バイクジャケットとは
バイクジャケットとは、バイクに乗るときに着用するバイク用のジャケットです。通常のジャケットとは違い、事故やケガから体を保護するという役割を持ちます。
肌の見える服装で、そのままバイクに乗るのは危険です。ヘルメットをかぶることと同じように、体にも耐衝撃性のある素材やプロテクターを装着することで、不測の事態に備えることができます。
快適なバイクライフを提供する
バイクジャケットは、雨や風などの天候や気温の変化による体のダメージをしっかりガード。季節やシーンに合わせたバイクジャケットを着ることで、快適なバイクライフを提供します。
機能性やデザインなど、商品の種類が多いのも魅力的。雨の日には防水性の高いもの、気温に合わせて防寒性や、通気性のあるものを着こなしてみましょう。
バイクジャケットのおすすめ4選|ウインタータイプ 防寒・保湿・防水に優れる
防寒・保温・防水性能にすぐれ、冬の寒さを遮断しやわらげるために着用するのが、ウインタージャケットです。保温性能が高く、防水加工されているのが特徴。襟元や袖口の隙間から、冷気が入らないように工夫されています。
要所にプロテクターを装備し、安全面にも配慮。冬用のため使用期間が短く、価格がやや高めですが、冬のバイク走行には欠かせないアイテムです。
KOMINE(コミネ)『プロテクトウインタージャケット(JK-5961)』は、ベーシックなジャケットです。電熱ベストを追加したり保温インナーを外したりして年中使えます。はじめての1着におすすめです。

フードの着脱、電熱ライニングベストの装着が可能
ベーシック仕様で、フード部分の着脱が可能なウインタージャケットです。ライディングウエアとしてはもちろん、カジュアルな着こなしもできるデザイン。通勤とプライベートの乗車時で両立ができます。
暗がりでの事故を防ぐリフレクターや、肩・肘・脊髄・胸部へのプロテクターも、すべて装着されています。防寒にこだわりたいなら、別売の電熱ライニングベストの装着が可能です。
ボア襟と牛革のラギットなデザインで防寒対策
リアルムートンのボア襟がハイネックタイプで、首の防寒対策もバッチリ。保温力のあるインナーと合わせて着脱が可能です。各所にリブがついているので乗車時の風もシャットアウトします。
リューグーレザーズは、モーター系や音楽カルチャーからインスパイヤされた、リューグーオリジナルのブランド。かっこよさに遊び心を合わせたデザインが魅力です。プレミアムカウレザーを使っているので、やわらかくてなじみやすい革本来の風合いを引き出しています。
プロテクター仕様のレザータイプ
レザーの質感の厚みもほどよく、手触りがやわらかくて着心地がたまらないレザージャケット。シングルタイプなので、冬でもすっきりとしたデザインが好みの方にはぴったりです。
肩・肘・背中には標準装備のプロテクター仕様。胸部はオプション装備ができます。秋から春先まで着ることができ、ラフにもキレイにも幅広いコーディネートに対応してくれる1枚です。
バイクジャケットのおすすめ5選|メッシュタイプ 風通しがよく夏でも快適
汗ばむ季節を、快適に過ごせるように、網目状のメッシュ素材を使っているのが、メッシュジャケットで、主に春から夏にかけて着用します。風通しをよくすることで、背中や脇など汗がたまりやすい部分の不快感を減らすのが特徴です。
通気性重視なら、素材のすべてがメッシュであるフルメッシュ。デザイン重視なら、一部がメッシュのハーフメッシュを選びましょう。朝晩の冷え込みには、インナーを着るなど対応が必要です。
KOMINE(コミネ) 『プロテクトフルメッシュジャケット(JK-128)』は、コスパにすぐれる商品です。エントリー向けとはいえ胸のプロテクターが標準なのが目を惹きます。はじめてのメッシュジャケットに。

涼しい着心地のフルメッシュにスポーティーな見た目
春夏のツーリングには欠かせない涼しい着心地のフルメッシュ。肌触りが心地よいメッシュに、グラフィックパターンのプリントを施したデザインが目を惹きます。スポーティーさが感じられる一味違ったルックスを実現しました。
バイクの乗りやすい季節には、フルプロテクションでケガを防ぎましょう。保護性能も確保した高機能のジャケットです。
バイクジャケットのおすすめ5選|レインタイプ 突然の雨でも安心
雨の日のバイク走行で着るのは、レインジャケット。雨から体を保護する役割があるため、防水性にすぐれた素材を使用しています。ツーリング中の突然の雨にも活躍するので、携帯するべきアイデムです。
コンパクトに丸めて収納が可能。暑い日の寒さしのぎにも使用できます。バイク用は、ウエアの上から着るということを想定しながらサイズを選びましょう。
RS TAICHI(タイチ)『ドライマスター レインスーツ(RSR048)』は、いわゆるバイク用のカッパです。プロテクターはないので、ほかのジャケットの上から羽織ります。少し大きめを選ぶと吉。

ドライマスター採用で汗をかいてもドライで快適
防水・透湿機能を兼ね備えたTAICHIオリジナル素材「ドライマスター」を使用しています。走行時の雨の侵入を防ぎながら、湿気を排出。汗をかいてもドライで快適にたもつことが可能です。
雨天専用のリフレクターを採用し、雨水にぬれても反射効率を高くたもつことができます。急な雨にも対応できます。ツーリングでもふだんの走行でも快適なレインコートがあれば便利です。
バイクジャケットのおすすめ4選|3シーズンタイプ 温度調節しやすい
春夏秋モデルや秋冬春モデルがあり、3シーズンにかけて着用することができるバイクジャケットです。インナーやフードの取り外しができるタイプが多く、温度調節がしやすいのが特徴。アウターとインナーを気温に合わせて着こなします。
防水透湿素材のものは、汗をかいてもジャケットの外に逃がしてくれるので快適。3シーズンという長い期間使用できるので、1着持っていると便利です。
Alpinestars(アルパインスターズ) 『アンデスプロドライスタージャケット(7109)』は、3シーズンでも冬寄りの商品です。透湿防水素材のおかげで、ツーリング中に少々雨が降っても大丈夫。

防水性・通気性・耐久性にこだわりのあるジャケット
アルパインスターズ専用のドライスターを使用し設計。防水性と通気性について高いレベルで提供しています。すべての気象条件に対応できるために、保護と耐摩耗性にもこだわりを持っているジャケットです。
春・夏・秋と変化の大きい3シーズンも使用可能。長袖防寒ライナーを取り外せば、春・夏も快適に走ることができます。胸部には、体温調節ができる開閉式のベンチレーションがあり、便利です。
「バイクジャケット」のおすすめ商品の比較一覧表
バイクジャケットの選び方 ツーリングを快適に
ここからはバイクジャケットの選び方のポイントについてチェックしていきましょう。バイクライター・福田満男さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのバイクジャケットを選ぶために参考にしてみてくださいね。
素材にこだわる
バイクに乗る環境に合わせて、ジャケットの素材にこだわってみましょう。汗ばむ季節には、温度調整ができる通気性のいい素材を選びます。
一方、寒い季節には、防寒や防風性能が高い素材がピッタリです。雨の日には、防水性が高い素材を好むなど、素材を使い分けることが必要。バイクジャケットによく使われる素材を紹介します。
防風性能が高く冬でも使用できる「レザー(本革)」
牛革や羊革を使ったレザージャケットは、高級感があり、スタイリッシュに決めたいときに重宝します。防風性能が高く、寒さや風から体を保護するため、冬用のジャケットとして使用することが可能です。
転倒時に生地が破れにくいこともあり、素材そのものが強いという特徴があります。レザーの手触り感や、風合いが好きという人にぴったりです。
強度が高く摩擦に強い「ポリエステル」
ポリエステルは、数多くのバイクウエアで使われ、バイクジャケットでもよく使用される合成繊維です。風を通しにくく、綿などに比べて強度が高いのが特徴で、摩擦にも耐えられる素材。
撥水性もあるので雨や風にも強く、多少濡れても内側まで浸透しにくいところも魅力です。バイクジャケットは、機能性を重視したいという方に適しています。
防水性能と透湿性能を兼ね備えた「防水透湿性素材」
バイクジャケットでも使われる、高性能防水透湿素材のことで、防水性能と透湿性能を兼ね備えた素材です。オートレーシング製品などを取り扱うブランドが、独自で開発している場合もあります。
水を通さないだけではありません。雨や水は通さず、体から発した蒸気は逃がすという機能があり、不快感が軽減されるのが特徴。蒸気状の汗が衣服内にとどまらないので、快適に着用できます。
安全性のチェックも重要
バイクの事故や転倒したときのことを想定して、プロテクターが装備されているのか、安全性のチェックも重要です。ライダーの保護を考えて設計されたプロテクターが、肩や肘、背中や胸の部分につけられています。
転倒した際の衝撃や摩擦から体を守り、ダメージを抑えて大きなケガを防止する役割があります。夜間走行の対策として、リフレクターがどこに配置しているのかも合わせて確認しましょう。
ファッション性を重視するならデザインにこだわる
バイクに合わせたバイクジャケットを選んで、おしゃれでかっこいい雰囲気を楽しみたい。そう思っている人も多いのではないでしょうか。ファッション性を重視してジャケットを選びたいなら、お気に入りのブランド商品や好きなカラー、デザインにこだわりましょう。
レザーが好き、カジュアルタイプがいいなど、人によって好みは違いますが、シーンに合わせたコーディネートを心がけることも大切です。
人気ブランドにも注目!
バイクジャケットを取り扱っているブランドは多く、歴史あるブランドから新しいブランドまでさまざまです。なにを着ていいのか迷ったら、人気ブランドに注目して選んでみましょう。
ブランドによってデザインや特徴が異なりますが、ジャケット選びに参考になる情報もあるはず。自分好みのブランドを見つけるためにも、各ブランドの特徴をチェックしましょう。
Komine(コミネ)
コミネは、バイクジャケットの種類が豊富なオートバイ用品ブランドです。創業60年以上の歴史を持ち、ライダー御用達。安全性や機能性を、いかに高めることができるのかをコンセプトに、開発を続けてきました。
プロテクターの性能については、LV2のCE規格を取得。日本では先がけて展開しています。安全性の高い機能性やデザインを重視したい人にぴったりのブランドです。
RS TAICHI(タイチ)
元トップレーサーだった吉村太一氏がその経験を活かして立ち上げたのが、RS TAICHI(タイチ)。ライダーブランドとして製品作りをしています。ライダー目線で作られた、動きやすい着心地のよさと機能性を追求したアイテムが人気です。
プロテクターの位置が調節できるウエアもラインナップ。使いやすさにこだわりたい人にイチオシのブランドです。
KUSHITANI(クシタニ)
クシタニは、1947年創業の歴史あるブランド。バイクウエアやバイク用品を製造販売しています。軽量で着やすく、タウンユースにも使用できるバイクジャケットをはじめとするバイクウエアに力を入れています。
クシタニらしい、シンプルなデザインに豊富なカラー。最近ではカジュアルなデザインも多く見かけます。幅広いラインナップから、自分に合うものを探したいという人は注目してほしいブランドです。
alpinestars(アルパインスターズ)
アルパインスターズは、1963年の創業で、世界レースのトップアスリートのための先端技術を活かした商品が魅力です。オートレーシングウエアの開発に力を入れています。シンプルななかに、ファッションセンスを感じるデザインも魅力。
ほかのブランドとコラボするなど、おしゃれなライダーにとって見逃せないアイテムも登場します。洗礼されたおしゃれなバイクジャケットを選びたい人にぴったりのブランドです。
SIMPSON(シンプソン)
1959年に創業したバイクブランドのシンプソン。ワイルドなイメージをモットーとしたアメリカのモータースポーツブランドです。レーサーが着るようなデザインが多いので、好みが分かれるでしょう。
かっこいいだけではなく、どんなバイクにも合うのがシンプソンのバイクジャケット。背中や胸、腕やタグ部分につけられているロゴは憧れ。注目されたい人に着てほしいブランドです。
ライダーにジャケットは必須、季節で使い分けを バイクライターがアドバイス
バイクジャケットはただの「長袖のやぼったい服」ではありません。転倒時の怪我を減らすプロテクターや引き裂きに強い生地など、ライダーの身体を守る強い味方なのです。夏はTシャツ1枚で乗るより、メッシュジャケットを着たほうが直射日光を浴びず涼しいので、面倒がらずに着用を。3シーズン+メッシュの2着を持っておくと便利です。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする バイクジャケットの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのバイクジャケットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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自分にぴったりなバイクジャケットを見つけよう!
本記事では、バイクジャケットの選び方とおすすめの商品をご紹介しました。バイクジャケットは、思わぬ事故やケガ、気温の変化から体を保護する役割のある需要なアイテムです。選ぶ際には、季節やシーンに合った温度調節のできるものや、安全性の高いタイプを選ぶことで、快適なバイクライフを過ごすことができます。
デザインにこだわることでファッションも楽しむことが可能です。ぜひこの機会に自分に合ったお気に入りのバイクジャケットを見つけてみてください。
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バイク免許取得から28年、所有したバイクは20台以上。シンプルでわかりやすい文章を書くライター。複数のメディアで記事を書いています。 2020年8月時点の愛車はBMW F850GSとホンダスーパーカブ110。 一日中バイクに乗っているのが好き。過去には日帰り1,000kmツーリングや、スーパーカブ110で1日450kmツーリングなども。