レトルトの牛丼は、高級なものから気軽に楽しめるお手ごろ価格のものなど、さまざまな種類があります。まずはレトルト牛丼を選ぶときのポイントをご紹介していきます。
【1】容量や具材をチェックして選ぶ
【2】国産？外国産？牛肉の産地で選ぶ
【3】調理方法を確認
【4】カロリーもチェック
【5】保存方法を確認
上記のポイントを参考にしてみてください。
それでは詳細を説明していきます。
まずは牛丼の中身をチェックしてみましょう。献立のなかで牛丼をメインとして食べるのであれば、ある程度のボリュームが必要です。
ご飯が入っていない具のみのレトルト牛丼商品は、120～180gほどが多いです。内容量に差があるので、たくさん食べたい人は内容量をよく確認して、量の多い商品を選ぶようにしましょう。
牛丼に含まれている具材も商品ごとに異なります。牛肉や玉ねぎに加え、しいたけ・ごぼう・しらたきなどの具材が入っているレトルト牛丼もあるので、好みに合わせて選んでみてください。
日本に流通している牛肉は国産が4割、外国産が6割といわれています。大手チェーン店など安価で販売されているレトルト牛丼は、主にオーストラリア産やアメリカ産がメイン。赤身の肉がしっかりしていて、うまみが強いのが特徴です。
国産のレトルト牛丼では、松坂牛、飛騨牛、近江牛などを使っている商品も販売されています。国産の牛肉は日本に人向けに作られていることもあり、肉質はやわらか。とくにブランド牛をはじめとする霜降り肉はとろけるような食感が楽しめます。
価格は外国産より高めですが、ブレゼントやちょっとプチ贅沢をしたいときには、ぜひ牛肉の産地もチェックしてみてください。
災害用としてあたためないでも食べられるレトルト牛丼もありますが、多くは加熱を前提として作られています。常温のまま食べるよりも加熱したほうがおいしく食べられるでしょう。
レトルト牛丼の調理方法は、袋ごと湯せんする方法と電子レンジで加熱する方法の2種類です。電子レンジで加熱する場合、電子レンジ非対応のパッケージは必ず中身を皿に移してからあたためてください。
電子レンジに対応していないタイプをパッケージのまま電子レンジにかけると、火花が散るおそれがありとても危険です。電子レンジの故障の原因にもなりうるので、注意しましょう。
牛丼は甘辛い味つけと白いご飯の相性がよく、ついつい食べ過ぎてしまうなんてこともあるのではないでしょうか。ダイエット中の人や糖質が気になる人にとって、カロリーや糖質が高い牛丼は注意が必要です。
そんな人には糖質オフのレトルト牛丼もおすすめです。 普通のレトルト牛丼に比べて糖質が50％オフされたものなど、身体にやさしい牛丼もあるので、チェックしてみてください。
レトルト牛丼をまとめてストックしておきたいという人も多いはず。そのため保存方法も気になるところですよね。レトルト牛丼は常温保存できるタイプと冷凍保存するタイプの2種類あります。
常温タイプは1年前後保存することが可能。常温で保存することができるので、置く場所にも困りません。非常時の備蓄としてもとてもおすすめです。
冷凍保存するタイプも同様に1年前後の保存が可能ですが、冷凍庫内のスペースを確保する必要があります。そのため、長期保管するには邪魔になることも。冷凍タイプはおいしさがそのまま閉じ込められているのでおいしいですが、保存スペースの確保をするようにしましょう。
ここからはレトルト牛丼のおすすめ商品を、冷凍保存のタイプと常温保存できるタイプの2つにわけて紹介していきます。
吉野家の看板メニューがいつでも家庭で食べられる
吉野家のメインメニューである牛丼の具が、冷凍食品として登場！加熱工程と原材料の一部が変更されており、冷凍されていても店舗とほぼ同じ味を楽しめます。
電子レンジに対応しているので調理の手間がかからず、1袋の厚さが約1cmとスリムなのでかさばりません。そのまま牛丼とするだけでなく、肉うどんや牛丼カレー、肉じゃがなどにアレンジして食べるのもおすすめです。
関西風のだしの風味と国産たまねぎの食感が特徴
無添加であることにこだわり、素材の味を大切にした優しい味の牛丼です。国産牛と国産たまねぎをたっぷり使っていて、食べたときの満足度は抜群！
もとが関西風のあっさりした味付けなので、好みの味に調節することも簡単にできます。たまねぎは煮込みすぎないようにして、歯ごたえと食感を残していることも特徴です。
肉の旨味と脂の甘味をバランスよく味わえる
吉野家と肩を並べるフードチェーンである松屋の「牛めし（牛丼）」の具です。うま味調味料・甘味料・保存料を使用していない秘伝のたれで、赤身と脂身のバランスが良い北米産牛肉を煮込んでいます。
作ってすぐに加熱殺菌して冷凍しているため、できたての味わいを楽しめます。旨味と甘味たっぷりの牛肉を、お腹いっぱい食べたい人におすすめ！
冷凍食品オリジナルのレシピとして開発
すき家の牛丼の味を自宅でも楽しめる冷凍食品です。冷凍食品オリジナルのレシピとして開発された「すき家秘伝のタレ」を使い、店舗と同じ製法で煮込まれています。
調理はレンジで温めてご飯のうえにのせるだけ。冷凍庫にストックを入れておくと、料理が面倒なときにとても助かりますよ。
飛騨牛をあっさり和風だしで煮込んだ豪華な牛丼
岐阜のブランド牛として有名な「飛騨牛」を、国産の玉ねぎとともに和風だしで煮込んで作った牛丼の具です。醤油やみりんがメインの和風だしはあっさりした風味で、牛肉と玉ねぎの素材の味をしっかり楽しめます。
レンジ対応はしていませんが、10分ほどボイルしてご飯のうえにのせるだけで牛丼が完成！ブランド牛を使った豪華な牛丼を手軽に食べられるのでおすすめです。
近江牛の旨味とシェフのこだわりが詰まった一品
日本全国に「近江牛」の名を広めたことで知られるレストラン・松喜屋による、近江牛肉を使った牛丼の具です。シェフがこだわって手作りした牛丼の具を、旨味を逃さないように休息超低温冷凍でパウチに閉じ込めています。
近江牛のスライスと玉ねぎを、醤油・みりん・黒糖・三温糖などを使った秘伝のタレでじっくり煮込んでおり、甘みの強い濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。
北海道産真昆布の特製つゆで煮込まれた牛肉が特徴
北海道産真昆布の旨味が閉じ込められた特製つゆで、牛肉・玉ねぎ・しらたきを煮込んだ牛丼の具です。具材にしらたきが含まれているため、より食感を楽しみながら食べられます。
ボイルだけでなくレンジにも対応しているため、調理はとても簡単！アレンジがしやすく、常温で13ヵ月も保存可能なので、料理を楽したい用のストックとして置いておくのがおすすめです。
箱ごとレンジで温めるだけの簡単調理
岡山のブランド牛「千屋牛」を使った牛丼のもとです。化学調味料・香料・着色料は一切使っておらず、体にも優しい味わい。
千屋牛のほか、国産玉ねぎとごぼうも入っており、食べごたえも十分にあります。調理は箱ごとレンジで温めるだけと簡単なのもうれしいポイントです。
濃縮りんご果汁の爽やかな甘味が加わった牛丼の具
牛肉と野菜（玉ねぎ・にんにく）を、濃縮りんご果汁を使ったタレで煮込んだ牛丼の具です。醤油やみりんといった定番の調味料のなかに、りんごの爽やかな風味が加わっています。
ご飯のうえにのせて普通の牛丼にするのもいいですが、さらにアボカドやキムチを加えて味にアクセントを付けるのもおすすめ！ボイルの場合は3分、電子レンジの場合は1分と調理時間も短いので、時間がないときに助かります。
糖質をコントロールしながらもおいしさ抜群
からだシフトによる糖質コントロールシリーズの牛丼の具です。具材はかつおだしの風味を加えて煮込まれており、和風のやさしい味が特徴。
日本食品標準成分表と比較して、糖質がなんと45％もカットされています。1食あたりの糖質を4.0gに抑えながらも、かつおだしの風味をしっかり楽しめるお得な一品です。
出汁がしみた牛肉とご飯が食欲をそそる
商品名のとおり、出汁にこだわってつくられた牛丼です。特徴的なのは、具材や出汁だけでなくご飯もセットになっていること。ご飯にもしっかり出汁がしみるため、おいしさがさらにアップしています。
加熱する必要がなく、お米のパウチを器にして、米と出汁を混ぜ合わせれば調理は完成！1食あたり1～1.5人前なのでボリュームも満点です。
宮城のブランド牛・仙台牛を使った牛丼の具
宮城のブランド牛である「仙台牛」のA5ランクのものを使用した、贅沢な牛丼の具です。牛肉以外の具材も厳選されており、国産の玉ねぎ・しらたき・たけのこなどがバランス良く入っています。
タレにもこだわっていて、茨木・大橋醤油店のめんつゆを使用。シンプルであっさりとした味わいなので、たっぷり入った具材の味が際立ちます。
レンジで簡単・手間なし調理が可能なレト弁シリーズ
さまざまなレトルト食品の開発を行なっているTANZENが提供するレトルト弁当「レト弁当」シリーズの牛丼です。具材だけでなくご飯もスプーンも入ってる、オールインワン弁当箱。
ご飯には、北海道産のお米「ななつぼし」を使用しています。弁当箱はレンジ対応の容器なので、そのまま温めるだけで調理完了です。
コク深く風味豊かなひろしま牛を贅沢に使用
名前のとおり、広島のブランド牛・ひろしま牛をギュギュッと贅沢に使用した牛丼のもとです。噛むほどに味が広がるコク深いひろしま牛に、神石高原産の糸こんにゃくや玉ねぎを合わせています。
肉の風味が豊かなので、そのままご飯のうえにのせただけでも美味しく食べられますが、さらに生卵や紅しょうがなどをのせて味変するのもおすすめです。
Amazon、楽天市場でのレトルト牛丼の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
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