タブレットスタンドを使うメリット
タブレットを好きな位置に固定し、動画や映画の視聴、仕事などの作業を快適にしてくれるのがタブレットスタンドです。手で持つ必要がなくなるので、好きな体勢でタブレットを見たり、そのまま操作ができるなど、とても便利です。
また、定位置で保管・充電もできるので、置き場所が確定していないと誤って踏んで壊してしまうこともなくなります。最近では、シンプルなものやおしゃれなデザインのものが増え、部屋やデスク周りのインテリアとしても使えます。
本記事を読んで、ぜひ自分にぴったりの商品を選んでくださいね!
タブレットスタンドの選び方
タブレットを好きな体勢で見られる「タブレットスタンド」。タブレットを長時間手で持っていると腕が疲れますが、タブレットスタンドがあると、腕が疲れることなくラクに操作ができます。
この記事では、タブレットスタンドの基本的な選び方をご紹介します。選び方のポイントについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイントは下記。
【1】使用場所や用途
【2】対応サイズ(インチ数)
【3】設置したときの見やすさ
【4】持ち運びやすさ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使用場所や用途を確認
タブレットスタンドには、手軽に立てかけて使う「デスク置きタイプ」、自由に好きな方向に移動できる「アームタイプ」、車内でタブレットを使いやすくする「車載(しゃさい)タイプ」のほか、カメラの三脚に固定するものやマイクスタンドに取り付けるものなど、さまざまな種類の製品があります。
それぞれの特徴をみていきましょう。
▼便利なスタンド式「デスク置きタイプ」
タブレットスタンドのなかでもスタンダードな「デスク置きタイプ」。スタンド式で、テーブルや机の上に置いて使用します。タブレット操作をするときにぐらつかないよう、土台の設置面積が広く、安定感があるものを選ぶといいでしょう。
また、タブレットにキーボードを接続すれば、パソコンのように使えて便利です。デスク置きタイプは、タブレットの保管場所としても活躍してくれます。
▼寝転んだまま使える「アームタイプ」
寝転んだままタブレットで映画や動画を視聴したいなら、自由な姿勢で使える「アームタイプ」が便利です。ベッドや机などに取りつけて使用するタイプで、角度や高さを調整できます。自分の視線に合わせて、見やすい位置にタブレットを動かせるのが魅力です。
アームタイプは自由に調整できる反面、やや安定感に欠けるため、操作する際に揺れやすいのが注意点。映画や動画視聴、ビデオ通話など、画面操作の少ない用途に適しています。
▼カーナビに映画鑑賞に!「車載タイプ」
車のなかでタブレットを使うときに活躍するのが「車載タイプ」です。タブレットをカーナビとして利用したい場合は、エアコンの吹き出し口やCDスロットに取りつけられるタイプを選びましょう。
また、後部座席で映画や動画を楽しみたい場合は、ヘッドレストに取りつけられるタイプが便利です。移動中に退屈しないので、子どものいるご家庭でも活躍してくれるでしょう。
【2】対応サイズ(インチ数)を確認
ひと口にタブレットと言っても、その大きさはさまざまで、7インチ程度のものから13インチを超える製品まであります。
タブレットスタンドの中には、大型タブレットには対応していない製品もあるので、購入する際は適応サイズを必ず確認しましょう。タブレットをカバーで保護している人は多いと思いますが、ケースをつけたまま使えるかどうかも要チェックです。
また、軽くてコンパクトなスタンドの場合、対応インチ数には適応していてもカバーを装着したままでは重くて倒れてしまう場合もあります。
【3】設置したときの見やすさを確認
タブレットスタンドを設置したときの見やすさもチェックしておきたいポイントです。機能性に注目して、使いやすいものを選びましょう。
▼角度調節機能があると便利
タブレットスタンドの中には、角度調整ができないものがあります。「ちょっと立てかけられればOK」というのなら構いませんが、やはり自分の見やすい角度に調整できるスタンドのほうが何かと便利です。
どのくらい角度を調整できるのか確認しておきましょう。段階的に角度を調整できるタイプと、無段階で自由に調整できるタイプがあります。
ブラウジングや動画視聴がメインなら段階的に角度を調整できるタイプを、座ったり寝転んだり姿勢を変えることが多いなら無段階調整できるタイプを選ぶなど、自分の使い方に合わせて選びましょう。
▼縦置きと横置きの両方に対応しているかチェック
タブレットの「縦置き」と「横置き」の両方に対応しているかどうかも要チェックです。とくにデスク置きタイプの場合、「縦置き対応」を謳っていても、iPad Proなどの大型タブレットや重たいカバーをつけたままのタブレットを縦置きにすると倒れてしまうものもあります。
タブレットスタンドは、縦置きと横置きの両方に対応しているものが便利。ブラウジングやメール作業をするときは縦表示、動画視聴やゲームを楽しむときは横表示、というように使い分けもできますね。
また、iPadなどタブレットの下部に充電ポートがある場合、縦置きだと充電しづらいことも。そんなときに横置きできれば、充電しながらでもタブレットが使えます。
▼安定感のあるものを選ぶ
ぐらつきやすいタブレットスタンドは、操作しにくいだけでなく、タブレットが倒れてキズがついたり故障したりするおそれもあります。できるだけ安定感があるものを選びましょう。
デスク置きタイプなら、スタンドの土台の設置面積が広いものや、滑り止めがついたものがおすすめです。重量のある金属製のタブレットスタンドを選ぶのもいいでしょう。
アームタイプや車載タイプは、タブレットの落下を防ぐためにもしっかり固定できるタイプがベストです。
【4】持ち運びやすさを確認
オフィスや出張先、旅行など、自宅以外の場所でも使うなら、持ち運びやすいタブレットスタンドを選びましょう。コンパクトに折りたためるものや、重量が軽いものが便利です。
軽さを重視するならプラスチック製のものに注目するのもいいですが、軽いぶん、耐久性が低くなるので要注意。一方、金属製は安定感があるものの、重量が重くなりがちです。携帯性や耐久性のバランスを考慮して選びましょう。
タブレットスタンドおすすめ9選
タブレットスタンドの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品をご紹介します。

iPadと相性バッチリのアルミ削り出しボディ
4〜13インチのあらゆるタブレットに対応し、縦置きでも安定して使えるデスク置きタイプです。アルミ削り出しのボディはiMacに似たデザインを採用し、見た目にもお洒落でとくにiPadとの相性が抜群です。
タブレットを支えるトレイ部分には切り欠きがあり、充電ケーブルを接続したままでも使用できます。角度を最大270度まで動かせるので、どんな姿勢でも見やすい角度に調整できます。
高さがあるので、キッチンでレシピを見るときなど立ったままタブレットを使う人におすすめです。トレイ部分と底面にはパッドが付いているので、タブレットに傷がつきにくく滑りません(予備パッド付き)。

タブレットを手軽に立てかけられるデスク置き型
4〜10インチの小型〜中型タブレット向けのデスク置きタイプです。端にあるボタンを押すことで好みの角度に調整できます。
ボディは頑丈な亜鉛合金製で、軽量で閉じると平らくなるため、持ち運びも苦になりません。前面に切り欠きが付いているので、タブレットを置いたまま指紋認証したり、ホームボタンを押したりできます。下部でタブレットを支えるU字の部分にはゴム製のインサートが装備され、取り外すとタブレットを保護カバーに入れたまま使用できます(厚みのあるカバーは不可)。
タブレットを気軽に立てかけて使いたいという人におすすめです。シルバーとブラックの2色展開です。
寝ながらでも画面を見られる
アームタイプのスタンドで、自分の見やすい位置で画面の固定が可能です。角度調節ができる関節を動かすだけで、位置調整が可能なので簡単に操作をすることができます。寝転んで動画を見たい場合に大活躍でしょう。
1.8㎏もの重さをかけてもOKなほど頑丈なので、画面が揺れることもありません。好きな体制で快適に動画などを楽しみたい方におすすめです。

12.9インチまでのタブレットに対応したアーム型
4〜12.9インチのタブレットに対応した、アームタイプのスタンドです。4つの関節で角度や向きを自由自在に調節できます。ベッドに取り付けることで、仰向けの姿勢で映画を観たりビデオ通話を楽しんだりできます。
ベッドに限らず、デスクや柱など最大52mmまでの幅まで設置できるので、タブレットをPCのサブモニタとして使いたい時にも便利です。使わないときは折りたたむことも可能です。
タブレット用のほかに、スマートフォン用とNintendo Switch用のブラケットが付属しています。アームタイプのタブレットスタンドは11インチ程度までしか対応していない製品が多いのですが、この製品は12.9インチまで対応しているため、同サイズのiPad Proユーザーにもおすすめです。

ドリンクホルダーに固定できる車載用アームスタンド
7〜11インチのタブレットに対応した、アームタイプの車載用タブレットスタンドです。自動車のセンターコンソール部にあるドリンクホルダーに挿し込んだあと、ネジを回して広げることでがっちりと固定できるので、グラグラしません。
ドリンクホルダーへの挿し込み部は直径63〜82mmに対応しているので、ほとんどの車種のドリンクホルダーで使用できます。アームは長さの異なる3つのパーツで構成され、好みの高さ・向きに調節できます。

底面にターンテーブル搭載! 折りたたみ式で手軽
底面にターンテーブルを搭載することで、スタンドに載せたタブレットを360度ぐるりと回転させることができるのが特徴です。
例えば、プレゼンや商談などで対面にいる相手にタブレットを見せたいときに、片手で軽々と向きを変えることができます。
20mmの薄さに折りたためるため、カバンに入れて持ち運ぶのも簡単です。角度調整も可能です。
車で使用したい方向け
車の後部座席に取り付けることができるタブレットスタンドです。ホルダーは360度回転が可能なので、自由に動かして目線に合わせて設定することができます。
小さなお子様から大人の方まで快適に見ることができるのもポイントです。車に取り付けておけばいつでも楽しむことができるでしょう。家族や友人を車に乗せる機会が多い方におすすめです。
床置き対応で安定性は格別
床に直接置いて使用する少し個性的なタブレットスタンドです。重量はかなり重いですが、その分安定性が高いのが特徴です。画面の位置を自由に調整することができるので、見たい位置から画面を見ることができます。
また、角度を調整してもバランスを保ってくれるので倒れる心配もありません。安定性を重視するかたにおすすめです。
大きな円形が土台で安定性〇
大きな円形の土台が印象的なスタンドです。接地面との接触面積が大きく設定されているので、安定感はピカイチです。
土台の側面には高級感が出るような加工がされているので、リーズナブルさを感じさせません。インテリアのように置いておいても違和感がないのもポイントです。おしゃれで、安定性も求めている方におすすめです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする タブレットスタンドの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのタブレットスタンドの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
車載用のタブレットスタンドの注意点
車載用のタブレットスタンドを選ぶ際、スマートフォンやタブレットをフロントガラスに固定するタイプの場合、取り付けられる範囲としては「フロントガラスの上端から縦の長さ20%以内、下端から150mm以内」と保安基準にて定められています(道路運送車両の保安基準 29条4項)。
また、ダッシュボードへ取り付けるタイプのものは、運転者席の運転者の視野に関し、車両前方の高さ1mの円柱が見えなくなるようなものが取り付けてはいけないことになっています(道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第三節183条(運転者席))。
タブレットスタンドは違反にならないように取り付けられる製品を選びましょう。
【関連記事】その他のタブレットスタンドをチェック
タブレットスタンドでタブレットを見やすくしよう
本記事では、タブレットスタンドの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。いかがでしたか?
タブレットを好きな体勢で見られるタブレットスタンドの選び方やおすすめの商品を紹介しました。タブレットスタンドは、使用場所や用途、対応インチ数などを確認して、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
なお、車で使う際は運転に支障が出ないように気をつけて使ってくださいね。
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1995年に初めてMacを購入して以来、アップル製品に魅せられ続けているフリーライター兼フォトグラファー。現在は月6本以上のライブをこなすシンガーソングライターとしても活動している。 1996年よりMac用新着ソフト情報サイト「新しもの好きのダウンロード」を主宰。 1997年よりMac関連雑誌に毎月20本以上はMacやiOSアプリの紹介記事を執筆。 決して「アップル信者」というわけではなく、魅力的ではない製品を認めたり、他人に勧めたりしないという冷静沈着な面もある。