犬用おやつ入れ、トリーツポーチとは? 愛犬との散歩やしつけに!

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散歩や外出時に必要な犬のおやつ、どのように持ち歩いていますか?「袋ごと持ち歩くのでかさばって荷物になる」「100均の小物入れに入れているけど使い勝手はイマイチ」「ズボンのポケットに入れていたら取り出し忘れてそのまま洗濯してしまった…」なんて人もいるのでは?
そんな人におすすめなのが、トリーツポーチ。その名の通り「トリーツ(特別なごほうび)」を入れるためのポーチで、フードやおやつなど、愛犬が喜ぶごほうびを外出時に持ち歩くための便利アイテムです。袋から出したフードやおやつを、直接ポーチに入れて使用します。
おもに、パンツのウエストやベルト部分にクリップなどで固定して装着するタイプと、ショルダーポーチやウエストポーチとして使えるタイプの2種類。
クリップで固定するタイプはコンパクトな商品が多く、おやつのみを入れて持ち歩きたい人にぴったり! 一方、ショルダーやウエストポーチ型は、おやつのほかにもうんち袋やマナーボトルなど、お散歩に必要なアイテム一式をまとめて持ち歩けるようになっている商品が多いのが特徴です。
『Umi.(ウミ)』トリーツポーチの商品特徴

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今回は、クリップで固定するタイプの『Umi.(ウミ)』のトリーツポーチを用意しました。Amazon売れ筋ランキング1位の人気商品(2021年7月1日現在) です!
ここでは、サイズや素材、構造など商品特徴を詳しく解説していきます。
サイズ|やや大きめだが手の出し入れはしやすい
まずサイズからチェックしていきましょう。Amazonによると商品サイズは縦10cm×横12.5cm×奥行き3.8cm。そのサイズ感をiPhone11と比較してみました。

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実際にiPhone11とトリーツポーチを比較してみたところ、想像していたよりもやや大きめな印象。しかし、実際に手を入れておやつを取り出すことを考えると、このくらいのサイズは必要なようです。

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厚みも結構あります。小さなバッグに入れる場合はかさばりそうなので、持ち運ぶ際はパンツのウエスト部分やバッグの取手などにクリップで留めるといいでしょう。
次に実際に手を入れてみて、ストレスなく出し入れができるか、おやつを取り出しやすいかを検証していきます。

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トリーツポーチをウエスト部分にクリップで装着し、手の出し入れをしてみました。女性の手ではもちろん出し入れに問題なし。底に入れたおやつもスッと無理なくつかめ、スムーズに出すことができました。

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次に、男性の大きめの手でも出し入れをしてみました。こちらもスッポリと手が入り、おやつを簡単に取り出すことができました。商品単体で見るとやや大きく感じるものの、男女ともにストレスなくおやつが取り出しやすいサイズ感であるといえるでしょう。
素材|シリコン製で熱湯消毒も可能

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素材はシリコン製なのでやわらかく、触り心地はサラッとしています。食品レベルの非毒性ソフトシリコンを採用しているので、たとえ愛犬が舐めても心配なし。また、水や熱にも強く、汚れても水で丸洗いしたり、熱湯消毒することも可能です!
さらに、シリコンは一般的に劣化しづらく耐久性の高い素材といわれています。厚みはありませんが、触った感じもしっかりしているので、普通に使う分には壊れてしまう心配はなさそう。
ですが、やんちゃなワンちゃんが噛んだり引っ張ったりして遊んでしまうと、破けてしまう可能性があるので、愛犬が届かないところに保管しておくのがベターです。
取り出し口構造|マグネット開閉で自然に蓋が閉まる

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おやつを出し入れする、取り出し口の構造についてもチェックしていきましょう。開閉はマグネット式が採用されています。
写真の赤丸で囲った部分がマグネットになっており、上から手を押しこむだけで開けられ、手を抜くと磁力により自動的に蓋が閉まる仕組み。面ファスナーやチャック式などと比べて手軽に開閉できます。

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磁力は強めで、ポーチを横に倒したり逆さにしたりしても蓋は開きませんでした。
しかし、蓋を閉めた状態でも微妙に隙間が空いているので、密閉性はいまいち。なので、臭いが漏れてしまう、おやつを数日入れっぱなしにしておくと鮮度が下がってしまうといった問題も。お散歩やお出かけの際に都度必要な分のおやつを入れて使用するのがいいでしょう。
装着方法|大きめクリップでしっかり固定

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装着部分はクリップ式になっています。このクリップをパンツのウエスト部分に挟んだり、お散歩バッグに挟んだりして使用します。
このクリップですが、なかなか強力で、グッと強く力を入れないと開きません。また、クリップ先端が内側に反り返っている形状で、パンツをしっかり挟んで固定してくれます。
似たタイプの商品には、「クリップ力が弱く、ズボンに付けてもしゃがんだときに外れて落ちてしまう」といった口コミを見かけましたが、『Umi.(ウミ)』のトリーツポーチにはそういった心配はいらないでしょう。
デザイン|とにかくシンプルでカラー展開も豊富

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持ち歩くものなので、もちろんデザインも見逃せないポイントですよね。犬用グッズはカラフルなアイテムが多い印象ですが、こちらの商品もブラック、ブルー、パープル、ピンク、グレー、ネイビーブルー、パールブルーとカラー展開が豊富です。筆者はくすみ系カラーが好みなので、「パールブルー」を選択。
デザインはとにかくシンプルで、愛犬の興味を引くような不要な装飾がない点が安心! 特別おしゃれではないですが、選ぶカラーによってはファッションのアクセントとして取り入れることもできそうです。
『Umi.(ウミ)』トリーツポーチの口コミは?
『Umi.(ウミ)』トリーツポーチの口コミもチェックしてみました。「おやつが取り出しやすい」「蓋が開けやすい」などといったポジティブな口コミが圧倒的に多かったものの、一部気になるネガティブな口コミも……。こちらで紹介していきます!
『Umi.(ウミ)』トリーツポーチの良い口コミ
やはり「フタやチャック式ではなく、マグネット式なので開閉しやすい」「おやつがスムーズに取り出しやすい」といった点に魅力を感じる方が多く、使い勝手のよさを評価する口コミが目立ちました。
このほか、「水洗いできて衛生的に使えるのがいい」「カラー展開が豊富で嬉しい」といった声も。確かに犬用グッズはなぜか緑やオレンジが多い気がするので、ほかのカラーも選べると楽しいですよね!
『Umi.(ウミ)』トリーツポーチの悪い口コミ
悪い口コミとしては、「着る服によってはウエストに挟めないので、どこに挟もうか迷ってしまう」など、クリップを留める所がない服の場合、使いづらさを感じる声がありました。また、装着方法がクリップ一択なので、女性の場合はワンピースなどを着てしまうと装着に困りそうです。
なかには、「良くも悪くもマグネット式なので自動で閉まってしまい、都度開けるのが面倒」といった声も。開けっ放しにして使いたいという人には不向きかもしれません。
『Umi.(ウミ)』トリーツポーチを実際に使って検証してみた!

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ここからは、『Umi.(ウミ)』のトリーツポーチを実際に使ってみて、その使いやすさや使うメリットについてレビューしていきます! 絶賛お散歩訓練中の筆者の愛犬、ポメラニアンのコタローくん(0歳8カ月)に協力してもらいました。
ストレスなくおやつを取り出し可能で、サッとあげられる メリット1

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今回は、パンツのウエスト部分にトリーツポーチを装着してお散歩に出かけました。口コミにもあったとおり、一番便利に感じたのは、やはりおやつの取り出しやすさ。
今までは100均のジッパー付き小袋におやつを入れ、その小袋をお散歩バッグに入れて持ち歩いていたのですが、おやつをあげるときは、まずお散歩バッグからおやつ入り小袋を取り出す、さらにジッパーを開けておやつを取り出す(口が小さくおやつも取り出しにくい)という二度手間が発生。
だいたいおやつをあげるまでに5~10秒ほどかかっていました。しかし、トリーツポーチを使ったらこれがものの1秒でスッと取り出してあげられるようになりました!
これにより、たとえばほかのワンちゃんに吠えられても我慢して吠えなかったとき、グイグイ引っ張らずに大人しく隣を並んで歩けたときなど、愛犬の行動をほめたいときにサッとおやつを与えることが可能に。
今まではおやつをあげるまでかなりもたもたしていたので、正しい行動の直後におやつを与えられていなかったと反省しました……。
両手が空いて装着時も邪魔にならない メリット2

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次に感じたメリットは、装着感がなく付けていても邪魔に感じないこと。ウエストポーチやショルダーポーチなどと違ってコンパクト、さらにシリコン素材で軽いので、つい付けていることを忘れてしまいます。
また、先述したとおりクリップは強力で外れにくい構造になっています。そのため、たとえばドッグランなどで愛犬と走ったりする際にも、いちいち外さなくて済みますね。
なんといっても、両手が空くので愛犬を抱っこする際も邪魔になりません。いざというときにも身軽に動けるので安心です!
汚れても水で簡単に洗える メリット3

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入れたおやつはボーロ、クッキー、ジャーキーですが、一度使用したら、ポロポロ崩れたおやつの残りカスが少し溜まっていました。なかに入れるおやつの種類によっては、脂分などでベトベトに汚れてしまうこともありそうです。
そんなとき、やはり手軽に水洗いできるのは大きなメリットに感じました! 今回はあまり汚れませんでしたが、ササッと水洗いをしてみました。口がガパっと大きく開くのでカスを捨てやすく、洗う際も隅々まで見渡せるので洗いやすかったです。食器洗浄機に対応しているのもうれしい!
『Umi.(ウミ)』トリーツポーチのレビュー総括

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今回はじめてトリーツポーチを使ってみて、その使い勝手のよさ、便利さに驚かされました!
お散歩やお出かけにマストで必要なアイテムではありませんが、あるとグッと快適になります。今までのおやつの持ち歩きや与える際のもどかしさ、ストレスが解消されました。おやつが入っていることを覚えた愛犬も、お散歩中に笑顔でこちらを(トリーツポーチを。笑)見つめてくれるようになり嬉しいです。
税込み1,000円程度と安い値段で買えるので「持っていない飼い主さんはぜひ試してみてほしい」と自信をもっておすすめできる商品です!
【本人の満足度】
使い勝手 ★★★★★
コスパ ★★★★★
デザイン ★★★☆☆
トリーツポーチのおすすめ4選
今回検証した『Umi.(ウミ)』のトリーツポーチを含め、人気ブランドからおすすめの商品を紹介します! おしゃれなデザインにこだわりたい人、多用途に使える高機能なものを選びたい人は、ぜひ比較検討しながら選んでみてくださいね。
「トリーツポーチ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする トリーツポーチ(犬用おやつ入れ)の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのトリーツポーチ(犬用おやつ入れ)の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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