フィッツホームフレグランスの香りや使い勝手を検証レビュー

フィッツのお気に入りの香水の香りで空間も満たせたら、という発想で生まれたのがフィッツホームフレグランスです。フィッツホームフレグランスのこだわりは香水の香り。そこで「Skin to Life（肌から暮らしへ）」というコンセプトで商品を展開しています。

独自のトリクルダウン製法とフェルトスティックを採用しているので、ふんわりとした上品な香りを空間全体に感じられることでしょう。

フィッツは、クセが強くない「ナチュラルに香る香水」のパイオニアです。繊細な日本人の感性にぴったり合う香水を生み続けています。香りの主張が強すぎないのがポイントです。

お部屋の湿度や温度にもよりますが、1カ月半から2カ月ほど香りが持続します。

思わず誰かを招きたくなるような香りを目指しているので、海外ブランドの香りで満足できなかった人はぜひ試してみてください。

フィッツホームフレグランスは、自社で展開する香水の香りがずっと空間で続くように、香料とアルコールのバランスを見直して開発されたものです。全部で6種類の香りのシリーズがあります。

・ライジングウェーブ（さわやかで心地よい香り）
・レールデュサボン（せっけんの香り）
・ヴィーナススパ（ローズの香り）
・ラブパスポート（甘さのある香り）
・ヴァシリーサ（甘さのある香り）
・ロードダイアモンド（フレッシュな香り）

カラーリードスティックもあるので、お部屋に好みのカラーを取り入れることも可能です。リードスティックは変形しにくいので、いつもシャープな見た目をたもてます。

6種類ある香りから『ラブ パスポート』と『 ヴァシリーサ』を購入しました。それぞれの香りの特徴をご紹介します。

気温が低めの部屋に設置したせいか、香りの存在感は少々薄め。しかし、ほのかに知っている香りをキャッチしました。それはシャンプーを思わせる香りです。翌日になると、大人っぽさを感じさせるローズ系の香りに変化しました。筆者的には、時間が経ってからの香りが、お気に入りです。

軽やかでクセが少なく、誰からも受け入れられやすい香りのように感じます。気分が上がるため、「単調な生活に何か変化がほしいな」なんて感じたときに、試してみてはいかがでしょう。

気温も湿度も高めの玄関に置き、数時間たってから様子をチェックしたところ「甘い！お菓子みたい」という印象を受けました。古代ギリシャ語で女王を意味する、とあったのでグラマラスな雰囲気を期待しましたが、スイートな女の子にぴったりな印象です。

キー香料はアップルとバニラとあるとおり、たしかにバニラの香りがします。慣れてくるとアップルの香りにも気づきました。プラリネの香りも入っているので、「お菓子」はまさに的を得ています。仕事や勉強には向かない香りなので、洗面所や寝室などリラックスできる空間にぴったりです。

フィッツホームフレグランスは、フィッツが展開する香りのブランドです。リードディフューザータイプのルームフレグランスで、火や電気を使わないで香りを拡散できます。飾ると、思った以上にとてもオシャレな空間に変身しました。

パッケージは手触りのいい上質な紙を使用しており、ギフトにもぴったりです。ここでは商品がどのように届くのか、設置の方法などくわしくご紹介します。

箱の中は2層になっており、スティックは専用のホルダーに固定されているので配送中に折れることはありません。束ねられた状態で、6本同梱されています。半月状の取っ手を引き上げて、下層からガラス容器を取り出しましょう。

ガラス容器が格納されていた下層部分は、配送中の衝撃に耐えられるように厚紙で保護されています。

カラー印刷された使用説明書も同梱されており、誰でもかんたんにルームフレグランスを使えるのがいいですね。

ガラス容器はプラスチックの中栓で密封されています。まずシルバーカラーのキャップを外し、ガラス容器をしっかり手で抑えながら中栓を外します。中身がこぼれないように注意してください。

シルバーカラーのキャップを閉めます。

はじめて使う人はスティックを2〜3本程度挿すといいようです。筆者の自宅は湿度が高めで、においが強く感じられることから2本だけ挿すことにしました。

香りは、空気より重たいとか。そこでふんわりと香りを拡散させるためには、少し高さのある場所に置くのがおすすめです。机や棚の上など、できるだけ手が誤って触れない置き場所を探すようにしましょう。

今回は2種類の香りを購入したので、客間のサイドボードと玄関のコンソールテーブルの上に、それぞれ置きました。

火や電気の番をする必要がない点で、リードディフューザーの取り扱いはかんたん・便利です。筆者はお香やアロマのエッセンシャルオイルを常備しています。電気コンセントの数が少ないため、電気タイプのディフューザーは使っていません。

お香はマッチかライターをいつも近くにスタンバイさせ、アロマはティーキャンドルの買い置きをしていますが、ちょっと面倒だなと思うことがありました。その点で、フィッツホームフレグランスの利便性が高い点はメリットだと感じます。

また、ルームスプレーだと香りが持続しづらいですが、フィッツホームフレグランスは常に香りを拡散できる点もメリットです。スティックの本数を増減させることで、香りの強弱も簡単に調整できます。

筆者はかつてとっておきの機会に、パルファンと呼ばれる濃度の高いヨーロッパ製の香水を使っていました。最近ではアロマを使うなどすっかり自然派です。今回は自身の好みを考慮しながら、フィッツホームフレグランスをレビューします。

なお香りを確かめるときにリードスティックを鼻先にあてるとアルコール分が強く感じられるため、やめておきましょう。

リードスティックの全長は20センチです。ガラス容器に挿すと傾くため、フィッツホームフレグランスの使用時の高さは約18センチ。誤って倒したりぶつけたりしないように収納棚などに置く場合は、棚板の間隔を調べておきましょう。

おすすめはふだんの動線とまじわらない上方の棚ですが、筆者の自宅にそのような棚がないため、置き場所に工夫が必要だと感じました。

写真撮影のために、何度かフィッツホームフレグランスを移動させました。その度に、こぼすのではないかととても気になりました。そのため小さな子どもやペットと暮らしている人は、置き場所に要注意です。できれば、別の方法を検討したほうがいいかもしれません。

つねに香りが拡散するので、においに敏感なペットと一緒に暮らしている場合、ストレスを与えないか筆者なら気にします。ほかの家族の意向も聞いたほうがいいでしょう。

フィッツホームフレグランスの見た目は、とてもオシャレです。ラボラトリー風なシンプルデザインのガラス容器は、どんなインテリアにもマッチします。ホッとひと息つける、自宅使いにちょうどいい香りだと思いました。そのためグラマラスでムードたっぷり、という香りではありません。

単調になりがちな生活に彩りを与えてくれ、インテリアのアクセントとしてコスパが高いと感じます。

Amazon、楽天市場でのリードディフューザーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

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