「ほうじ茶」のおすすめ商品の比較一覧表
ほうじ茶の選び方

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料理研究家の松本葉子さんのアドバイスをもとに、ほうじ茶の選び方を紹介します。ポイントは下記の6つ。
【1】タイプ(リーフ、ティーバッグ、パウダー)
【2】茶の産地
【3】種類や品種、部位
【4】焙煎の強さ
【5】飲み切れる量
【6】栽培方法(有機栽培)
上記の6つのポイントをおさえると、自分にぴったりのほうじ茶を選ぶことができますよ。
【1】用途に合わせてタイプを選ぶ
ほうじ茶には、リーフタイプとティーバッグなどタイプがいくつかあります。どんな飲み方をしたいかで選べばよいかがわかります。
「リーフタイプ」で好みの味を
リーフタイプのほうじ茶なら、茶葉からお茶を淹れることができます。急須を使って、ご自身の好みに合わせて、茶葉の量や淹れる時間を調整してたのしめます。
インスタントタイプより手間はかかりますが、自宅でのくつろぎタイムに飲むお茶として、また仕事の合間の一息つく時間のおともにおいしく飲めます。
「ティーバッグタイプ」で出先でも

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ティーバッグタイプは、カップや急須にそのまま投入できる茶葉がパックに入っていて、かんたんに手早くお茶を飲めるようになっています。
ティーバッグを携帯して出かけるなら、外出先でもいつでもお気に入りのほうじ茶タイムをたのしめます。またほうじ茶をたくさん作り置きしておくにも、ティーバッグタイプのほうじ茶を使うと便利です。
「パウダータイプ」は料理やスイーツづくりにも
パウダータイプは粉末状なのでお湯や水に入れると、サッと溶けてすぐに飲めるのがメリット。時間がないときでもかんたんに作れるので、持ち歩きにも便利です。
また単純にほうじ茶を淹れるだけでなく、スイーツや料理にもアレンジしやすいのが特徴。たとえば、ほうじ茶ラテやほうじ茶プリン、ほうじ茶シフォンケーキなど、さまざまなレシピに使えてとても便利! ほうじ茶はいろいろなスイーツと相性がいいので、ぜひアレンジレシピも試してみてください。
【2】茶の産地で選ぶ
料理研究家&食専門ライター
ほうじ茶は日本各地で作られていますが、昔からほうじ茶が愛飲されている関西圏では、料亭でもちいられるとびきり高価なほうじ茶や、香りが独特な「いり番茶」など、さまざまな種類のほうじ茶が販売されています。また、石川県の加賀地方、金沢でもほうじ茶は親しまれており、茎ほうじ茶の「加賀棒茶」が名産品です。
このように地方特産のほうじ茶もいろいろあるので、茶の産地や生産茶園で選んでみるのもおすすめです。
【3】種類や品種、部位から選ぶ
ほうじ茶にはさまざまな種類・品種・茶葉に使う部位があり、こだわって選ぶのもよいでしょう。
料理研究家&食専門ライター
ほうじ茶は、どのような茶を焙煎(ばいせん)したものなのかで味わいが異なるので、元の茶の種類を知って選ぶのがポイントです。
たとえば「ほうじ番茶」は、さっぱりした風味で子どもにも飲みやすく、「ほうじ煎茶」は、茶の旨味と品のよい香ばしさの両方が味わえます。茎(くき)部分だけを焙煎した「かりがねほうじ茶」や「棒茶」は、雑味がなく洗練された風味を楽しむことができます。
飲む場面や飲み方によって選んでみましょう。
ほうじ番茶・ほうじ煎茶|すっきりとした味わい
スタンダートなほうじ茶を飲みたいなら、普通の「ほうじ茶」・「ほうじ番茶」・「ほうじ煎茶」などをチョイスするとよいでしょう。ほうじ茶の深い香りと、濃い色合いがたのしめます。
飲み味はとてもスッキリとしているので、いろいろなシーンに合います。緑茶と違って、茶葉に火をかけているぶん香ばしい香りをじっくりと味わえます。
加賀棒茶・かりがねほうじ茶|上品でやさしい味わい
よりあっさりとしたテイストが好みなら、「棒ほうじ茶」というジャンルのほうじ茶がよく合うことでしょう。棒ほうじ茶は、茶葉の茎の部分も加えて焙煎して香ばしくしたものです。澄んだ琥珀色の上品な味わいのほうじ茶です。
茎の部分には甘みを感じられる成分が含まれているので、豊かな味わいのなかに自然な甘みがあり、飲みやすくなっています。
京番茶・炭火焙煎ほうじ茶|個性的な味と香り
いつもとは異なる種類のほうじ茶をたのしんでみたいなら、独自の焙煎方法などこだわりのあるほうじ茶を試してみましょう。炭火焙煎のほうじ茶や、スモーキーな京番茶など、個性的ながら嗜好にぴったり合うものがあるかもしれません。
また、緑茶ではなく紅茶をベースとしたほうじ茶や、ハーブティーのフレーバーも楽しめるようなものなど豊富なラインナップがあります。
【4】焙煎の強さで選ぶ
ほうじ茶は、焙煎度合によってほうじ茶のテイストや香りや色合いが異なってきます。いろいろなほうじ茶を試してみたいなら、チェックしておくべきポイントです。
パッケージなどに焙煎の度合いをわかりやすく表記している商品もあります。またネット購入の際には口コミやレビューも参考にするといいですよ。
【5】飲み切れる量を選ぶ
ほうじ茶は、焙煎してから時間がたつほど香りがなくなっていきます。ほうじ茶の香りを存分にたのしみたいのであれば、長期間おうちで保存しなくても飲み切れる程度の量のほうじ茶を購入するようにしましょう。
たまにしか飲まないという場合や、いろいろなお茶をたのしむという場合は、少量づつ入手して、いつでもほうじたばかりのほうじ茶をいただけるようにしましょう。
【6】有機栽培を選ぶ
農薬を使用していない茶葉を使ったオーガニックのほうじ茶は、手間暇かけてこだわって育てた茶葉を使っており、野生味のある素朴なテイストをたのしめます。
通常の国産茶葉も高い基準にしたがって栽培されていますが、より厳格な条件のなかで育った製品は、有機ほうじ茶はJASマークがついているか、パッケージに「有機」と表記されています。
ほうじ茶のおすすめ19選 ティーバッグタイプや水出し専用も!
上で紹介したほうじ茶の選び方のポイントをふまえて、料理研究家・松本葉子さんと編集部で選んだおすすめ商品をご紹介します。




通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ほうじ茶の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのほうじ茶の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
シチュエーションで「ほうじ茶」の使い分けを 料理研究家からアドバイス
料理研究家&食専門ライター
「食後のお茶や和菓子と楽しむときには上質のほうじ煎茶や浅いりの茎ほうじ茶」、「油の強い料理と合わせるなら強めに焙煎したほうじ茶や番茶」というようにシーンによって使い分けるのも、おすすめです。
また、ほうじ茶は熱くても冷たくてもおいしく飲めるうえに、コーヒーや紅茶と比べるとカフェインが少ないので、眠る前のお茶や子どもの水分補給にも使いやすいのもうれしい特徴。何種類かそろえておき、ほうじ茶を楽しみましょう。
そのほかのお茶はこちら
産地や焙煎の違いなどを飲み比べてみよう
ほうじ茶の選び方とおすすめ商品を紹介しました。
ほうじ茶と一口に言っても、タイプや産地、 焙煎の強さなどさまざまな種類があります。
また、最近はラテやデザートのアレンジも人気ります。いろいろな飲み方でほうじ茶の味わいを楽しんでみましょう!
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。 また、毎日のように取り寄せる食品・調理関連品の中から厳選した「価値あるお取り寄せ情報」を限定読者に発信していたが、近くブログとして公開予定。