滑ってしまう場合は、回し方が間違っている可能性があります。パイプレンチは押すように力を入れて回すことで、よりつかむ力が強くなる構造になっています。
そのため、回転方向へレンチを押し回すことがポイントです。逆方向に動かすと、固定力が弱まってしまうため、作業中はつねに一定方向へ回すようにしましょう。
■パイプを外すとき
パイプからパイプレンチを外すときには、固定する手順とは反対にナットを緩めるようにします。もしくは、回転方向とは逆の方向へ動かすことでパイプレンチを取り出すことも可能です。
さらに、レンチによっては上あご(先端部分)を押すだけで外すこともできます。この3種類の方法から、自分がやりやすい方法でパイプから外しましょう。
そのほかのDIY関連の記事はこちら 【関連記事】
本体の重量は一長一短 エキスパートからのアドバイス
パイプレンチを選ぶ際に注意する点は、まず本体の重量です。本体が長ければ、テコの原理によって力をかけやすいですが、長い分重量が増しますので持ったままの作業は大変です。軽いレンチはアルミ製のものが多く、強度が足りないなど、いずれも一長一短です。
DIYでパイプ家具を作るなど、もの作りで使いたいと思っているのであれば、なるべくコンパクトで軽いアルミ製のレンチをおすすめします。逆に自宅での配管作業など、しっかりとしめ上げなければいけない、かたくしまっていてなかなかゆるまないパイプを外したい場合などでは、長くて重い耐久性のあるレンチを選んでください。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。