自転車用ヘルメットで安全なサイクリングを
法改正もあり、すっかり自転車のお供として定着した自転車用ヘルメット。法律的な話もありますが、安全に自転車に乗るために必要不可欠なことは昔から変わっていません。
さらに、女性にとっては安全性とおしゃれを兼ね備えたアイテムとも言えるでしょう。頭部を守るために設計されたこれらのヘルメットは、事故の際に衝撃を吸収し、重大な怪我を防ぐ役割を果たします。特に、厳しい安全基準を満たした製品を選ぶことで、その信頼性はさらに高まります。
そして女性のために特別にデザインされたヘルメットは、エレガントなカラーやスタイリッシュなデザインが特徴。これにより、普段のコーディネートにも自然にマッチし、おしゃれな見た目を保ちながら安全を確保できます。多くのブランドがファッション性を重視しているため、自転車に乗る時間が楽しくなり、普段からヘルメットを着用しようという気持ちを高めてくれますよ。
女性向けの自転車用ヘルメットの選び方
ここからは、女性向けの自転車用ヘルメットの選び方のポイントを紹介しましょう。
【1】サイズとフィット感
【2】通気性と快適性
【3】デザインとスタイル
【4】安全基準と認証の確認
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい自転車用ヘルメットを探すことができます。詳細に見ていきましょう。
サイズとフィット感の重要性
ヘルメットを選ぶ際には、まずサイズとフィット感が最も重要です。自分の頭のサイズを正確に測り、それに合ったヘルメットを選びましょう。サイズが合わないと、事故の際に十分な保護ができないだけでなく、長時間の使用で不快感を感じることもあります。調整機能が充実しているモデルを選ぶと、より快適にフィットさせることができます。
女性にとっては、海外製のメンズを主体としたヘルメットなどは、一番小さなサイズでどれだけサイズ調整しても自分の頭には大きすぎる場合がありますので、特に気を付けましょう。
女性にとっては、海外製のメンズを主体としたヘルメットなどは、一番小さなサイズでどれだけサイズ調整しても自分の頭には大きすぎる場合がありますので、特に気を付けましょう。
通気性と快適性
![bicycle helmet women](/assets/loading-gif-ef97edf4d1acb90bd8ecfb171d4687ca923b13d386173426bfcb961097a710fe.gif)
Photo by Markus Spiske on Unsplash
![bicycle helmet women](/assets/loading-gif-ef97edf4d1acb90bd8ecfb171d4687ca923b13d386173426bfcb961097a710fe.gif)
Photo by Markus Spiske on Unsplash
通気性も大切なポイントです。特に夏場や長時間のライドでは、ヘルメット内部が蒸れやすくなります。通気孔が多いヘルメットは、風通しが良く快適。さらに、内部パッドが取り外して洗えるタイプのヘルメットは、常に清潔に保つことができ、快適さを維持できます。
![マイナビおすすめナビ編集部:編集担当](/assets/loading-gif-ef97edf4d1acb90bd8ecfb171d4687ca923b13d386173426bfcb961097a710fe.gif)
マイナビおすすめナビ編集部
通気性を重視するあまり、あまりにスカスカなヘルメットを選んでしまうと安全性が犠牲になっているかもしれません。その場合は、ちゃんと安全基準を満たしているかなど、注意深く確認してください。
デザインとスタイル
![bicycle helmet women](/assets/loading-gif-ef97edf4d1acb90bd8ecfb171d4687ca923b13d386173426bfcb961097a710fe.gif)
Photo by Markus Spiske on Unsplash
![bicycle helmet women](/assets/loading-gif-ef97edf4d1acb90bd8ecfb171d4687ca923b13d386173426bfcb961097a710fe.gif)
Photo by Markus Spiske on Unsplash
女性用ヘルメットは、デザインやスタイルも重要な選択ポイントです。多くのメーカーが女性向けのエレガントでカラフルなデザインを提供しています。自分の好みに合ったデザインを選ぶことで、ヘルメットの着用が楽しくなり、継続的に使う意欲も高まります。
![マイナビおすすめナビ編集部:編集担当](/assets/loading-gif-ef97edf4d1acb90bd8ecfb171d4687ca923b13d386173426bfcb961097a710fe.gif)
マイナビおすすめナビ編集部
デザイン的に気に入るのなら、なるべく鮮やかでビビットなカラーのヘルメットをおすすめします。ヘルメットの重要性は転倒時などの安全性はもちろんですが、走行時に他の人から「視認されやすい」ことも重要です。
安全基準と認証の確認
![bicycle helmet accident](/assets/loading-gif-ef97edf4d1acb90bd8ecfb171d4687ca923b13d386173426bfcb961097a710fe.gif)
Photo by Dmitrii Vaccinium on Unsplash
![bicycle helmet accident](/assets/loading-gif-ef97edf4d1acb90bd8ecfb171d4687ca923b13d386173426bfcb961097a710fe.gif)
Photo by Dmitrii Vaccinium on Unsplash
最後に、安全基準と認証の確認は欠かせません。信頼できるブランドの製品を選び、CEマークやCPSC認証などの安全基準をクリアしているかをチェックしましょう。これにより、ヘルメットの品質と安全性を確認することができます。
主な安全基準は下記の通りです。
SG(製品安全協会
SGマークは日本の製品安全協会によって認証される安全規格です。SGマークが付いた製品は、厳しい安全基準をクリアしたものであることを示しています。自転車ヘルメットにおいても、衝撃吸収性や耐久性などの厳しい試験をパスしたものにのみSGマークが付与されます。消費者が安心して使用できるよう、定期的な検査も行われています。
JCF(日本自転車競技連盟)
JCFマークは、日本自転車競技連盟が認定したヘルメットに付与される規格です。主に競技用ヘルメットに適用され、競技者の安全を確保するために設けられた厳しい基準を満たしています。JCF認定ヘルメットは、プロやアマチュア問わず、公式競技に参加するために必須とされています。このマークがあることで、高い信頼性と安全性が保証されます。
CE EN1078
CE EN1078は、欧州連合が定めた自転車ヘルメットの安全規格です。この規格は、ヘルメットの衝撃吸収性能、耐貫通性、ストラップの強度など、複数の試験基準を設けています。CEマークが付いたヘルメットは、欧州内で販売される際に必要な基準を満たしていることを示します。欧州で製造・販売されるヘルメットはこの規格を遵守しており、安全性が保証されています。
CPSC1203
CPSC1203は、米国消費者製品安全委員会(CPSC)が定めた自転車ヘルメットの安全規格です。この規格は、ヘルメットの衝撃吸収能力、耐貫通性、ストラップの強度など、様々な試験を通じて安全性を評価します。CPSC認証を受けたヘルメットは、米国内で販売するために必要な基準をクリアしていることを証明します。高い安全基準を満たしているため、信頼性が高いです。
基本的には上記で上げた4つの基準のいずれかを満たせていれば、安全性に関しては何の問題もありません。
女性向け自転車用ヘルメットのおすすめ
まるで帽子のようなヘルメット
ぱっと見は帽子のような、被りやすい女性用の自転車ヘルメット。つばも広く日焼け対策もばっちりです。
毎日被るのにも負担にならない軽量設計も魅力。見た目に反してSG基準認定の本格派。
規格 | SG |
---|---|
サイズ | 54~57cm |
重さ | 345g |
規格 | SG |
---|---|
サイズ | 54~57cm |
重さ | 345g |
マットなカラーバリエーションでカジュアル
現代的でスタイリッシュなデザインが魅力の「MOEBIUS」。学生専用の自転車ヘルメットではありませんが、摩擦にも強く、フィッティング調節システムなどの採用で女性のファッションを応援します。
前部のバイザーは取り外しが可能。ねじれ構造に特化したストラップなど、本格的なヘルメットで通学したいならおすすめのシリーズです。
規格 | WG11 |
---|---|
サイズ | M、L |
重さ | 420g |
規格 | WG11 |
---|---|
サイズ | M、L |
重さ | 420g |
帽子感覚で着用できるクラシカルなおしゃれデザイン
シンプルでクラシカルテイストのデザインが印象的な自転車用ヘルメット。帽子感覚で着用できる飽きのこないモデルです。バイザー付きでしかも軽量。アジャスターでは、軽いタッチでサイズの調整が可能です。
KOOFUとは、「風を楽しむ」というテーマで名付けたブランド。シティライドユーザーが、気軽に着用できるデザインやプレミア感を演出しているブランドです。
規格 | JCF |
---|---|
サイズ | S、M、L |
重さ | 220g、235g |
規格 | JCF |
---|---|
サイズ | S、M、L |
重さ | 220g、235g |
高温多湿を考慮した空冷エアルートデザイン
ヘルメット内部に熱気がこもらないように、エアルートを確保した「IZANAGI」はKABUTOブランドのなかでも歴代に残る空冷モデルです。着用すれば、まるで頭を手のひらで包み込んだようなフィット感があります。
頭部が蒸れずに通勤時も快適に通うことが可能。カラーも豊富なので、女性用のファッションにも合わせやすく、スーツや服装に合わせたヘルメットをそろえて、コーディネートもできます。
規格 | JCF |
---|---|
サイズ | XS、S、M、L、XL、XXL |
重さ | 210g~260g |
規格 | JCF |
---|---|
サイズ | XS、S、M、L、XL、XXL |
重さ | 210g~260g |
360度サイズ調整が可能なフィット感
ヘルメットのフィット感もかんたんに調整できます。さらに、アジャスタブルヘッドバスケット機能により、ヘルメットの縦方向のサイズを変更。頭の全周を調整することで部分的な暑さや圧迫を防ぎます。
自然なライディングとエアロダイナミクスを考慮したシンプルなデザインも通勤にぴったり。アクセサリーと組み合わせれば、雨から身を守ることも可能です。女性に人気のブルー以外にも、定番のブラック、レッドなどのラインナップも
規格 | JCF |
---|---|
サイズ | S、M、L、XL |
重さ | 250g |
規格 | JCF |
---|---|
サイズ | S、M、L、XL |
重さ | 250g |
軽さでライダーに正確な快適性をもたらす
KASKブランド独自の人間工学にもとづき、わずか230gの重さを実現。軽いだけではなく、KASKの厳しいテストにも合格し、ヨーロッパ安全基準も達成しているのが特徴の自転車用ヘルメットです。
クラシックな丸みを帯びたロアシェルの象徴的なデザインは女性にも人気で、人目をひくカラーの豊富さも特徴のひとつ。これならば、通勤も楽しくなること間違いなしでしょう。
規格 | CE EN 1078、CPSC 1203、AS/NZS 2063 |
---|---|
サイズ | S、M、L |
重さ | 230g |
規格 | CE EN 1078、CPSC 1203、AS/NZS 2063 |
---|---|
サイズ | S、M、L |
重さ | 230g |
ブランド屈指の定番モデルはツバ付きヘルメット
bernの定番でもあるWATTSは、ブランドの黎明期から続いているモデル。ツバ付きフォルムが特徴で通気性と弾力性を同時に実現したヘルメットです。オールラウンダーなモデルなので、通学以外でも使用が可能。スケートボードやスノーボードのアクションシーンなど幅広く活躍しています。
日本人向けのジャパンフィットを採用。快適な使用感を目指し、頭部の形状に沿ったスマートな設計です。可愛らしさを演出したい時などにもおすすめです。
規格 | - |
---|---|
サイズ | S、M、L、XL、XXL、XXXL |
重さ | 455g、490g、515g |
規格 | - |
---|---|
サイズ | S、M、L、XL、XXL、XXXL |
重さ | 455g、490g、515g |
KABUTO新提案のカジュアルヘルメット
通学用としても使えるカジュアルなヘルメット。派手すぎないデザインので、通学でもちょうどいいおしゃれな感覚で使えるタイプです。SG基準のマークもついています。
通学専用のヘルメットではないので、用途に合わせて使えるのが特徴。カラーは3色で、マットなタイプのシンプルなデザインが好みの女性にもおすすめのヘルメットです。
規格 | SG |
---|---|
サイズ | 57~59cm |
重さ | 315g |
規格 | SG |
---|---|
サイズ | 57~59cm |
重さ | 315g |
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 大人用自転車ヘルメット の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での大人用自転車ヘルメット の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
自転車用品をチェック! 【関連記事】
エキスパートからのアドバイス おしゃれなメットは沢山ある!
おしゃれなヘルメットは多くのブランドから提供されています。カラーやデザインにこだわった製品が多く、ファッションの一部として楽しむことができます。シンプルなものから、花柄やグラフィックデザインが施されたものまで、個性を表現できるヘルメットが揃っています。通勤や通学時におしゃれなヘルメットを身に着ければ、日常のサイクリングがより楽しくなります。また、スタイリッシュなヘルメットは、自転車に乗ることへのモチベーションを高めてくれるでしょう。
しかし、デザインだけでなく、安全性も重視することが重要です。購入する際には、必ず安全基準を確認しましょう
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。