「ウーロン茶」のおすすめ商品の比較一覧表
烏龍茶の選び方 生産国や発酵度、品種をチェック!
Cha Tea 紅茶教室代表の立川 碧さんに、烏龍茶を選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。
茶葉? ペットボトル? 容器のタイプで選ぶ
烏龍茶といえば、ペットボトルのものを思い浮かべる方も多いのでは? 実は、烏龍茶も紅茶などと同様、茶葉タイプやティーバッグタイプの商品も販売されています。
▼茶葉タイプ
急須を使って淹れるので、烏龍茶の香ばしさを楽しむことができます。自宅でゆっくり飲みたい方におすすめです。
▼ティーバッグ
お湯を注ぐだけでかんたんに作ることができるので、忙しい方にぴったり。とくに水出しできるタイプなら、ボトルに入れるだけで手軽に飲むことができます。リーズナブルな価格の商品が多いのも魅力です。
▼ペットボトル
手軽に烏龍茶を飲みたいなら、ペットボトルタイプがおすすめ。500mlサイズなど小さめなら持ち運びにも便利です。
生産国や茶葉の形状の違いで選ぶ
Cha Tea 紅茶教室代表
中国や台湾のほか日本の農家も製茶
烏龍茶は緑茶や紅茶と同様に、カメリア・シネンシスと呼ばれるお茶の木の葉を原料にしています。主に中国や台湾にて製茶されていますが、最近では日本でも烏龍茶作りをする農家も増えてきています。まずは生産国を確認して購入しましょう。
烏龍茶の茶葉は、豊かな風味を演出するためにこだわりの製茶が施されたり、形状もリーフタイプ、コロコロとした丸い形の球状茶など個性を楽しむことができます。茶葉自体の美しさを愛でるという楽しみ方もあるので、購入時に茶葉の形状をチェックするのも選び方としておすすめです。
発酵度の違いによって変わるお茶の風味
Cha Tea 紅茶教室代表
清涼感やコクなど好きなテイストを探そう
中国茶や台湾茶は「緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶」(※) の順番に発酵度が高くなり、発酵度合いや製法により種類や銘柄が異なってきます。そのなかでも烏龍茶は半発酵茶である青茶の一種。ただし発酵度合いが15%~70%とかなり幅広く、ひと口に烏龍茶と言っても多くの種類や、生産地ごとの銘柄まであります。
例をあげると、発酵度が弱くすっきりとした清涼感の凍頂(トウチョウ)烏龍茶、発酵度が高く蜜のような甘い香りとコクの鉄観音(テッカンノン)茶というように、味のタイプもまったく変わる面白さがあります。たくさんの風味の烏龍茶のなかから、好きなテイストのものを探しあててみてください。
※発酵度の順番(とくに白茶・黄茶)については、諸説あります。
品種にもこだわってみましょう
Cha Tea 紅茶教室代表
品種も香りや味わいの個性が出るポイント
烏龍茶の原料カメリア・シネンシスには、大葉烏龍(ダイヨウウーロン)、青心烏龍(チンシンウーロン)、金萱(キンセン)、翠玉(スイギョク)などさまざまな品種が存在します。販売されているお茶のなかには木の品種にこだわって製茶されているものも多く、好みの品種を探すのも通な選び方のひとつです。
たとえば、すっきり爽やかな風味が好きな方は青心烏龍、甘い花のような香りを楽しみたい方は金萱といったように、品種が違うと香りや味わいも変わってきます。ぜひ烏龍茶と一括りにせず、品種にも注目してみてください。
新茶・熟成茶による違い
Cha Tea 紅茶教室代表
フレッシュ感と高級感どちらを重視するか
日本の緑茶は新茶が美味しいといわれることが多いですが、烏龍茶には熟成茶と言って、ワインのように数年~数十年と茶葉を寝かせて楽しむものもあります。新茶のフレッシュな味わいとはまったく異なり、年数を増すことで深みのある味わいと、余韻が残る香りなどがあらわれ、特別な風味が楽しめます。
新茶の烏龍茶はフレッシュ感が、熟成茶は特別な催しなどでお出しするのにも向く高級感が魅力です。この違いにも注目しながら選んでみるとよいでしょう。
選ぶのも楽しんで! 紅茶教室代表からアドバイス
Cha Tea 紅茶教室代表
繊細なお茶だからこそ選択肢が広い!
不発酵茶の緑茶や発酵茶の紅茶に比べ、微妙な発酵度により味わいの変わる半発酵茶。そのひとつである烏龍茶は、作り手の能力により風味が大幅に変わる繊細なお茶ですが、それだけ選ぶ楽しみも広がりやすいと言えるでしょう。
本場中国や台湾でも贅沢な嗜好品として認知されており、中国の烏龍茶は力強い味、台湾の烏龍茶は香りが決め手など、産地によって特徴もさまざまです。ぜひお好みの烏龍茶をみつけて、香りの余韻を楽しみながらゆとりのある時間を過ごしてみてください。
ペットボトル烏龍茶の有名メーカーを紹介! サントリーや伊藤園など
烏龍茶は茶葉のみならず、なく缶入りのものやペットボトル入りのものもありますよね。そういったものはコンビニやスーパーでも手軽に購入でき、さまざまな飲料メーカーから販売されています。ここでは、各飲料メーカーごとの特徴を紹介します。
サントリー
洋酒メーカーや健康食品でも知られる「サントリー」。サントリーが烏龍茶を発売したのは1981年で、40年近くも続くロングセラー商品です。
サントリー烏龍茶の特徴は、独自ブレンド・製法によって「ウーロン茶ポリフェノール」を豊富に含んでいることです。このため、渋みが残らず、口のなかがさっぱりするようなあと口の味わいになっています。
缶入り、ペットボトル入りの商品を展開しています。
日本コカ・コーラ
従来のかたちにとらわれず新しいアイデアで烏龍茶づくりに挑戦しているのが、日本コカ・コーラの特徴です。
烏龍茶は中国生まれのお茶。そのため、中国茶葉を使用した烏龍茶が多いなか、国産の烏龍茶葉を使って「つむぎ」という商品を作り出しました。180日以上も長期熟成させるという製法で華やかな香りの商品に仕上げています。
続いて発売されたのが、『煌(ファン)』という商品。こちらは中国の福建省の「武夷岩茶(ぶいがんちゃ)」という希少な茶葉を使った意欲的な商品です。
双方ともにペットボトルのみでの展開です。
伊藤園
日本茶のイメージが強い伊藤園ですが、実際はルイボスティーやジャスミンティーなどさまざまな商品を販売しています。烏龍茶はスタンダードな烏龍茶のほか、特定保健用食品として、『黄金烏龍茶』と『2つの働きカテキン烏龍茶』の2種類を発売しています。
茶葉の種類やブレンドにもこだわりがあり、『黄金烏龍茶』では鉄観音と黄金桂の2種類をブレンドし、優雅な香りの烏龍茶に仕上げています。
ペットボトルや缶入りの販売が目立ちますが、烏龍茶のティーパックも販売しています。
アサヒ飲料
他社が国産茶葉やブレンド茶葉など、新しい形の烏龍茶に挑戦しているのに対して、オーソドックスなスタイルの烏龍茶を販売しているのがアサヒ飲料です。
烏龍茶の本場、中国の福建茶葉進出口有限責任公司推薦の一級茶葉のみを使用したすっきりした味わいの烏龍茶です。
2Lの大型ペットボトル、手軽や245gの缶のほか、200mlのリターナル瓶での販売もあります。
烏龍茶おすすめ6選【茶葉・ティーバッグ】 ティーバグタイプや水出しできるものも!
うえで紹介した烏龍茶の選び方のポイントをふまえて、Cha Tea 紅茶教室代表の立川 碧さんと編集部が厳選した、おすすめの商品を「茶葉・ティーバッグ」と「ペットボトル」とタイプ別に紹介します!
まずは、香りを楽しめる茶葉やティーバッグの烏龍茶のおすすめ商品からみていきましょう!

お茶の専門店HOJO『阿里山金萱烏龍』

出典:hojotea.com

台湾茶専門店 香福茶舗『東方美人茶』






出典:楽天市場
西洋人にも人気のオリエンタルビューティー
烏龍茶のなかでも発酵度が高く、紅茶のような味わいが感じられることから、西洋でも人気を集めている東方美人(トウホウビジン)という品種。こちらはウンカ芽と呼ばれる夏の時期に摘まれた特別な新芽の茶葉が使用され、フルーティーな香りと蜂蜜のような甘い味わいが特徴です。
19世紀ころのヨーロッパでは、台湾を代表する最高級茶として流行したこともあり、魅惑的な東洋のイメージ、美しい茶葉の形状から「東方美人」とヴィクトリア女王が名づけたとも言われています。別名オリエンタルビューティーとも呼ばれ、烏龍茶ファンにとっても魅力的な東方美人茶。ぜひ特別な時間にお楽しみください。

お茶の老舗 川本屋『国産烏龍茶 青烏龍茶・赤烏龍茶 選べるお試し』






出典:楽天市場

Mug&Pot『凍頂烏龍茶(お徳用ティーバッグ大)』






















出典:Amazon

苦丁茶専門店(一葉茶)『梨山紅香高山7年熟茶』

出典:楽天市場
石垣食品『烏龍茶』








出典:Amazon
烏龍茶おすすめ5選【ペットボトル】 気軽に購入できる!
日常的に烏龍茶を楽しむなら、ペットボトル入りのものが購入も保管にも便利でお手軽です。
ここからは、ペットボトルで販売されている烏龍茶を紹介しましょう。
サントリー『烏龍茶』

出典:Amazon
日本コカ・コーラ『煌(ファン)烏龍茶』






出典:楽天市場
伊藤園『ウーロン茶』








出典:Amazon
伊藤園 『黄金烏龍茶』
![トクホ飲料シリーズ[旧品番][トクホ]伊藤園黄金烏龍茶500ml×24本](https://m.media-amazon.com/images/I/41jYYmYWT2L._SL500_.jpg)
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出典:Amazon
アサヒ飲料『一級茶葉烏龍茶』








出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 烏龍茶の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの烏龍茶の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
気になる「烏龍茶」と「黒烏龍茶」の違い
サントリーから発売されている『黒烏龍茶』。特定保健用食品として販売されていることもあり、注目度も高いようです。普通の烏龍茶と異なる黒烏龍茶の特徴に注目してみました。
黒烏龍茶は「特定保健用食品」
サントリー『黒烏龍茶』
携帯しやすいスリムなボトル。1本350mlなので食事のときに1本が飲用の目安です。このほかに1,400ml、1,050mlの商品もあります。
>> Amazonで詳細を見るサントリーの「黒烏龍茶」は、「食事から摂取した脂肪の吸収を抑え、排出を増加させる」といった効果が消費者庁から認められた、トクホとも呼ばれる特定保健用食品です。血中中性脂肪の上昇も抑えられ、脂肪がつきにくくなるという機能をもっています。
この働きを支えているのが、「ウーロン茶重合ポリフェノール(OTPP)」。OTPPを多く含んでいる点が、黒烏龍茶とそのほかの烏龍茶との違いです。またOTPPは色の濃い成分で、黒烏龍茶が濃い色な理由でもあります。
1回350mlを食事といっしょに飲むのが、推奨されている飲み方です。血中中性脂肪が高めの方は1日1回、体脂肪が気になる方は1日2回がメーカー推奨回数です。
烏龍茶のさまざまな風味、味を楽しみましょう
紅茶教室代表の立川 碧さんおすすめの本格風味が楽しめる烏龍茶。そんな烏龍茶を一気に身近にしてくれるペットボトルの烏龍茶。それぞれ香りやコク、後味が異なり、烏龍茶にもさまざまな個性があります。
ゆったりした時間とともにティータイムを楽しむとき、手軽な飲料として利用したいとき、などシチュエーションに合わせて烏龍茶をもっと楽しんでみましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
紅茶はワインと同じように産地により香りや味が異なり、楽しむ器の形状によって風味も変化しますが、まだまだ知識の普及が進んでおらず「紅茶」とひとくくりにされてしまうことが多い飲みものです。 飲む紅茶、文化としての紅茶、皆さまが自分好みの紅茶を探すお手伝いが出来れば嬉しいです。