「ミニ盆栽」のおすすめ商品の比較一覧表
ミニ盆栽の選び方 育てやすいもの、盆栽の種類、鉢など
ミニ盆栽は、サイズの他にも盆栽の種類や育て方など、気をつけたいポイントはたくさんあります。まずは、自分の好みや環境に合うミニ盆栽の選び方をおさえておきましょう。
ミニ盆栽の置き場所で選ぶ
ミニ盆栽をよりおしゃれに楽しむなら、置いておく場所に合わせた盆栽を選ぶようにしましょう。
部屋のインテリアに合わせて選ぶ
ミニ盆栽をおしゃれに飾りたいなら、周りのインテリアなどに合わせるようにしましょう。樹木の大きさはもちろん、鉢の色合いや雰囲気などを、周りのインテリアの色合いなどに合わせることで、盆栽がうまくなじんでおしゃれに飾れます。
また、リビングや和室など、室内の雰囲気にも合わせることが大切。ミニ盆栽だけが浮かないようにして、一体感のある部屋を目指しましょう。
日当たりや風通しのよい場所で選ぶ
ミニ盆栽は生きた樹木のため、根腐れなどを起こさないように、水やりを始めとしたお手入れが欠かせません。そこで、日当たりや風通しのよい場所にミニ盆栽を設置しましょう。
もし、日当たりや風通しのよい場所に置けない場合は、楓や桜、ヒノキといった日当たりが悪くても育ちやすい樹木を選ぶのがおすすめ。また、日中だけ屋外に置いておくなど、定期的に設置場所を変えるようにして、樹木へ日光をしっかり与えましょう。
盆栽の種類から選ぶ 松柏盆栽、葉物盆栽、花物盆栽、実物盆栽など
盆栽で使用されている樹木には、さまざまな種類のものが使われており、ジャンルによって名前が異なっています。そこで、自分の好みやイメージに合う樹木を選びましょう。
盆栽の定番「松柏盆栽」
盆栽と聞いてイメージすることが多いのが「松柏盆栽」。主に松を使用した和風の盆栽で、しっかりとした幹と葉のうつくしさが魅力的です。
盆栽の中でも上級者向きのようですが、「五葉松」や「黒松」は丈夫な時樹木のため慣れない人でも育てやすく初心者にもぴったり。和室の雰囲気にもマッチするので、和風なお部屋におくなら松柏盆栽を選びましょう。
季節の移り変わりや紅葉を楽しむなら「葉物盆栽」
イチョウやもみじなどの「葉物盆栽」は、気温の変化によって葉っぱの色づきが変わっていくのが特徴。新緑が眩しい夏の風情や、鮮やかな紅葉の秋の風情など、季節ごとに移り変わるうつくしい葉っぱの様子を楽しめます。
近年では、ハーブなどを用いた洋風の盆栽も増えています。花や果実などの派手さはありませんが、日本ならではの風情を楽しめます。
きれいに咲くうつくしい花を楽しみたいなら「花物盆栽」
「花物盆栽」は、桜や梅盆栽などきれいな花を咲かせる樹木を使用した盆栽。自宅に居ながらお花見を楽しむなど、華やかな雰囲気が人気です。
複数の盆栽を用意して、開花時期が重ならないようにすることで、一年中うつくしい花を楽しむことも。樹木の種類だけでなく、咲き方などにも注目して自分好みの花物盆栽を見つけましょう。
1つで何通りも楽しめる「実物盆栽」
葉物盆栽と花物盆栽の同時に楽しめるような盆栽が、「実物盆栽」です。姫リンゴやカリンなど、実をつける樹木を用いた盆栽で、鮮やかな果実と葉っぱのコントラストが楽しめます。
また、実によっては食べられるものもあるので、目だけでなく舌でも楽しめるのも魅力的。育てる楽しみがある盆栽なので、ガーデニングのような楽しみ方もできます。
初心者はまず育てやすいものから選ぶ 鉢、土、種などから育てるセットも
初めて盆栽にチャレンジする人や、盆栽を育てる自信がない人は、育てやすい樹木から選びましょう。たとえば、剪定などが必要なく、霧吹きなどで水を吹きかけるだけで育つものなら、毎日のお手入れの手間が数なく手軽に盆栽を楽しめます。
また、なかには種から育てるものもあるので、じっくり樹木を育てたい人はこうした入門セットを購入してみましょう。
盆栽鉢を重視して選ぶ 鉢は割らない限り一生もの
盆栽場は他の植物などとは違って、鉢植えを入れ替えることはありません。そのため、盆栽鉢に注目することで、育てたりお手入れがしやすかったりする盆栽を選びやすくなります。
底に穴のある機能的な鉢を選ぶ
盆栽が根腐れしてしまう要因として、鉢のなかに水が溜まってしまうこと。水をやりすぎたときに、根が必要以上に水を吸ってしまうため根腐れを起こしてしまいます。
そのため、ある程度水が抜けるように、底に穴が空いている植木鉢を選ぶのがおすすめ。受け皿を用意すれば、鉢植えから水が抜けても床が濡れず室内でも安心して使えます。
植物にあったデザイン、素材のものを選ぶ
盆栽のうつくしさを作るポイントには鉢の形や色合いが樹木と合っていることも挙げられます。花色や葉色が鮮やかな樹木には落ち着いた鉢を合わせるなど、全体の雰囲気を考えながら鉢のデザインや素材を選びましょう。
また、樹木の大きさや種類によっては、根が窮屈になったりバランスが不安定になることも。成長したときの大きさなども考えながら、扱いやすい盆栽鉢を手に入れましょう。
ミニ盆栽のおすすめ9選 定番の松やもみじ、さくらほか、プレゼントやインテリアにも
ここでは、初めて盆栽を楽しみたい人にもぴったりな、おすすめのミニ盆栽を紹介していきます。
こぼんさい『桜の盛り合わせ 桜盆栽』
















出典:Amazon
聖新陶芸『ソダテマス 盆栽栽培セット もみじ(GD-846)』






出典:Amazon

能作『はりねずみ - 青銅(504010)』

出典:Amazon
テーブルの上にチョコン! 人気のハリネズミ
富山県出身のデザイナー青木有理子氏は、日本の職人技や文化を残すWEBサイト『ニッポン手仕事図鑑』にも紹介されている作家のひとり。
そんな彼女がデザインしたキュートなハリネズミのミニ盆栽にはオキナゴケがまるで針のように使われています。自由が丘のショップ『品品(sinajina)』が新しいスタイルの盆栽「景色盆栽」として創作のコラボレーションしたものです。
盆栽のなかでもコケを使っているものは、毎日シュッと霧吹きをかけるだけでもOK。初心者の方でも比較的かんたんに楽しめるのでおすすめです。ちなみに、ひとまわり小さいハリネズミもあるとのこと。いくつか並べてもキュートではないでしょうか。

CUPBON 松 吹き流し ぐいのみ 御本手 ミニ盆栽 造花 フェイクグリーン






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聖新陶芸『和心盆栽栽培セット もみじ(GD-4205)』

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遊恵盆栽『小品盆栽 五葉松(瀬戸焼変形鉢)』










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松慶盆栽園『赤花【長寿梅】ミニ盆栽(80824K06)』






出典:楽天市場
遊恵盆栽『清姫もみじ(陶器鉢)』






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遊恵盆栽『姫りんご寄せ(信楽焼鉢)』








出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ミニ盆栽の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのミニ盆栽の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ミニ盆栽の育て方のコツは?
ここでは、ミニ盆栽の育て方のコツを紹介していくので、育てるのに自信がない人はぜひ参考にしてみてください。
水やりの回数
ミニ盆栽は通常の植物のように水やりが必要ですが、季節によって最適な水やり回数が変わるので注意が必要です。春と秋は1日1回、夏は1日に2回、冬は2~3日に1回のペースで水やりをしましょう。
とくに、土の表面が白くなっていたり、苔が乾いたりしているときは、水が足りないサイン。こうしたサインを発見したら、しっかり水をあげましょう。
日当たりと風通し
盆栽が成長するためには太陽光が欠かせず、日光が当たらない場所では盆栽が枯れてしまいます。そのため、ミニ盆栽は日光がしっかり入る、日当たりのよい場所に置きましょう。
また、葉と葉の間に熱や湿気がこもると、樹木が病気になってしまうことも。日当たりと同じように風通しのよさにも注目して盆栽が育ちやすい場所を探しましょう。
肥料の与え方
樹木の成長をサポートする肥料には液体タイプと固形タイプがあります。液体タイプは栄養価が高い反面、あげすぎてしまうことがあるため、慣れないうちは固形タイプを使いましょう。
固形タイプの肥料は樹木の根本に撒き、水やりのときに肥料に水をあてて溶かすようにします。こうすることで少しずつ栄養が土に入っていき、ゆっくり成長をサポートしてくれます。
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最後に|エキスパートのアドバイス
グリーンアドバイザー・愛玩動物飼養管理士
ミニ盆栽は枯れることもあります
盆栽は植物です。そのため、日々の管理が大切。管理を怠ってしまうとフェイク以外は枯れてしまいます。
また、盆栽は小さな鉢で小さく育てるものなので、小さいのがかわいそうだからといって大鉢にしたり地植えにしたりすると、メキメキと育ちすぎてしまうこともあるので注意しましょう。
上手に小さく育てるためには、技術も必要。セットのものから育てて、少しずつ技術を養っていくのもひとつの手です。
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『はじめてでもカンタン!多肉植物の育て方・楽しみ方』(コスミック出版)では文を担当。『土作りで決まる!とびきりおいしい野菜の作り方』(ブティック社)『ベランダ菜園 おいしい野菜づくりのポイント70』(メイツ出版)では監修&執筆。『趣味の山野草』、エバーグリーンなどで連載執筆中。 豪華客船飛鳥のクルーズ講師、園芸教室Ceresを主宰するほか、都内植木市の園芸相談員歴20年以上。また、産業安全保健エキスパート、理科支援員・コーディネーター・アドバイザーの経歴を活かし『生き物たちのひみつ』(NHK)などのキッズライターととしての顔も持つ。 映画、漫画、健康分野にも精通し各種ライティング実績があるほか、『愛犬の選び方・飼い方・健康管理(主婦の友)』では取材ライターとしての実績あり。 多種多様、動物園の爬虫類館の植物管理経験も。植物はハーブを中心に、野菜、作物、多肉植物を栽培中。ハーブコーディネーター、植物文様研究家としても活動している。 ほかにも撮影現場のインテリアを手がける撮影インテリアコーディネーターとしても活動しており、植物を中心に現場を明るく彩るエキスパートでもある。