デッキジャケットとは
デッキジャケットとは、船上で使用する軍用防寒着のことで、甲板のうえでも雨風や寒さに耐えられる丈夫さが魅力です。米海軍のN-1やA-1、A-2というタイプ、ドイツ海軍用などがよく知られています。
機能性の高さと男らしいデザインも相まって、さまざまなブランドからメンズファッションアイテムとして販売されています。
デッキジャケットおすすめ7選
では、ここから商品を実際に見ていきましょう。先ほど紹介したブランドの商品もたくさん登場します。選び方に関する情報もまとめていますので、ぜひ参考にしてお気に入りの商品を見つけてくださいね。
ウォッシュ加工されたこなれ感のあるアイテム
ウォッシュ加工を施し、こなれ感を演出したおしゃれなN-1レプリカのデッキジャケット。裏地はアルパカの代わりにアクリルを使用。肌触りがいい仕上がりです。
また種類が豊富にそろっているのもうれしいところ。ファーはブラウンとブラックから選べ、サイズもプレーンとタイトから選べます。また、ウォッシュ加工なしもあります。

N-1のよさを生かしつつアップデート
定番のN-1デッキジャケットのすそを伸ばした、ロングバージョンのデッキジャケット。N-1のよさを生かしつつ、より使いやすくアップデートされています。
膝上まですそがかかるので、保温性や防寒性が高いのもポイント。背中側にはすそにスリットが入っていて、動きやすさに配慮されているのもうれしいところです。
ユニオントレーディング『ヒューストン カスタムN-1デッキジャケット ポパイ』は、フロントはシンプルですが、バッグに個性をプラス。ミリタリー調の男っぽさをさり気なく緩和したバランスが絶妙です。キャラクターものはポップになりがちですが、単色プリントが落ち着いた印象で幅広く使えます。
アメリカ海軍のジャケットを細部まで忠実に再現
生地選びから縫製時の縫い目のちぢみまで、細部にこだわってN-1を再現したアイテム。初期型のネイビーと後期型のカーキの2カラー展開です。裏地のボアは数年間着こんだようなアルパカの質感を再現しつつ、肌触りのよさも実現。
ジャケット全体にもほどよくユーズド加工を施しています。まるで着古された本物のジャケットを羽織っているような感覚が楽しめます。
民生品を復刻したファッショナブルなデザイン
A-2には、海軍に配られたもの以外にも、民間向けに製造されたネイビーのシビリアンモデルが存在。このアイテムはシビリアンモデルを再現した復刻モデルです。
1960年代のアメリカのミリタリースタイルのディティールを再現しつつも、現代的なシルエットも取り入れているのが魅力。日本サイズはオリジナルよりもタイトで、よりモダンな雰囲気に仕上げられています。

ユニオントレーディング『ヒューストン カスタムN-1デッキジャケット ポパイ』
45周年を記念したポパイとのコラボジャケット
ヒューストンが45周年を記念して、アメリカのキャラクター「ポパイ」とコラボしたカスタムアイテム。N-1のタイトモデルをもとに、日本でつくられたジャケットです。
水兵であるポパイが舵を回すイラストを大きく背中にプリント。あえてかすれさせることで、N-1らしい無骨さを損なわずイラストと見事にマッチしています。
フランス軍が起源だと、シックに感じるのは気のせいでしょうか?
ユニオントレーディング『ヒューストン N-1 デッキジャケット ロング』は、比較的シンプルですが、フードつきのデザインで少し新鮮なのは確かです。総裏ボア仕様で保温性は圧巻。ヘビーアウターとして活躍してくれます。
後期型モデルを再現したフックタイプ
初期のデッキジャケットでは、前を開けるアイテムとしてジッパーが使われていました。しかしジッパーは海水の塩分でさびやすかったため、後期型ではフックタイプに変更されました。
その後期型をモデルとして再現したアイテムです。ジッパータイプのデッキジャケットではなく、少し個性的なものがほしいという方にも満足できるデザインです。
Pherrow's(フェローズ)『N-1 カスタムモデル デッキジャケット』
パッチが印象的なカステムデザイン
N-1の色合いを忠実に再現したヴィンテージ仕様のデッキジャケット。前期タイプのネイビーにはブラウンのボア、後期タイプのカーキにはグレーのボアを使用するなど、リアリティを追求しています。
右胸にはWW2時代のパトロール爆撃隊のマークが描かれたパッチを追加。背中には銃撃担当を表すステンシルが施されたこだわりのアイテム。
「デッキジャケット」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする デッキジャケットの売れ筋をチェック
Amazonでのデッキジャケットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
デッキジャケットの選び方 機能性・デザイン
次に、デッキジャケットの選び方を見ていきましょう。ここでは機能性、デザイン性のふたつにわけてご紹介します。
どちらも大切なポイントですので、しっかりチェックしてくださいね。
防寒・防風など機能性をチェック
デッキジャケットの魅力は、防寒、防水・防風、耐久性など機能性の高さです。裏地にアルパカの毛を使い保温性を高めているものや、表素材に撥水性の高い生地を使っているものなどもあります。
バイクに乗るときは防風性や保温性の高いものを選ぶなど、使用環境に合わせて選びましょう。
デザイン性も大切なポイント
ファッションアイテムとしてのデッキジャケットは、デザイン性も大切。
今回は、シルエット、ジャケットモデル、ブランドの3点から選び方をご紹介しますので、参考にして自分の好きな組み合わせを見つけてください。
ジャスト・タイトなどシルエットで選ぶ
デッキジャケットには、ジャストサイズとタイトサイズの2種類があります。ジャストサイズはモデルとなったジャケットを忠実に再現。タイトサイズはよりファッション性を追求しています。
再現性の高さや自然体が好きならジャストサイズ、シルエットの美しさがほしいならタイトサイズを選びましょう。
モデルとなったジャケットのタイプで選ぶ
ジャケットのほとんどは、「N-1」か「A-2」をモデルとしています。「N-1」は初期のモデルであり、高い機能性と男らしい無骨なデザインが魅力。
一方「A-2」はN-1の後継モデルであり、首元にはボアではなく襟のついてシンプルですっきりとしたデザインが魅力です。機能性ならN-1、着やすさならA-2を選びましょう。
定番ブランドから選ぶ
デッキジャケットを販売するブランドは「HOUSTON(ヒューストン)」「BUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ)」「ALPHA INDUSTRIES(アルファインダストリーズ)」「PHERROW’S(フェローズ)」などが定番。
ミリタリーモデルの再現性が高いので、王道デザインの正統派デッキジャケットがほしい方には安心できるブランドです。
男っぽさを演出するデッキジャケット! まずはN-1からそろえよう [着こなし工学]提唱者からのアドバイス
今回は、ミリタリー仕様のデッキジャケットを忠実に再現したタイプを中心にセレクトしていますので、男っぽさや武骨なムードを演出したいときに重宝します。
最近は上品にアレンジしたタイプなども増えていますので、自分の好みにマッチするデッキジャケットを探してみてください。いずれにしても、ひと目でデッキジャケットだとわかるN-1タイプからそろえるのがおすすめです。
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編集部からひと言
デッキジャケットのおすすめ7商品をご紹介しました。
デッキジャケットはモデルやシルエットが明確にパターン分けできます。まずは、自分の好きなモデルとシルエットの組み合わせを見つけるところからはじめてみてはいかがでしょうか。
あなたがほしいデッキジャケットを選んでみてくださいね。
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