ミネラルウォーターとは?
私たちが日ごろ飲んでいる「ミネラルウォーター」。実は、ミネラルウォーターは、食品衛生上は「水のみを原料とする清涼飲料水」と定義されています。また、農林水産省では、地下水を原水としている水を「ナチュラルウォーター」「ナチュラルミネラルウォーター」「ミネラルウォーター」の3種類に分類しています。
日常にすっかり溶け込んでいる「ミネラルウォーター」。じつは規格基準によってその分類が細かくわけられていたり、ヨーロッパと日本とでは区分が違うことをご存知でしょうか。世界中で採水され、それぞれの国の基準で製造・販売されています。
なお、ナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターは、いわゆる「天然水」と呼ばれ、オゾン殺菌や紫外線殺菌などの殺菌方法を用いて複数の原水をミックスし、ミネラル分を調整しているのが特徴です。
もし原水が天然水であるものを飲みたい場合は、ラベルの名称に「ナチュラルウォーター」もしくは「ナチュラルミネラルウォーター」、「ミネラルウォーター」と書かれているものを選びましょう。それ以外の水には、ボトルドウォーター、清涼飲料水、炭酸飲料などと書かれていると思います。

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ヨーロッパとの「基準の違い」
ヨーロッパの基準では、ミネラルウォーターは以下のように分類されます。
●ナチュラルミネラルウォーター
特定水源の地下から一切空気に触れることなく、かつ無添加の状態でボトリングされたもので、有益なミネラル分の保持量や採水地周辺の環境保全などについて、厳しい基準が設けられています。
●パッケージウォーター
パッケージウォーターは「ナチュラルミネラルウォーター」以外の、飲み水として容器に詰められたもの。天然または意図的に添加されたミネラル分や二酸化炭素を含むものもあります。
パッケージウォ―タ―のなかで、さらに「水源によって定義される水」と「調整水」に分かれており、それぞれ原水や処理方法などに細かい規定があります。
ミネラルウォーターの選び方
ミネラルウォーターの選び方は次の4つです。
・硬度で選ぶ
・採掘地で選ぶ
・ミネラル量で選ぶ
・体液に近いpH値のものを選ぶ
詳しくは下記の記事で紹介していますので、こちらもチェックしてみてください。
【2リットル】ミネラルウォーターのおすすめ8選
ここからは、2リットルのミネラルウォーターのおすすめをご紹介していきます。
ミネラルウォーターの代名詞ともいえる商品
日本有数の山岳地帯でその一部が国立公園にも指定される、山梨県北杜市白州町で採水。豊かな自然環境の地下深くで、じっくりとろ過された天然水です。
※Amazonは9本、楽天市場・Yahoo!ショッピングは12本の価格です。
日本全国の名水から選び抜いた奥大山の水
鳥取県の奥大山で汲み上げられた地下水です。軟水の中でも硬度は約20mg/Lと低めで、口あたりがやわらかく飲みやすいです。
発売から35年以上、おなじみの天然水
1983年にハウス食品から発売された家庭用ミネラルウォーターのさきがけともいえる商品。2015年からはアサヒ飲料が製造販売しています。
国内6カ所かの水源から採水
北海道、岩手、富山、山梨、鳥取、宮崎の国内6カ所の厳選された水源から採水されています。カラダにやさしい軟水なので、小さな子どもからお年寄りまで安心して飲むことができます。
大山山麓で汲み上げ、そのままボトリング
名水が多い土地として有名な大山山麓で汲み上げて、その場でボトルに詰める「採水地パック製法」をとっています。2リットルボトルのみの販売。
富士山麓の地下水が原水のやわらかいお水
硬度30mg/Lで非常にやわらかく飲みやすい水です。富士山麓の地下水を外気に触れることなく汲み上げボトリングしています。
富士山の恵みであるバナジウムを含んだ天然水
富士山の玄武岩層に多く含まれる天然ミネラル「バナジウム」を豊富に含みます。日常の水分補給として飲めます。

霧島連山の天然水で作られた話題のシリカ水
飲み口が柔らかく、ぐいぐいと飲めてしまうこの商品は、水分補給と一緒にミネラルも摂取できます。シリカ(ケイ素)は、自分の体の中で作れない為、食品や天然水での補給が必要で、特に吸収率の高い天然水がおすすめです。硬度が130㎎の中硬度のミネラルウォーターで、熱にもつよいためお料理やお茶などに手軽に使えるお水ですよ。
「水(2リットル)」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ミネラルウォーターの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのミネラルウォーターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ミネラルウォーターのおいしい飲み方 1日に飲める適量・効果的な飲み方は?
ダイエットに適した飲み方は?

常温で飲むのがよいでしょう。冷水を飲むと体を冷やしてしまい、代謝が落ちてしまいがち。そこで、常温で飲むと代謝を促し、ダイエット効果も高まりますよ! 飲むタイミングは、体が温まったお風呂上りなどがおすすめです。
1日に飲んでよい適量はどれくらい?

1日に飲用する水の適量は1.5リットルぐらいと考えましょう。人間の体の約60~70%は水分で構成されているので、こまめな水分補給が欠かせません。飲む回数は、1日に6~8回、コップなどに分けて飲むのがよいでしょう。
まずはラベルを見て確認しよう
水は人の体にとって欠かせないもの。だからこそ、種類や違いなど正しい知識をもって選びたいですよね。まずはラベルをチェックしてどんな種類の水かを確認してみてください。健康維持のためにも水選びは重要です。今までなんとなく選んでいた方は、ぜひこの機会に選び方を改めてみてはいかがでしょうか!
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栄養・健康関連のコラム執筆やレシピ作成、栄養監修、食生活アドバイスなどを中心に活動するフリーランス管理栄養士。 短大卒業後、栄養士として給食会社で社員食堂や寮の献立作成、給食管理を行う。その後、病院で栄養管理、栄養指導、調理などの業務に従事。在職中に管理栄養士免許を取得。 出産を機にフリーに転向し、保健センターなどで栄養指導・食事相談を行うほか、料理教室や発酵食づくりのワークショップを主催。