かりんとうの起源は諸説ありますが、古くは奈良時代までさかのぼり、遣唐使によって日本にもたらされた唐のお菓子という説が有力です。
江戸時代中期以降には、小麦粉を棒状にして揚げたお菓子が売られていたそうですが、現在のかりんとうの始まりは1875年(明治8年)。浅草仲見世の飯田屋が作り出したと言われています。
当時、とても高級だった白砂糖は手に入りにくかったため、地粉を棒状にして油揚げしたものに黒糖をからめ、売り出したのが最初だそうです。
また、かりんとうの名前の由来もいろいろあり、「花林」の木の色に似ているや、食べると「かりかり」するからなどなど。日本各地で特長のあるかりんとうが生まれ長い間、日本人に愛されているお菓子です。
ここではかりんとうの選び方を解説していきます。ポイントは下記。
【1】味で選ぶ
【2】食感で選ぶ
【3】見た目の形で選ぶ
【4】容量・パッケージで選ぶ
【5】ダイエット中なら「カロリー」で選ぶ
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
かりんとうの定番といえば「黒糖」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、黒糖以外の味もたくさん販売されています。
甘さを抑えた商品や新しい味、ユニークな変わり種の味もチェックしてみましょう。抹茶やゴマ、きんぴらごぼう、わさび、シナモンのほか、竹炭やレモン、深谷ネギみそなど、なんともバラエティ豊か。
また、朝鮮人参などの漢方薬を配合しているものや、チョコレートをコーティングした冬季限定の商品なども販売されています。味覚をベースに選ぶのもひとつの方法です。
かりんとうは太いもの細いもの、形によっても食感が変わります。太いかりんとうはサクッと、細めはカリッとした食感の商品が多いようです。噛めば噛むほど甘みや香ばしさが口のなかに広がる、かりんとうのカロリーが気になるなら、硬めのかりんとうの方が向いています。噛むことで満足感が得られるので、食べ過ぎ防止にもなるでしょう。
最近は柔らかいドーナツのような食感のかりんとうも販売されています。柔らかいかりんとうは、硬いものが食べられないお年寄りや子どもに向いています。食感の違いで商品を選ぶ方法もありです。
かりんとうの多くは棒状のものが多いのですが、近年は従来のかりんとうの形状とは違った商品も多く登場しています。ユニークでカラフルなかりんとうは見た目にも楽しく、ギフトやお茶会などでも活躍できる商品です。
一見、かりんとうには見えないバラエティに富んだかりんとうを選んで試してみるのもよいでしょう。
かりんとうは賞味期限が長いほうですが、お煎餅などと同じように開封後は湿気ってしまい食感が損なわれてしまいます。湿気ってはかりんとうの美味しさも半減してしまいますし、かりんとうを揚げた油の酸化も気になります。最後まで美味しく味わうために、食べきれる内容量を確認して選びましょう。
また、贈り物やギフトにかりんとうを選ぶときには、おしゃれなパッケージにも注目してみましょう。贈る相手によって、さまざまなパッケージを選ぶのも楽しい作業です。お土産やプレゼントには箱詰めの商品や可愛い小分け包装などがぴったりです。
かりんとうは、黒糖を使用して油で揚げているので、高カロリーなイメージがありますよね。一般的なかりんとうのカロリーは、100gで300kcalほど。決して低いとはいえません。普段から健康に気をつけていたり、ダイエット中の方は、カロリーにも注目して選んでいきましょう。
油で揚げていないノンフライタイプや、味つけがこしょうや味噌になっているかりんとうは比較的低カロリーです。ぜひ注目してみてくださいね!
上で解説した内容をふまえて、ここからはおすすめの商品を紹介していきます。
ギフトに人気なものや、老舗高級品から美味しくて安いものまでラインナップ豊富に紹介しているのでぜひ参考にしてください!
銀座たちばな『かりんとう【 角缶 】さえだ・ころ 2種類入り』
一度は食べてみたい老舗有名店のかりんとう
東京銀座の老舗「たちばな」は東京のかりんとう御三家と呼ばれる有名店のひとつ。かりんとうだけしか販売しておらず、人気店だけに商品が入手困難なことでも知られています。「さえだ」は細め、「ころ」が太めのかりんとうですが、種類はこの2つしかなく、それぞれ1袋ずつ楽しめます。
カリッとした歯触りの「さえだ」はしっかりと蜜の甘さ沁みていますが、優しく上品なかりんとう。そして、サクッとした口当たりの「ころ」は、かりんとう本来の生地のおいしさを味わえる甘さ控えめなかりんとうです。大切な方へのお土産や贈りものとしても一押しの逸品です。
内容量 |
【さえだ】【ころ】130g×各1 袋 |
原材料 |
- |
内容量 |
【さえだ】【ころ】130g×各1 袋 |
原材料 |
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パッケージが美しい昔懐かしい味のかりんとう!
ていねいに丹精込めて造られた優しい味、昔懐かしいかりんとうの味が楽しめます。日本古来の千代紙風のパッケージは、慶事や季節の贈りもの、お中元、お歳暮など、ご贈答用品にピッタリです。
また、ご実家やお友達への手土産、贈りものとしても活躍します。自宅用として、ホームパーティーやクリスマスパーティーなどでおいしい高級スナックとしても楽しめるでしょう。
内容量 |
黒かりんとう50g×2、きなこかりんとう50g×1、珈琲かりんとう50g×1 |
原材料 |
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内容量 |
黒かりんとう50g×2、きなこかりんとう50g×1、珈琲かりんとう50g×1 |
原材料 |
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ノンフライなのにかりっとサクサク!
カロリーが気になる方におすすめなノンフライタイプのかりんとうです。1袋当たり76~86kcalとヘルシーで、タンパク質や、イソフラボン、カルシウムなどの栄養を含んでいます。
味も一種類ではなく、黒蜜・キャラメル・しみしみチョコ・しょうゆ・サラダと甘いだけではなくしょっぱい系もあるのが嬉しいポイント。
小分け袋になっているので、仕事の合間やお出かけの時の持ち歩きおやつにもおすすめです。
内容量 |
21g |
原材料 |
大豆パフ(国内製造)(調製豆乳粉、でんぷん)、砂糖、植物油脂、加工黒糖、脱脂粉乳、食塩/炭酸カルシウム、ソルビトール、乳化剤等 |
内容量 |
21g |
原材料 |
大豆パフ(国内製造)(調製豆乳粉、でんぷん)、砂糖、植物油脂、加工黒糖、脱脂粉乳、食塩/炭酸カルシウム、ソルビトール、乳化剤等 |
厳選された素材で丁寧に作られたかりんとう
こちらは、沖縄県産の黒糖をはじめとして厳選された素材で丁寧に作られた本格派のかりんとうです。口に入れると黒糖のコク深くも爽やかな風味が広がるのが特徴。歯ごたえもとても軽快なので、まさに止まらなくなるおいしさです。
価格帯的にもリーズナブルなので、おやつとしてご家庭に常備しておきたいかりんとうとなっています。
内容量 |
140g |
原材料 |
小麦粉(国内製造)、三温糖、黒糖、植物油脂、加工黒糖(沖縄製造)、 上白糖、蜂蜜、イソマルトオリゴ糖、鶏卵、水飴、脱脂粉乳、ほか |
内容量 |
140g |
原材料 |
小麦粉(国内製造)、三温糖、黒糖、植物油脂、加工黒糖(沖縄製造)、 上白糖、蜂蜜、イソマルトオリゴ糖、鶏卵、水飴、脱脂粉乳、ほか |
ほんのりとした甘みが癖になる
まるで運動会の綱引きに使う縄のようなみための、ボリボリとした歯ごたえのかりんとうです。
1854年に創立し、2022年で168年の歴史を持つ「石崎弥生堂」の名物である「縄かりん糖」。材料を変えず、先祖代々受け継いだ製法を守って手づくりされているのが魅力です。
甘さが控えめで、硬めの食感が好きな方にはぜひ食べてみていただきたい商品です。
内容量 |
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原材料 |
小麦粉(米国産、国産)、砂糖、大豆油、マーガリン/膨張剤 |
内容量 |
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原材料 |
小麦粉(米国産、国産)、砂糖、大豆油、マーガリン/膨張剤 |
蜂蜜を贅沢に練り込んだ逸品
独自の製法によって贅沢にたっぷりと蜂蜜を練り込んだソフト食感の生地が魅力的なかりんとうです。伝統の大きな丸がまで三度揚げすることによって、蜂蜜のみでなく黒糖の濃厚な風味やコクを最大限までに引き出し、とてもまろやかな味わいに仕上がっています。
コク深くも同時にすっきりとした味わいのかりんとうを求める方におすすめです。
内容量 |
180g |
原材料 |
糖類(砂糖、黒砂糖、水飴)、小麦粉、植物油脂、でんぷん、胡麻、小麦たんぱく、でんぷん分解物、イースト、着色料(カラメル) |
内容量 |
180g |
原材料 |
糖類(砂糖、黒砂糖、水飴)、小麦粉、植物油脂、でんぷん、胡麻、小麦たんぱく、でんぷん分解物、イースト、着色料(カラメル) |
大地の生菓『大豆プロテイン配合 黒ごま かりんとう 』
国産大豆プロテイン配合でたんぱく質補給を!
ダイエットで不足しがちなたんぱく質。そんなたんぱく質の補給に便利なソイプロテイン配合したあっさりとした味わいのかりんとうです。
プレーン、ココア、ソルト、シナモンの個性豊かな4つのフレーバーから味が選べるので、自分の好みに合わせることができるのが嬉しいポイント。小腹がすいたときのおやつにカリカリ噛んでたんぱく質を補給しましょう!
内容量 |
200g |
原材料 |
小麦粉(国内製造)、植物油脂(国産米油)、きび糖、大豆粉(国産)(遺伝子組換えでない)、ごま、シナモン、ココアパウダー、食塩等 |
内容量 |
200g |
原材料 |
小麦粉(国内製造)、植物油脂(国産米油)、きび糖、大豆粉(国産)(遺伝子組換えでない)、ごま、シナモン、ココアパウダー、食塩等 |
あっさりとしたそばかりんとう
質のいいそば粉を使用した、ふんわりとそば粉が香るあっさりとした味わいのかりんとうです。
ありがちな硬いかりんとうではなく、サクッっとしたスナックのような食感がおいしくて、一度食べ始めたら手が止まらなくなってしまうおいしさです。
内容量 |
145g |
原材料 |
麦粉、糖類(砂糖、水飴)、そば粉、 植物油脂(米油)、イースト、食塩 |
内容量 |
145g |
原材料 |
麦粉、糖類(砂糖、水飴)、そば粉、 植物油脂(米油)、イースト、食塩 |
奄美の黒糖の味をダイレクトに楽しめる
奄美大島の特産品である黒糖を贅沢に使って、昔ながらの特殊製法によって製造されたかりんとうです。小麦粉のグルテンを潰さないままに加熱することによってサクサクの食感に仕上げられています。
小粒で食べやすく、まさに食べ始めると止まらなくなってしまう絶品のかりんとうです。軽い食感のかりんとうが好きな方におすすめです。
内容量 |
180g |
原材料 |
小麦粉、加工黒糖、卵、食用植物油脂、糖類(コーンシロップ、オリゴ糖)、乳ペプチド(乳成分を含む)、バター、胡麻、ハチミツ、黒糖等 |
内容量 |
180g |
原材料 |
小麦粉、加工黒糖、卵、食用植物油脂、糖類(コーンシロップ、オリゴ糖)、乳ペプチド(乳成分を含む)、バター、胡麻、ハチミツ、黒糖等 |
Amazon、楽天市場でのかりんとうの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
かりんとうは、長い年月日本人に愛されてきたお菓子です。少し前までは、かりんとうは黒糖が中心でしたが、今では、はちみつから珈琲、きんぴらごぼうなどの野菜かりんとうなど、さまざまな商品が販売されています。
材料や製法にこだわってていねいに造られた老舗のかりんとうなどに注目してみるのもよいでしょう。また、東京に限らず、北は北海道から南は沖縄まで日本各地の特色を活かしたかりんとうもたくさん販売されています。ネット通販でお取り寄せも可能ですからぜひ、一度楽しんでみてください。
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