初心者におすすめのスキー板の選び方 種類・形状・長さ・デザイン
数多いスキー板のなかから、初心者さんはどうやってぴったりの板を選べばいいのでしょうか。ポイントは以下の5つ。
【1】板の形状
【2】板の柔軟性
【3】形状
【4】スペック
【5】デザイン
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に初心者でも使いやすいスキー板を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
板の種類から選ぶ
スキー板の種類には「オールラウンドスキー」「デモスキー」「フリースタイルスキー」「モーグルスキー」「カービングスキー」などがあります。
初心者さんにおすすめなタイプは、オールラウンドスキーとカービングスキーです。それぞれの特徴についてご説明します。
広い用途で使用できる「オールラウンドスキー」
オールラウンドスキーは名前のとおり、あらゆる場面で使えるスキー板です。初心者の場合、まずはオールラウンドスキーの板で滑ると基本を身につけやすくなります。
通常のゲレンデを滑るのに向いていて、しっかり滑り込むことができるので初心者とって比較的やさしいスキー板です。
バランスがとりやすい「カービングスキー」
カービングスキーとは、板の先端部「トップ」と末端部「テール」の幅が広く、中央部分「ウエスト」が細くなったスキー板です。板全体がバランスよく雪に接地するので安定感があります。
そのため、速度を落とさずに滑る「カービングターン」が可能になるなど操作性がすぐれています。自然と力が板に伝わり、安定したターンを描くことができますよ。
初心者はやわらかい板を選ぼう!
やわらかめのスキー板なら初心者さんもあつかいやすいとされています。操作したときの力がすぐに板に伝わり、その反応する感覚をつかみやすいからです。
スキー板のやわらかさは数値では表現されませんが、「フレックス」「初心者向け」といった言葉に注目してみましょう。柔軟性のある素材を用いたスキー板である場合が多いです。
形状で選ぶ
スキー板は反り返りやカーブなど板の形状がいろいろあり、大きくは「キャンバー」「ロッカー」「キャンバーロッカー」の3つにわかれます。
そのうち初心者さんに向いているのは「キャンバー」「キャンバーロッカー」の2タイプです。その理由と特徴を以下で解説します。
キャンバーは整地されていない場所でも滑りやすい
キャンバーは板の先端部「トップ」と末端部「テール」が接地していて、中央部分は反って接地しない形状です。スキー板に乗ると反った部分がほどよくしずみ、板全体が雪に接し安定感が高くなります。
ゲレンデで滑るのに向いているだけでなく、雪が整地されていない場所などでも使えます。
キャンバーロッカーはターンがしやすい!
キャンバーロッカーはキャンバーとロッカーのいいとこどりをした形状です。ロッカーはトップとテールが反り返っており、近年メジャーになっていますが、安定性は低いです。そのかわり、やわらかい雪やベタ雪にも引っかからず滑ることができます。
トップとテールが反り返り中央部分も反っているのがキャンバーロッカー。安定感が高くそれでいて悪条件の雪でも滑りやすく、引っかからないのでターンもしやすいです。
スペックを選ぶポイント
スキー板にはいろいろな数値情報「スペック」があります。なかでも「長さ」「中央部の幅」「サイドカーブのR」の3点はぜひチェックしておいてください。
それぞれについて解説をしますので、スペックを見比べるときの参考にしてください。
【長さ】身長のマイナス10〜15cm程度のものを
スキー板の長さは、ご自分の身長から10~15cm引いた程度が滑りやすいです。長いと滑りの安定性が高くなりますが、長すぎると操作性が悪くなるので注意してください。
まずは、ご自分の身長をはかり「身長マイナス10~15cm」を意識して選んでください。
【中央部の幅】安定感がある70〜90mm程度
スキー板は、先端部「トップ」・中央部「ウエスト」・末端部「テール」という3点のサイズを測ります。そのなかでも初心者が注目しておきたいのが、中央部のサイズです。
中央部の幅が70~90mmあると安定感がアップします。中央部が細すぎるスキー板は、初心者さんが乗るとぐらついてしまうことも。一定幅があるものを選んでください。
【サイドカーブのR】12m〜15m程度が初心者向け
サイドカーブのRというのは正式にはサイドカーブ・ラディウスで、スキー板の側面のカーブの回転半径をあらわします。この数値が小さいほど小回りがきき、大きいと大回りのターンができます。
Rが12~15m程度であれば初心者〜中級者レベルなので、いろいろなターンに対応がしやすいです。
好きなデザインで選ぶのも◎
スキー板はデザインで選ぶのも大切。シャープなものからポップでキュートなものまで、スキー板のデザインは幅広いです。自分のお気に入りのデザインのスキー板で滑ると、よりテンションが高くなって気持ちよく滑ることができるでしょう。
スキーウェアのデザインも考慮して統一感をもたせるとおしゃれに決まります。ゲレンデのなかで映える存在を目指してみませんか。
初心者スキー板おすすめ2選 子供用や女性専用も
おすすめの初心者にぴったりのスキー板3商品をご紹介します。軽量タイプやフレキシブルなタイプ、子ども用や女性専用の板など幅広い商品展開で用意しました。
選び方で解説したことを参考に、あなたにぴったりのスキー板を見つけてください。

ROSSIGNOL『PURSUIT 200 CARBON(XPRESS2)』
ROSSIGNOL『PURSUIT 200 CARBON(XPRESS2)』は、初心者から初級者に対して、扱いやすい用設計された、整地向けカービングスキー。パワーチューンロッカーと呼ばれるトップの形状が、ターンの進入をスムーズにし、ハードなバーンでもしっかりとグリップしてくれます。ターン技術を向上したい人におすすめです。
板にやわらかみがあるため制御がかんたん
板に力が伝わりやすい構造になっており、操作がかんたんです。パワーの伝達・びんしょう性がすぐれた素材なので、自分の思ったように滑ることができます。雪の上での自由自在な感覚を初心者さんも味わえますね。
板にやわらかさがあるため、安定性が高くコントロールがしやすいです。ターンやスピードのアップダウンなど存分にお楽しみください。
ROSSIGNOL『PURSUIT 100』
軽量であるため移動・ターンがカンタン!
軽量であるため移動がラク。そのうえターンがカンタンにこなせますし、スイスイと雪の上を滑ることも可能です。移動のときもゆううつにならず持ち運びできるので、モチベーションをたもてそうですね。
プロップテックエアーチップテクノロジーを採用しているため操作性が高いので、自分の思いどおりにスキー板をコントロールできます。スキーならではの自在感を楽しんでください。
「初心者スキー板」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 初心者スキー板の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での初心者スキー板の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
スキー板に関するQ&A よくある質問
失敗しないスキー板の選び方は?

実際に履いて使ってみることです。最初はレンタルで試してみるのもおすすめです。
板の長さの選び方は?

一般的には、自分の身長から-5cm~10cmが目安とされています。あるいは、初心者なら男性160cm~170cm、女性155cm~165cmを目安にするとよいでしょう。
初心者向けスキー板に関連するほかの商品情報はこちら
はじめてなら力の伝達が速いスキーのやわらかさを選ぼう! プロスノーボードコーチからのアドバイス
スキーを選ぶポイントは、なにが自分に向いているのか。見た目の印象を決めるデザインも大事です。多くの種類や特徴のなかでも初心者のスキー選びで重要なのは、取り扱いがしやすく力の伝達が速いスキーのやわらかさです。スキーのやわらかさを示す用語を「フレックス」といいますが、このフレックスがやわらかめのスキーを基準にして、お気に入りの1台を選んでみてください。
板の種類・やわらかさ・形状・スペック・デザインに注目
初心者におすすめのスキー板をご紹介しました。
「板の種類」「やわらかさ」「形状」「スペック」「デザイン」など、初心者のためのスキー板の選び方もあわせてご説明しています。商品選びの参考にしていただければ幸いです。
あなたにぴったりのスキー板を見つけてください。
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