『インフィニティチェア』を実際に使ってみた 座り心地抜群?
インフィニティという製品名の通り、無重力感を味わえる座り心地と評判の『インフィニティチェア』。アウトドアシーンだけではなく、自宅の庭や、おうちの中でのリラックスグッズとして使用ができ、話題になっている製品です。
でも、「実際に座り心地はいいの?」「座り心地以外に使いやすさはどう?」と気になりますよね。今回は、『インフィニティチェア』を実際に購入し、座り心地や機能性を検証してみました。
話題の「インフィニティチェア」の特徴とは!?
「リラックスを追求した贅沢なアウトドアチェア」としてアウトドアグッズで有名なColemanから販売されている「インフィニティチェア」。手元にあるアームロックレバーで簡単にリクライニング具合を調整できます。
体への負荷が少ないので、フルリクライニング状態だと、まるで雲のうえを寝転んでいるような感覚を味わえます。
耐荷重は約100kg、重量は約8.8kgあります。フルリクライニング時のチェアの長さは約166cmと大きく、ゆったりリラックスできます。基本の色はベージュですが、昭島店とオンラインショップ限定で21年の4月からブラックも発売が開始されました。
インフィニティチェアの口コミと評判 SNSなどの評判は?
公式ページには「雲の上に寝転んでいるような上質な座り心地」とありますが、実際に使った人の声はどうでしょうか。「インフィニティチェア」の口コミや評判をみていきましょう。
インフィニティチェアの良い口コミ
「実際に使ってみると想像以上にくつろげて快適だ」という口コミが多くみられました。通常のアウトドアチェアと比べて体に負担がかからず、メッシュ生地で汗をはじきやすいため、近年ブームになっているアウトドアサウナでも重宝するといった声も多くあります。
インフィニティチェアの悪い口コミ
とにかく大きくて重たいという声が多くみられました。重量は8.8kgあり、折り畳んでいる状態でも高さが90cmあるので、持ち運びには不便です。
インフィニティチェアだけで荷物の幅をとるので、大人数のキャンプには不向きだという声もありました。そのため、アウトドアチェアとしてではなく、お家でのリラックスグッズとして愛用しているという人も多くいます。
実際に『インフィニティチェア』を使ってみた本音レビュー 車での持ち出しや庭などで利用
今回は、「インフィニティチェア」を実際に自宅の庭で使用してみました。
「座り心地」や「使って感じた使用上の注意点」、「機能性」などの観点から検証をしていきましょう。
おすすめの使用例も紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
インフィニティチェアの座り心地は?
自分が好きなところでリクライニングを調整できるのが特徴です。大きく3段階での座り心地をレビューしてみました。
男性でもすっぽり入る座面
まずはリクライニングがない状態。お尻の部分にかけて少々斜め下に下がっているのがお分かりいただけるかと思います。座り心地としては深く座りすぎるという感覚があり、気になるほどではありませんが、そこまで座り心地がよくありませんでした。
リクライニング時の座り心地
2段階目のリクライニングの様子です。腰に負担がかからず、枕に頭を預ける感じが心地よいと感じました。また、大きさがしっかりあるチェアなので背が高い人でもくつろげます。
(写真の男性の身長は175cmくらいです。)
リクライニングの最大展開
最大にリクライニングをした状態です。『インフィニティチェア』の良さを一番感じられるのがこの状態でした。体へのフィット感があり、ずっと座っていたくなる座り心地です。
この状態だと視界に見える景色が空一面で、お昼寝に向いています。
機能性はどう?
座り心地の評価が高いインフィニティチェアですが、アウトドアチェアとしての機能性はどうでしょうか。検証してみましょう。
座面の素材はメッシュ
生地は背景の緑が見えるように通気性の良いメッシュ生地です。この日の気温は30度ほどでしたが、30分ほど外で使用していても快適に過ごせました。また、汗がチェアについてしまってもタオルですぐに拭き取れます。
また、メッシュ部分と黒い骨組みの部分はゴムでつなげられています。ゴムの柔軟性によってさまざまな体勢に寄り添った体へのフィット感を感じられます。
細いフレームでもしっかりとした強度が感じられる
リクライニングの調整は一般的な車などと同様にとても簡単です。左手のアームレストの少し下にあるレバーを動かすだけです。
座面のロゴやデザイン
Colemanのロゴが描かれている部分が枕になっています。リクライニングしない状態だと、この部分での枕の使用がちょうど良いです。枕部分を動かせるのも嬉しい特徴です。動かし方もとてもシンプルで、上下に枕をスライドさせるだけです。
枕位置は移動可能
リクライニングをした状態だと体の位置が変わるので、頭の位置や、頭を支えたい位置が少し変わってきます。自分の心地よいと思う部分に枕が動かせるのは小さな工夫ですが、心地よさに大きく影響していると感じました。
使ってみてわかった!使用上の注意点
折り畳み時のフォルム
口コミにあったように、製品の重さが8.8kgあるため、持ち運びには重く、向いていないと感じました。また、チェアを広げたりたたんだりするのは簡単ですが、大きく重たいため、小柄な方やお子さんには難しいと感じます。
フットレスト部分やチェアを支える骨組みなどがあるため、手を挟んでしまう危険性もあります。男性や保護者の方が扱うのが安全です。
車への収納
キャンプに行くことを想定して、車にキャンプ道具を積み込んでみました。インフィニティチェアの存在感の大きさがわかります。
2人想定のキャンプ道具でもトランクがいっぱいに。軽自動車ということもありますが、これにさらに食材や飲みものが入るので一杯一杯ですね。大人数でのキャンプに持っていくのは少し難しいかもしれません。
リクライニング時には多少の不安定さが
フルリクライニング状態から椅子から降りる時には注意が必要です。この状態からだと、足を左右どちらかの横に着地させて起き上がると思いますが、そうすると椅子が不安定な状態になってしまいます。
一度リクライニングを戻してから椅子から降りると安全に降りられるのでおすすめです。
おすすめの使い方
コーヒーブレイクなどで屋外でくつろげる
口コミに、カップホルダーがついていたらなお良かったという意見がありました。今回は、アウトドア用に購入したテーブルを合わせて使ってみました。もう少し高さのあるテーブルでも良いなと感じましたが、やはり、長時間くつろぐときにサイドテーブルを用意してあると便利です。
星を眺めたり、自然観察をじっくり楽しんだりといったゆったり時間を過ごせるキャンプの時には向いているなと感じます。特に、フルリクライニングをすると空を見上げる姿勢になるので、星を観察する時には重宝するでしょう。
逆にいうと、お子さんを含む大勢で楽しむようなキャンプの時には動くことが多いので、『インフィニティチェア』の良さを実感するのは難しいと感じました。
重量 | 8.8kg |
---|---|
使用時サイズ | 92×69×110cm(通常時)、166×69×76cm(リクライニング最大時) |
収納時サイズ | 15×69×90cm |
座面幅 | 46cm |
座面高 | 50cm |
耐荷重 | 100kg |
材質 | シート=ポリエステル、フレーム=スチール |
重量 | 8.8kg |
---|---|
使用時サイズ | 92×69×110cm(通常時)、166×69×76cm(リクライニング最大時) |
収納時サイズ | 15×69×90cm |
座面幅 | 46cm |
座面高 | 50cm |
耐荷重 | 100kg |
材質 | シート=ポリエステル、フレーム=スチール |
重量 | 8.8kg |
---|---|
使用時サイズ | 89×89×165cm(通常時)、165×89×145cm(リクライニング最大時) |
収納時サイズ | 26.5×69×90cm |
座面幅 | 46cm |
座面高 | 50cm |
耐荷重 | 100kg |
材質 | ポリエステル、スチール、天然木、ポリプロピレン |
重量 | 8.8kg |
---|---|
使用時サイズ | 89×89×165cm(通常時)、165×89×145cm(リクライニング最大時) |
収納時サイズ | 26.5×69×90cm |
座面幅 | 46cm |
座面高 | 50cm |
耐荷重 | 100kg |
材質 | ポリエステル、スチール、天然木、ポリプロピレン |
使い勝手は少人数キャンプでより発揮される! まとめ
『インフィニティチェア』のメリットはフルリクライニングした時の座り心地のよさにあると分かりました。体に負担がかからず、大きいチェアなので、ゆったりと贅沢な時間を過ごせます。
ただ、持ち運びには少々不向きなところがあるので、自宅の庭や、おうちの中でくつろぐグッズとして使うのがおすすめです。
荷物が少なく、少人数のアウトドアでの使用ももちろんおすすめで、自然観察やお昼寝に向いています。もう少し持ち運びに向いている座り心地がよいキャンプチェアがColemanのソファチェアです。こちらもぜひチェックしてみてください。
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Amazon、楽天市場でのアウトドアチェアの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
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「スポーツ・自転車」「アウトドア・キャンプ」「自動車・バイク」カテゴリーを担当。休日は車やバイクでドライブ・ツーリングを満喫し、ゴルフ、釣り、キャンプといったアウトドア全般を楽しむパパ編集者。おすすめルートは草津から志賀高原に抜ける日本一高い国道292号線。元WEBデザイナーでIT編集者という経歴も持つ。