DVD一体型プロジェクターで自宅を映画館に
映画が好きな人なら家を映画館にしたいという夢を持っている人も多いことでしょう。家庭用のプロジェクターなら、手軽に大迫力の映像をプライベートで楽しめます。またケーブルを使ってほかの機器と接続して再生できるものやBluetooth接続できるものなどもあります。
DVDを再生できるプロジェクターなら、家にあるDVDやレンタルしたDVDですぐ映画館気分を楽しめます。
DVD一体型プロジェクターとは?
DVD一体型プロジェクターは、ACアダプターをコンセントにつないで電源を入れたら、あとはDVDディスクを本体に入れて再生させるだけ。映像を大画面に映して楽しむことできるものです。DVDプレイヤーとは違って、テレビやモニターがなくても映像を投影できる壁などがあれば映像を楽しめます。
ただし明るい部屋では見えにくく、投影距離が必要なこともあるので、ある程度部屋の広さが必要となる、遮光できる環境が必要などのデメリットもあります。
プロジェクターを選ぶときのポイント
DVD一体型プロジェクターの選び方をチェックしていきましょう。主なポイントは下記の4つになります。
【1】投影距離を確認
【2】設置環境から機種を選ぼう
【3】解像度と縦横比をチェック
【4】接続端子で選ぶ
家電製品総合アドバイザーの福田満雄さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのDVD一体型プロジェクターを選ぶために参考にしてみてくださいね。
【1】投影距離を確認
プロジェクターを選ぶときに確認しておきたいのは投影距離です。商品によって投影距離が異なっています。せっかく買っても部屋のサイズに合わない機種を買ってしまうとクリアな映像が楽しめません。
使用する場所とスペックは購入前に確認しておきましょう。投影距離は最大投影距離ではなく推奨距離で選ぶと、ピントが合いやすく映像がクリアになります。
また、斜めに投影しなければいけないなどの場合は専用の台形補正ができるかどうかもポイント。壁に対して斜めを向いていても真っ直ぐ撮像することができます。
【2】設置環境から機種を選ぼう
プロジェクターを選ぶなら、設置環境を確認してから機種選びをしましょう。選び方を詳しく説明します。
▼設置スペースがあるならホームプロジェクターを検討
一般的なホームプロジェクターは投影するスクリーンからある程度距離をとる必要があります。投影する距離が遠くなればなるほど大画面になります。
テーブルに置くのか棚など高い場所に設置するのか、置く場所と距離が確保できるかを確認してから購入してください。壁際に設置するのであれば、プロジェクターの排気にも注意してください。前面排気であれば壁側に熱がこもりません。ただし、解像度や映像の綺麗さを取るために明るさが低いものが多いため、部屋をしっかり暗室に出来る環境が望ましいでしょう。
▼設置スペースが限られるなら短焦点プロジェクター
設置スペースが限られている場所で使用するなら、短焦点プロジェクターを検討してみてください。スクリーンとプロジェクターとの距離が十分でなくても通常のモデルと同じようなサイズの映像を映せます。
短焦点プロジェクターは最小投影距離が1m程度ですむ場合が多く、せまい部屋での使用にぴったりです。テレビの前のテーブルから投影することも可能になります。
ただし、映像が歪みやすいため、台形補正機能がしっかりついているかどうかもチェックしておきましょう。
【3】解像度と縦横比をチェック
映像の画質にこだわりたいなら解像度をチェックしておきましょう。映像の細かさを表すもので、「1280×720」というように数字で表されます。この数字が大きいほど繊細な映像が映し出されるのです。
フルHDなら「1920×1080」で、4Kは「3840×2160」でフルハイビジョンの4倍の画素数を持っています。
【4】接続端子で選ぶ
DVDのほかにも機器と接続することができれば楽しみ方がずっと広がります。プロジェクターの接続端子もしっかり確認しておきましょう。パソコンやゲーム機、プレイヤーなどに接続するには「HDMI端子」が必要です。
HDMIポートが2つ以上あると複数の機器と接続できて便利です。ほかにもUSBポートがある機種やMicroSDスロットがある機種もあります。
用途が合うなら検討の余地あり 家電製品総合アドバイザーがアドバイス
DVDの解像度は、1280×720でフルハイビジョンの1920×1080や4Kの3840×2160には及びません。よって、緻密な画像を観るとギザギザが見えることも。
ただし、子ども向けアニメや研修動画を視聴するだけならそれほど気にならないでしょう。持ち運びが頻繁で、配線ケーブルを極力減らしたいなら、DVD一体型は検討の余地があります。
DVD一体型プロジェクターおすすめ5選 家電製品総合アドバイザーの福田満雄さんと編集部が選んだ
DVD一体型プロジェクターをご紹介します。記事の選び方を参考に、ライフスタイルに合ったプロジェクターを見つけてください。
RAMASU『DVDプレイヤー一体型プロジェクター(RA-PD090)』は、とにかく余計な荷物を減らしたい方向け。本体に操作スイッチがあるため、DVDを観るだけなら本体と電源ケーブルだけで済むのです。

多種メディアから投影可能
DVDはもちろんCD、USB、microSD、HDMIなど多数のメディアから投影できるプロジェクターです。DVDを入れてボタンを操作するだけで面倒な接続をすることなくすぐに30~150インチの大画面でホームシアターが楽しめます。
約985gと軽量なので、持ち運びにも便利。好きな場所に設置して使えます。
ダイニチ電子『DVDプロジェクター(WPJ-D100)』は、基本的な機能を押さえた商品です。三脚が付属するため、設置角度の調整がやりやすくなります。セールで安価になっているなら検討の余地あり。

高輝度投影を実現
明るさ70ANSI/3000ルーメンのLCDを搭載しているため高輝度投影が実現できるプロジェクターです。高輝度なので少し明るさのある部屋でもしっかり映像を楽しめます。リモコンやAVケーブル、ACアダプターのほか三脚も付属しています。
三脚があれば高さを出せるだけでなく、角度調整もしやすくて便利。台形補正機能つきで歪みのない映像が楽しめます。
USBやmicroSDの映像も楽しめる
スピーカー内蔵のホームシアターが楽しめるプロジェクターです。大画面の150インチまでの映像が楽しめます。DVDやCDを入れて映像を楽しめるほか、USBやmicroSDも使用できます。
HDMI端子も使用でき、容量の大きなさまざまな機器と接続可能。白いシンプルなデザインで、リビングの目立つ場所に置いておいても圧迫感がありません。
インターフェイスが充実したプロジェクター
2,000ルーメンの輝度を持つLED光源のDVDプロジェクターです。DVDやCDが再生できるだけでなく、HDMI端子を使ってさまざまな機器と接続可能。USBやMicroSDのデータを再生することもできます。
投影サイズは150インチの大画面まで可能で、家庭で映画を楽しむだけでなくパーティなどイベントでも活躍してくれます。停止したところからスタートできる便利なレジューム機能つきです。
ROOMMATE『OVERTIME DVDプロジェクター(OT-PJ100TE)』
シンプルなデザインで部屋になじむ
LED光源で3,000ルーメンの高輝度投影を実現するプロジェクターです。白くシンプルなデザインでインテリアの邪魔をしません。三脚つきなので高さを調整できるほか、投影角度の調整も可能です。
台形補正機能がついているので歪みのない映像を楽しめます。HDMIなど複数のポートをそなえており、さまざまな機器と接続できます。
「DVD一体型プロジェクター」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする DVD一体型プロジェクターの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのDVD一体型プロジェクターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
一台あれば家のなかやテントのなかを映画館にしてくれるプロジェクター。DVD一体型のプロジェクターなら、手持ちのDVDで気軽に映像を楽しめます。もちろんパソコンやメモリ媒体を接続した使用も可能。
スクリーンまである程度の距離が必要ですが、短焦点タイプならせまい部屋やテント内でも使用できます。さまざまな商品が販売されていますので、使用環境に合ったぴったりのDVD一体型プロジェクターを見つけてください。
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iPhone3GSの時代からスマートフォンを愛用している、ガジェット愛あふれるライター。 複数のメディアで家電製品の記事を担当、シンプルでわかりやすい文章がモットー。 冷蔵庫からオーディオ、パソコンまで、幅広く知識を問われる家電製品総合アドバイザー試験に一発合格。 最新機種が好きなのはもちろん、過去の名機を安価に楽しむのも好き。