歌舞伎揚は万人受けする美味しさ？ 口コミや評判を実食して検証！

「知名度の高いおせんべいは何か？」と聞かれたとき、『歌舞伎揚』はパッと商品名が浮かぶもののひとつではないでしょうか。

天乃屋の『歌舞伎揚』は、発売から半世紀以上愛されているロングセラー商品です。おせんべいの表面がボコボコしているのが特徴的で、甘辛い味わいは多くの人を魅了し続けています。

個包装されているので、家族や友人達とシェアしながらつまむのも最高ですね。

今回は実際に天乃屋の『歌舞伎揚』を購入して、味と食感などを検証。インターネット上のポジティブな口コミのほか、ネガティブな口コミも合わせて紹介します。

『歌舞伎揚』は、様々な揚げせんべいやお米せんべいなど、米菓の製造と販売を行う天乃屋のロングセラー商品のひとつです。

日本古来からの伝統文化といえる「歌舞伎」と「せんべい」の両方を伝えていきたいという想いから、『歌舞伎揚』という名前になりました。歌舞伎の緞帳（どんちょう）をモチーフにしたパッケージデザインからも、歌舞伎となんらかの関係がありそうです。しかし、実際のところは「歌舞伎」をモチーフにして開発されたというだけにとどまります。

原材料には、うるち米や植物油、砂糖、加工でん粉、しょうゆなどが使用されています。

原材料を見る限りでは、砂糖としょうゆを使った一般的なしょうゆ味のおせんべいですね。

『歌舞伎揚』について口コミや評判を調査したところ、「美味しい」、「食べ始めると手が止まらない」といったポジティブな声が目立ちました。

ここでは、ポジティブな口コミだけでなく、ネガティブな口コミも紹介していきます。

口コミでは「昔から食べているけれど美味しい」、「美味しくてあっという間になくなってしまった」と、『歌舞伎揚』の味を絶賛する声が目立ちました。

また「みんなで食べるために買ってきたのにあっという間になくなってしまったため、喧嘩になった」という口コミも。

『歌舞伎揚』の口コミを読み解くと、いかに多くの人に愛されているかがひしひしと伝わってきます。

『歌舞伎揚』にはポジティブな口コミ評価が多く、ネガティブな感想を探すのが大変でした。

見つけられたのは「食べ過ぎてしまってカロリーが心配」との声。

『歌舞伎揚』のカロリーは、1枚あたり61kcalあります。洋菓子と比べるとそれほど高いわけではないものの、食べ過ぎてしまうと確かにカロリーを取り過ぎてしまうリスクが。

食べる分だけを取り出して、あとはしまっておくように心がけるのが良いですね。

『歌舞伎揚』の口コミや評判を調査しても、ネガティブな内容はほとんどありません。

それだけ、多くの人に愛されているのでしょう。

ここからは「歌舞伎揚を食べたのは子どもの頃以来」である30代筆者が、『歌舞伎揚』を実食した感想をお伝えします。

『歌舞伎揚』の大袋の中には、11cmの小皿におさまる程度の『歌舞伎揚』が11枚入っていました。

おせんべいの表面はボコボコとしていて、食べる前からザクザクとした食感を想像させます。思ったよりもしょうゆの甘みが強調されています。お茶はもちろんのこと、コーヒーや紅茶との組み合わせもぴったりでした。

また、『歌舞伎揚』は意外とお腹にたまりやすく、1枚食べるだけでも満足感がありますが、美味しさが勝ってもっと食べたくなってしまいました。

おせんべいの表面をよく観察してみると、なにやら規則性がありそうな模様が見えました。

「何だろう？」と『歌舞伎揚』のメーカーである天乃屋の公式サイトで確認してみたところ、『歌舞伎揚』表面には家紋のデザインが刻印されているのだそうです。

残念ながら、写真ではこの家紋のデザインが判別できませんが、はなびらの形をした家紋が刻印されています。『歌舞伎揚』を幾度となく食べてきましたが、家紋のデザインが刻印されてることを初めて知りました。

ぜひとも、『歌舞伎揚』を食べるときにはじっくりと確かめてみてください。

なお、今回いただいた『歌舞伎揚』は「丸型」ですが、「角型」の歌舞伎揚も存在します。

天乃屋の公式サイトによると、丸型の比率が多めで、丸型と角型はランダムに包装されているため、四角い『歌舞伎揚』が入っていないことのほうが多いとのことです。今回筆者が購入した『歌舞伎揚』の大袋には、角型の『歌舞伎揚』は見あたりませんでした。四角い『歌舞伎揚』が入っている確率は、かなり低めなのでしょう。

そのままいただいても美味しい『歌舞伎揚』ですが、おにぎりの具材としても活躍します。

温かいごはんに細かく砕いた『歌舞伎揚』を混ぜて、三角ににぎりましょう。手で握りにくい場合には、ラップの上に『歌舞伎揚』を混ぜ込んだごはんをのせてから、三角になるように形を整えるといいですよ。三角形の底辺部分を覆うように海苔を巻くと、歌舞伎揚おにぎりの完成です。

甘めのしょうゆ風味が白いごはんと一体化し、まるで焼きおにぎりを食べているような美味しいおにぎりが味わえます。サクサクとした食感も楽しめますよ。

「おにぎりを作りたいけれど具材がない」という場面では重宝しますね。

発売から半世紀以上、多くの人に愛されている天乃屋の『歌舞伎揚』。実際に食べてみると、甘めのしょうゆの味わいとザクザクとした食感がクセになる揚げせんべいでした。

お腹にたまりやすく1枚だけでも満足感はありますが、それでももっと食べたいという気持ちにさせてくれます。おやつとしてもぴったりな『歌舞伎揚』ですが、おにぎりの具材としてもマッチして美味しくいただけます。

『歌舞伎揚』はノーマルなしょうゆ味だけでなく『ぷち歌舞伎揚えび塩味』や『ミニ歌舞伎揚　焼とうもろこし味』などいくつかのバリエーションがあります。

また、家族で食べるのにぴったりな『ファミリーパック歌舞伎揚』やひと口サイズの『ぷち歌舞伎揚120g』も。

ご自身のニーズにぴったりな『歌舞伎揚』を探してみてくださいね。

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