じゃがゆりこを実際に食べてみました

インスタントラーメンやカップ麺は飽きたという人にとって、じゃがゆりこは夜食候補の有力な選択肢になりそうです。原材料名を見ると、じゃがいもの他に、乾燥にんじん、北海道産スイートコーンなどが入っていて、バランスも良好。
お湯をそそぐだけで熱々のポテトサラダが食べられるのだから、食事を作る時間がないという人にとってもありがたい食品です。重要なポイントになるのは本当にポテトサラダができるのかということでしょう。
新開発された食品であり、歴史が浅いので、予測が難しいのです。ということで、実際に自分で食べてみるのが一番。
ポテトサラダとしてはもちろん、お湯をそそがずにそのままスナック菓子としても食べられるとのことなので、両方の食べ方をしてみました。
じゃがゆりことはどんな食べ物?
『じゃが湯りこ ポテトサラダ』が生まれるきっかけは一部のじゃがりこ好きユーザーでした。彼らがじゃがりこにお湯をそそいで食べて、そのアレンジの仕方をSNSで拡散したのです。
「いいね」がたくさんついて、その食べ方が広まりました。
そしてユーザーの要望に応えるべく、じゃがりこの製造元であるカルビーが「お湯をそそぐじゃがりこ」の開発に着手し、じゃがゆりこが誕生。
つまりじゃがゆりこはじゃがりこの兄弟、いや「ゆりこ」だから姉妹にあたる食品と言えそうです。カップも熱いお湯をそそいでも平気なように耐熱性素材に変更。
生地に練り込む具材の種類や量の調節のために、試作を繰り返すこと、約70回にのぼりました。スティックもお湯をそそいだ後に、かき混ぜやすくするために、じゃがりこの約2/3の長さに変更。
カルビーの技術力、開発力の結晶がじゃがゆりこなのです。
じゃがゆりこの口コミや評判は?

発売からまだ1年ほどなので、口コミや評判はそんなに数が多いわけではありません。
しかし存在する口コミの多くからは「新開発の商品を食べる」興奮や熱意が伝わってくるようでした。長文の口コミがたくさんあるのです。
良かった口コミと悪かった口コミを紹介していきましょう。
じゃがゆりこの良かった口コミ
良かった口コミを集約すると、こんな言葉でまとめることができます。
「本当にポテトサラダだった」「家で熱々のポテトサラダを食べることができて、感動した」という感想もありました。
「そのままスナック菓子として食べても美味しい」といった口コミからはスナック菓子としての実力も見えてきます。
じゃがゆりこの悪かった口コミ
新開発商品に対する期待が高いだけにハードルが上がりすぎたのか、辛口の口コミもありました。
「ポテトサラダにしては、甘すぎる」「マヨネーズの香りが強すぎる」などなど。
お湯をそそぐだけでできるポテトサラダにどれくらい期待するかによっても評価が分かれそうです。
じゃがゆりこはサラダでありスナック菓子でもある

それでは、じゃがゆりこを開封して食べることにしましょう。
お湯をそそぐ前に、まずはスナック菓子としての実力がどれくらいなのか、数本食べて検証してみます。口や舌より先に指がじゃがゆりこを求めているのです。
カリカリしたマヨネーズ風味のスナック菓子

そのまま食べるのは決して邪道ではありません。その証拠にパッケージにもそのまま食べる場合の注意書きが印刷されています。つまり想定内の食べ方といっていいでしょう。
じゃがりこよりもやや硬めですが、カリカリとした食感がクセになりそうです。特徴的なのはマヨネーズ風味。
お湯をそそいでポテトサラダになった時には、このマヨネーズ風味がアクセントになるのでしょう。お湯が加わることを前提として分量が調整されているので、単体で食べると、マヨネーズ味がやや強めです。
これがポテトサラダになるとは想像がつきません

このじゃがゆりこ、何本入っているのか、皿にあけて数えてみました。折れていない完全体が46本、折れたものが3本です。すぐ食べきってしまいそうです。
これはこれで保存して、新しいパッケージを開けてお湯をそそいでみることにしましょう。
そそぐお湯の量には注意が必要

お湯をそそぐ時に気をつけなければならないのはお湯の量です。約80mlのお湯を内側の線までそそぐのですが、線がかなり見えにくいので、事前に明るいところで確認しておくといいでしょう。
柔らかめが好きなら、多めにお湯をそそぎ、硬めが好みならば、少なめのお湯で調節します。
ほのかなベーコンとマヨネーズの香り

3分待っている間に、蓋の原材料名の表示をじっくりチェックしてみましょう。
気になるのはベーコン風味フレークです。成分は大豆、鶏肉、豚肉など。
ベーコン独特のスモーキーさが見事に再現されています。お湯をそそいだ瞬間に、マヨネーズの香りとともに、ベーコンの香りがしました。
3分待つと、ふわふわふかふかに変化

3分たってフタをはがすと、いい感じでふわふわになっています。水分はほとんど吸収してしまっているようです。
オレンジ色は乾燥ニンジン、緑色はパセリでしょう。しかしこの段階ではまだポテトサラダには見えません。
スプーンでかき混ぜるより軽くつぶす感覚

パッケージには「スプーンでよくかき混ぜる」と説明が書いてあるのですが、上から柔らかくつぶして、軽く混ぜるくらいがちょうどよいと感じました。
固体のままのスティックをかすかに残すのがポイント。ホクホクとサクサクという食感の変化も楽しめます。
もはやポテトサラダ以外の何物でもない

スプーンですくってみると、感触はポテトサラダそのものです。
味もじゃがいものまろやかさがよく表現されています。特徴的なのは甘み。おそらくはスイートコーンの味なのでしょうが、個人的にはもう少し素朴なポテトサラダが好みです。
しかしできたてのような熱々のポテトサラダを手軽に味わえるのですから、いい時代になりました。
野菜と一緒に食べたくなるじゃがゆりこ

カップから皿に移して、キュウリやプチトマトなどの野菜とともに盛り付けます。
パセリは最初から原材料として入っているのですが、見栄えを良くするために、乾燥パセリを軽く振りかけると、さらにポテトサラダらしさが増しました。
じゃがゆりこを食べてみた評価と感想のまとめ

じゃがゆりこを試した感想をチャートにしてみました。
※執筆者の主観を数値化したものです。
じゃがゆりこは技術力と開発力とが結集されて完成された見事な食品でした。スナック菓子としても楽しめて、ポテトサラダとしても十分な実力を発揮してくれます。
ただし注意すべきポイントがいくつかあります。
お湯の量をしっかり調節すること。少なすぎると、パサついて、多すぎると、シチューのようになります。
もうひとつ、注意すべきなのは、熱々、できたての状態で食べること。 時間がたって冷めてしまうと、マヨネーズやベーコンの香りが強調されて、やや人工的な味と香りになってしまいます。
食事を作る時間のとれない忙しい人や食事を手早くすませたい人にとって、じゃがゆりこは頼もしい味方となってくれるでしょう。寒い季節に熱々のじゃがゆりこを食べたら、体の奥から温まるに違いありません。
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