フィッシュグリップとは

Photo by Tessa Wilson on Unsplash

Photo by Tessa Wilson on Unsplash
フィッシュグリップとは魚の口元をはさんで持ち上げるための道具です。フィッシュグリップではさんで持ち上げることで、手でつかむよりも吊り上げた魚をキズつけなくて済みます。
鋭利な歯や口を持つ魚から自分の手を守れるうえに、記念撮影にも役立ちます。商品によっては重さや魚の大きさの計測が同時にできるものもあり、釣りを趣味にしている人であればひとつは持っておきたい道具といえるでしょう。
フィッシュグリップを使うメリット
フィッシュグリップを使うメリットには、下記が挙げられます。
フィッシュグリップを使うと針が安全に外せる
写真撮影もかんたん
魚へのダメージが最小限になる
毒や葉が鋭い魚でも安全に持つことが可能
釣った魚にダメージを与えない、釣った人の安全を守ることができます。
フィッシュグリップの選び方
それでは、フィッシュグリップの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】素材で選ぶ
【2】耐荷重で選ぶ
【3】持ちやすさで選ぶ
【4】計量機能などその他の機能もチェック
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】素材で選ぶ
フィッシュグリップにはステンレスやアルミ合金などの金属製のものと、安くて軽いプラスチック製でできたものがあります。ステンレスやアルミを使っている製品は、丈夫でサビにくいので、長くつかうことができますよ。
また、プラスチック製の商品はリーズナブルですが、金属製のものに比べてどうしても強度は弱まってしまいますので、注意してくださいね。
【2】耐荷重で選ぶ
どれくらいの大きさの魚を釣るのかによっても、選ぶべきグリップは異なります。ヒラマサやブリなど大型の魚をつかむのであれば、当然大型魚に対応したグリップを選んだほうがいいです。
逆に、アジなどの小型の魚をつかむのであればトングタイプなど先が細いタイプのグリップが適していますが、大型魚・小型魚どちらもつかめるグリップもありますので、商品ページなどの説明を読んでチェックしておくといいでしょう。
【3】持ちやすさで選ぶ
つかみやすさ、持ちやすさも重要なポイントです。とくに大きな魚をフィッシュグリップでつかんで数分持ったままでいると、手が疲れてしまうもの。
手で持つ部分が握りやすい形状になっているか、ラバーや樹脂などのやわらかい素材を使っているかもチェックしておきましょう。実際に持ったときはどんな感じなのかをイメージしておくといいですよ。
【4】計量機能などその他の機能もチェック
フィッシュグリップには魚をつかむだけでなく、折りたたむことができて持ち運びに便利なものや、魚の重さを測れるスケール機能があるものなど便利な機能が搭載されているものも多く存在します。
専用アプリを使ってグリップを使って魚を吊り下げている写真を撮るだけで、魚の大きさや重さが測れてしまう商品もあります。
フィッシュグリップおすすめ17選 人気ダイワ・シマノ・スミスなど
釣った魚から釣り針を外すときや、記念撮影の際に大いに役立つフィッシュグリップのなかからおすすめの商品をご紹介します。

DAIWA(ダイワ)『フィッシュグリップV』はタックルボックスや腰に下げておくのに便利なサイズでしかもスタイリッシュ。女性にもおすすめなグリップです。
クリップ部分のホールド感もしっかりとしていていビギナーでも扱いやすいので最初に選ぶならおすすめですよ。
持ちやすいデザインで小型〜中型魚まで対応!
スタイリッシュでかっこいい見た目のフィッシュグリップ。グリップ部分は持ちやすい形状でつかみやすいですよ。魚をつかむアーム部分はサビないステンレスを使用し、小型〜中型魚をつかむのにぴったりです。
カラビナやチェーンつきで、パンツのベルト通しやベスト、カバンにつけて使えます。紛失の心配もありません。見た目にも使いやすさにも拘りたい人向けの一品です。
ステンレス両刃開き構造で魚をホールド
アルマイトヘアライン加工によるスタイリッシュなデザインが特徴的な商品です。魚の口に入れやすい先端形状を採用した強度の高い刃先で釣った魚をしっかりと捉えます。
手に馴染みやすいフォルムと滑り止め加工のおかげで、取り落とす心配もありません。さらに別売りの尻手ロープを取りつければ紛失防止にもなります。
軽量150g! 魚を傷つけずつかんだら話さない
アーム先端の開き幅が10mmまで開き、止めのロックが作動する握りやすいトリガータイプ。魚の重さで締まりこむ構造のため、つかんだ魚は離しません。トリガーは軽い力で開閉でき、重量も150gと非常に軽量。
シーバス・ヒラメ・青物・真鯛・クロダイなど幅広い魚に対応しており、先端もそれほど尖っていないので、魚を傷つけません。
大型魚対応&計量もできる高性能グリップ!
20kgまでの魚の重量を計測可能。高強度設計で大型の魚をつかむのに適した一品。ねじれに強く、耐荷重も高い3Dアームを採用。3cmまで開くので大きくて力の強い魚も難なくつかめます。
トリガーからアームまでの距離も長めなので、大型のルアーの取り外しもラクにできますよ。大型魚を吊り上げることが多い人に適しています。
小型の魚をつかむのにぴったりなトングタイプ
細いアームが特徴的なトングタイプ。先端部は細身に設計されているので、つかんだ魚を大きく見せられますよ。厚みがあり握りやすい形状のハンドルにはケミカルライトを装着可能。辺りが暗くても見えやすく使いやすいです。
抗菌剤を配合しているため、いつでも清潔に使えるのもうれしいポイント。トリガータイプのフィッシュグリップが合わない人や小型の魚を釣ることが多い人向けの一品です。
海釣りでの使用も可能
ボガグリップはその耐久性・信頼性から、世界中のプロアングラーからも多くの支持を得ています。超耐錆ステンレス素材でできているため、リリース時に海水に浸っても錆びにくいのが特長です。
グリップ部分は360度回転可能。魚の暴れる動きに合わせて一緒に回転することで、身を傷つけることなくしっかりと捕えることができます。

ビッグゲームをするならスミス『スミスグリップ 2700』がおすすめ。下顎が動くクリップを採用しているので、上を押しつけるようにすればクリッピングミスも少なく暴れる魚も捉えやすいのがポイントです。
海釣りはもちろんトイラウト、メガマウスといった大型狙いにもいいですよ。
つかみやすくて軽量! 大型魚向けの一品!
アーム上部は固定式、下部だけが動く珍しいタイプのフィッシュグリップで、大型で下顎の厚い魚もつかみやすいです。魚の歯やヒレ、ロングミノーについている大きな釣り針などから手を守るため、本体は長めにつくられています。
グリップ部分には耐久性が高くほどよくやわらかいEVA素材を使用し、重い魚をつかんでも握りやすいですよ。軽量でありながらも大きな魚を安心してつかめる商品がほしい人にぴったりです。
重量97gでとにかく軽いうえに丈夫で長く使える!
本体の重量が100gを切っていてとにかく軽いです。軽さを実現させるためにスケール機能をなくし、コンパクトに仕上げられています。
アームは片方だけが可動し、魚のアゴをつかめるよう工夫されています。アーム先端は内側に曲げられていて魚の脱落を防いでくれるところも魅力。グリップはロングタイプで、中〜大型の魚向きの一品です。
釣り好きの口コミを参考に生まれた一品!
多くの釣り好きからの口コミを参考に、丈夫さ、軽さ、扱いやすさにこだわってつくられた一品。サビに強く丈夫な航空技術用のアルミ素材でできたグリップで、とにかく軽くて持ちやすいです。
トリガー式で大きな魚もラクにつかめます。本体自体は大きく、魚をつかんだときに適度に距離をとることができます。鋭利な歯やヒレを持った大型魚向けです。
安全&スピーディーに獲物をホールド!
ライトゲームに最適なメイドインジャパンのワニグリップ。ホルスターを同時に購入すると、先端をロックせずにホルスターに収納できるため、取り出すだけで魚を瞬時に捉えることができます。更に、一度魚を掴んだ後もホルスターに収納すれば汚れを気にすることなく携帯可能です。
ワニの歯のように魚を逃さないギザギザの先端部でガッチリホールドでき、滑らず便利と好評です。
軽量で扱いやすいモデルです
軽く頑丈なクリーンプラスティックでできており、重さは150g弱とかなり軽いです。片手ですばやく操作できます。水に浮くようになっているので、うっかり手から落としても無くす心配もありません。
片手で魚を掴み、もう片方の手でカメラを持っての自撮りも簡単に行えるので、一人で釣りに行くときには一本は持っておきたいアイテムです。
耐久性の高く強靭なステンレスアームを採用
ボディには軽量なアルミを使用してラバーグリップで持ちやすく、扱いやすい一品。五角形型のアームは丈夫でサビないステンレス製で、中型サイズの魚をつかむのに適しています。
カラビナ&スパイラルコードつきで、ズボンやベスト、バッグに取りつけしやすく紛失のおそれがありません。お手頃価格で軽く、扱いやすいフィッシュグリップを試しにつかってみたい人に適しています。
折りたたみ機能つきでオールマイティに使える!
折りたたみ機能つきでコンパクトにたたんでも使えます。従来品からムダなパーツをできる限り取り除きつつも性能は落とさないよう工夫されていて、持ち運びもしやすく状況や魚の大きさに応じて臨機応変に使える一品です。
グリップは樹脂製で手にフィットしやすいうえに、ゆるやかに角度がつけられ、トリガーを引きやすいですよ。小型〜大型の魚までつかめるフィッシュグリップがほしい人にぴったりです。
魚へのダメージを抑える工夫がされている一品
アルミ合金でできた軽量かつ丈夫なボディが特徴的なフィッシュグリップ。アームの先端が厚めに設計されていて、魚が暴れてもねじれません。アーム先端の内側はラウンド形式で、魚の口内がキズつかないよう考慮されています。
グリップ部分は滑り止めのシリコンラバーを使用。手にやさしくフィットし魚をガッチリつかみます。魚へのダメージを極力抑えたいと考える人にぴったりです。
全ての種類の魚に対応する万能モデル
ランディングした魚に向かって差し出す手の動きと連動してフックが開く、新発想のプッシュレバーを採用。ノンスリップ・ソフトタッチ素材でできたグリップは握りこみがしやすく、一定の力がかかると回転し暴れる魚の動きを封じこめます。
フックの先端は魚の口内を傷つけにくい幅広タイプとなっており、安心して釣りを楽しむことができます。
専用アプリを使えば、瞬時に魚のサイズも計測可能!
軽量&グリップ部分に突起があり持ちやすく、女性や子どもでも扱いやすいフィッシュグリップ。魚をつかむだけでなく、魚のサイズを計測する機能つき。専用アプリを使って写真を撮れば、魚のサイズもすぐにわかります。
撮った写真は各種SNSにすぐにシェアできるので、SNSに釣りの写真をたびたびあげている人にも適した一品です。
シーバスフィッシングに最適
Xbandは日本のフィッシュグリップのパイオニア「スタジオオーシャンマーク」社の全面協力のもと、アピアとの共同開発で生まれた商品です。
特長であるホールドアシストシステムは、暴れるシーバスを落とさないようにサポートするアピア独自の新機能です。また、クロウからトリガーまでは150ミリのセミロングボディとなっており、安全性もしっかりと考慮されています。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする フィッシュグリップの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのフィッシュグリップの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
釣りの関連グッズをご紹介 海釣りルアーやグローブも
エキスパートのアドバイス 魚にストレスを与えない道具
水中に暮らす魚は人の体温で火傷をするといわれています。もちろん鋭利な歯やヒレからも自身の手を怪我から守る役目を果たしますが、なによりも必要以上のストレスを与えない道具として導入したいですね。
ロックが可能なものもありせっかく釣り上げた逃がしてしまったり、落として傷つけたりしないアイテムとしても一台あるといいでしょう。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。