SIMフリータブレットとは?
スマートフォンより大きく、パソコンよりもコンパクトなタブレット。
「Wi-Fiモデル」と「SIMフリーモデル」の2種類にわけられますが、Wi-Fi環境がない場所でもSIMカードを入れればモバイル回線を利用したインターネットを使用できるのがSIMフリータブレットです。格安SIMカードを使用することで通信料を安くできるため、非常に便利と言われています。
▼そもそもSIMカードとは?
SIMとは、Subscriber Identity Module の略称です。カード型の小型の形状で【SIMカード】と呼ばれています。SIMには、契約者を登録する情報等が記載されており、この情報を元に電話番号と紐づけることで、インターネット通信や通話ができるようになります。
最近では、多くの格安SIMなどが販売されていますが、それぞれでサイズや容量も異なるので、お手持ちのデバイスに適合するタイプを選んでくださいね。
SIMフリータブレットの選び方
SIMフリータブレットの選び方にはポイントがあります。下記でそれぞれのポイントをこまかく解説していきますので、参考にしてみてくださいね。ポイントは以下の6つです。
【1】搭載されているOS
【2】画面サイズ
【3】容量
【4】通信機能
【5】メモリ容量
【6】機能性
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】搭載されているOSをチェック
タブレット選びで重要なポイントと言えるのが、搭載されているOSです。現在販売されているタブレットには「iPad OS」「Android」「Windows」のどれかが必ず搭載されています。それぞれの特徴を見ていきましょう。
▼iPadでおなじみ! アップルの「iPad iOS」
iPadではじめてタブレットの存在を知ったという方も多いのではないでしょうか。iPhoneでおなじみのアップルが開発した「iOS」をiPad向けに最適化したのが「iPad iOS」であり、高品質でセキュリティも万全です。また、シンプルなユーザーインターフェースを採用しているので、はじめてタブレットを使用する場合でも直感的に操作しやすくなっています。ただ、自社ブランド製品のため端末の値段自体は高いものが大半です。
▼モデルの選択肢が多いグーグルの「Android」
グーグルの「Android」はほかのOSに比べてモデルの種類が豊富で、選択肢の幅が広いのが特徴。さまざまな製品から選ぶことができ、ホーム画面やキーボード、そのほかのタブレットの設定もカスタマイズできます。機械が得意な方や、デザインにこだわりたいという方に向いているOSです。
▼仕事用として、Officeが使えるマイクロソフトの「Windows」
マイクロソフトの「Windows」は、パソコン用のソフトウェアをそのままタブレットで使うことができます。アプリやゲームの数は少ないですが、その分、WordやExcelなどオフィス系ソフトの使いやすさはバツグン。キーボードやマウスをつなげればノートパソコンとしても使えるので、ビジネスマンにピッタリのOSです。
【2】画面サイズをチェック
SIMフリータブレットは画面サイズによっても使い勝手に差が出ます。自分の用途に合ったサイズのものを選ぶようにしましょう。
▼小型サイズの7インチか8インチ
SIMフリータブレットのなかでもっとも小さいサイズなのが7~8インチ。軽量でコンパクトなので、通勤・通学の移動中に使用するにはもってこいでしょう。またコストパフォーマンスが高いのも魅力的。画面が小さいので文字が見にくいという難点もありますが、携帯性を重視する方にはピッタリです。
▼スタンダードモデルの10インチ前後
10インチ前後のものはSIMフリータブレットのなかではスタンダードモデルです。画面の見やすさ・携帯性・基本性能のバランスがとれているのがポイント。ゲームや動画も見やすく、ノートパソコンのようにも使用できます。プライベートからビジネスユースまで幅広く活用できるサイズでしょう。
▼大画面モデルの12インチ以上
12インチ以上の大きさになると画面も大きく、重量もそれなりです。持ち運びには向いていないですが、動画やゲームを大画面で楽しむことができます。また大きい分高性能なモデルのものが多いのも特徴。おもに家のなかやオフィス内での使用が多く、持ち運びは少ない方に向いているサイズです
【3】容量をチェック
ストレージが多いことで、タブレット本体にたくさんのデータを保存できます。タブレットに搭載されているカメラをよく使う人や、音楽データや動画データをたくさん入れておきたい人は容量が大きいものがおすすめです。
ただし、最近ではクラウドストレージを使う人が増えているので、そうしたデータをクラウドに保存するようにすれば、タブレット本体の容量は少なくても問題はありません。
【4】通信機能をチェック
SIMフリータブレットには大きく分けて、SIMフリーモデルとWi-Fiモデルがあります。それぞれの特徴を理解しましょう。
▼どこでも使えるSIMフリーモデル
SIMフリーモデルは、好きな時にSIMカードを挿入するだけで、どこでもインターネットを利用することができます。
オフィスなどではWi-Fi環境下になるのでSIMカードは必要ありませんが、外出先のWi-Fiがない場所でも使用することが可能です。
▼無線ネットワーク内で使えるWi-Fiモデル
無線LANエリアの範囲でネットワークに接続するタイプです。
外出先のカフェやホテルなどでは無料でネットワークが使えるところもあるため、都市部では十分な活動範囲が得られます。ネットワーク環境が整っている場所で利用することが多い人はWi-Fiモデルがおすすめ。
【5】メモリ容量をチェック
メモリは、データを一時的に保存しておく場所になります。メモリに保存したデータ等を利用して様々な処理を行います。ストレージとの違いは、電源を切るとデータも消えてしまうことです。
一時的な保存になりますが、メモリの容量の違いで作業の快適さも大きく変わってきます。OSによって、メモリの容量もどのくらいで足りるかという違いもあるので、確認しておきましょう。
【6】機能性をチェック
SIMフリータブレットにもさまざまな機能性があります。あなたが欲しい機能性を判別して選んでみてください。
▼防水防塵ならお風呂でも使える
防水仕様ならお風呂などの水回りでも使うことができるため、キッチンでレシピや動画を見ながら料理をすることもできます。
ちなみにIPコードと呼ばれる記号や番号で防水のレベルをチェックできます。たとえば「IPX6」は強い噴流水に対応(耐水形)、「IPX7」は一定条件での水没に対応(防浸形)、「IPX8」は継続的な水没に対応(水中形)です。
▼ブルーライトカット機能なら目に優しい
長い時間タブレットで作業をしていると、【ブルーライト】を知らずのうちに浴びてしまいます。短い時間なら問題はありませんが、長い時間ブルーライトを浴びてしまうと目が疲れやすくなります。
ブルーライトカット機能があると、ブルーライトを軽減してくれます。デスクワークでブルーライトカット眼鏡をかけるようにタブレットの画面にも加工が施されていると便利です。
▼子供が使う時に備えてキッズモード機能付きも
インターネットでのトラブルから子どもを守るため、機能制限ができるキッズモード、ペアレントコントロール機能などを搭載したタイプもあります。
親子で安心・安全に使うためにも機能制限(キッズモード)が搭載されたタイプを選びましょう。
▼道案内には、GPS機能が必須
GPSとは、人工衛星を利用した位置情報測定システムのことです。自宅やオフィスで動画を見たり、資料を作成するだけなら必要にはならない機能ですが、道案内のカーナビなどには必須な機能です。
位置情報が必要なアプリなどにはGPS機能が搭載されているタイプを選んでくださいね。
エキスパートのアドバイス
何を求めているか考えて選ぼう
タブレットに何を求めているかによっても選び方は違ってきます。「スマホの延長」として考えている場合は、軽さや薄さなどを重視して選ぶのがおすすめです。「パソコン代わり」に使いたい方は、画面サイズが大きく、処理能力の高いものを選ぶとよいでしょう。
SIMフリータブレットおすすめ8選
それではここから、上記で解説したポイントをふまえ、SIMフリータブレットのおすすめ商品をご紹介していきます! 使い勝手のいいものを見つけてみてくださいね。
外出先でも充実したパフォーマンス力を発揮
超高速LTE Advanced Pro接続を搭載した13インチタッチスクリーンのタブレット。バッテリースタンバイを利用すれば、外出先でも1時間で80%充電することができ、最大13時間の連続使用が可能。移動が多い方にも大満足のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
顔認証機能であるWindows Hello サインイン設定にすれば、パスワードなしでログインすることができます。ビジネスに使えるタブレットとしても、とても役立つアイテムです。
わずか300gほどのコンパクトなタブレット
Apple製品のiPadの中でも小さめのタブレットで、64GBと256GB対応。
最大10時間使用できるバッテリーになり、Apple Pencilにも対応しているため、クリエイティブな作業をする場合にも適しています。
薄さ6.3mmで軽さはわずか約300gとコンパクト設計が魅力。
動画や電子書籍を大画面で楽しめる
視野角が広く、画面が見やすい10.61型ワイドIPS (2000x1200)液晶を採用。色の再現性に優れ、鮮やかでキレイな画質を楽しむことができます。ドルビー・アトモスにより、コンテンツに合わせて音質を調整可能。迫力の上質サウンドで、どこでも、臨場感あふれるエンターテインメントを楽しめます。
リーディングモードは、長時間でも目に優しい画面表示が可能。印刷された本のページのカラーマトリックスをシミュレートすることで読みやすさを向上させ、本のような感覚で読みことができます。
すぐれた視聴体験を提供
「手のなかのシネマ」をテーマにした、10.1インチサイズのフルHDタブレットです。臨場感のあるサウンド体験を提供する、デュアルスピーカーを搭載しており、迫力のある音質で動画やゲームが楽しめます。
また、Tカラーエンハンスメントアルゴリズムを採用することによって、画像の色合いがより美しく鮮明になっているのが特徴です。
タッチ画面であらゆる操作が可能な2-in-1
Microsoft社の、タッチスクリーンで操作可能な10.5インチタブレット。重量はわずか553gの超軽量で、軽々と持ち運ぶことができます。Surfaceペンを手に入れれば、画面上に絵を描いたりメモを書いたりもできますよ。
Microsoft検証済みのセキュリティ対策で安心感もバツグン。コンパクトかつ、タブレットからノートPCへいつでもどこでも切り替えられる2-in-1モデルをお探しの方に。
独自の技術による圧倒的な映像美と高音質
解像度2Kの9.7インチ液晶画面とデュアルスピーカー搭載で、超美麗な映像と臨場感あふれるサウンドを兼ね備えたこちらの製品。さらにASUS独自のテクノロジーにより、モーションブラーを低減し、激しい動画でもクリアな閲覧が可能です。OSにはAndroid 6.0.1を採用しています。
ダイアモンドカットが施された美しいメタルボディーも魅力的。ビジュアルとサウンドにもこだわりたい方に向いています。
キッズモード搭載でお子さま用としても◎
こちらはHuaweiの10.1インチタブレット。1920×1200ドットの高解像度ディスプレイが描く美しい画像と、デュアルスピーカーによる360°の臨場感あふれるサウンドを提供。高い動作周波数を持つオクタコアプロセッサは、電力を節電しながらすぐれたパフォーマンスを発揮します。
キッズモードも搭載されているので、アクセス設定や使用時間をパーソナライズすることでお子さま用のタブレットとしてもおすすめです。
エンターテイメントを存分に楽しめる
明るいHDディスプレイを搭載した、Fireタブレットです。内蔵ストレージに加え、microSDカードを使うことで最大1TBまで拡張できます。
人気の動画配信アプリから音楽、電子書籍まで、数千万以上もの多彩なエンターテイメントが、この1台で楽しめるのが魅力です。バッテリーは12時間の長時間稼働が可能なのも魅力です。
「SIMフリータブレット」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る SIMフリータブレットの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのSIMフリータブレットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのタブレット関連アイテムをお探しの方はこちら
搭載されている機能面やスペックをみて、お気に入りの一台を見つけよう!
SIMフリータブレットの選び方とおすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?Wi-Fi環境がない場所でも、SIMカードを挿入すればどこでもインターネット接続できる便利なツールです。
搭載されているOSや容量、画面サイズなどに着目して、あなたの好きなSIMフリータブレットを見つけてくださいね!
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