アジングルアーとは?
アジを釣るためのルアーをアジングルアーと呼びます。餌に似たフォルムが多いのは、アジが餌に似たものだけに反応するという習性を利用しているからです。ルアーのほかにロッドやラインも専用のものがあるので、セットで揃えてみましょう。
アジが釣れる時期は?
アジは6~12月がシーズンと言われていますが、6~7月のシーズン初めの梅雨時期につれるアジは、豆アジと呼ばれ10㎝未満の幼魚が中心です。なので、ある程度大きい味を狙うなら、夏~冬になる前を狙いましょう。
釣りをする時間帯は関係ある?
アジを釣るなら、朝(5~7時ごろ)か夕(17~19時)を目安に始めると、釣果が期待できると言われています。もちろん1日中釣れる可能性もありますが、なかなか釣ることができないなら、上記の時間を狙ってみましょう。
アジングルアーの選び方 狙うアジのサイズでワームかメタルジグを使い分けよう
ルアーフィッシングのひとつのカテゴリーとして確立されているアジング。アジングルアー選びの際は、釣行する時間帯や状況、狙うアジのタイプによってもポイントが異なります。
代表的なアジングルアーのタイプには「ワーム」と小型の「メタルジグ」があります。狙うアジのサイズが30cm以下であれば「ワーム」タイプ、もう少し狙い目を幅広く大きめのサイズのアジまでも狙いたいなら「メタルジグ」を使うなど、狙うアジのサイズによって使い分けます。
ほかにもシンキングペンシルなどの小型プラグやスプーンも使用することもあるので、「どれぐらいのサイズのアジを狙うのか」を意識してみましょう。
ワームを選ぶときのポイント
ソフトルアーとも呼ばれるワームは、アジングではメインに使われるルアーです。ここではそんなワームを選ぶときのポイントをご紹介します。
ワームのサイズは1.5~3インチ程度が一般的
アジングに使用されるワームのサイズは、1.5~3インチ程度が一般的と言われています。小型のアジはイワシやシラスの稚魚やミジンコ、動物性プランクトンなどをエサとして好むので、それらに近いサイズの小さめのワームを選ぶと良いでしょう。
ジグヘッドの重さをチェックしよう
アジング初心者は釣りやすい夕マズメ~ナイトゲームがおすすめです。デイゲームでも釣れないというわけではありませんが、ナイトゲームに比べると、難易度がかなり高くなります。
ワームのサイズも大切ですが、使用するジグヘッドの重さはもっと大切な要素です。ジグヘッドは重過ぎるとフォールスピードが速すぎて食いが悪いので、できるだけ軽いものを使うのが基本ですが、初心者は2gくらいから始めて、慣れたら1.5g、1g……と落としてゆけばいいでしょう。
海水の状態や昼間・夜間によってカラーを選ぶ
アジングは昼間に行なうデイゲーム・夜間に行なうナイトゲーム両方で楽しめるのが特徴のひとつ。ワームの色はデイゲームでなら白やクリアな色、鮮やかな色のアピール カラーとか、ソリッドカラーのものがいいでしょう。
ナイトゲームではグローと呼ばれる夜光色のものが効果的です。また、 ナイトゲームもクリア系を中心にソリッドカラー系、 ラメ系をローテーションするのがおすすめです。
形状もチェック! ピンテール型は初心者にも◎
ワームにはいくつかの形状がありますが、基本となるのはピンテール型でしょう。しっぽの部分が細くなっているため水中で振動しやすく、ただ巻きの操作などでも効果を得やすいので初心者の方にも向いています。
またストレート型はアジの好むシラスやイワシの稚魚の形に近いため、アジへのアピールが高くなるでしょう。
メタルジグを選ぶときのポイント
メタルジグは大型サイズを狙う時や、デイゲームで遠くや深場のポイントのボトムを攻める時に有利。ここではメタルジグの選び方のポイントをご紹介します。
操作性に影響する重さは3g~10g前後を目安に
アジは小さな魚を捕食するのでメタルジグも小さくて軽量のものがおすすめです。重さは3g~10g前後が良く、重すぎないことで速度を落としたスローアクションや海底のアジを狙うときにもアジを誘いやすくなります。
ただし一般的なワーム用のアジングロッドでは、5g以上のメタルジグは使えないので、メタルジグを使う場合はタックルも代える必要があります。
形状は細長いタイプか偏平タイプを
メタルジグの形状は、細長いタイプか偏平タイプが良いでしょう。細長い形は水流の激しい場所で大型のアジを狙うときに効果的。偏平タイプは、木の葉が落ちるようなヒラヒラアクションが特徴で、よりアジへのアピール力が高まります。
また、できれば「重心」もチェックしましょう。重心が後方(リア)にあるルアーは飛距離が出やすい特徴があり、前方(フロント)の場合は泳ぎが派手で浮き上がりにくいです。遠投を旨とするメタルジグでは飛距離が出やすいもの、後方に重心のあるタイプがいいでしょう。
初心者はブルー系かピンク系を選択しよう
ブルーとピンクを組み合わせたカラーは、光量の多いデイゲームで有利に働きます。初心者の方は、このブルー系かピンク系を選ぶと良いでしょう。
一方、光量が少なく、アジのゴールデンタイムになるマズメ時はゴールド系のキンアカなどが有効です。
アジングルアーおすすめランキングTOP3 フィッシングライターが厳選

魚に違和感を与えず食い込み、吸い込みが良いだけでなく、ワームの天敵、フグにも強いという大きな特徴があります。
フックが刺しにくいという従来タイプの欠点も解消され、各段に使いやすくなりました。カラーバリエーションもクリア系を主軸に、ソリッドカラー、ラメ、グローと選べるので、このワームだけでアジングが成立します。

魚種を問わずアピール性が高いツインテールワームのBerkley(バークレイ)『ガルプ!ソルトウォーター ベビースクイッド 1.8インチ』は、ストレートやピンテールが定番のアジングで、スレたアジの攻略に欠かせない存在です。
お馴染み「匂いと味」で魚を誘う「フォーミュラー」の絶大な効果が期待できるベビースクイッドはタフコンディションのアジが、ついつい食いついてしまう魔法のワームと言えるでしょう。アジだけでなく、メバルやカサゴにも極めて有効です。
ぷるぷるボディと魚を誘惑する匂いと味
「当社比で釣果を30%向上させる」という新フォーミュラを配合。また、このフォーミュラの切り替えによって質感はぷるぷる・もちもちに生まれ変わりました。新フォーミュラとぷるぷるボディによって魚へのアピール力だけでなく食い込み・針持ちもアップ。
そして子イカを彷彿とさせる2本脚と水流によって生み出される独特なアクションによって、魚をこれでもかと誘惑します。

ショアジギング、スーパーライトジギングでは圧倒的な支持率のり高さを誇るブルーブルーのシーライド。『シーライドミニ』はその血統を受け継いだスローフォール系マイクロジグです。
アジのみならず、メバル、アイナメなどのロックフィッシュ、イカ類まで釣れてしまう必釣ルアー。このルアーを忘れると不安になるほど信頼性が高い、おすすめメタルジグです。
アジングルアーおすすめ|ワーム4選 30㎝以下のアジを狙う
さまざまなアクションにもマルチに対応
ボディは三角柱形状、テール部分はクロステール形状に仕上げられているこちらのワーム。後方部にラインアイの付いているジグヘッドと組み合わせれば、より効果的にアジへのアピールができます。
ダートアクション、リトリーブやステイまでマルチな釣法に対応できるので、デイゲームもナイトゲームも楽しめます。アジやメバルなどのターゲットはもちろん、メッキやカマスなども狙うことが可能なのも魅力。
ルアーとエサの融合を実現させた熟成手法
エコギア独自の徹底した実験と分析・テストを用いて、集魚と摂餌性能を追求して作られたこちらの商品。研究の結果たどり着いたのが、天然素材が持っている旨み成分を酵素の力で引き出す「熟成」という手法でした。
大型・小型のアジに関わらずよく釣れるとの満足の声も多数。より本物のエサに近づき、「ルアーとエサの融合」というコンセプトを実現させたワームです。初心者の方にも◎。
アジングルアーおすすめ|メタルジグ4選 大きめサイズのアジを狙う
「アジングルアー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする アジングルアーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのアジングルアーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
アジングルアーに関するQ&A よくある質問
初心者におすすめの仕掛けは?

ジグヘッド単体(ジグ単)がおすすめです。糸にジグヘッドとワームを結ぶだけのシンプルな構成で、カバーできる範囲が広く釣りやすい万能な仕掛けです。
アジの釣りやすい季節と時間帯は?

アジは1年を通じて釣ることのできる魚ですが、とくに夏の夜がねらい目です。朝・夕のまづめの時間帯もおすすめです。夜釣りの場合は、常夜灯のある釣り場が釣りやすいでしょう。
ワームのカラーはクリア系を! ただし、早めのローテーションが吉 フィッシングライターからのアドバイス
使用するジグヘッドの重さと並んで重要なのがワームカラーです。圧倒的に有利なのが光が透過するクリア系。クリア系ならば、ブルーでもピンクでも好みのもので大丈夫です。また、ラメ入りや紫外線発光のケイムラ、ナイトゲームならグロー系も有効ですが、いずれのカラーも使い続けると見切られて反応が悪くなりますから、早めのカラーローテーションが必要です。
メタルジグは遠くの深場を狙いに行く!
メタルジグは、まず自分のタックルで何gまで使えるのかを確認しましょう。重めのメタルジグならば、それに対応したタックルが必要になります。
メタルジグは大型専用というわけではなく、小型も釣れます。魚のサイズで使いわけるよりも、遠くのポイント、深場のポイントを攻略するためのリグとして認識したほうがいいかもしれません。
カラーはブルー系、ピンク系も日中は有効ですが、シルバーベース、ゴールドベース、パールホワイト系の3種を用意しておけば大丈夫です。
まとめ
今回は、アジングルアーおすすめ11選をご紹介しました。最後に選び方のポイントをおさらいです。
ワーム選びのポイントは、小型のアジが好む稚魚に近いサイズを選ぶこと、そして海の状況と時間帯に合わせたカラー選び。形はピンテール型が初心者にもおすすめです。
メタルジグ選びのポイントは、重さ・形状・カラーを状況にあわせて選ぶことが大切です。あなたの好きなアジングルアーを見つけてくださいね!
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北海道生まれ東北育ち、釣り歴50年、ライター歴32年の職業釣師。 既存の釣りに飽き足らず、常に最先端の釣りを模索し続けることを生きがいにする。 東北を拠点にフレッシュウォーターからソルトウォーター、餌釣りからルアーフィッシングまで幅広いジャンルをこなし、釣り雑誌や新聞を中心に書籍、MOOK本など多数を執筆。 近年はカヤックフィッシングチームの代表として、釣り以外のイベント等にも積極的に参加し、地域活性化に努める。