親子で選んだ『おさるのジョージ』絵本ベスト3！魅力に迫る【現役ママの読レポ】

『おさるのジョージ』は、絵本やアニメで子ども達に大人気のシリーズ。子どもだけでなく、大人までもが思わず夢中になってしまった！ なんていう経験がある方も多いのではないでしょうか。

ジョージが繰り広げる楽しい物語のそばには、いつも「きいろいぼうしのおじさん」の存在が。その姿はまるで子どもを見守る親のようだと、子育て世代に大きな共感を生んでいます。

多くの親子から支持を得る『おさるのジョージ』シリーズの魅力を改めて分析。皆さんに読んでもらいたい『おさるのジョージ』ベスト3を小学校1年生の長女と選びましたよ！

『おさるのジョージ』が誕生したのは今から約80年前。ドイツ生まれの絵本作家M.＆H.A.レイ夫妻が戦火を逃れ、長い旅を経てアメリカで『ひとまねこざる』として出版。

その後、レイ夫妻のスタイルを踏襲して作られたのが『おさるのジョージ』。より子ども達に身近な物語が揃っているのが特徴的です。

『おさるのジョージ』は、しりたがりやのジョージが繰り広げる、愛らしい騒動や冒険の物語。

テーマは、「イベント」「おやつ」「のりもの」「動物」「スポーツ」「おでかけ」など幅広く、毎回子どもの興味と共感を惹くストーリーが展開されています。

「きいろいぼうしのおじさん」は、どんなことがあってもジョージを否定せず、共感し、いつもそばでジョージを見守ります。そして、最後にはみんなが笑顔になれる結末がお約束！

世代が移り変わる中でも、変わらずに大切にしたいものを、『おさるのジョージ』は教えてくれますよ。

世界中で愛され続けている『おさるのジョージ』。実際に絵本を読んだ方の口コミ・レビューを、ポイントを押さえて紹介します。

・子どもが夢中になり、次々に読みたくなってしまう
・小学校低学年の子どもが、一人で読み進められる
・親子で毎回新しい発見ができる
・『おさるのジョージ』を見ると、可愛い孫たちと重ねて感動してしまう
・ジョージの新しい一面を見るたびにファンになる
・いつもみんなを幸せにしてくれるジョージが大好き
・「きいろいぼうしのおじさん」の底なしのやさしさと、ジョージに対する愛情の深さに心が温かくなる

・「ひとまねこざる」に比べるとジョージの可愛らしさがイマイチ
・絵が作家によって違う（下手なわけではない）

口コミではファンからの高評価レビューがほとんど。中でもジョージと「きいろいぼうしのおじさん」との心温まるやり取りに、心を奪われた方が多かったのが印象的でした。

低評価レビューでは、ファンであるがゆえに、気になる「絵本の違い」を低評価ポイントとして挙げている方もいましたよ。

『おさるのジョージ』シリーズは、ほとんど漢字がなく、たまに出てくる漢字には読み仮名がふられています。

さらに、24ページ編成なので、小学校低学年からの一人読みに丁度いい分量。我が家の小1の娘も、サラッと1冊読んでしまいます。一度読み始めると次々に手を伸ばして読書を楽しんでいますよ。

年少児の次女には読み聞かせをしますが、絵だけでも十分楽しめるので、気が付くと一人で絵本を開いている姿をよく見かけます。

それでは、我が家の子ども達も大好きな『おさるのジョージ』シリーズから、とっておきの3冊を紹介します！

いつもの好奇心旺盛なジョージの姿と違い、こわがりな一面が見られるストーリー。子どもなら誰でも経験する眠れない夜のお話に、長女も共感しながら読んでいる様子でした。

子育て中にお手本にしたい「きいろいおじさん」の行動や声掛けは、親心にうったえかけるものがありますよ！子どもにはもちろん、パパ・ママにもおすすめの1冊です。

『おさるのジョージ　すいぞくかんへいく』は、長女が一番お気に入りの物語。海の生き物や水族館が大好きな長女にはたまらないお話です。

絵の雰囲気は優しいタッチですが、まるでジョージと一緒にまわっているような臨場感のある水族館が描かれているのも見所の一つ。

想像力を掻き立てる『おさるのジョージ』の世界観が、子どもの夢をふくらませてくれますよ。

他にも、『キャンプにいく』『えいがをみる』『どうぶつえんへいく』『きょうりゅうはっけん』など、ジョージは色んな場所へおでかけしています。

子どもの興味にあわせて絵本を選べるのも、『おさるのジョージ』の魅力の一つです！

年に1度の誕生日は、子どもにとっても家族にとっても特別な日。そんな日に巻き起こるちょっとしたハプニング。

困った時も「どうしたらいいんだろう。」と考えるジョージは、ハプニングさえ楽しいできごとに変えてしまいます。

誰の誕生日か分からないのに、一生懸命お手伝いするのがジョージの愛らしいところ。みんなが笑顔になれるハッピーエンドは、必ず読む人を幸せにしてくれます。

男の子にも女の子にもおすすめの、お誕生日プレゼントにぴったりのイチ押し作品です！

子どもだけでなく、大人も物語にのめりこんでしまう『おさるのジョージ』。注目の最新2作品のみどころも、余すことなくお届けします。

場所は、バナナケーキが食べられる本屋さん。こんな場所あったらいいな、こんなことしてみたい！と思うようなストーリーには、子ども達の「すき！」がたくさん詰まっています。

細かく描かれるイラストも子どもが楽しめるポイント！我が家の長女も、「ジョージが買った絵本を読んでみたい！」と言うほど、物語の挿絵に惹き込まれていました。

この作品では、ジョージが巻き起こすハプニングに困った顔をしたり、怒ったりする大人も登場します。もしかすると、ママ・パパの中には共感する人が多いかもしれません。

事態は収拾するのでしょうか？今回もやさしさにあふれたエンディングがみどころです！

ジョージが、車いすに乗るティナと子ども達の架け橋になる物語。いつものハプニングを起こすジョージとは違い、とっても頼もしく見えるのが印象的！

我が家の子ども達は、他の『おさるのジョージ』シリーズと同様に楽しんで読んでいますが、結構深い内容が描かれていると思います。

勇気と希望を持つことや、友達の個性を尊重することの大切さなど、『おさるのジョージ』が子どもに分かりやすく伝えてくれるでしょう。

絵本ごとに新しい世界をみせてくれ、読み返すたびに前向きになれる『おさるのジョージ』。

『おさるのジョージ』シリーズは、子どもにとって楽しいだけでなく、親にとっては子育てのバイブルになるような絵本。

筆者はコロナ禍で読んだので、「きいろいぼうしのおじさん」だったらジョージにどんな言葉をかけているのかな？どんな過ごし方をするのかな？と思わず考えてしまいましたよ。

まだ字が読めない小さな子どもにも、読み聞かせを通して絵本に親しむいいきっかけになってくれるシリーズです。

ぜひ、ママ・パパも一緒に楽しんでくださいね。

Amazon、楽天市場での岩波書店『おさるのジョージ』の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

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