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『モチモチの木』こわかった人いる? 大人が読ませたい絵本の魅力を紐解く【現役ママの読レポ】

『モチモチの木』こわかった人いる? 大人が読ませたい絵本の魅力を紐解く【現役ママの読レポ】

『モチモチの木』は日本が誇るミリオンセラー絵本。教科書で取り上げられることも多く、一度は目にしたという方が多いのではないでしょうか? おすすめナビでは、時代が変わっても読み継がれる『モチモチの木』を現役ママが正直レビュー! 「怖い絵本でしょ? 」「今の子どもに受け入れられるの? 」など、パパ・ママの不安なポイントにも注目しながら、絵本の見どころをお届けします。


マイナビおすすめナビ編集部

担当:家具・インテリア、住まい・DIY、本・音楽・映画
横尾 忠徳

「家具・インテリア」「住まい・DIY」「本・音楽・映画」「ファッション」カテゴリーを担当。リプロダクト家具や秀逸なデザインのアイテムが好み。本はkindle、音楽はSpotify、映像はNetflixを愛用、劇場にも通う。服とスニーカー好きの50代編集者。

◆本記事の公開は、2020年11月18日です。記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆広告は「PR」と表記し明確に区別しています。

日本の不朽の名作絵本『モチモチの木』 ミリオンヒットの理由を探ってみた

モチモチの木本体

『モチモチの木』は、おくびょうな豆太とじさまの物語。

日本の名作絵本としてロングヒットを続けていますが、子どもの頃に読んで、絵に不気味さや怖さを覚えていたという声も少なくありません。

その相反する印象の違いについて、理由を探ってみました。すると、筆者も感じていた怖い印象を完全に覆す心温まる感動に出会えましたよ!

『モチモチの木』豆太から学ぶ真の勇気

 

【あらすじ】
じさまと2人で暮らす豆太は、五つになっても夜中にひとりでせっちんにも行けない。せっちんは家の外にあり、すぐ前には大きなモチモチの木がつっ立っている。じさまはどんなにぐっすり眠っていても、豆太の「ジサマァ」の声にすぐ目をさまし、せっちんに連れて行ってくれる。そんなある晩、じさまが腹をかかえてうなっていた。その時、豆太のとった行動とは......?

モチモチの木 オリジナル画像

おくびょうな豆太が見せた、じさまのために霜がおりた峠を裸足で駆け降りる姿。『モチモチの木』は、真の勇気とは何かということをダイレクトに教えてくれます。

滝平二郎の切り絵の世界 一度見たら忘れられない

滝平二郎氏は茨城県生まれの版画家・切り絵作家。児童文学作家・斎藤隆介氏とのコンビで生み出された絵本は、日本における大型絵本の先駆けになりました。

『モチモチの木』では、特に木に灯りがともる場面が幻想的で美しいと定評があります。豆太の感じた『モチモチの木』の怖さも、読み手が簡単に受け取ってしまうほどリアルな描写です。

『モチモチの木』みんなの口コミ&レビュー

モチモチの木口コミ

読者の口コミを調査したところ、総合的に高評価!『モチモチの木』を実際に読んだ方の口コミ&レビューをいくつかご紹介します。

・絵が美しい
・日本が誇る名作絵本
・自然界の美しさを感じる
・大人になってから読むと怖くない
・じさまの愛が慈しみ深い
・じさまの優しさと豆太の勇気に感動する
・じさまの言葉は、自分の子どもにもかけてあげたい

中でも、「子どもの頃は怖かったけど、大人になって読んでよさが分かった」「子どもに読んであげたい絵本になった」という、印象が変わったという口コミが多く散見されました。

他にも、「感動して涙がでる」というレビューもあり、絵本に込められた『モチモチの木』の本質がいよいよ見えてきましたよ!

子どもが掴んだ絵本のメッセージとは? 今の小1には怖くない?

モチモチの木を読む子供

幼い頃、筆者にとって『モチモチの木』は、表紙の黒のインパクトが強く、とっつきにくかった絵本のひとつでした。しかし、小1長女の反応は予想外なもので......。

『モチモチの木』を読む 物語の感動に出会える瞬間

小1長女は自ら絵本を手に取り、読み終わると「いいお話だね。」「豆太は自分よりもじさまのことを考えたんだね。」と話してくれました。

娘の言葉につられて、恐る恐る読んでみると、『モチモチの木』は、はっと驚くほど美しく圧巻でした。大人になってから読むと、思っていたほど怖くなく、むしろ、じさまの豆太への愛が染みるではありませんか!

今回『モチモチの木』をあらためて読んで、表紙の絵は、豆太を想うじさまの愛があふれているシーンのひとつだということに気づいた時、その怖さが一気に感動に覆りました。

怖かったイメージの正体とは? 独創的な切り絵

筆者が読み聞かせをしてもらった幼少期、絵から豆太の感じている暗闇への恐怖をまるまる受け取ってしまい、感動にたどり着くことができませんでした。

長女も、木がおばけの「手」のようにになって伸びてくるシーンは怖いそうです。それでも物語は、灯がともったように温かく、やさしいお話だということを筆者は長女から教わりましたよ。

年少児の次女はというと、幼少期の筆者同様、絵のインパクトに圧倒されて絵本を開こうとしません。受け止められる時期をそっと見守ろうと思っています。

岩崎書店『モチモチの木』

出版社 岩崎書店
作・絵 作:斎藤隆介、絵:滝平二郎
対象年齢 小学校低学年から

大人が子どもに読ませたい理由は、じさまの愛にあった! 読後感はほっこり温かい

物語が進むにつれ映ろう切り絵の表現は、豆太の成長する姿を確実にとらえています。

教科書に掲載されたり、ロングセラーになる理由は、豆太に勇気をもってほしいと願うじさまの願いが、子どもを持つ親の想いとリンクするからかもしれません。

日本の名作絵本をお探しの方はもちろん、子どもの頃怖かった! と思っている方は、ぜひこの機会に『モチモチの木』を手に取って、物語の温かさに触れてみてくださいね。

『モチモチの木』は、ラインスタンプになって登場しています。ユニークでどこか懐かしさを感じるスタンプは、日本人の記憶の引き出しをくすぐるアイテムになりそうですね。

岩崎書店『花さき山』

出版社 岩崎書店
作・絵 作:斎藤隆介、絵:滝平二郎
対象年齢 小学校低学年から

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