メンズモッズコートのおすすめ11選 着こなし工学提唱者が厳選
着こなし工学提唱者の平 格彦さんと編集部おすすめの商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。

『踊る大捜査線』にも登場! 正統派モッズコート
テレビドラマおよび映画の人気作品シリーズ『踊る大捜査線』にて、主人公・青島俊作を演じた俳優の織田裕二さんが着用していたのが、こちらのヒューストン(ユニオントレーディング社)のモッズコートです。
映画『踊る大捜査線THE MOVIE』(1998年)から採用されています。ヒューストンは軍モノのウェア類を忠実に再現するのが得意なブランドで、このモッズコートも然り。
正統派のモッズコートがほしいなら最初に選ぶべき逸品です。着脱可能なライナーつきで保温性が調整できます。
フードもライナーも着脱可能式で自由なスタイルに
フード、ライナー、シェルの3つの部分が取り外しできるモッズコートです。それぞれが独立しているので、気候やシーン、コーディネートに合わせてカスタマイズでき、1年を通して使えるコートになっています。悪天候時にも使用できるよう撥水加工がされているので、雨天時にも活躍するでしょう。自由にモッズコートを楽しみたい方におすすめの商品です。
防水性と透湿性を両立した快適なコート
防水加工や撥水加工がされているだけでなく、汗を外に放出して内面を快適な湿度に保つ透湿性にも優れています。悪天候時に汗をかいても、不快感なく着用できるので、じめじめする環境でも活躍するコートでしょう。余裕のあるリラックスサイズなため、サッと羽織るのにもちょうどいいサイズ感です。デザイン性にも優れており、都会感ある最先端のコートです。
フードやライナーをカスタムして1年中楽しめる
シェル、ライナー、フード部分が取り外し可能な設計で出来ており、自由にカスタムして楽しむことができます。冬には防寒を重視したカスタムにしたり、春先にはライナーを外して軽量化したり、環境やシーンによって変えられるのが魅力でしょう。1年中使えるモッズコートなので、1枚持っておくとコーディネートにも幅が出ます。
デザイン性・機能性◯
こちらは裏地がフリース素材になっているタイプのモッズコートです。優れた防風性と保温性のおかげで本格的な寒さの中でもずっと温かい状態でいられます。どのような服にも合わせやすく、羽織るだけでコーディネートが決まるので1枚持っておいて損はありません。サイズ展開も豊富なので自分に合ったものが見つかるでしょう。
上品なファーは取り外し可能なのがポイント
ふわっとした細かい毛で出来ているフェイクファーは取り外し可能なので、気分やコーディネートに合わせて変えられる優れものです。フードやウエスト、裾の部分にはドローコードが入っており、スタイルに合わせて調整できるのも嬉しい機能です。ライナーがコットン素材で出来ているため、冬の寒さ対策にも向いている商品です。
FREAK'S STORE(フリークスストア)『ビッグシルエット M-65 ライナーセットモッズコート』
ライナーが取り外せて季節を問わずに使える
ライナーの取り外しが可能になっているので、環境や季節、シーンに合わせて自由にコーディネートを組むことができます。冬場だけでなく、春や秋など1年を通して大活躍のモッズコートです。
また、こなれ感を演出できるビッグシルエットで、おしゃれな着こなしをしたい方にもおすすめ。ヴィンテージ生地を使用しているのもポイントです。
春先にも使える軽い素材のモッズコート
冬だけでなく春にも活躍する軽い素材で作られたモッズコートです。軽量ながらしわ感の出る素材を表地に使っており、おしゃれな雰囲気を出すことができます。
さらにビッグシルエットとフードなしのデザインなので、コーディネートに合わせるのも簡単です。すっきりしたデザインのコートで、春先もおしゃれを楽しみましょう。
暖かくなる春先にもぴったりのコート
シャツのような軽い素材を使って作られており、春先にサッと羽織れるタイプのモッズコートです。通常のコーディネートの上から羽織るだけでおしゃれに見えるので、スプリングコートとして揃えてみてはいかがでしょうか。オーバーサイズのデザインですが、着丈を短めに設計しているため、どんな方でも着やすい形になっています。腕周りにも余裕を持たせたことで、体型を気にせずにモッズコートを楽しめます。
クラシックな素材とショート丈が特徴的なコート
上品さを演出してくれるクラシックな素材を使って作られたモッズコートです。ショート丈で出来ているので重たい印象にならず、どんなコーディネートにも使いやすい商品です。また、インナーは単体でも着用できる仕様になっており、春先に羽織るのにもぴったりです。冬はもちろん暖かくなってくる春まで使える万能なコートです。
ミリタリー感を押さえて現代風にアレンジ
M-65のミリタリー感を基調にしながらも現代っぽさをなくさない、デザイン性の高さを感じられるモッズコートです。ミリタリー特有の野暮ったさがないので、コーディネートをワンランク上のレベルに仕上げます。パンツのカラーやデザインを選ばないように設計されており、初心者の方でもおしゃれを楽しむことができるでしょう。
「メンズモッズコート」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする メンズモッズコートの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのメンズモッズコートの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
モッズコートの歴史と特徴 60年代にイギリス・ロンドンで登場
モッズコートの「モッズ」とは、60年代にイギリス・ロンドンで流行した「モッズ」という若者のファッションスタイルからきています。モッズの若者たちが好んで身につけたのが、アメリカ軍が採用していた極寒時の防寒用衣料「M-51パーカ」でした。
ふだんのファッションに、かんたんにミリタリーテイストをプラスできるアイテムとして、現在は広く着用されています。
モッズコートのルーツはミリタリー
モッズコートが広まったのは、アメリカ軍のサープラス品(一般に放出した品)がイギリスに渡ってモッズスタイルで使われるようになったからです。
モッズとは、1950〜60年代にイギリスで流行した若者のファッションやライフスタイルのこと。M-51パーカ(=モッズコート)、細身の3ボタンスーツ、ベスパ社のスクーターなどが象徴的なアイテムで、だからこそ「M-51パーカ」が「モッズコート」と呼ばれるようになりました。
この経緯と軍用品であることから、モッズコートは今でもカジュアルなアウターです。ビジネススーツなどのルールが厳格なアイテムと違って、感覚的に好きなモッズコートを選んで問題ありません。
メンズモッズコートの選び方 シルエットや丈感に注目

Photo by Alex Moiseev on Unsplash
温かくデザイン性も高いモッズコートは持っておきたいアイテムです。
着こなし工学提唱者の平 格彦さんに、メンズモッズコートを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
コートのシルエットや丈感で選ぶ
モッズコートを選ぶときは、そのシルエットや丈感 にも注目してみましょう。ベーシックなモッズコートは、丈が長く大きめのシルエットが特徴です。最近は細身のものも登場しています。
丈は膝上のものと膝下のものがあり、それぞれ雰囲気が異なります。膝上丈のものはファッションに取り入れやすく、膝下丈のものはより大きく見えるのでトレンド感のある着こなしが楽しめるでしょう。
ちなみにベーシックなモッズコートは、薄めの軍用ジャケットの上に羽織ることを想定した「ビッグシルエット」、裾の背面が燕尾状になっている「フィッシュテール」、裾を折って固定できる「スナップボタン」、ウエスト&裾の「ドローコード」といったディテールが特徴的です。
コートの素材で選ぶ
モッズコートとひと口にいってもその素材はさまざまです。コットンサテン製のものもあれば、コットンナイロン製のものもあります。
モッズコートはシンプルなデザインのコートなので、個性的な着こなしを楽しみたいときは、ぜひその素材にもこだわってみましょう。
最近は、よりカジュアルな雰囲気のポリエステル製モッズコートもあります。
高機能なコートは実用性も高い!
見ためや着こなしやすさを重視してモッズコートを選ぶのも正解ですが、着丈の長さを活かすなら防風性や防水性といった機能面を重視して選ぶのもいいでしょう。個人的には後者がおすすめです。
具体的には、高機能な素材を使ったモッズコートを選ぶと気温や天候の変化などにも対応できて重宝します。原型である「M-51パーカ」(※選び方1および2参照)のデザインに縛られず、モッズコートをアレンジしたデザイン、モッズコートに近いデザインなども含めて選択肢を広げると納得の一着が見つかるはずです。
コートの色で選ぶ
モッズコートというとカーキ色のものをイメージする人が多いですが、カーキ以外の色もあります。モッズコートを選ぶときは、色にもこだわってみましょう。
カジュアルな雰囲気のカーキ
モッズコートといえばカーキ色と言っても過言ではない定番の色です。カジュアルな服装との相性がよく、さまざまなシーンに着まわせます。
カーキとひと口にいっても緑色が強いもの、ベージュ色が強いもの、くすんだもの、鮮やかなものなどブランドによって色に違いがあるので、自分好みのカーキ色を探してみてください。
洗練された雰囲気のブラック
モッズコートのミリタリー感をやわらげたいなら、ブラックのものを選んでみましょう。黒いモッズコートには、すっきりと洗練された都会的な雰囲気があります。
ファーがついているタイプなら、コートの存在感もしっかり感じられます。
黒いモッズコートは、カジュアルなモッズコートをスタイリッシュに着こなしたい人にぴったりです。
上品な大人っぽさが感じられるネイビー
カジュアルでワイルドな印象が強いモッズコートですが、ネイビーのものは上品な大人っぽさが感じられ、ワイルドな印象がやわらぎます。ニットやスラックスとの相性もよいので、スマートな着こなしが楽しめるでしょう。
カーキ色のモッズコートに飽きてきた人や、ほかの人と少し違うテイストのモッズコートがほしい人にぴったりのカラーです。
カジュアルなコーディネートに活用して
通称に「コート」がついていますが、モッズコートの正式名称は「M-51パーカ」。出自はミリタリーで、まぎれもなくカジュアルなアウターです。
基本的にはカジュアルなスタイルに合わせるべきアイテムという点を把握した上で、自分のプライベートなコーディネートに合うモッズコートを探してみてください。本来は薄手で、春や秋に重宝するアウターです。
定番カラー以外のモッズコートで、個性を演出するのもおすすめ!
モッズコートの定番カラーはオリーブ(カーキ、モスグリーンなど)ですが、ミリタリーを強く感じさせるカラーなので、羽織るだけでコーディネート全体がミリタリー調に染まります。
ですので、たとえばブラックをはじめとした他のカラーを選ぶだけでも新鮮な印象になります。このように自分の好みやコーディネートに合わせてカラーを選び、個性をアピールするのもおすすめです。
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メンズファッションがメインのライター/編集者/コラムニスト。 AllAbout「メンズファッション」ガイド。[着こなし工学]提唱者。 また、メンサ (JAPAN MENSA) 会員。野菜ソムリエの資格も保有。 出版社から独立後、70ほどのメディアに関わり、客観的、横断的、俯瞰的なファッション分析を得意とする。そんな視点を活かした[着こなし工学]を構築中。 また、ライター向けのコミュニティを「DMMオンラインサロン」で運営中。 最近の「マイナビおすすめナビ」の記事においては、商品選びのアドバイスなど、監修者として携わる。