「犬用バギー(ペットカート)」のおすすめ商品の比較一覧表
犬用バギーの必要性は? 愛犬の安全のためにも用意を!
買い物や旅行、通院、おでかけなどさまざまなシーンで便利に使える犬用バギー(ペットカート、ドッグカート)。いわゆる犬のベビーカーのようなもので、便利なだけでなく、愛犬を守るためにも活用できます。
とくに、子犬や小型犬など小さい犬の場合、混雑した人混みのなかでは、通行人の目に留まらず蹴られたり踏まれたりする危険性があります。また、30度を超えるような夏の暑い時期の日中など、道路のアスファルトの表面は50度以上になります。犬が熱中症にかかったり、肉球がやけどする原因となることも。愛犬の身を守るため、周囲の迷惑にならないようにするためにも犬用バギーはひとつ持っておくと便利でしょう。
また、老犬介護用として、散歩の途中で犬が疲れてしまい歩かなくなってしまったときなどにもお散歩カートとして重宝します。
犬用バギーの選び方 愛犬を連れたおでかけや散歩を快適に!
まずは犬用バギー(ペットカート)選びのポイントをチェックしていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】犬の体重・頭数・サイズに合わせて選ぶ
【2】暑さ対策がされた犬用バギーを選ぶ
【3】三輪か四輪か、タイヤの数で選ぶ
【4】タイヤの素材で選ぶ
【5】電車移動に使うならキャリー部分が取り外せるタイプを
【6】お手入れや保管のしやすさで選ぶ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】犬の体重・頭数・サイズに合わせて選ぶ
犬用バギーを選ぶときは、まず愛犬の体重や何頭乗せたいか、またサイズに余裕があるかをチェックしましょう。
体重
まずは愛犬の体重に対応した耐荷重の犬用バギーを選ぶことが基本です。小型犬用、中型犬用など説明のある商品が多いですが、ブルドッグやフレンチブルドッグなどサイズが小さくても重い犬種もいるので愛犬の体重と耐荷重は必ず確認しておきましょう。
頭数
犬用バギーには乗せられる頭数も決まっています。耐荷重をクリアしてもコット内が窮屈では、犬にストレスがかかってしまいます。またキャリーに接続する飛び出し防止用のリードも乗せていい頭数分しかないため注意が必要です。
サイズ
また、サイズにも注意を払いましょう。適正な高さの目安は、立ったときの地面から頭の高さ+5cm。奥行きの目安は、犬が伏せをしたときの指先からお尻までの長さと同じくらいとされています。
【2】暑さ対策がされた犬用バギーを選ぶ
犬は暑さに弱いため、とくに暑さ対策が考えられた犬用バギーを選ぶことが大切です。コットが通気性のいいメッシュ生地でできたタイプや、窓が設けられたものは、風通しがいいためコット内の気温が上昇しにくいため、夏場にも適しています。
また、道路近くの温度は気温が30度をこえると50度以上になる危険性もあるため、コットが道路に近いものは夏には避けた方が無難です。
【3】三輪か四輪か、タイヤの数で選ぶ
犬用バギーには三輪タイプと四輪タイプがあります。三輪タイプはコンパクトなペットカートに多く採用されており、小回りがきくので狭い道や混雑した街中でも使いやすいです。
一方、四輪タイプは三輪タイプと比べて小回りはききませんが、安定性にすぐれており倒れにくいので安全に使えます。使う場所や用途に合わせて選ぶといいでしょう。
【4】タイヤの素材で選ぶ
犬用バギーのタイヤの素材は、おもにブラスチック製とゴム製の2種類があります。それぞれの特徴や違いを押さえておきましょう。
プラスチック製|安い値段で買えるが振動を拾いやすい
プラスチック製タイヤの犬用バギーは、軽くて値段もリーズナブルですが、路面の振動をひろいやすいデメリットがあります。
お散歩の帰りに疲れたからと、5分、10分乗せるならプラスチック製タイヤでも、犬にはそこまで負担にならないですが、長時間乗せる予定がある場合は避けた方がいいでしょう。
ゴム製|振動を吸収するのでワンちゃんも快適
自転車などにも使われているエアが入ったゴム製のタイヤなら、エアが振動を吸収するため、操作性や犬の快適性にすぐれています。
シニア犬のゆっくりと時間をかけたお散歩や、舗装されていない道で長時間使用する際には、ゴム製タイヤのほうが犬のストレスを軽減できるでしょう。しかし、プラスチック製より値段が高いので予算に合わせて選びましょう。
【5】電車移動に使うならキャリー部分が取り外せるタイプを
小型犬の場合、JR、地下鉄、新幹線など電車やバスなどに乗せておでかけしたい飼い主さんも多いのではないでしょうか? 公共交通機関を使用するなら、周囲の迷惑にならないよう守るべきルールや注意点を事前によく確認する必要があります。そこで気になるのが、ペット用バギーが電車移動に使用できるかどうか。
ペットの持ち込みは荷物として扱われますが、持ち込める荷物のサイズの規定は鉄道会社により異なります。たとえばJR線の場合は、ペット用バギーのフレームすべてがサイズに含まれてしまうので、そのままでは持ち込めません。この場合、フレームから犬が乗るキャリー部分を取り外せるタイプの犬用バギーを選びましょう。合わせてフレームはコンパクトに畳めるかもチェックを。
ほとんどの場合、キャリーサイズが規定内であればOKですが、自分が使用する鉄道会社の公式HPなどで事前にチェックしておきましょう。またこのタイプは車に乗せるときにもドライブキャリーとして使用できる場合が多く、使い勝手がいいでしょう。
【6】お手入れや保管のしやすさで選ぶ
ペットカートは定期的なお手入れが必要です。汚れやすいカバーやマットを洗えるかチェックしましょう。なかでも水で丸洗いできるものが便利でしょう。
また、ペットカートを使用しないときの保管場所についても考慮しておきましょう。軽量でコンパクトなものは扱いやすく、折りたたんだときに自立するものは玄関先などでも保管しやすいです。
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通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 犬用バギーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの犬用バギーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ペット専門ライターからのアドバイス
ペット専門エディター&ライター
意外に使い道が広いバギーは一台あると便利
バギーを選ぶには上記のとおり、愛犬の大きさ・素材・タイヤがポイント。どこを重視するかは、使い方によって異なりますので、どんなふうに使うのかを考えてみましょう。
最近では愛犬と一緒に楽しめるスポットも増えてきました。お買いものや旅行、おでかけなどいろいろなシーンでバギーは大活躍。また、災害などの避難時も重いキャリーを運ぶより、押すだけのバギーがおすすめです。
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愛犬に合った犬用バギーを選ぼう
犬用バギー(ペットカート)は小型犬を乗せるのに適したコンパクトタイプから、45kgもの大型犬や多頭飼いに対応できる耐荷重のものまでさまざまです。
また、車輪はスタンダードで安定感のある4輪と小回りがきく3輪の2タイプ。犬を入れるコット部分はメッシュ窓で通気性に配慮したタイプや、衝撃吸収素材を使用したものなどいろいろな工夫がほどこされています。
犬の体格や年齢に合った犬用バギーを選んで、快適な移動空間を作ってあげましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
編集歴は20年以上。 雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。 中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。