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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
障子の基礎知識
まずは、障子や障子紙の基礎知識について解説いたします。
■そもそも障子とは?
障子とは、和式の家屋の建具のひとつで、木製の枠に、縦横の細い桟(さん)をつけ、紙をはった扉のこと。
もともとの障子は「さえぎる道具」という意味で、戸、カーテン、襖も含んでいますが、一般的な意味合いでは、上記のような画像の戸のイメージが強いです。
■障子紙の機能
障子紙は、基本的に和紙が使用されています。しかし、近年では、プラスチック素材や合成繊維を使用したものなど、様々なタイプが登場しています。
障子紙を貼ることにより、直射日光を透過させ、お部屋にやわらかい光を入れてくれる役割があります。また、機能性についても、通気性がいいため、夏は室温が上がりすぎることを防ぎ、冬は結露を防いでくれます。
■近年の障子紙のデザイン
障子紙は白いイメージがありますが、実は無地のもの以外にもさまざまなデザインがあります。
▼無地や雲竜、和柄などの定番デザイン
和室に合う障子紙のデザインには、無地や雲竜、市松模様などの定番のデザインが挙げられます。デザインが光によって浮かび上がっているように見え、おしゃれな和室に仕上がります。
また、障子紙のカラーを変えることで、自分好みの雰囲気の和室にすることも可能。定番のデザインだからこそ、奇抜に見えるカラーでもよい感じに部屋の雰囲気がまとまります。
▼洋風障子・キャラクターものや色付きも
洋室から見える位置にある部屋の障子には、洋風障子紙がぴったり。障子自体は和風な雰囲気と、障子紙の洋風な雰囲気が合わさることで、よりおしゃれな空間を演出できます。
また、近年増えているのが、アニメなどのキャラクターが描かれている障子紙。障子の落ち着いた雰囲気が、キャラクターのデザインを部屋になじませてくれるので、違和感なく取り入れられます。
障子紙の選び方
それでは、障子紙の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】どのくらい光を取り込めるか
【2】障子紙の素材
【3】サイズ
【4】貼り方・はがし方
【5】機能性
上記のポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】どのくらい光を取り込めるかチェック
外からの太陽光をやわらげながら部屋のなかへ取り込むのが、障子の役目のひとつ。そのため、張ったときの部屋の明るさに合わせて、使う障子紙を選ぶことが大切です。
たとえば、多くの光を取り込みたいなら投光性が高いもの、しっかり遮光したいなら反射性の高い障子紙を選びましょう。また、日当たりなどを考慮して選ぶと、より自分のイメージする部屋の明るさを実現できます。
【2】障子紙の素材をチェック
障子紙には、和紙製のものとプラスチック製のものの2種類あります。そこで、それぞれのメリットとデメリットから、どちらが自分の使い方に合っているのかを考えてみましょう。
▼通気性に優れる和紙
障子紙と聞いて思い浮かべる人が多い「和紙」。和紙の障子紙は、通気性が高いので適度に外気を取り込みやすく、暑い季節でも快適に過ごせるのがメリットです。
さらに、やわらかく光を遮るので、温かみを感じる雰囲気に。一方、気密性が低いので冬場などは寒く感じやすく、指などで破れてしまうデメリットに注意が必要です。
▼破れにくい耐久性のプラスチック
「プラスチック」の和紙は、熱や空気をしっかり遮断できるため、エアコンなどで空調管理をする部屋に向いています。指で触ってしまっても破れにくく、現代的な住宅に合わせやすいのがメリットです。
デメリットとしては、気密性が高いので定期的な換気が必要になること。快適な室温をたもっていても、換気によって室温が左右されてしまうため、換気のタイミングをきちんと考えておく必要があります。
【3】サイズをチェック
障子のサイズはある程度決められていますが、現在では幅広い住宅に適応するために、多様なサイズの障子が使われています。そのため、障子紙を購入する前に、きちんと障子のサイズを計測しておくことが重要です。
また、障子紙はあとからカットして、こまかく調節することも可能。ぴったりなサイズではなく、少し大きめのサイズの障子を選ぶようにすると、失敗が少なくなるでしょう。
【4】貼り方・はがし方をチェック
障子紙は、破れたり日焼けしたりするため、定期的に張り替える必要があります。そこで、張り替えるときのことも考えるために、貼り方やはがし方にも注目してみましょう。
▼のり貼り
障子の張替えの一般的な方法が「のり貼り」。障子の枠に専用ののりを塗り、その上から障子紙を貼り付ける方法です。はがすときには、枠についたのりを湿らせ粘着力を弱らせてからはがします。
かんたんな工程の反面、のりを均一に塗る、障子紙が張った状態を維持するなど、キレイに張るためには難しい場面も。そのため、のり貼りはある程度障子紙の張替えに慣れた人に向いています。
▼アイロン貼り
「アイロン貼り」は、ワッペンを貼りつけるように、アイロンの熱で障子紙ののりを溶かしながら貼りつけていく方法です。アイロン以外のアイテムは必要なく、のりを塗るなどの工程もないため、手軽に障子紙を張り替えられます。
また、はがすときにも同様に、アイロンを使ってのりを溶かしながらおこなうため、手順が変わらないのが特徴です。
▼両面テープ貼り
より手軽に貼りつけたい人にぴったりなのが「両面テープ貼り」。障子紙のついている両面テープを使って貼るだけなので、他の道具を揃えなくてもかんたんに張り替えられます。
はがす場合は、ドライヤーなどで温め、テープののりをゆるめる必要があります。障子の張替えに慣れていなくてもキレイに仕上がるので、初心者向けの貼り方です。
【5】機能性をチェック
障子紙のなかには、使い勝手をよくするためにさまざまな機能が加えられているものがあります。そこで、耐久性や耐炎性など、障子紙の機能性もチェックして使いやすいものを手に入れましょう。
(a)耐久性や断熱性
障子紙を長く使いたい人には、耐久性や耐炎性の高さに注目しましょう。耐久性が高いほど破れにくく、耐炎性が高いほど燃えにくくなるため、自然に長く使えます。
とくに、耐炎性は火事などを防ぐためにも有効で、障子の近くでタバコを吸うことが多い人などにぴったり。また、張り替える頻度が少なくなることで、コストの削減にもつながります。
(b)断熱効果やUVカット
外気温や太陽光の影響をしっかり抑えたいなら、断熱効果やUVカットに注目してみましょう。断熱効果が高いとエアコンなどの効果が高くなるため、外気温の影響を受けにくく快適な環境を作りやすくなります。
UVカット機能、室内での肌の日焼けだけでなく、畳の日焼け対策にも活用できます。障子のある部屋の場所や過ごし方に合わせて、障子紙の機能を選びましょう。
エキスパートのアドバイス
近年の生活様式の変化から和室が減少傾向にあり、時短など効率ばかりが優先される住居が増えるのは、なんだか寂しいものですね。現代の住居や暮らしになじむように考えられた商品も多いので、昔から日本人になじみの深い障子を、ぜひ暮らしの中に取り入れていただきたいものです。
最近は、若い方にも好まれるようなデザイン性の高い障子紙も多くなってきています。手軽にお部屋の雰囲気を変えることができるので、おおいに障子ライフを楽しんでいただきたいです。
障子紙おすすめ12選
ここでは、通販サイトの売れ筋ランキングなどをもとに厳選した障子紙のおすすめ商品をご紹介します。商品ごとの特徴も解説していくので、ぜひ参考にしてください。

丈夫でお手入れもラクラク!
破れに強く、燃えにくく、なんと水拭きもできるという、3拍子そろった障子紙です。子どもやペットのいたずらで障子紙を破られてお困りの方、障子紙の貼り替え頻度を低くしたい方におすすめです。
障子戸の桟(さん)はホコリがたまりやすく、障子紙が破れてしまうので基本的には水拭きしませんが、これなら掃除のときも安心です。専用の両面テープ、またはのりを使って貼ります。

自然のあたたかみを室内でも実感
職人によって手間暇かけてていねいに手すきされた本物の和紙です。天然素材の楮(こうぞ)が原料で、本物の紅葉が間にすき込んであるので、1枚として同じものがありませんし、機械すきにはない温かみを感じることができます。
一般的な障子戸に貼るには3枚必要で、作業工程数も多くなってはしまいますが、本物志向、自然志向の方におすすめです。室内にいても、より身近に自然を感じられそうですね。

和洋折衷のすてきなお部屋に早変わり
無地や雲竜など障子紙によくある柄に飽きたら、レースのようなローズ柄にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。和室が洋風のお部屋に様変わりします。和室にカーペットなどを敷いて洋風家具を置いているケースでは、とくに相性がいいと思います。
庭だけでなく家の中もお花畑のように仕上げることができるので、ガーデニング好きな方などにもおすすめできます。強度が5倍なのもうれしいですね。

全体貼り・アクセントにぴったり
レンガや木目調など壁紙にもつかえそうな模様の障子紙です。最近は自分で壁紙を貼ったりするDIYが人気ですが、その壁紙とテイストをそろえて障子もデコレーションしてみるのもおすすめです。
障子全体に貼ってもいいのですが、白地部分が少ないので、一列置きに、斜めに一枠置きに、というようにポイント使いするとよりセンスアップすると思います。

客室がパッと華やかな雰囲気に
まるで美術館にでも来たような感覚にさせてくれる障子紙です。飲食店や旅館等の店舗、企業はもちろん、個人宅でもお客さまをお迎えする部屋の和室などにおすすめです。数多くのご家庭へおうかがいしている私たちも、この障子にはお目にかかったことがありませんので、大いに会話が盛り上がること間違いなし。
絵柄も種類が豊富で、オーダー時にサイズ調整も無料でしてくれるので、障子戸に絵柄がぴったり収まります。
花がらなどおしゃれでかわいい雰囲気を演出
プロ用特厚口障子紙(プロが好んで使う、扱いやすい業務用特厚口障子紙)にプリントされるので紙質は安心。また紙が厚いので張る時にも扱いやすく、きれいに張れます。破れにくい丈夫な障子紙でもあるので、はじめて張り替えを行う方などにおすすめです。
障子にダンベルを載せても破れない強度
耐水性多層不織布製なので、従来の障子紙に比べ、破れにくくお手入れも簡単。光をよく通し、お部屋全体が明るくなります。通気性・透湿性に優れ紫外線カットもしてくれる、抜群の耐久性を備えた障子紙です。
レース生地でさりげなく洋風に!
レース生地を使用した障子紙で、一見すると和紙のような質感なのが特徴。障子の和風な雰囲気を残しながら洋風な雰囲気になるので、和室の障子に張っても部屋の雰囲気になじみます。
また、レース生地は外から見られにくく、断熱効果や保湿効果を発揮するため過ごしやすい室内に。時間や季節に関係なく、快適な時間を過ごせる障子紙です。
手軽に貼れて長持ちする障子紙
障子紙で使われているJIS規格の下限値の約4倍の強さを誇る障子紙。太陽光が障子紙にあたっても変色や劣化しにくい加工のため、和紙のような美しい風合いも長持ちするのが特徴です。
さらに、障子紙にはUVカット加工をほどこすことで、室内のアイテムの色あせや変色も防止。日当たりのよい場所の障子にぴったりの障子紙です。
水拭きもできるプラスチック製
障子紙の両面にプラスチックを張り合わせることで、強度を高めた障子紙。破れにくいだけでなくペットの引っかきキズにも強く、さらに水拭きもできるのでお手入れもかんたんです。
貼りつけには専用の両面テープを使うので、手軽に貼れるのも魅力的。5種類のデザインがラインナップされているため、部屋の雰囲気を変えるのにもぴったりな障子紙です。
光と風をほどよく通す快適な障子紙
レース生地を使用し、光と風を適度に通すように作られた障子。ミラー加工によって室内が透けにくく、プライバシーをきちんとたもてます。
また、貼りつける際に使用する両面テープが付属しているので、自宅に届いたらすぐに張り替えられるのもうれしいポイント。耐久性も高いので、子ども部屋の障子に使うのもおすすめです。
シンプルなのに奥深い本格的な障子紙
コウゾという植物だけを用いて作った、和紙の障子紙。手すき和紙のような自然な風合いを感じられ、シンプルなのに味わい深い雰囲気を楽しめるのが魅力です。
また、和紙の障子紙ですが、和室にも洋室にもなじむ風合いなのも特徴のひとつ。和紙の温かみが過ごしやすい雰囲気を作り出す、デザイナーなども使用する本格的な障子紙です。
番外編|障子紙の補修用品
障子紙が破れてしまったけれど、前面を貼り替える必要のない場合があります。そこで、障子紙の補修用品を紹介していくので、破れてしまったときなどに使えるようにセットで揃えてみてください。

補強やイメージチェンジにお役立ち♪
障子紙に小さな穴が開いてしまったとき、そこの枠部分だけ貼り替えればいいのですが、切り貼りする道具を出すのも手間がかかりますね。そんなときに穴を隠すシールがあれば、ペタっと貼ってあっという間に補修完了です。少し大きめの穴には、シールをずらして重ねて貼りましょう。
補修以外にも、障子の雰囲気を変えたいときにこのシールを使えば、手軽にネコ柄へ模様替えもできます。
商品特徴・価格の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 障子紙の売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでの障子紙の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
本記事では、障子紙の選び方とおすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?
障子紙といえば、「和紙」が多いですが、現代的な住宅に合わせやすいプラスチック製の商品もあります。貼り方や剥がし方、デザインなどさまざまな選び方ポイントから、ぜひご自身の部屋に合うものを選んでくださいね。
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