日帰りにおすすめの登山リュックの特徴
日帰り用の登山リュックは、1日で登山を楽しむ人向けに設計されたリュックサックです。通常、30L以下の容量が一般的で、このサイズは日帰り登山に必要な荷物(水分、食料、レインウェア、防寒具、応急処置品など)を収納するのに十分です。日帰り用の登山リュックの主な特徴は、軽量性と機能性です。
日帰り用の登山リュックは、長時間背負って歩くことを考慮して、なるべく軽量な素材と構造が採用されています。軽量であることは疲れを軽減し、登山中のパフォーマンスを向上させるため、非常に重要な要素です。また、軽量ながらも耐久性に優れた素材が用いられており、長期間使用できることも魅力です。
さらに、日帰り用の登山リュックには、荷物の整理を容易にするための多機能ポケットやツールループが備えられています。また、通気性の良い背面パネルや調節可能なショルダーストラップ、ウエストベルトなどが採用されており、快適な装着感が得られます。
このような特徴を持つ日帰り用の登山リュックは、登山初心者から上級者まで幅広く活用できるアイテムであり、軽快な登山を楽しみたい方におすすめです。
登山リュックの選び方
ここからは、登山リュックの選び方のポイントを紹介します。
・身体にフィットするザックを選ぶ
・用途にあわせて仕切りの有無を選ぶ
・使い勝手を左右する機能性で選ぶ
・重さを確認しておく
・用途にあった容量で選ぶ
上記のポイントを抑えることで、自分の求める登山リュックに出会えるでしょう。
日帰り登山におすすめのリュック9選
ここからは、編集部が厳選した日帰りにおすすめの登山リュックの商品を紹介します。
荷物を瞬時に取り出せる「3ジップ」システム
背面の長さを無段階で調整でき、背の高さに関係なく良好なフィット感を得られる小型の登山リュックです。Y字型に付けられたジッパーは同社オリジナルで、わざわざ下のほうに手を伸ばさなくても奥のものがすぐに取り出せ、ひじょうに便利な構造。フロントとサイドを合わせたポケットはとても大きく、伸縮性に富んでいて、脱いだウェアやグローブ、ボトルまで多様なものを収納できます。
このサイズでも二気室構造で、背面調整もOK
背面の長さが微調整でき、包み込むようないわば大型バックパックの特徴を持った小型バックパック。内部が上下二つの荷室に分かれ、下部からも荷物を取り出すためのジッパーが付いているという、いわゆる二気室構造です。背面のパッドと一体になったウエストハーネスは体を包み込むようなフィット感。荷物が重くなりがちな方でも、体への負担をあまり感じません。
クライミングブランドの機能的なデイパック
スイスのアルパイン・クライミングブランドである『マムート』のデイパック。トレッキングや登山に必要な装備を、内部メッシュポケットをうまく使うことで機能的に収納できます。前面に外付けポケットやキャリーハンドルがあり、応用範囲が広いデイパック。すっきりとしたデザインで、草木にも引っ掛かりにくいです。
背中に風が通り、汗をかいても蒸れにくい!
容量18Lと、デイパックの中でも小型なデイパック。フォーム材とメッシュを併用により、背中とバックパック本体のあいだに隙間が生まれ、汗ばんだ背中の湿気がどんどん蒸発していきます。一般的なトレッキング以外に、近年ポピュラーになってきた、軽い荷物で走るように山中を進むスピードハイクにも向いているでしょう。サイドポケットはかなり深く、細身のペットボトルもしっかり固定できます。
アウトドア専門ブランドの機能的なデイパック
アメリカのアウトドアグッズ専門ブランド、『ザ・ノース・フェイス』のデイパック。シンプルなデザインですが、細かい部分に工夫が施されていて、日帰りトレッキングにとても便利です。メインの収納部には、ノートや地図などの平たいものも収納しやすいポケットつき。外側には、ドリンクボトルも収納できるサイドポケットがついています。レインカバーも内蔵しているので天候にも左右されにくいデイパックです。
グレゴリーの独自技術を採用した背負いやすい設計
デイパックとしてはやや大きめな28Lサイズながら、女性の体型にフィットするよう設計。背面の長さを調整できる「フリーフロート・サスペンション」という独自技術など、背負い心地にも考慮されています。外観がスッキリしているのもうれしいですね。サイドポケットやフロントポケットなど、機能性も充実。とくにヒップポケットは小物を入れるのに充分な大きさで、頻繁に出し入れするスマホやカメラなどを収納できます。
急な斜面も登れるよう頭部の可動域を確保
女性向けのシルエットに加え、背面のパネルに快適性を追求しているのが特徴の登山リュック。凹凸のある3Dバックパネルで、背中に触れる部分にはエアメッシュ素材を採用してます。活性炭加工が施されているため、通気性と速乾性を確保しているのが魅力です。急斜面や岩場を登るときは、ヘッドクリアランスの機能が便利です。
立体3Dバックパネル搭載で快適な背負い心地
立体3Dバックパネルを使用、身体にフィットする快適な背負い心地のデイパックです。素材はcorduraファブリックなので、耐久性に優れていて、トレッキングやアウトドア、キャンプなどハードに使えます。見た目がすっきりとシンプルなデザインですが、ポケットが外側に4つ、内側に3つあるので、荷物を整理して入れられます。リュック本体の下の部分が、ヒップベルトのように体を包んでくれる新しい感覚です。
ナイロン製なので軽くて丈夫
ナイロン製なので、軽くて丈夫です。背面はメッシュ素材になっているので通気性に優れていて、夏のアウトドアでも快適に背負えます。人間工学に基づいてデザインされているので、長時間背負っていても疲れない構造。腰のベルトは太くてしっかりしているので、重たい荷物を入れてもしっかり支えて安定感があります。登山やアウトドアはもちろん、手頃な価格なので、防災用として備えておくのにもおすすめです。
「登山リュック」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする トレッキング用デイパックの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのトレッキング用デイパックの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
登山用ザックに関するQ&A
季節にあわせて選ぶコツは?

夏場はムレ防止のため通気性のよい背面メッシュタイプがよいでしょう。ただし、冬場の雪が降るなかで使うと、そこに雪が積もってしまいます。その点も考慮のうえ選びましょう。
最近のトレンドは?

グレゴリーやオスプレーが売れ筋です。登山愛好家の間では、ミレーやカリマーがとくに人気です。カリマーやコロンビアは若者の間でも定番の人気ブランドで、普段使いも多く見られます。また、最近ではアークテリクスも軽量かつシンプルなデザインで人気です。
トレッキングや登山で役立つアイテム
軽量さを活かした日帰り用の登山リュック
この記事では、日帰りにおすすめの登山リュックを紹介しました。日帰り登山リュックは、その特徴から適切な選択が重要です。容量は30L以下が理想で、軽量化が求められることを念頭に置きましょう。また、通気性や耐久性、調整機能にも注目が必要です。登山の目的や個人のニーズに応じて、最適なリュックを選ぶことで、快適な登山体験が実現できます。
ただし、軽ければ軽いほどいいという訳ではありません。あまりも軽量なリュックは背中のワイヤーフレームが入ってなかったり、全体的に肉薄だったりしますので気を付けましょう。
今回の記事を参考に、自分にぴったりの日帰り用登山リュックを見つけて、素晴らしいアウトドアアクティビティを楽しんでください。
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青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。 ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。 今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。 キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。