チェルシー飴を実際に食べてみました

幼いころに食べていたお菓子を、ふとした時に食べてみたくなりませんか。チェルシー飴もそんなキャンディのひとつ。
1971年に発売されてから半世紀近くもの間、多くの人に親しまれてきました。CMで流れていた「チェルシーの唄」が耳に残っている人も多いのではないでしょうか。ただ、チェルシーは随分まえに食べたきりという人にとっては、いまひとつどんな味だったか思い出せないことも。
また口コミでは甘すぎるという意見も見受けられます。そこでチェルシーの定番ともいえるバタースカッチを実際に購入して、ロングセラーたる所以を食べて確かめてみました。
チェルシー飴はどんなキャンディ?
チェルシーはスコットランドの伝統菓子であるスカッチキャンディをヒントに、明治が開発したブランドです。1971年に誕生した当時、それまで国内では行われていなかった流し込みと呼ばれる製法を導入。
これは練り合わせた飴の原料をそのまま型に流し込んで作るため、旧来型の製法にはなかったなめらかさを出すことに成功しました。さらにバターの含有量を増やすことにも挑戦して、バター風味たっぷりのチェルシーが開発されました。
ちなみにスカッチキャンディの「スカッチ」とは、英語の「焼け焦がすような」を意味する、「scorching=スコーチング」が由来で、これは高温で煮詰める工程からきています。
チェルシーは発売以来さまざまな味をラインナップしていますが、なかでもバタースカッチは発売当時からある代表的な味です。
チェルシーバタースカッチの口コミや評判は?

昔懐かしい味がいまのSNSや口コミでどのような評判なのか気になりますよね。
そこでチェルシーバタースカッチについてネット上の声を拾ってみました。
チェルシーバタースカッチのいい口コミ
まずは評判のいい口コミから紹介。
口に含んだときのバターの濃厚さとこってり感がたまらないという声や、甘くて疲れた体にちょうどいい、安定の味という意見がありました。やはり固定ファンがいるようで長年愛されている様子が伝わります。
なかには昔はあまり好きではなかったのに大人になったいま食べてみるとハマったという口コミもありました。
チェルシーバタースカッチのイマイチな口コミ
チェルシーバタースカッチは甘さがいいという意見がある一方で、濃厚ゆえに甘すぎるという口コミも見受けられます。
また、すこしクドく一粒で十分という声も。確かに甘党ではない人からすると、チェルシー特有の甘さにすこしくどさを感じてしまうのかもしれません。
チェルシーバタースカッチを実際に食べてわかったこと
チェルシーの歴史や口コミなどを調査してきましたが、ここからはチェルシーバタースカッチを実際に購入してみてわかったことを紹介。
パッケージや味わいについて解説します。
とにかくパッケージが目を引く

特徴的なのはパッケージのデザイン。黒地と赤やオレンジの花とのコントラストが目を引き、可愛らしさがあります。調べてみると発売当時からデザインはあまり変わっていないので、当時としても十分にインパクトがあったのではないでしょうか。
箱型は薄くてスリム。手に持ったときのサイズ感がちょうどよくて、カバンに入れて持ち運びしやすいのも便利。右上に丸い形状をしたバターの写真が掲載されており、食欲をそそられます。
包み紙もおしゃれでおすそ分けにも

スライド式のトレーを取り出すと、チェルシー飴が10粒並んでいました。光沢のある包み紙は高級感があってオシャレなので、誰かにわけたくなります。
ちなみにパッケージの表面には花の形に穴が開いていて、そこからも包み紙が見えるという工夫が。細かいところにまで趣向を凝らすという点も、長年にわたって愛されている理由でもあるのかもしれません。
表面はツルツル!

包み紙を広げると、四角いキャンディが出てきました。うすい茶色なので、形とあいまってキャラメルを連想させます。
とにかく表面がツルツルとしていて、口に入れたら滑らかそうな感じがいかにも伝わってくる見た目。サイズは小さすぎず大きすぎず、口のなかでフィットするような印象です。
ホッとする安定の味わい

口に含んだときの舌触りはなめらか。見た目に違わぬ感触でいつまでも舐めていたくなるような心地にさせてくれます。
肝心の味はというと、口に入れるとすぐに上品な甘みが口いっぱいに広がります。そこから発酵バターの濃厚さが砂糖と水あめの甘さと交わり、深い味わいに。わずかに感じるキャラメルシロップのコクと塩気も絶妙なバランスとなっていて飽きさせません。
濃厚さゆえに甘すぎるといった声がでるのもわかりますが、キャンディに甘さを求めている人にとっては「コレコレ!」と言いたくなるような安定感があります。体が甘いものを求めているときはもちろんですが、個人的には仕事などで疲れているときにひと口食べてみると、ホッと一息つけそうです。
流行りの商品に手を出すのもいいですが、たまには昔から親しまれている伝統的なお菓子を食べてみたくもなります。そんなときには打ってつけのキャンディと言えるのではないでしょうか。
明治(Meiji)『チェルシー バタースカッチ』
チェルシーバタースカッチの感想まとめ

チェルシー飴を試した感想をチャートにしてみました。
※執筆者の主観を数値化したものです。
チェルシーバタースカッチは甘さとバターの濃厚さがあいまっておいしく食べられました。甘くて濃厚な飴が食べたい人にはうってつけでしょう。
一箱に10粒入っていますから、仕事の休憩中に同僚に分けてあげても喜ばれるかもしれません。長年にわたって愛されてきたチェルシーを口にしながら、昔懐かしい思い出話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。
チェルシー飴はバタースカッチのほかに、ヨーグルトスカッチとその2種にコーヒースカッチを合わせたアソートも販売されていますので、ぜひチェックしてください。
明治 チェルシー ヨーグルトスカッチ10粒×10個
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする あめ・キャンディの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのあめ・キャンディの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのキャンディに関する記事はこちら 【関連記事】
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
「ペット」「食品」「ドリンク・お酒」カテゴリーを担当。犬とネットショッピングをこよなく愛する主婦編集者。主婦仲間から情報収集をし、家族が喜ぶおいしい食べ物や調味料を探すのが日課となっている。