おすすめ商品の比較一覧表
ハンダゴテの機能や特徴
ハンダを熱でとかして結合することができるハンダゴテ。電子工作やDIYに欠かせないアイテムで、持ち手はプラスチック、こて先はペンのような形をしています。実はたくさんの種類があり、温度調節機能がついているものや、こて先が交換可能なものもあります。
ハンダづけを行うことで電気の通り道をつくれるため、電子機器のかんたんな修理や、電子回路の配線をいじることができます。また、熱を利用して、ステンドグラスやウッドバーニングなどアート作品をつくるなど、意外な用途もあります。
ハンダゴテの選び方
それでは、ハンダゴテの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】加熱方式を選ぶ
【2】コテ先が温度調整できると安定した作業がしやすい
【3】ケースやスタンドが付属していると安全
【4】長く使うためにも交換用のコテ先があると便利
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】加熱方式を選ぶ
ハンダゴテには大きく分けて、ニクロムヒータータイプとセラミックヒータータイプの2タイプあります。
▼温度は上がりにくいが低価格の「ニクロムヒーター」
低価格ですが、温度が上がりにくく温度調節が効きにくいものが多いので、初心者や価格重視の方向け。
▼温度上昇しやすく効率的に作業できる「セラミックヒーター」
温度が上がりやすく、温度調節機能がついた種類が多いので価格は高くなりますが、性能や作業効率を求めるのであればセラミックヒータータイプから選びましょう。
【2】コテ先が温度調整できると安定した作業がしやすい
連続してハンダづけする場合に温度調整機能があると、ハンダゴテが冷めることなくずっと使い続けることができます。また、適切な温度をさぐりながら作業ができるため、一度見つけたあとは失敗することなく作業ができるメリットがあります。
セラミックヒーター式は温度調整ができるものが多く、ニクロムヒーター式は温度調整ができるものが少ない傾向があります。
【3】ケースやスタンドが付属していると安全
ハンダゴテは電源をつけるとコテ先が高温になるため、作業台などに転がしているとやけどの危険かつ、作業台上にあるモノを溶かしてしまう恐れがあります。
そのため、ハンダゴテをしっかりとホールドしてくれるスタンド(コテ台)が付属しているものをおすすめします。
なにかを代用してハンダゴテを立てておくと、使用中転倒してしまう恐れがあるので、専用のスタンドが望ましいです。
【4】長く使うためにも交換用のコテ先があると便利
ハンダゴテの先端はある程度使っていると、酸化したり汚れてきたりします。コテ先交換モデルであれば、替えのコテ先を用意するだけでよいので、わざわざ全部を買い直す必要がありません。
また、金属の接着用、木を焦がす用などコテ先も種類がこまかくわかれているので、使用用途にあったものをいくつか持っておけば、いろいろなことに使えて便利です。
DIYクリエイターからのアドバイス
空間デザイン・DIYクリエイター
どんな作業をしたいのか、どのような素材を溶かしてハンダづけしたいのかなどにより、ハンダゴテ選びは違ってきます。
安価なハンダゴテで充分なのか、それとも高値のハンダゴテでより精度の高い作業をしたいのか、ご自身の使い道を考えて選ぶとよいでしょう。
しかしながら一度高機能なハンダゴテを使用しますと、安価なハンダゴテには戻れないかもしれませんね。
ハンダゴテおすすめ10選
空間デザイン・DIYクリエイターの網田真希さんと編集部が選んだおすすめ商品を紹介します。コードレスタイプもあるので、車内で使うなど自分の用途に合わせて選んでみましょう。
藤原産業『SK11 はんだこてセット 30W(KF-30S)』
















出典:Amazon
白光『電気器具/電気部品用はんだこてセット 40W(FX511-01)』








出典:Amazon
白光『ダイヤル式温度制御はんだこて(FX600-02)』










出典:Amazon
goot『ホットナイフ 30W(HOT-30R)』












出典:Amazon
Manelord 『はんだごてセット 14-in-1』












出典:Amazon

『はんだごてセット 11-in-1』












出典:Amazon

YISSVIC『電気はんだごて 23-in-1』


















出典:Amazon

太洋電機産業『goot(グット) ガス式はんだこて ポータソルホビー(GP-101S)』










出典:Amazon

白光『HAKKO RED No.502』

出典:Amazon

白光『HAKKO FX-600』






出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ハンダゴテの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのハンダゴテの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ハンダゴテのおすすめに関するQA
ハンダゴテってどうやって選べばいいの?

ハンダゴテには、温度上昇しやすいセラミックヒータータイプと温度上昇しにくい代わりに低価格なニクロムヒータータイプがあります。セラミックヒータータイプは、便利な温度調節機能つきの製品も多く作業時間を節約したい人向け。最低限の工具でかんたんにハンダづけに挑戦したいなら、ニクロムヒータータイプがおすすめです。転倒事故予防に専用スタンドつきのものを選ぶといいでしょう。くわしくは空間デザイン・DIYクリエイターの網田 真希さんのアドバイスをこちらから確認してみましょう。
おすすめのハンダゴテは?

自分が住む家を予算100万円でフルリノベーションしたこともある空間デザイン・DIYクリエイターの網田 真希さんが、おすすめのハンダゴテを紹介してくれています。こちらの記事で詳細を確認できますよ。
おすすめのハンダゴテを一覧で知りたいです

空間デザイン・DIYクリエイターの網田 真希さんおすすめのハンダゴテ4品を比較できる一覧表がこちらにあります。製品の特徴やヒーターの種類、温度調節範囲、価格などで比較可能。また、一覧表から販売サイトにいくこともできるので、お気に入りがあればそのまま購入もできますよ。
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングでのハンダゴテの人気ランキングを教えてください

各ECサイトでのハンダゴテ人気ランキングは、こちらで確認できますよ。Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングで今人気の商品がひと目でわかります。ぜひ参考にしてみてください。
ハンダゴテ選びで注意点はありますか?

ハンダゴテの性能は価格次第です。そして、ハンダづけで溶かしたい素材によって必要なハンダゴテの性能は変わってきます。安い製品で間に合うのか、高性能でないと難しい作業なのか、自分の目的に合うものを選ぶ必要があります。くわしくは、こちらの空間デザイン・DIYクリエイターの網田 真希さんからのアドバイスを参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はハンダゴテの種類や選び方に焦点をあてて、おすすめ商品を紹介してきました。先端部分の形状の違いや温度の調整機能など、ハンダゴテは、ただ鉛を熱して溶かすだけのものではありません。アクリルや塩化ビニルをきれいにカットするなど、工作やDIYに幅広く応用ができるすぐれた製品なのです。
初心者向け、上級者向けどちらも紹介していますので、自分のニーズや予算にあわせた、ぴったりの商品を見つけてくださいね。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。 予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。 幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。