サーフボードケースの選び方 まずは種類をチェックして!

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お気に入りのボードを長く愛用するためにも、移動の際はサーフボードケースを使いたいですね。
サーフボードの種類は、大きく3種類。ショートボード、ロングボード、ファンボードと長さによって分類されています。
ボードの種類によってサーフボードケースの選び方も変わってくるので、自分の持っているもの、ほしいものがどのタイプなのかをしっかりと把握しましょう。
サイズや厚さで選ぶ
せっかく気に入ったデザインのサーフボードケースがあっても、自分の持っているボードとサイズや厚さが合っていないと使うことができません。
まずは、サーフボードの大きさに合わせて、ケースのサイズや厚さを選んでいきましょう。
ボードより少し余裕のある長さが安心!
サーフボードにさまざまなサイズがあるのと同じように、ケースにもバリエーションがあります。ケースサイズの目安としては、ボードより少し大きめのサイズがいいでしょう。使い勝手がよく便利です。
また、サーフボードを電車や飛行機で持ち運ぶ場合は、キズがつかないように梱包して収納することが必要になります。ある程度余裕のある大きさを選ぶようにしましょう。
ショートボードの場合は厚さも確認
ショートボードの場合は、体重によって適したボードの厚さが異なります。55kgまでは6.0cm、70kgまでは6.3cm、80kgまでは6.7cm、85kgまでは7.0cm、そして90kgまでは8.0cmが目安。購入前に必ずケースの厚さもチェックするようにしましょう。
そのほかのボードの場合も、厚みが薄いものは持ち運びがしやすいですが、対衝撃性などの性能もあわせて検討するといいですよ。
ケースの種類で選ぶ
サーフボードケースには「ニットケース」「ハードケース」「トラベルケース」の3つのタイプがあります。 運ぶ方法と使う場面に応じて自分に合ったケースを選ぶことが大切です。
耐久性、値段、収納力などもふまえて、それぞれのタイプを見ていきましょう。
どんな形でもフィットする「ニットケース」
車に積んで移動するなら、どんな形のボードにもフィットしてくれる「ニットケース」がぴったり。値段も手ごろなうえ、デザインの種類が多くカラフルでおしゃれなものがたくさんあります。水洗いが可能なため、手入れもラクなのがうれしいところ。
ただし、薄くて持ち運びがしやすい一方で衝撃には弱いという難点もあります。
飛行機や電車での移動なら衝撃に強い「ハードケース」
電車や飛行機で移動することが多い場合は、生地も作りも頑丈な「ハードケース」を選びましょう。内側にプロテクション素材を使用し、衝撃からボードをしっかりと守ってくれます。
なかには耐水性や耐熱性が高いものや、フィンなどを入れておける小物ポケットがあるものも。機能面も収納面も含めて検討してみるといいでしょう。
複数持ち運びたい方は「トラベルケース」
複数のボードをまとめて持ち運びたい人は「トラベルケース」が便利です。サーフボードだけではなく、ケースの隙間にタオルや着替えなども収納することが可能。これひとつですぐにサーフィンに出かけられます。
家族で一緒にサーフィンをする場合や、荷物が多くなるときにはトラベルケースが適しています。
収納・持ち運びがしやすいかで選ぶ
ハードケースやトラベルケースでは、収納力があるものや持ち運びがしやすいように工夫が施されているものが便利。
小物を入れる収納スペース、持ち手、ジッパーなど、使用するときのことを考えながら選ぶといいですよ。
フィンを装着したまま収納できる内部ポケット
ボードをスムーズに出し入れするためには、フィンを装着したまま収納できるケースが便利です。フィンをつけたり外したりする手間も省けます。
フィンを取り外すときは、内部にポケットがあると一緒にまとめておくことが可能。ただし、装着したまま収納する場合は、ぶつけてキズをつけないよう、衝撃には気をつけるようにしましょう。
デッキハンドル・肩パッドつきなら持ち運びがしやすい
サーフボードを抱えて運びたいときに便利なのは、デッキハンドルがついているケース。また、肩にかけて持ち運べる肩パッドつきのショルダーなら、持ち運びの負担も軽減できます。
サーフボードは案外重たいものです。移動中もラクに運べるように、こまかな部分にも着目して選びましょう。
ハンドル部分がジッパー・フルジッパーなら使いやすい
ハンドル部分にケースの開閉ジッパーがあるかどうかも重要なチェックポイント。位置によって見やすさや開けやすさが違ってきます。
またフルジッパータイプのケースも、大きく開けられ使いやすく便利です。ボードの出し入れがしやすくなるでしょう。ケースを下に敷いたままボードのメンテナンスもできますよ。
耐久性で選ぶ
傷みやすいサーフボードを収納するため、ケースの耐久性も要チェック!
サーフボードケースには、耐熱性や防水性が高い素材を利用しているものや、耐久性にすぐれたものも多くあります。しっかりとサーフボードを保護し、長く愛用できるものを選びましょう。
摩擦などが心配なら耐熱性があるもの
サーフボードを飛行機や車に積んで移動する場合、こすれて熱を持ってしまうこともあります。傷みやすいサーフボードを長く愛用するなら、サーフボードケースの耐熱性もしっかりとチェックしましょう。
なかには、内側にアルミシートを使用した耐熱性の高いケースもあります。ボードを熱から守ってくれるかどうか、購入時に確認してみましょう。
雨の汚れが気になる方は防水性があるもの
外に持ち出すことが多いサーフボードケースは、汚れやすくなります。これらを防ぐためには、防水性が重要。雨や汚れに強い素材のものを選ぶようにしましょう。ターポリン素材を使用しているケースだと、耐久性も高く安心して使用できます。
また、サーフボード自体も海水で濡れていることが多いものです。ケースの防水性についてもチェックしておくといいでしょう。
デザインで選ぶ
サイズや機能面も重要ですが、デザインにこだわりたいときもありますよね。サーフボードケースにはカラフルでおしゃれなものから、シックでクールなものまで幅広いデザインのものがあります。
いくつか悩んでしまった場合は、自分の好みのデザインで選ぶのもひとつの方法。自分の好みに合ったもので、サーフィンを楽しみましょう。
サーフボードケースおすすめ8選 使用シーンをイメージして!
ここからは、実際におすすめのサーフボードケースをご紹介していきます。
「選び方」を参考に、用途に合ったアイテムを選んでみましょう。あなた好みのサーフボードケースを見つけてみてくださいね。
ボードの取り出し口が広く、出し入れラクラク
取り出し口が広くボードの出し入れがしやすい、ジッパータイプのハードケースです。厚みのあるストラップで肩にやさしく長時間の持ち運びもしやすいのが特徴。取り外しも可能なため、邪魔なときは収納しておくこともできます。
さらに、面ファスナーで高さを調整することも可能。フィンをつけたまま収納もできるので、早く出し入れをしたい人にもぴったりです。
DESTINATION『サーフボードソフトケース』は、かわいさが際立つニットケース。インナーとして使うもよし、そのまま使うもよし。部屋に保管する際も便利なニットケースですが、なんといっても出し入れがスムーズでかさばらないのがいいですね。カラーも豊富で女性にもおすすめです。
おしゃれなデザインとファッション性が魅力
おしゃれなデザインが目を引く、ハンドメイドのソフトケース。ノーズガード部分のレザーパーツも魅力的です。さらにかわいい外ポケットがついて、デザインだけでなく収納面でも便利な作りになっています。
カラーバリエーションは豊富な6色展開。個性を大事にしたい方や、好みに合わせてかわいいケースを選びたい方にはぴったりです。
TRANSPORTER『RETRO MINI CASE』は、車での長距離移動や車中泊、電車や飛行機での移動にも安心して使えるボードケースです。ケース内の温度上昇が少なく炎天下の移動でもスーパーアルミシートがあるので安心ですね。カラーも豊富で選べるのがおすすめのポイントです。
熱から守るスーパーアルミシートを使用!
耐久性が高く、丈夫で軽量なサーフボードケースです。3層構造で、外装と内装にそれぞれこだわった仕様。内部には耐熱性のある日本製「スーパーアルミシート」を用いることで、摩擦の熱や炎天下からもボードを保護してくれます。
デッキハンドルやプロテクターつきショルダーストラップなど機能性もすぐれた一品。しっかり熱から守りたい人にぴったりのアイテムです。
FCS『TRAVEL 2 FUNBOARD SURFBOARD COVER』は、迷ったらおすすめしたいケース。扱いやすく保護性能も高いのが特徴。海外や離島などを行き来するトリップが多いサーファーのみならず、車移動でもおすすめです。濡れたままでも湿度が排出されるので、雨の日のライドも可能。さっと拭くだけで収納できるのはいいですね。
耐久性の高さと扱いやすさが魅力
旅行での快適な使用を目的に作られた、耐久性の高さが魅力のボードカバーです。つかみやすく耐久性の高いジッパーや、人間工学にもとづいたショルダーパッドなど、あらゆる部分で素材や設計にこだわった一品。フィンのオンオフともに使うこともでき、どんなシーンでも扱いやすいでしょう。
全体のバランスがよく、使いやすいのが特徴。サーフボードケースの耐久性の高さが気になる人にもおすすめです。
日常的に使用可能! 軽量で持ち運びがしやすい
耐久性の高さと軽量なのが魅力のサーフボードケース。持ち運びがしやすいよう、取り外し可能なショルダーベルトも付属。軽量かつ肩部分にパッドがついているため、移動の際の肩への負担も軽減できます。内部の通気性やボードの固定にもこだわり、機能面も充実。さらにフィンを装着しても外しても収納が可能です。
長時間の移動や、状況に応じた使い方をしたい人にはぴったり。ボードにもやさしいサーフボードケースです。
ハードケースと併用可能で汚れが気になる人に
コンパクトに折りたたんで持ち運びができる、サーフボードカバー。ワックスでべたつくデッキにかぶせて、保管や持ち運びをするのにも向いています。脱着がカンタンにできるため、扱いやすいのもポイント。キズつきやすいノーズ部分のガードが強化されており、衝撃にも強くなっています。
ハードケースに入れる前に使用することも可能。汚れが気になる人にはぴったりです。
高品質で触り心地のいいニット素材を使用!
通気性があり、高品質で触り心地のいいニット素材を使用したソフトケースです。耐久性のある600Dポリエステル素材のノーズプロテクターを採用しているので、持ち運びも安心。
ボードの保管やトラベルカバーとの併用など、幅広く使えて便利なアイテムです。ただし、長期間の旅行などには向いていないので注意してください。
ショルダーストラップつきなので疲れにくい!
ファンボードでも、ショートボードと組み合わせても2枚収納できるダブルケース仕様。飛行機にも載せられるハードケースです。レールにマチが入り、ボードを安全にサポートしてくれます。
ショルダーストラップがついているので持ち運びにも便利。4サイズ展開で、自分のボードに合わせた大きさのケースを選ぶことができますよ。
「サーフボードケース」のおすすめ商品の比較一覧表
エキスパートのおすすめランキング サーフボードケースTOP5を選出!
ご紹介した商品のなかから、ワイルドライフクリエーターの荒井裕介さんがおすすめするランキングを発表します。サーフボードケースを選ぶ参考にしてみてくださいね。
5位 TOOLS(ツールス)『TLS HARD CASE 2 in 1 Fun 7'0』
4位 TRANSPORTER(トランスポーター)『RETRO MINI CASE』
3位 FCS(エフシーエス)『STRETCH ALL PURPOSE COVER』
2位 FCS(エフシーエス)『TRAVEL 2 FUNBOARD SURFBOARD COVER』
1位 DESTINATION(デスティネーション)『サーフボードソフトケース』
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする サーフボードケースの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのサーフボードケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
サーフボードケースに関するQ&A よくある質問
何を基準に選べばよいですか?

ボードケースには、日常使用のパッド薄め(デイユース)、と旅行など移動にも耐え得られるパッド厚め(トラベル用)といった主に2種類があります。用途に応じてお選ぶとよいでしょう。
サーフボードケースのお手入れ方法は?

サーフボードケースは潮風に直接当たることも多く、放置しておくと腐食してしまうこともあります。そのため、サーフボードと一緒に、ケースも拭いて手入れをするようにしましょう。
知らぬ間にジッパー付近に塩が付着したままになってしまい、ガチガチに固まってしまうこともあるので注意してくださいね。
そのほかのマリンスポーツ用のアイテムをお探しの方はこちら
移動手段に応じて選ぼう ワイルドライフクリエーターからのアドバイス
ボードの焼けや破損の防止には欠かせないサーフボードケース。ボードごとに用意することが大切ですね。移動方法や保管方法によっても種類は異なりますが、複数枚持ち歩くならトラベルケースという方法も。車での移動が多い場合はニットケースが便利でおすすめ。それぞれの移動手段に合わせて選ぶようにしてください。
自分の用途に合ったサーフボードケースを 素材や機能、サイズをチェック!
サーフボードケースについて、選び方とおすすめ商品をご紹介してきました。
サーフボードケースの種類をはじめ、素材や機能、サイズなど、選ぶポイントはさまざま。ぜひ、「選び方」を参考に自分の用途に合ったサーフボードケースを探してみてください。
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ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。 アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。 フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。