ペグハンマーを使うメリット
アウトドアのアイテムとして必要とされる、ペグハンマーを使用するとどんなメリットがあるのでしょうか。必要性と使うことでのメリットをご紹介したいと思います。
メリットは、ペグ打ちと抜きが楽々簡単!
ペグハンマーを使うことで、力をほとんど使うことなく地面に打ち込むことができ、すぐにテントを組み立てることができます。テントをたたむ時でもペグハンマーを使うことで簡単にペグを抜くことができます。ペグ打ち・ペグ抜きに時間をとられることなくキャンプをもっと有意義に過ごしましょう。
ペグハンマーの選び方のポイント 自分にあった機能で
キャンプブロガーのSAMさんに、ペグハンマーを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。テント設営に欠かせないペグハンマーですが、何を基準に選んでいけばいいのでしょうか。
重視すべきは負担を軽減できるか 安全面を考慮して
アウトドアライター、キャンプブロガー、星のソムリエ®
ハンマーはキャンプを華やかに彩るものではなく、あくまでも地道な裏方の存在。それゆえに基本は実用性に徹するべきアイテムと言えます。
ペグを地面に打ち込む際、衝撃や負荷が身体にかかるため、その負担をいかに軽減してくれるかが商品を選ぶポイントになります。
そのようなモデルは価格帯がやや高くなりがちですが、せっかく購入するのなら、安全性を確保するための投資というくらいの気持ちで選びましょう。
好みに合わせて種類や本数を決める 求めるものから
アウトドアライター、キャンプブロガー、星のソムリエ®
ペグハンマーは裏方の道具とはいえ、自分の好みのものを所持する喜びというものもあります。
できるだけ実用性や信頼性を確保しつつ、見た目やメーカーなどの好みに合わせて選ぶことで、より愛着をもって使うことができるでしょう。
さらにいえば、ひとつだけに絞る必要もありません。予備として、または複数人で同時に作業することも考え、複数本所持しておくという選択もあります。
ペグ抜きの形状をチェック 「抜く」機能も重要
アウトドアライター、キャンプブロガー、星のソムリエ®
ペグハンマーはペグを打ち込むだけでなく、撤収時や打ち直しなどでペグを抜くのも重要な役目です。
ペグ抜きはむしろ打つよりも重労働なため、その負担を軽減できるよう、抜くための機能がすぐれていることもいいハンマーの条件と言えます。
商品を選ぶ際も、打つことと抜くことのふたつの機能がバランスよく備わっているものを選ぶようにしましょう。
サイズ感と重量感も大事
ペグハンマーの他にテントやシートなども合わせて持ち歩くことになるので、なるべく軽くてコンパクトなものだと移動が楽になります。
ペグハンマーは軽いものだと300から700gまで幅広く種類があります。重量だけでなくサイズ感や機能の充実性なども含めて選んでくださいね。
打ち込みやすいヘッドの素材で
ペグハンマーで一番重要なのはヘッドの素材です。ペグハンマーの素材はスチールなどの自分の力でしっかりと押し込めるタイプのもがおすすめです。価格帯も確認しながら選んでくださいね。
初心者の方なら金属製・スチール
金属製・銅製やスチール製のものはペグハンマー自体に重量感があるので、比較的簡単に打ち込むことができます。耐久性もしっかりしているので長持ちします。
銅製のものは耐衝撃があるので、衝撃を緩和してくれて手への負担も軽減してくれます。銅製はメンテナンスも必要ですがキャンパーでない限りは気にすることはないでしょう。
お手頃で簡易な【ゴム製】
ゴム製のペグハンマーは、一度きりの使用やとりあえず使いたい!という人におすすめです。付属品としてもついてくるぐらいなので簡単に手に入れることができます。
金属製などのものと比べると耐久性はやや弱い傾向があります。ですが、ゴム製ということもありお子さんが使うものとしては安心できます。
実は重要なアイテムだけに質実剛健を選びたい アウトドアライターからアドバイス
アウトドアライター、キャンプブロガー、星のソムリエ®
キャンプにおいて、テントやタープ(雨を防ぐための広い布)という居住空間を作るのに必要なペグハンマーはとても重要なアイテムです。しかし、その重要性とは裏腹に、やや地味で軽視されがちな存在です。
最初のうちは、ペグもハンマーもテントなどの付属品を使用している方が多いですが、安全確保の観点からもぜひ専用品を持つことをおすすめします。
ペグハンマーおすすめ8選
上で紹介したペグハンマーの選び方のポイントをふまえて、実際、キャンプブロガーのSAMさんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。ペグハンマーにも種類があり、選び方ひとつでテント設営の負担が軽減されます。

snow peak(スノーピーク)『ペグハンマー PRO.C』




































出典:Amazon
サイズ | ヘッド120mm、全長290mm |
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重量 | 670g |
材質 | ヘッド:銅・スチール(黒電着塗装)、 柄:かしの木 |

村の鍛冶屋『エリッゼステークアルティメットハンマー』
















出典:Amazon
サイズ | ヘッド102mm、全長303mm |
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重量 | 550g |
材質 | 本体:鉄+カチオン塗装もしくは鉄+クロームメッキ塗装、ヘッド:真鍮もしくはステンレス、柄:樫の木 |

UNIFLAME(ユニフレーム)『REVOハンマー』

出典:Amazon
サイズ | ヘッド130mm、全長295mm |
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重量 | 約700g |
材質 | ヘッド:炭素鋼(鍛造ヘッド)、 柄:ステンレス鋼、ハンドル:EPDMゴム |

LOGOS(ロゴス)『パワーペグハンマー』










出典:Amazon
サイズ | ヘッド115mm、全長305mm |
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重量 | 約680g |
材質 | 鋼 |

MSR(エムエスアール)『ステイクハンマー』










出典:Amazon
サイズ | 全長285mm |
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重量 | 312g |
材質 | ステンレス、アルミ |
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『プラック アルミペグ抜きハンマー(M-3221)』








出典:Amazon
サイズ | ヘッド:約115mm、全長:約325mm |
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重量 | 約400g |
材質 | ハンマー・ペグ抜き:鋳鉄、柄:アルミニウム(アルマイト加工)、紐:ナイロン |
ogawa(オガワ)『アイアンハンマー(3116)』








出典:Amazon
サイズ | ヘッド100mm、全長270mm |
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重量 | 約580g |
材質 | ヘッド:スチール、グリップ:ゴム |
Coleman(コールマン)『ペグハンマー (170TA0088)』

出典:Amazon
サイズ | ヘッド:約80mm、全長:約300mm |
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重量 | 約560g |
材質 | スチール |
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ペグハンマーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのペグハンマーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【番外編】ペグハンマー収納ケース3選 持ち運びにも便利!
ペグハンマーをはじめとしたそのほかのギアなど、まとめて収納できる便利なアイテムを紹介します。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)『ペグロールケース』






出典:Amazon
サイズ | 430×520mm |
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重量 | 430g |
材質 | 本体:綿、ラベル:床革 |
CAMPING MOON(キャンピングムーン)『ギア収納ボックス (B-150)』


















出典:Amazon
サイズ | 幅350×奥行150×高さ165mm |
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重量 | 約800g |
材質 | 本体:900Dバリスティックポリエステル、補強板:PVC・合板 、ベルト・ネット:ポリプロピレン |
asobito(アソビト)『ツールボックス Sサイズ』














出典:Amazon
サイズ | 幅335×奥行140×高さ140mm |
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重量 | 560g |
材質 | 綿帆布、ベルポーレン |
「ペグハンマー」のおすすめ商品の比較一覧表
ペグハンマーについて4つのポイントをおさらい
1)身体の負担を軽減できるかを重視する
2)自分好みの見た目やメーカーのものを選べば、より愛着をもって使うことができる
3)打つことと抜くことのふたつの機能がバランスよく備わっているものがよい
4)用途にあわせて複数本持つことも視野に入れる
テント設営に役立つペグハンマー。収納ケースも合わせてチェックし、キャンプの時間を豊かにするアイテムを選んでみてください。
【関連記事】ブランド別のテントもチェック! ペグハンマーが大活躍!
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※2020/11/16 コンテンツ追加のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 福本航大)
キャンプブロガー、アウトドアライター、一般社団法人日本オートキャンプ協会公認インストラクター・講師、星のソムリエ®(星空案内人®)JAXA宇宙教育リーダー、光学機器メーカーマーケティングディレクター。 アウトドア誌、WEBマガジン、企業広報誌、新聞などへの取材協力・執筆活動、CMコーディネートを行っている傍ら、キャンプ体験・キャンプ料理レシピをまとめた自身のWEBサイト「 Sam-Home Sam-Camp / キャンプの宝物を探そう!」(2001年開設)並びにブログ「SAMのLIFEキャンプブログ Doors , In & Out !」(2004年開設)を運営。 サイトは通算700万人以上に利用され、ブログ投稿数は5000記事を超える。著書には「ベテランキャンプブロガーSAMの、お気に入りキャンプ場教えます」(ベースボールマガジン社)がある。 同時に、星のソムリエ®として全国のキャンプ場や観光施設等にて夜の魅力と星空の楽しみを広めている。