一人用こたつは布団と椅子がワンセット!
一人用こたつの特徴は、こたつ本体+椅子+布団といったセット商品が多いことです。なかには本体と布団、本体と椅子といった2点セットのものもあります。
もうひとつの特徴は寒い季節だけでなく、布団を外せば春や夏などオールシーズン使用できる点です。こたつとデスクを兼用できるので、ひとり暮らしの方や、自室でテレワークする方には重宝します。
また、あえて布団を使用しないデスクや折りたたみ式など機能的に工夫されているものも多く、掃除するときや使わないときにもコンパクト収納できます。
一人用こたつのメリット・デメリットは?
一人用こたつにはどんなメリットとデメリットがあるのかを知っておくと、選ぶときの参考になります。メリットとデメリットについてご紹介しましょう。
【メリット】電気代が安い&空気が乾燥しない
ひとりでこたつを使う場合、通常のサイズは大きいので余分な電気代がかかります。コンパクトな一人用こたつなら電気代節約になるというのは大きなメリットです。エアコンやヒーターとは違い、閉ざされた空間を暖めるので熱効率もよくなります。
また室内の空気を暖めるわけではないため、乾燥しません。部屋の空気を汚さず、新鮮な環境のなかで作業ができるのもメリットです。
【デメリット】設置スペースや収納スペースをとる
デメリットは、足元がポカポカ暖まって気持ちよいのでこたつで居眠りしてしまう可能性があることでしょう。気づかずに寝てしまうと汗をかいて脱水症状を起こすかもしれません。
またエアコンやヒーターよりも設置スペースを必要とし、収納スペースも確保しなければならないのはデメリットです。ただし商品によってはコンパクト収納できるものもあり、選び方で回避できます。
一人用こたつの選び方
ここからは、一人用のこたつを選ぶときのポイントを4つご紹介します。
【1】用途に合ったサイズ、形を選ぶ
【2】ヒーターの種類で選ぶ
【3】機能で選ぶ
【4】デザインで選ぶ
それぞれ解説しているので参考にしてみてくださいね。
【1】用途に合ったサイズ、形を選ぶ
一人用こたつを選ぶときは天板のサイズがポイントです。長方形のものと正方形のものが多いですが、どのような用途で使用するのかを選ぶ目安にしてください。
読書やお茶をするのがメインなら正方形を、勉強やデスクワークに使いたいなら長方形です。正方形なら60×60cm程度がふさわしく、長方形はサイズがいろいろなので自分の作業に適したものを選びます。
【2】ヒーターの種類で選ぶ
こたつ選びにはヒーターの種類も重要です。一人用こたつではハロゲンタイプと石英管のどちらかが使われているので、それぞれの特徴を知ってから選ぶようにしましょう。
パワーが強く長持ちする「ハロゲン」
ハロゲンヒーターの特徴はパワーの強さです。電源をONにすればすぐに温かくなり、温度も高く設定できます。また寿命が石英管よりも長く、8,000時間ぐらいまで利用可能です。
パワーが強力であるだけに消費電力が多く、電気代が高くなります。長時間使用するのではなく、足元を素早く温めたい方に向いているのがハロゲンヒーターです。
一度温まれば冷めにくい「石英管」
石英管ヒーターは昔からこたつに使用されている方式です。遠赤外線で温めることができ、一度温まれば冷めにくく、こたつを出たあともしばらく持続します。
ハロゲンヒーターとは違い、電源を入れてから温まるまで時間がかかるのが特徴。長時間使用する方で、じっくりとからだの芯から温まりたい方に向いているのが石英管ヒーターです。
【3】機能で選ぶ
便利な機能も一人用こたつを選ぶ場合のポイントです。商品によって付加機能が異なりますが、おもな便利機能についてご紹介しますので参考にしてください。
コントローラーと収納機能をチェック
あると便利な機能が温度調節できるコントローラーです。こたつに入りながら手元で温度調節できます。電源のON・OFFができる手元スイッチがついている製品は多いですが、温度調節できるものは少ないです。
また収納機能もあると便利です。天板の下にコントローラーを収納できるものや、掛け布団のサイドに収納ポケットがついているものがあります。収納ポケットがあると、メガネや筆記具などを入れておけるので重宝します。
脚部をチェック 折りたたみできるかどうか
一人用こたつはコンパクトさが売りですが、収納するときに脚部が邪魔になりがちです。こたつの脚が「折れ脚」か「固定脚」かも選ぶときのチェックポイントになります。折れ脚タイプならコンパクトな収納が可能です。
製品のなかにはこたつ本体の高さを調整できるものがあり、その場合は補助脚が付属しています。冬だけでなくオールシーズン使いたい方は、脚部で高さ調整できるものは便利でしょう。
リクライニング機能をチェック
一人用こたつには椅子がセットになっているものが多いですが、椅子の機能でチェックしたいポイントはリクライニング機能です。
セット用の椅子は背もたれが調整できないものが多いですが、リクライニング機能があればリラックスしたいときに役立ちます。とくに長時間のデスクワークをする方にはありがたい機能でしょう。
セット品でリクライニング機能のある椅子が見つからない場合は、こたつ本体と椅子を別々に購入するという方法もあります。
【4】デザインで選ぶ
コンパクトでからだが温まればいいという実用性だけでなく、おしゃれ感を求めたい方はデザインも大事なポイントです。お部屋の雰囲気に合わせて、バランスのよい形状とカラーを選んでください。
一人用こたつの多くは正方形や長方形ですが、なかには円形の製品もあります。掛け布団の柄やカラーの選び方でもお部屋の印象はかなり変わるので、選ぶときに気をつけましょう。
意外と存在感があるのでサイズ選びは慎重に インテリアコーディネーターがアドバイス
一人暮らしや在宅ワークに重宝する一人用こたつ。コンパクトなものが多いですが、布団があるぶん存在感が出やすいため、サイズやデザインは慎重に見極めましょう。
オフシーズンにテーブルを使い回したい場合は、テーブル単体の仕様や使い勝手も考慮して選んでください。
一人用こたつのおすすめ10選 ローテーブル&ハイタイプ、椅子付きも!
上記で述べた選び方をふまえて、ここからは、一人用にぴったりのこたつをご紹介します。
▼おすすめ4選【ロータイプ】
▼おすすめ6選【ハイタイプ】
各商品がすぐに見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ4選【ロータイプ】
まずは、ロータイプのおすすめ商品をご紹介します。
リバーシブルこたつで気分に合わせて模様替え!
ニトリのリバーシブルこたつは、天板のカラーが表と裏で異なるので気分に合わせて模様替えすることができます。ヒーターはU字石英管で、1時間当たりの電気代の目安は弱で2.2円、強で4.3円です。
比較的値段も安くコンパクトなサイズなので一人暮らしの方に最適です。
折りたたみ式でコンパクトに収納できる
一見、こたつとは思えないスタイリッシュなデザインで、インテリアにも馴染みやすいこたつテーブルです。
こちらの商品の特徴は、なんといっても折り畳んでコンパクトに収納できること。女性一人でも手軽に折り畳めるので女性の一人暮らしでも安心です。
デザイン性と実用性を重視して選びたい人はぜひ、チェックしてみてください。
生活感を感じさせないおしゃれなテーブル
こちらの商品は、オールシーズン活躍するスタイリッシュなデザインのものを探しているという方におすすめ。おしゃれな雰囲気でインテリアとしても使えるので、オフシーズンでも自宅をステキな空間に彩ってくれるでしょう。
また、薄型ヒーターを採用しているのでこたつの中で体勢を変えやすく、足元を気にせずに使えるところも魅力。天板がリバーシブルになっているので、そのときの気分に合わせて部屋の雰囲気をチェンジできます。

ワンルームにも設置しやすいコンパクト設計。脚を折り畳むと厚さが約10㎝になり、収納時もかさばりにくいです。
脚折れ式で収納は省スペース
こたつ本体と布団がセットになった商品です。ひとり暮らしにちょうどよいサイズで、椅子を使わずに使用したい方向け。テーブルは脚折れ式なので収納も省スペースですみます。
天板にはすべり止めがついており、ズレるのを防ぐ工夫も。リバーシブルに使える天板ですので、気分によって変化を楽しめます。布団は丸洗い可能なので、いつも清潔に使えるのもポイントです。
▼おすすめ6選【ハイタイプ】
続いて、ハイタイプのおすすめ商品をご紹介します。
引き出し付きで便利に使えるダイニングこたつ
高さ70cmのダイニングこたつです。天板は、傷にも強いUV塗装なので毎日使ってもお手入れしやすいのがポイントです。
また、テーブルには引き出しがついているので、ちょっとした小物を収納することができます。春夏はダイニングテーブルとして使えるのでオールシーズン活躍するでしょう。
布団、椅子付き!コントローラーで温度調節ができる
こたつ本体、椅子、掛け布団がセットになった一人用こたつ。温度調節コントローラーがあるので、こたつのなかに手を入れなくてもお好みの温度に調節ができるすぐれものです。布団を外せば、季節を問わずオールシーズン使えるデスクになります。
こたつで困るのは布団のズレですが、この商品は布団に天板固定用穴があるのでしっかり固定されます。また布団は2重構造になっており、暖気を逃しません。収納ポケットもあり、コントローラーや小物収納にも便利です。
組立不要ですぐ使える長方形ハイタイプ
こたつ・椅子・布団の3点がセットになった一人用こたつです。組み立てる必要がなく、届いたらすぐに使えるので女性や高齢者にはうれしい商品でしょう。
椅子の高さは3段階調節ができ、暖気を外へ逃がさない取付幕がついており足元まで暖かいです。コンパクトなので布団を外せば1年を通して簡易デスクとして使えて便利です。
テレワークや勉強に最適なこたつデスク
こちらの商品は、こたつ布団を使用しないスタイルが特徴で、夏はテーブルとして、冬はこたつとして一年中快適に使えるハイタイプのこたつデスクです。布団がない分、足元の出入りがスムーズで、テレワークや勉強にぴったり。
どんな部屋にも馴染みやすいシンプルなデザインなので、こたつは欲しいけれど、荷物は増やしたくないという方におすすめです。

机と椅子の高さを調節でき、ライフスタイルや用途に応じた使い分けが可能です。落ち着いた色味・デザインなので、どんなインテリアにも馴染みやすいでしょう。
こたつと椅子の両方で高さ調整できる
こたつ本体と椅子の高さ調整ができる一人用こたつです。こたつ本体は付属している継ぎ脚の脱着で調整します。本体と椅子の両方で調整できるため、自分に合った高さで使えるので便利です。
椅子は背もたれが倒れるので、こたつの下に収納可能。使わないときはコンパクトになるので、設置スペースが取れない場合や室内を掃除するときに重宝します。
組立不要なので届いたらすぐに使えるのもうれしいです。
ハイタイプとロータイプの2wayで使える
ハイタイプとロータイプの2way方式の一人用こたつ。場所や用途に合わせて2段階の高さで利用できるのが便利。こたつ本体と椅子のどちらでも高さ調節ができます。寛ぎたいときはロータイプ、デスクワークはハイタイプと使い分けができる商品です。
温度調節はヒーター脇で行いますが、ON・OFFの切り替えは中間スイッチがあるので手を伸ばさずに操作が可能。
布団カラーも7種類から選べるので、インテリアに合わせておしゃれ感を出せます。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 一人用こたつの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での一人用こたつの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
一人用こたつを効率的に使う方法 電気代を節約!
厳寒期には一人用こたつを長時間使用することもあるでしょう。少しでも電気料金を抑えるためには、効率的な使い方を覚えておくと役立ちます。
こたつにはラグというこたつ用敷き布団がありますが、その上にアルミシートを敷くとさらに暖かくなります。温度設定を下げても温かさが持続しますし、クッション性も高くなって一石二鳥です。
こたつ用品のおすすめ記事をチェック! 【関連記事】
まとめ
テレワークで自宅作業が増えています。集中してデスクワークするには一人用こたつはとても便利です。とくに寒い季節には必須ですが、掛け布団を外せば一人用デスクとしてオールシーズン使えます。ひとり暮らしの方にも欠かせないアイテムです。
脚折れ式や椅子の背もたれが倒れるものなど、コンパクトに収納できる製品もあります。一台用意しておくとなにかと役立つのではないでしょうか。
選び方を参考にして、ご紹介した製品のなかから自分に合った一人用こたつを選んで寒い季節を元気に乗り切ってくださいね。
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