フロアライトの選び方
それでは、フロアライトの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】デザイン
【2】光の明るさ
【3】明るさ調整機能
【4】重量
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】デザインをチェック
フロアライトは大きく分けて4つの種類があります。それぞれに特徴があるので、簡単に見ていきましょう。
▼シェード型
電球に布やアクリルなどで作られた笠(シェード)がつけられたライトのこと。シェードを介して光が放たれるので、やさしい光になるのが特徴。シェードのデザインや素材の違いによって光の広がりや明るさなどが変わってくる楽しさがあります。
▼スポット型
電球の周りに笠が掛けられているのはシェード型と同じですが、支柱部分が可動式になっていて光を放つ方向が変えられるようになったライトのこと。部屋全体を明るくするというよりは、特定の場所を明るくしたい場合などに効果的なライトです。シェードの素材も光を外に逃がさない金属製などが増え、シェードのかたちも細長くなるのが一般的です。
▼トーチ型
アッパーライトともいわれ、天井に向けて光を放つお部屋を明るくするライトのこと。天井にあてられた光が室内に返ってくる、いわゆる間接照明なので、柔らかな光になるのが特徴です。光量などにより暗いと感じる場合には、置く場所とワット数の見直しをしましょう。
▼グローブ型
白色や乳白色などのカバーで覆われたライトのこと。直接電球の光が目に入ってこないのでまぶしさを感じることなく優しくお部屋を明るくしてくれるのが特徴。ボール型や円柱型などデザイン性の高いライトがたくさん発売されています。
【2】光の明るさをチェック
部屋全体や特定の場所をできるだけ明るくしたいのか、リラックスするために柔らかい光にしたいのかなど目的に合わせた光を選ぶこともポイントです。主に2通りあるのでそれぞれ確認をしてみましょう。
▼直接照明
家具やソファーなどの近くに配置して、お部屋全体を明るくしたり特定の場所に直接光をあてて明るくする方法です。直接照明のフロアライトは明かりが下を向いている、シェード型やスポット型がおすすめです。シェード型は笠の材質によって直接照明ではない商品も販売されているので注意をしましょう。
▼間接照明
直接照明とは反対に壁や天井、家具、ソファーなどに光を当てて反射した光でまわりを照らす間接照明。明るくするという目的でなく「空間を演出する」という意味合いの方が強いかもしれません。間接照明のフロアライトにはトーチ型、グローブ型、また笠の材質が光を通すものであればシェード型も向いています。それぞれの目的にあわせてフロアライトを選びましょう。
【3】明るさ調整機能をチェック
用途が多種にわたる場合には、ぜひ調光機能のある商品をお選びいただきたいです。日本人は比較的明るい光源を好む傾向にあるようですが、フロアランプは全体照明(部屋全体的を明るくする)ではなく、間接照明(部分的に明るさをプラスする)になるので、強い光はそれほど必要ないかと思います。
光の感じ方は人それぞれ。そのときの体調によって、明るすぎない光が欲しい場合もあります。その時々に応じて、明るさを調整できる調光機能のあるタイプをお選びいただくことをおすすめします。
【4】重量をチェック
一人暮らしであれば配置や配線の問題でフロアライトを移動させることも多いと思います。素材やデザインが豊富なためフロアライト自体の重量もさまざまです。また小さなお子さんがいるご家庭ではフロアライトが転倒してしまっては大変!重心や重さも選ぶときのポイントとして見ておきましょう。アクリルの素材であれば比較的軽い商品が多いですよ。
エキスパートのアドバイス
照明器具の使い方によって、「くつろぎたい」「作業を促進したい」など、選ぶ商品によって目的や用途が変わってきます。そのため、まずは使いたいシチュエーションを思い浮かべて、そのシーンに合う照明器具の配光や配色によって、印象的な空間を演出するフロアライトをセレクトしましょう。
また、電源のオン・オフがしやすいものであれば、行動のアクションが少なくなり、より光を取り入れたリラックスタイムを満喫できると思います。ぜひ、あなたが求めるシーンにあったフロアライトを選んでみてくださいね。
フロアライトのおすすめ13選
それでは、フロアライトのおすすめ商品を紹介します。
北欧の雰囲気漂うおしゃれなデザイン
ファブリックシェードと木製の脚部がおしゃれなフロアランプ。温かみのあるデザインは、モダンにもナチュラルにも合わせられて便利です。作りはとてもシンプル、シェードはグレーと白の2色から選べます。オプションで照明用リモコンも用意されています。
人気有名建築家がデザインしたリプロダクト製品
女性建築デザイナーであるグレタ・マグヌソン・グロスマンが60年以上まえに手掛けた「グラスホッパー フロアライト」のリプロダクト品です。柔軟性のある支柱に電球をつけただけの本当にシンプルなデザイン。もちろん照明なのでフロアを明るくすることが一番の目的ですが、置いてあることも目的のひとつと思えるデザインの美しさが最大の魅力です。
デザインがおしゃれなアーチ型のフロアランプ
照明シェードがアーチを描くようにしなるデザインが個性的でおしゃれです。高さは30cmの調整が可能で最長185cmまで。ライトの位置を360度上下左右に自由自在に調整できるので手元を照らしたり間接照明として天井方向を照らしたりなど、シーンに応じてアレンジができるのが魅力です。

光のオブジェで空間の雰囲気づくりを
シェードが北欧デザインの幾何学模様で組まれているので、照明を点灯するとシェードから照らされる光がゆらゆらと壁に映り込み空間を演出してくれます。
また、シェードはポリプロピレンの軽い素材なので、もしぶつかったり転倒したりした場合にシェードが割れにくくなっています。幼いお子様がいらっしゃるご家庭でも、取り入れやすいフロアライトです。
北欧家具で人気のIKEAのフロアアップライト
とってもシンプルなデザインで価格も安いため、気軽に試すことができる1台です。IKEAのほかの家具同様、自宅での組み立て式。高さはポールのパーツが分割されているので、パーツを使うか使わないかで2段階なら高さをかえられます。手軽に安くおしゃれなフロアライトを探しているという人におすすめです。

目と心が落ち着くフロアライト
照度(光の明るさ)を高くしなくても、壁を照らす・天井を照らす方法をつかうことで、お部屋を明るく感じさせることができます。
このフロアライトは多灯タイプでアッパーライトで天井を照らし、スポットで壁を照らすことができるので、間接照明だけでも比較的暗く感じません。明るさによるチラつきも少なくなるので、くつろぐシーンの照明として効果的なフロアライトです。

北欧デザインのフロアライト
こちらのフロアライトは、デンマークの建築家アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)氏が、世界初のデザインホテルとして1960年に建てたラディソンSASロイヤルホテルのためにデザインされた『AJフロアランプ』を、リプロダクトしたもの。
シンプルなデザインが素敵で、サイズも大きすぎず、リビングやベッドルームなど、お部屋を選ぶことなく使えるデザインです。無段階でシェードの角度調整が可能なので、照らしたい場所をしっかりと照らすことができます。
また、フロアライトは電源のスイッチの切り替えが面倒なものは、ついついつけっぱなしになってしまうことがありますよね……。こちらのフロアライトでは、電源のオン・オフが足元で楽にできるフットスイッチです。両手がふさがった状況でもできるので便利です!

光でフレキシブルに空間を演出!
照明器具を縦置き・横置き、どちらの置き方もできる万能なフロアライトです。縦置きなら、壁を照らしたり、ベッドサイドで読書を楽しむときに照らしたりなどと使えて便利。
横置きにすると、上部に配光するアッパーライトとして、家具の後ろを照らすと飾った置き物を効果的に演出。また、家具の足元に置けば、家具が浮き上がったような幻想的な雰囲気になります。
そのほか、こちらのフロアライトは天然木を使用しているので高級感があり、お部屋のオブジェとしても効果的ですよ。
シリコーン素材なので熱くならず安心
シリコーン素材で作られているMUJI(無印良品)のフロアライト。やわらかく長時間点灯をしていても熱くならないのでお子さんがいても安心。間接照明としてはもちろんですが、タイマー機能が充実しておりタイマーをセットしておくと徐々に暗くなり消灯をします。ベッドや枕元などに置いておいても便利ですね。

可愛いキャラクターがフロアライトに変身
人気キャラクターのミッフィーをモチーフにしたフロアライト。またバッテリー式だったり、6段階の調光ができたりと機能も充実しています。友人などへのプレゼントにもピッタリ。小さなお子さんがいるご家庭ではナイトライトとしての活用もおすすめですよ。

美しいフォルムのフロアライト
流線型デザイン「ヴェレ」のコンパクトサイズ「プチヴェレ」は、床に直接置いても、テーブルや棚に置いてもさまになるフロアライト。あまりモノを置きたくない人や一人暮らしにもぴったりのサイズ感です。
スイッチは中間コードタイプで、間接照明としてインテリアによく馴染むデザインです。
人感センサーで暗い足元もサポート
人感センサーが搭載されているフロアライト。乾電池、また吊り下げることもできるので置き場を選びません。夜中にトイレに起きてしまったり、階段などに置いておくと足元を照らしてくれて安全です。また屋外でも使用ができる防雨構造なので玄関に置いておいても良いですね。
ボール型デザインがおしゃれな床置タイプ
あたたかな光で照らしてくれるパナソニックの床置タイプのフロアランプ。オブジェにもなるボール型デザインが特徴です。カバーはアクリル製で乳白艶消しなので、すっきりインテリアに馴染んでくれます。この商品はMサイズで直径25cmほど、お部屋に置くとそこそこ存在感はあります。大きいサイズもあるので、置く場所に合わせて選んでください。
「フロアライト」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る フロアライトの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのフロアライトの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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フロアライトでお部屋をおしゃれに!
フロアライトのおすすめ記事はいかがでしたか?
おしゃれなデザインもたくさんあるのでお部屋の雰囲気に合うものを選ぶようにしましょう。また寝室やリビングなど置く場所に合わせてサイズや明るさを選ぶことが大切です。
本記事を参考にお気に入りのフロアライトを見つけてみてくださいね。
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