ドラム式洗濯機の特徴
ドラム式洗濯機の大きな特徴のひとつが「たたき洗い」と「もみ洗い」を組み合わせた洗い方です。
「たたき洗い」は、横向きに設置されたドラムを回転させることで、遠心力で衣類を持ち上げ、下に落とすような洗い方。「もみ洗い」は、回転しているドラムを急反転させ、衣類を動かし、自動で揉むような洗い方。
この2つを組み合わせることで、必要最小限の水量で洗濯ができ、ランニングコストが安く済むのです。また、衣類の生地も傷みにくいのも特徴。
最新機種の場合、どちらのタイプも洗浄力が高いため、一概には言えませんが、ドラム式は皮脂汚れを落としたい・衣類をやさしく洗いたいという方、縦型は泥汚れなどをしっかり落としたいという方にピッタリです。
ドラム式洗濯機のメリット・デメリット
【ドラム式洗濯機のメリット】
●ランニングコストが安く済む
●洗剤の濃度が高く、皮脂汚れを落としやすい
●衣類が傷みにくい
●縦型に比べると乾燥機能の節電効果が高い
【ドラム式洗濯機のデメリット】
●泥汚れなどの洗浄力に弱い
●常に掃除などのメンテナンスが必要
●縦型に比べると大きく、値段も高い
ドラム式洗濯機の選び方
毎日の暮らしに欠かせない洗濯機。そのなかでも、衣類の汚れをしっかり落とす高い洗浄力がある「ドラム式洗濯機」。天候が悪い日に便利な乾燥機能が付いている製品はとくに人気です。
この記事では、ドラム式洗濯機の選び方をご紹介します。選び方のポイントと家族の生活スタイルを照らし合わせて、ピッタリな製品を見つけてみてくださいね。
ポイントは下記。
【1】乾燥方式による違い
【2】洗濯容量とサイズ
【3】洗浄力を高める機能
【4】扉の開閉方向
【5】その他の便利機能
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】乾燥方式による違いをチェック
ドラム式洗濯機の乾燥機能には、大きく分けて「ヒートポンプ式」と「ヒートリサイクル式」の2つの乾燥方式があります。毎日のように乾燥機能を使用したいという方にとって、どちらを選ぶかによって、日常の使い勝手が変わりますので、ぜひ確認してください。
▼ヒートポンプ式:衣類を傷めにくく、省エネ性も高い
ヒートポンプ式は、内蔵されたコンプレッサーにより生まれた熱を利用することで、乾燥した温風を作り出し、その温風で衣類を乾かす仕組みです。電熱線により乾燥させるヒーター式と比べ、熱の循環効率がよく、圧倒的に節電効果が高いです。
また、空気の温度は60度ほどのため、衣類を痛めにくく、縮みにくいです。乾燥直後に衣類を取り出せるので、作業時間も節約することができます。エアコンや冷蔵庫などにも使われており、ドラム式洗濯機の乾燥方式ではかなり主流になってきています。
▼ヒーター式:熱風を利用するため、厚手のタオルも乾きやすい
ヒーター式は、電熱線を使用し、空気の温度を上げることで、80〜90度近くの熱風を作り出し、衣類を乾燥させる仕組みです。熱風を当てている際、衣類に含まれた水分を蒸発・水滴化させるため、冷却水も必要になります。
電熱線を使用する際の電力消費が大きいのと、冷却水も必要になるため、電気代、水道代が通常よりも高くなる傾向にあります。また、熱風の温度が高いため、衣類が傷みやすく、縮みやすいといったデメリットもあります。その分、安価で使いやすく、縦型洗濯機などにも搭載されています。
▼ヒートリサイクル式:省エネ&節水に優れる
ヒートリサイクル式は、日立のドラム式洗濯機に搭載されている方式。運転中、モーターから発生する熱を使用し、温風を作り出し、衣類を乾燥させます。
ヒート式のような仕組みですが、電熱線ではなく、モーターの熱を再利用(リサイクル)することで、温風を作るためヒーター式よりも少ない消費電力を実現します。
【2】洗濯容量とサイズをチェック
ドラム式洗濯機のサイズは、使用頻度や人数で選びましょう。
7.0kgサイズは、低価格なモデルからラインナップされています。設置スペースがあまりとれない方や、一人暮らしのかたにはピッタリなタイプが豊富です。
大家族であったり、子どもの洋服や体操着などを頻繁に洗う場合は、12.0kgといった大容量サイズがおすすめです。
容量が大きくなれば、その分サイズも大きくなりますので、必ず洗濯機置き場の寸法や搬入経路などは確認しておきましょう。
乾燥容量と洗濯容量は違うので注意
家電ライター・美容家電ライター
洗濯容量は、毎日洗うなら「家族の人数×1.5kg」が目安といわれていますが、数日分を1度にまとめて洗うことが多いなら、目安にこだわらず大容量がおすすめ。大容量ならシーツや毛布などの大きなモノも手軽に洗えます。
気をつけたいのが、洗濯容量=乾燥容量ではないということ。ほとんどの場合、洗濯容量より乾燥容量のほうが少ないので、毎回乾燥まで一気におこないたいなら、乾燥容量もチェックしましょう。
【3】洗浄力を高める機能をチェック
遊び盛りのお子さんや運動部のお子さんがいて、泥などの頑固な汚れもしっかり落としたいというご家庭には、洗浄力を高めるためにプラスの機能を追加したモデルが便利です。
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機に比べ、洗浄力を高めにくい構造ですが、近年は、温水や温風で洗剤の酵素の働きを高める機能や、予洗いする機能、洗濯時間を長めにする機能など、さまざまな工夫を凝らした機種が販売されています。
カレーやコーヒー、口紅なども落としやすいですよ!
【4】扉の開閉方向をチェック
本体サイズとともに重要なのが、扉を全開にした状態での奥行サイズと開閉方向です。ドラム式洗濯機の扉の開閉のスタンダードは左開き(右側の取手を持ち、右から左に向けて扉を開くタイプ)です。
ドラム式洗濯機の上位モデルでは左開きと右開きを選択できることがほとんどですが、下位モデルでは左開きしか用意されていないこともあります。生活動線に支障をきたすので注意しましょう。
【5】その他の便利機能をチェック
上記で紹介した選ぶポイント以外にも、あるとよりうれしい機能についてご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
洗剤や柔軟剤の「自動調整機能」
洗剤や柔軟剤の自動調整機能は、専用のタンクに洗剤や柔軟剤を補充しておくことで、水量・洗濯量から自動で最適な洗剤・柔軟剤の量を投入してくれる機能です。
洗剤を測る手間や測り間違えもなく、スイッチ操作のみで選択ができるので、時短にも繋がります。常に補充されている量に気を配ったり、補充メンテナンスが必要ですが、あると生活がラクになる機能です。
外出先から操作できる「スマホ連携機能」
スマホやタブレットに専用アプリをインストールすれば、外出先から洗濯の操作ができたり、洗濯する衣類に合わせておすすめのコースで運転してくれます。
たとえば共働き家庭の場合、帰宅時間に乾燥まで終わるように外出先からスマホで設定しておけば、帰宅後に乾燥したての洗濯物を取り出して畳むだけでOKなので便利ですよ!
フィルターを清潔にする各メーカーの「お手入れ機能」
各メーカーや機種によってお手入れの仕方・手順が違うので、しっかり確認しておきましょう。一般的に乾燥時のホコリや糸くずは使用するたびに溜まっていきます。そのため、1~2ヶ月ほどのスパンで取り除くことが推奨されています。
多くのモデルは、黒カビの発生を妨げる洗濯槽洗浄・乾燥をコースとして搭載しており、かんたんに掃除ができます。ボタンを押さなくても、自動で掃除してくれるハイエンドモデルもあるのでチェックしましょう。
直感的な操作ができる「液晶タッチパネル」
ドラム式洗濯機には、タッチパネルで操作するモデルも増えつつあります。画面が大きいモノだと、誤ったボタンを押してしまうトラブルも減らしやすく、押したいボタンがすぐに判別できます。
操作がしやすいかどうかにも直結するので、チェックしましょう。
高機能であれば消費電力量も高いので注意!
家電ライター・美容家電ライター
近年のドラム式洗濯乾燥機は、以前に比べて乾燥時の電気代がかなり抑えられるようになっています。その一方で、追加機能を利用すると、かなり電気代がかかってしまう場合もあります。
たとえば、汚れを落としやすくしたり、黄ばみを抑えるために洗濯時間を長くしたり、お湯で洗濯する機能を搭載したりしているモデルなどは、水道代や電気代がかなりかかる可能性も。新機能を多く搭載しているモデルの場合は、事前に消費電力量などもチェックしておきましょう。
有名メーカーの特徴
ここでは、ドラム式洗濯機の有名メーカーについて解説いたします。ぜひ参考にしてくださいね。
Panasonic(パナソニック):温水&「泡洗浄」で汚れを落とす!
パナソニックは冷蔵庫や洗濯機など幅広い家電を製造・販売している、大手家電メーカーです。「LXシリーズ」と「VGシリーズ(Cubleシリーズ)」のドラム式洗濯機で特徴的なのは温水による洗浄効果です。
同社のドラム式洗濯機には、「温水専用ヒーター」を搭載しているモデルがあり、温水と大量の泡で衣類を洗浄します。匂いや黄ばみといった衣類の汚れを落としやすいですよ。
また、「VGシリーズ(Cubleシリーズ)」は、直線的な箱型のフォルムで、凹凸がないミニマルなデザイン性もポイントです。一般的なドラム式より小型なので、設置しやすく人気を集めています。
HITACHI(日立):シワなく乾燥させる「風アイロン」が魅力
日立は、テレビや冷蔵庫などの家電だけでなく、フェイスケア商品も展開している、日本を代表する家電メーカーです。ドラム式洗濯機は「ビッグドラムシリーズ」を展開しており特徴的なのは、前述しましたが乾燥方式の「ヒートリサイクル式」です。
本体モーターの熱を空気に当て、効率的に乾燥を行うことで、消費電力を抑え、節電につなげます。また、「風アイロン」も特徴的で、搭載されている機種では、乾燥だけでなく、シワまで伸ばせるので、洗濯がラクで時短になります。
TOSHIBA(東芝):多くの衣類を洗濯&乾燥させるなら!
東芝は、冷蔵庫やテレビといった白物家電などを展開する大手家電メーカーです。グループ全体ではエネルギー事業に力を入れるなど、環境問題にも力を入れています。
ドラム式洗濯機「ザブーンシリーズ」は、洗浄力に魅力があり、1マイクロメートルの気泡が汚れにくっついて洗浄する「ウルトラファインバブル洗浄」が特徴です。
乾燥容量が7kgと業界最大で、1kgほど他メーカーより大きいため、Yシャツ5枚ほど多く乾燥させられます。洗濯容量は9kgと12kgのみの展開なので、ファミリー向けといえるラインナップです。
SHARP(シャープ):IoTでラクに洗濯!
シャープは、テレビや冷蔵庫といった家電製品を扱うだけでなく、マスク製造など、幅広い分野で先駆的な商品を開発している大手メーカーです。
ドラム式洗濯機の分野では、独自のプラズマクラスター機能を応用した、洗濯の洗浄や衣類の消臭などが特徴です。また、スマホとの連動をはじめとした「IoT」に対応しており、内蔵部センサーにより、水量の調整や時間配分、節電など、エコな洗濯を自動で行う機能も充実しています。
ドラム式洗濯機おすすめモデル
それでは、おすすめの小型テレビをご紹介いたします。
▼おすすめ2選|1人暮らし向け(〜7kg)
▼おすすめ4選|2〜4人暮らし向け(9~10kg)
▼おすすめ6選|大家族向け(11~12kg)
▼おすすめ2選|乾燥機能なしモデル
▼おすすめ商品の比較一覧表
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ2選|1人暮らし向け(〜7kg)
まずは、ひとり暮らしでそれほど洗濯容量は必要ないという方や、洗濯機置き場をコンパクトに収めたい方向けの、7kg以下のドラム式洗濯機のおすすめ商品をご紹介します。
エコセンサー搭載コンパクトドラム
シャープのドラム式洗濯乾燥機はすべてボディ幅596mmとスリムですが、コンパクトドラム『ES-S7G』は奥行600mmともっともコンパクト。右開き/左開きの選択も可能です。
本製品の魅力は、4種類のセンサーで制御して、最適な省エネ運転パターンを選択してくれる機能。なお、洗濯と脱水だけなら7kgまで可能で、乾燥まで含めると3.5kgまでの洗濯物を一気に処理できます。
『ES-S7E』の後継モデルなので、基本仕様は共通です。型落ちで探すのもアリでしょう。
3.5kgの乾燥容量でコンパクトなサイズが魅力
ホースを除けば600×600mmで、マンションに設置できるコンパクトサイズのななめドラム式洗濯機です。乾燥容量は3.5kgですが、1~2人用としては十分な乾燥力。
パナソニック製のドラム式洗濯機に搭載されている「泡洗浄W」や洗濯槽の自動洗浄機能なども搭載されており、ドラム式洗濯機として求めたい基本性能はきちんと備わっています。衣類の取り忘れを防ぐ「取り忘れアラーム」も搭載しています。
なんといってもミニマルな箱型のルックスが印象的。その見た目に興味をそそられる方はぜひチェックしてみてください!
▼おすすめ4選|2〜4人暮らし向け(9~10kg)
続いては、2人暮らしや4人家族などで暮らしているという方向けの、9~10kgほどのドラム式洗濯機のおすすめ商品です。

風アイロンプラス自動お掃除機能が便利
高速風でシワを伸ばし、シワになりやすい綿素材のワイシャツなどのアイロンがけが楽になる「風アイロン」搭載にプラスして、自動お掃除機能も魅力の機種。
洗濯槽にたまる見えない部分の汚れを洗濯するたび毎回落としてくれるので、いつでも清潔な洗濯槽で洗濯できます。このクラスでは「ナイアガラ洗浄」機能はついていない点に注意。
洗濯容量は10kgと『ビッグドラム』シリーズ最少ですが、乾燥容量は6kgあり、4人家族の洗濯を毎日行うには十分な容量です。洗濯容量が少ない分価格も安めなので、予算を抑えつつ高機能なドラム式洗濯機を購入できます。
低騒音でお洗濯の時間を選ばない
シャープの上位モデルより少ない10kgの洗濯容量ながら、乾燥容量は同じ6kg。微細な水滴を高圧で噴射する「マイクロ高圧洗浄」にも対応しています。
「DDインバーター」も搭載で、高速回転時でも低騒音を実現! マンションやアパートなどでも時間を気にせずお洗濯できることでしょう。
上位モデルとのちがいとしては、乾燥方式が「ヒーターセンサー(水冷除湿)方式」という点に注目。「ヒートポンプ式」乾燥と比べて電気代がかかること、衣服が縮みやすいことがデメリットです。
▼おすすめ6選|大家族向け(11~12kg)
続いては、5人以上の大家族や、洗濯する人数が多いという方向けの、11kg以上のドラム式洗濯乾燥機のおすすめ商品をご紹介します。


風アイロン&AI洗濯が人気のシリーズ!
洗濯・脱水容量は業界最大クラスの12kg 、乾燥容量は6kg。高速風でシワを伸ばし、アイロンがけの手間を減らす「風アイロン」による乾燥の仕上がりが人気のシリーズです。
これだけ大容量なのにドラム式洗濯機の不満として挙がりやすい音が静かなのもポイント。
複数のセンサーが洗剤の種類や布質、汚れの量、水の硬度、布動きなどの情報を収集する「AIお洗濯」機能は、汚れが多い場合は運転時間を延長、よくすすげている場合は使用水量を減らすなど、AIが洗濯を自動で賢く制御します。さらにスマートフォンと連携すれば、外出先から予約運転の終了予定時間の変更も可能です。

乾燥フィルターの自動掃除機能で電気節約!
シャープは乾燥のたびにお手入れが必要な乾燥フィルターのホコリを自動でお掃除する機能を業界で初めて搭載。ホコリによる乾きムラやエラーを抑え、電気代、乾燥時間の節約に貢献します。
部分洗いに便利なハンディサイズの「超音波ウォッシャー」もあらかじめ備え付けているので、これで予洗いした後、10分洗濯する「時短コース」は時間がないときに便利。センサー機能とヒートポンプ&サポートヒーターによる「ハイブリッド乾燥」で省エネ性もバッチリです。
スマートフォンと連携すれば、地域の天気に合わせたおすすめの洗濯をアドバイスしてくれるなど、独自のサービスも。
洗剤自動投入機能付きで手間なし、すっきり!
日立の『ビッグドラム』シリーズ最大となる洗濯容量12kgより1kg少ない11kgのモデルです。注目は、洗濯のたびに適量の洗剤を自動で投入してくれる機能。洗剤を毎回投入する手間が省けるのはもちろん、洗濯機のそばに洗剤を置かなくていいから空間がスッキリ片付くのもうれしいポイントです。
高速の風でシワを伸ばしてくれる「風アイロン」、運転時に発生する熱を回収して、乾燥時の温風に再利用する「ヒートサイクル式乾燥」、ジャブジャブと大流量で洗ってくれる「ナイアガラ洗浄機能」といった日立ならでは技術ももちろん搭載。忙しい朝や仕事終わりにの洗濯時にも大活躍してくれるでしょう。
▼おすすめ2選|乾燥機能なしモデル
最後は、乾燥機能のないドラム式洗濯機のおすすめ商品です。こちらもぜひ参考にしてくださいね。
「ドラム式洗濯機」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ドラム式洗濯機の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのドラム式洗濯機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
乾燥機能の電気代の目安
乾燥機能を使用する電気代は、方式ごとに大きく変わってきますが、本項では「ヒートポンプ式」のドラム式洗濯機を例に、1ヶ月あたりの電気代を計算してみたので、ぜひご確認ください。本記事でも紹介している商品で、「乾燥電力=1100W」の東芝 『ZABOON(ザブーン) TW-127X8』を例に、電気代の計算式「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×1kWhあたりの電気代(円/kWh)」で計算すると、下記のようになります。
【ヒートポンプ式】
・製品:東芝 『ZABOON(ザブーン) TW-127X8』
・乾燥時 消費電力:1100W)(省エネなし)
・1日あたりの電気料金(3時間使用の場合)
1100(W)÷1000×3(h)×27(円/kWh)=89.1円
・30日あたりの電気料金(30日毎日使用した場合)
89.1(円)×30(日)=2,673円
※電気代は全国家庭電気製品公正取引協議会で定める 1kWh単価 27.0円(税込)で計算(2020年10月12日時点)
機能、乾燥能力、使用する季節ごとに大きく変動しますので、あくまで目安ですが、1ヶ月あたりの電気代の目安は2,673円となります。やはり、ヒートポンプ式といえど、電気代は大きくなってしまいますので、節電する場合は、雨の日などタイミングを見計った方が良いでしょう。
ドラム式洗濯機のQ&A
ドラム式洗濯機の寿命は?

メーカーやモデルによって異なってきますが、7~10年が目安になってきます。使用回数は約2500回です。もちろん、使用環境や日頃のメンテナンス状況によって、寿命は前後してきます。
家電の中でも比較的高価な部類に入ってくるので、定期的な掃除やメンテナンスを欠かさず、なるべく長期間使えるようにしましょう!
処分はどうすればいい?

壊れたり、引っ越しで今使っているドラム式洗濯機を処分する場合、どうすればいいのでしょうか。洗濯機は、「家電リサイクル法」という法律の対象品目になっており、所定の手続きと、リサイクル費用、運搬料を負担する必要があります。
お住いの地方自治体に連絡すると所定の場所に持ち込むことで処分できたり、不用品業者に引き取ってもらうこともできますが、新しい洗濯機を買い替えると同時に処分してしまうのが一番ラクです。家電量販店などで対応してくれるのでスムーズに処分できますよ。
【関連記事】そのほかの洗濯機をチェック
選び方をもう一度確認しましょう
本記事では、ドラム式洗濯機の選び方、そしておすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?
乾燥機能も設置になり、デザイン性も高いドラム式洗濯機。各メーカーごとにいろいろな機能があります。さらに、容量ごとで洗濯機能や乾燥機能も変わってきます。
そして、ドラム式洗濯機は安いモノではないので、購入時期もチェックしておくといいでしょう。やはり安い時期は、型落ちになるタイミングです。新製品が発売されるとひとつ前の型は安くなりやすいので、その時期を調べておきましょう。
ぜひ本記事を参考に、必ず洗濯機を置くイメージをして、自宅に合った商品を見つけてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
ライター歴20年。メーカーの新製品発表会に参加して最新の情報を取り入れ、専門家としての知見に主婦目線を織り交ぜた記事を執筆する。 近年は特に、家事効率を高め、暮らしを快適にしてくれる家電の取り入れ方を研究中。 また美容家電にも目がなく、毎日様々な美容家電を試しては、使用感や実感を紹介する体験レポも多数行っている。