メンズムートンブーツの特徴 暖かくておしゃれ!
見た目にも暖かさが伝わるムートンブーツ。かわいらしい雰囲気でレディースに人気ですが、メンズアイテムもおしゃれです。気軽にコーディネートに取り入れやすいですよ。ここからは、男性にも魅力的なムートンブーツの特徴を説明します。
保温性が高く冬でも暖かい
まず取り上げたいのは、ムートンの保温力。ムートンとは羊の毛皮のことで、天然のムートンには1平方センチメートルに約3,000本もの毛が生えており、毛の間に厚い空気の層が作られます。それが断熱効果を生み、冬でも足元がぽかぽか。ソフトな肌触りなのに、弾力性もあることで快適な履き心地を楽しむことができます。
汗をかいていても蒸れにくいように、湿気を逃がしてくれるというメリットもあります。
足元からコーデを魅力的にする
ムートンブーツは、独特な風合いがおしゃれですよね。もこもことした見た目も魅力のひとつ。シックな装いに、はずしアイテムとして取り入れると抜け感を演出できます。
オーソドックスなムートンブーツのほかにも、各メーカーからカジュアルに履けるメンズムートンブーツがいろいろとラインナップ。気軽に履けるタイプなら、コーディネートにおいて重宝するでしょう。
【リアルムートンブーツ】おすすめ7選 人気のアグやエミュなど!
厳選したメンズムートンブーツ(リアルムートン)を商品ご紹介します。機能面はもちろんデザイン性も豊富な幅広いラインナップとなっているので、ぜひチェックしてお気に入りの一足を見つけてください。
定番ブランドの伝統的なスタイル
ムートンブーツの代表的ブランド・アグを象徴するスタイル。天然のムートンであるだけに、上質な肌触りと高い保温性を備えています。また、ダブルフェイスシープスキンと呼ばれる一枚皮でブーツを作っているため通気性がよく、蒸れずに履きたい人にぴったり。
足元が重たく見えるときは、ミドル丈なので折り返してアクセントをつけることもできます。シンプルな見た目ですが、履けば履くほどよさが実感できる一足です。
濡れた路面でも滑りにくいグリップ力を誇る
高品質なムートンブーツを生み出すメーカーと、ソール専門メーカーがタッグを組み、氷上でも高いグリップ力を持つブーツを実現。さらに上質なムートンが足先を暖めてくれるため、寒冷地での悩みを解決してくれる一足となっています。
インソールには抗菌剤が塗り込まれているのもうれしいポイント。いやなニオイもしにくいことから、長く愛用できるブーツとなってくれるでしょう。
エミュ定番のミドル丈ムートンブーツ
軽量かつスリムに仕上げられた足首までのショート丈ムートンブーツモデルです。長すぎず短すぎずの丈でタウンユースでも使いやすく使いまわしもきくものなっています。
毛足が長いダブルフェイスシープスキンを使うことで自然でクッション性のあるやわらかな履き心地を実現。撥水加工もされており汚れがつきにくく、お手入れもラクですよ。
足元が引き締まるレースアップブーツ
ムートンブーツとしては珍しいレースアップ。カジュアルな服装にも合わせやすく、大人っぽいスタイルのはずしアイテムとしても活躍してくれるでしょう。
天然の羊皮で保温性は高いのに、ムートンブーツの重たさを感じさせないのはうれしいポイント。足元を引き締めて、見た目にもすっきりと履きこなしたいときに便利ですよ。
防水と撥水加工でお手入れしやすいムートンブーツ
アッパーには防水と撥水加工が施されているので、濡れても皮に染み込まず、さっと拭き取るだけのかんたんお手入れ。リアルムートンは暖かいため、デイリーユースにしたいときに活躍してくれるでしょう。
サイドには、脱ぎ履きしやすい撥水ジッパーつき。革の色が変わるバーニッシュ加工で、つま先に陰影が付いているのもおしゃれです。
エミュ定番のミドル丈ムートンブーツ
定番かつ汎用性の高いミドル丈ムートンブーツです。折り返してショート丈にすることも可能。素材は雪や雨でも安心して履ける防水加工が施された本革のシープスキンを採用しています。
ムートンの持ち前の履き心地のよさに加え、防水性と通気性にすぐれており、足を涼しくドライに保つので暖かい季節でもOK。独自のアウトソールの歩きやすさもポイントです。
着こなしに合わせてアレンジできる2WAYブーツ
表革はスエードでライニングは本革のシープスキンを使った暖かいムートンブーツ。着こなしに合わせて、折り返したり足首まで伸ばしたりとアレンジして履ける2WAYショートブーツです。
パッド入りクッションインソールに軽量のラバーファイヤーソールを使っているため歩きやすさは抜群。また、室内・室外の両方で履ける汎用性の高さもうれしいところです。
【ボアブーツ】おすすめ6選 手軽にコーディネートに取り入れよう
ここからはフェイクファー素材のボアブーツを7商品ご紹介します。カラーバリエーションが豊富でリーズナブルなのでコーデに取り入れるのもラク。お気に入りの一足を見つけてください。
靴ひもつきでカジュアルに履ける
ひもつきで、気取らずラフに履きこなせるムートンブーツです。ブーツのだぶついた感じがなく、足元が引き締まった印象に。内側のフェイクファーはふかふかとして履き心地もよく、暖かく足を包み込んでくれますよ。
カラーバリエーションとして3色を展開。ベージュはさわやかに、ダーク・ブラウンとブラック・グレーは落ち着いたシックな雰囲気を醸し出します。
リアルムートンのような履き心地で防寒対策にも
合成皮革ながらムートンブーツの独特な風合いを再現。内側のファーも密度が高く、もこもこが足を包み込んでくれます。リーズナブルにムートンブーツのよさを体感したいという願望をかなえる一足です。
ソールはやわらかく屈曲性のある素材を使用しているため、歩きやすいのもうれしいですね。バックルがワンポイントでおしゃれに仕上がっています。
AAA+(サンエープラス)『ダブルジップ ムートンブーツ』
両側にジップがあるため着脱しやすい
見た目にも軽やかそうなショート丈。軽量素材でできたソールは、歩きやすさを実現しています。サイドのジッパーのおかげで着脱しやすく、スニーカー感覚で履きたいというニーズに応えてくれるブーツ。
シンプルながら足首のデザインがおしゃれで、カジュアルファッションにもピッタリ。カラーバリエーションも5色と豊富なので、服装との組み合わせでファッションを楽しみたいときに重宝します。
バックルがおしゃれなカジュアルブーツ
バックルがアクセントになっているミドル丈のブーツ。定番であるデニムをインするスタイルはもちろん、カーゴパンツと合わせてもだぶついた印象になりません。
いろいろなカラーから選ぶことができるので、一味違ったブーツコーデをしたい人にはぴったり。リーズナブルながら、内側のボアが厚く冬でも暖かさをキープしてくれます。
軽い履き心地だから春秋でもさわやかに
サーフブランドから生まれたムートンブーツ。ボアは薄く作られているので、暑苦しくなく、適度な保温力があります。春秋でもさわやかに履けるため、冬以外に使いたいというニーズにも応えてくれるブーツ。
シンプルなデザインで飽きずに使用できるうえに、リーズナブルなので気軽にムートンブーツを手に入れたい人に向いています。
長時間歩いても疲れにくいやわらかソール
オーソドックスなスタイルのムートンブーツです。ソールには柔軟性のある素材を使用しているため歩きやすく、快適な履き心地。フェイクファーを内側に惜しげもなく張ってあり、やさしく足を包み込んでくれます。
リーズナブルでありながら、ムートンブーツの魅力を体感できる一足。足裏の溝のおかげで滑りにくくなっており、濡れた路面でも安心ですね。
「メンズムートンブーツ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする メンズムートンブーツの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのメンズムートンブーツの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
メンズムートンブーツの選び方 コーディネートとのバランスも考えて
メンズムートンブーツは、商品によって素材やブーツ丈、機能性もさまざま。ここからは、メンズムートンブーツを選ぶときのポイントをご紹介します。
素材から選ぶ
メンズムートンブーツの素材は、大きくふたつ。ひとつは、天然の羊皮を使ったリアルムートン。もうひとつは、天然皮革に似せて作られた合成皮革であるフェイクファーです。
それぞれの特徴をおさえていきましょう。
保温性とクッション性が高い「リアルムートン」
羊皮を使ったリアルムートンは、高密度の毛によってふつうのブーツでは味わえないような保温性を発揮します。
また、ムートンは一本一本コイルのような形状になっており、それがバネとなってクッション性にもすぐれているのが特徴。長期間履いていても毛がへたりにくいので、快適な履き心地が長続きします。
ファッション性豊かな「フェイクレザー」
フェイクレザーとは、人の手で天然羊皮に似せた合成皮革のこと。フェイク素材を使っているムートンブーツは、「ボアブーツ」と呼ばれることが多いです。
カラーバリエーションが豊富で、リーズナブルな価格で手に入るのが特徴。気軽にコーデに取り入れたい方は、ボアブーツも考慮してみるといいでしょう。
機能性から選ぶ
冬に活躍するムートンブーツですが、路面が滑りやすいときは履くのを躊躇してしまいます。また、革製品であるムートンは、お手入れがたいへんなイメージも。そんな悩みを解決するような機能面について説明します。
雨や雪の日でも安心の「防水加工」
雨の日に濡れたムートンブーツをそのままにしておくと、シミになってしまうことも。防水スプレーをかけるという方法もありますが、効果は長時間は続きません。
防水加工のブーツであれば、そんな手間も省けて防水性をずっと維持することが可能。雨や雪の日でも濡れる心配なく履くことができます。
濡れた路面でも安定して歩ける「すべり止め付き」
ソールに滑り止め効果のあるムートンブーツは、滑りやすい路面でもしっかり地面をキャッチするグリップ力を備えています。
寒い冬の日に活躍するムートンブーツですから、雪で路面が凍っているときにはグリップ力のあるものが安心ですね。
筒丈の長さから選ぶ
メンズムートンブーツには、おもに「ショート丈」と「ミドル丈」があります。ショート丈はくるぶしが隠れる長さで、ミドル丈はふくらはぎの中間ぐらいまでの長さです。
それぞれの特徴をおさえて、服装に合わせて選ぶと素敵なコーディネートができますよ。
【ショート丈】歩きやすく服にも合わせやすい
ショート丈は、歩きやすくて脱ぎ履きしやすいのが特徴。足元から主張しすぎず、履く人のスタイルに自然となじんでくれます。カジュアルな雰囲気をもっているので、普段着に合わせられるのもポイント。
普通の靴と同じような感覚で履けるため、デイリーユースにちょうどいいです。
【ミドル丈】ファーを折り返せばメリハリがつく
ムートンブーツの伝統的なスタイルといえばミドル丈。デニムやカーゴパンツをインして、足元からおしゃれを楽しめます。重たく見えるのが気になるときは、裏面のファーを折り返してメリハリをつけるといった履き方も。
足を包み込む範囲が広いので、冬でも暖かく過ごせて便利です。
リアルムートンとボアブーツをうまく使い分けよう ファッションライターからのアドバイス
ムートンブーツを購入するのであれば、やはり本物のムートンを使ったものがおすすめ。履き心地、機能性、上質感がまったく異なるからです。そして、もっとも大きな違いは耐久性。フェイク素材を使ったバリューな価格のものは「ボアブーツ」と呼ばれることも多く、すぐに壊れてしまったり劣化してしまったりすることが多いので、1シーズンで履き潰すくらいの覚悟で購入しましょう。また個人的には、着脱がしやすいジップつきのブーツが便利でおすすめです。
メンズムートンブーツのコーディネートのコツ ダサいとは言わせない!
ムートンブーツは、足元にボリュームが出るアイテム。おしゃれにコーディネートするには、細身のボトムスと合わせてすっきり着こなすのがコツです。スキニーパンツでブーツインが定番スタイル。ボトムスをロールアップして合わせると、カジュアル度が強くなりますよ。
ゆるめのシルエットのパンツと合わせたいときは、アンクル丈のような短いムートンブーツと合わせるか、ブーツをロールダウンするという着こなしも! バランスをとってコーディネートしてみてくださいね。
そのほかのメンズブーツもチェック 【関連記事】
メンズムートンブーツで足元をおしゃれに
メンズムートンブーツのおすすめ14商品をご紹介しました。ムートンブーツは、素材によってそれぞれ長所が異なります。上質な履き心地と高い保温性を求めるなら天然のムートンを、カジュアルに履きたいならデザイン豊富なフェイクムートンを選びましょう。
筒丈によっても足元の印象が変わり、ミドル丈の場合はファーを折り返せる2WAY仕様。機能面では滑り止めや防水加工のブーツを選べば、日常的に使うのに便利です。お気に入りのメンズムートンブーツを見つけてみてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
メンズファッションがメインのライター/編集者/コラムニスト。 AllAbout「メンズファッション」ガイド。[着こなし工学]提唱者。 また、メンサ (JAPAN MENSA) 会員。野菜ソムリエの資格も保有。 出版社から独立後、70ほどのメディアに関わり、客観的、横断的、俯瞰的なファッション分析を得意とする。そんな視点を活かした[着こなし工学]を構築中。 また、ライター向けのコミュニティを「DMMオンラインサロン」で運営中。 最近の「マイナビおすすめナビ」の記事においては、商品選びのアドバイスなど、監修者として携わる。