冬場のアウトドアには欠かせないアイテム 冬には必須のアイテム
冬場のアウトドアシーンでダウンパンツは欠かせないアイテムです。昼間は気温が高くて暖かくても、夜は気温が一気に下がって寒い...そんな経験をした人もいるはず。
ダウンパンツは、保温性が高く、コンパクトに収納できる特徴があります。携帯しやすいので、荷物が増えてしまいがちな、アウトドアシーンでも一枚持っておくと便利です。
ダウンパンツおすすめ9選 モンベル、ナンガ、ノースフェイスなど人気メーカーからコスパのよいものまで
ここからは、ダウンパンツのおすすめ9商品をご紹介します。ダウンパンツというとモコモコしてかっこ悪いと思われがちですが、なかにはスタイリッシュなものもあり、バリエーションに富んでいます。
用途や好みに合ったダウンパンツに出会えるかもしれませんよ。
コンパクトでほどよい細身のシルエット
750フィルパワーの高級ダックダウンを採用したメンズダウンパンツ。保温性は高いまま、コンパクトでほどよい細身のシルエットを実現しています。
外側には、耐久力が高く撥水加工が施されたナイロンを使用。雨や雪でも、なかのダウンが濡れることなく保温性を保ちます。遠赤外線保温素材の使用で、さらにあたたかさをアップ。静電気防止糸を使用しているところも、うれしいポイントです。
ダウン300g以上充填であたたか
あたたかさの要であるダウンを300g以上充填した、メンズ防寒ダウンパンツ。なかに含まれる空気で、しっかりとあたたかさを保ちます。
UVカット加工が施されており、気になる紫外線をカット。スキー場でも活躍することでしょう。猛烈な雨でも耐えられる、防水透湿生地を採用。レインパンツとしても利用可能で、蒸れる心配もなく安心です。
高撥水性のナイロン生地が魅力!
撥水性にすぐれたナイロン生地を使用したダウンパンツ。ダウンはあたたかい素材ですが、濡れると保温力が落ちるもの。撥水性のある生地が使われていれば少々の雨や雪でも安心です。
使われている中綿は、750フィルパワーでダウン90%と高品質。あたたかさをしっかり保ってくれます。携帯用のポーチがついているのもうれしいところ。
アウターとしてもインナーとしても使える2WAY
2WAYで使えるダウンパンツ。アウターとしてもインナーとしても使えるため、それほど寒くないときはこれ1枚で、寒さが厳しいときは重ねてなど、使い方のバリエーションが豊富です。
表地には、引き裂きに強いナイロンリップストップ素材を使用しており、丈夫で長持ちします。シャツがまくれにくいスリップガードがついていて、裾から風が入るのを防ぐ効果も期待できます。
WARM EX使用で撥水、透湿、防風機能を備える
表地に撥水、透湿、防風機能を備えたWARM EXを使用したダウンパンツ。ダウン素材だけに頼らない高機能なアイテムです。
中綿は600フィルパワーでダウン90%、フェザー10%の素材を使用。ダウンパンツとしての基本性能もしっかりしています。風が吹き込みがちな裾には防風ゴムを使用しており、あたたかさを逃がしません。
防風・透湿性のあるハイテクファブリック使用
ハイテクファブリックを使用したダウンパンツ。防風・透湿性があるので、風が吹いてもあたたかさを保ちつつ不快な蒸れは逃がしてくれます。
中綿には90%ダウン、10%フェザーを使用。ダウンならではの空気の層がしっかりあり、軽量であたたかです。腰ひもによってフィット感の調整や固定が可能。自分好みの締めつけ加減に調整できます。
たっぷりのグースダウンであたたかい
95%グースダウン、5%フェザーというぜいたくな仕様が特徴のダウンパンツ。ダウンならではのあたたかさと軽さを存分に堪能できます。
フィルパワーも800とかなりの高品質。上げ下げしやすいファスナーも使いやすいポイントです。両サイドについているポケットは、ちょっとした持ちものを入れておくことができます。
異素材の組み合わせであたたかくて動きやすい
単一の素材で作られることの多いダウン系の衣料品ですが、こちらは膝下をあえて異素材にしたダウンパンツ。膝下がダウンでないことで、脚を動かしたときのつっぱり感を感じにくくなっています。
どちらも遠赤外線と体温によって保温する、光電子素材を使用。汗をかいてもドライで快適なのも特徴です。ダウンの膝上部分はシームレス仕様のため防風性、ストレッチ性が良好。羽毛抜けも防止できます。
超軽量でブーツにも合わせやすい
軽さが売りのダウンパンツのなかでも、とくに超軽量のダウンパンツ。インナーとして着用してもはいていることを忘れるような軽さです。軽くてもダウン量は充分。中綿はダウン80%、フェザー20%なのであたたかです。
七分丈の裾は、ブーツやレインブーツに干渉しない長さ。薄手ということもあり、足元のファッションを邪魔しません。収納袋もついていて携行にも便利です。
「ダウンパンツ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ダウンパンツの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのダウンパンツの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ダウンパンツの選び方 ダウンの質、素材やコーティング、付加機能など
それではまず、ダウンパンツを選ぶときのポイントについて解説します。あたたかさが売りのダウンパンツですが、それぞれの商品であたたかさは異なるもの。こちらで紹介するポイントをおさえておけば、自分に合ったダウンパンツが選べますよ。
ダウンの質で選ぶ ダウンとフェザーの割合、フィルパワーの値をみる
ダウンパンツの特徴といえばダウン、つまり羽毛が入っていること。ひと口にダウンといっても、実はそれぞれのダウンパンツごとに違いがあります。その見極め方のポイントを解説します。
ダウンとフェザーの割合をチェック
ダウンパンツのタグで「ダウン〇%、フェザー〇%」という表示を見たことがあると思います。ダウンとフェザーはどちらも水鳥の羽根です。
ダウンは胸のあたりのふわふわとした羽軸のない部分。これに対してフェザーは真ん中に羽軸があり、絵に描いた羽根のような形をしています。
一般的にはダウンの割合が大きいほど、あたたかくて軽いダウンパンツになります。一方、ダウンばかりだとやわらかすぎて型崩れしやすくなります。ダウン70%以上だと、フワフワ感と軽さを実感できるでしょう。これくらいを目安に選んでみてください。
フィルパワー(FP)の値も重要
ダウンとフェザーの割合とともに重要なのが、フィルパワー(FP)と呼ばれる値。これは、羽毛1オンス(28.4g)のダウンをシリンダーに入れ、一定荷重をかけたときの膨らみ具合を立方インチで示したものです。
同じダウンとフェザーの割合であっても、フィルパワーが大きいほうが「空気を多く含み」「保温性にすぐれ」「あたたかく」かつ「軽い」ダウンとなります。
一般的には500フィルパワー以下が低品質、600~700が良質、700フィルパワー以上が高品質なダウン。できるだけ軽くてあたたかいものがほしい場合は、700フィルパワー以上のものを選びたいところです。
素材やコーティングで選ぶ WARM EX、ブレスサーモ、バリスティックナイロンなど
ダウンパンツは、ダウンそのもの以外にも大事なポイントがあります。それは、素材やコーティングです。ダウンパンツの持つあたたかさにさらに付加価値をプラスし、より魅力的なものにしてくれることでしょう。
撥水性の高いWARM EX
「WARM EX」は、防風性・軽量・透湿・撥水などの機能を持つ素材。あたたかなダウンパンツを、さらに魅力的なものにしてくれます。
着心地だけでなく表面光沢強化加工も施されており、見た目も華やか。つや光りする見た目は、気持ちも上げてくれることでしょう。
水分を吸収して過熱するブレスサーモ
「ブレスサーモ」は、ミズノが開発した高機能素材。体から出る水分を吸収して発熱するという特性があります。体は常に汗や水蒸気を出しているもの。それを利用して発熱するので、蒸れにくくドライで快適な環境を保ちます。
また、いやなにおいを抑えてくれるところもうれしいポイント。下半身が密閉されてしまうダウンパンツですが、ブレスサーモなら安心です。
丈夫なバリスティックナイロン
「バリスティックナイロン」とは、軍事用に開発された強度と防水性にすぐれた生地。アウターとして使うダウンパンツは、とくに地面などとこすれがちです。あまりにもこすれてしまうと、破ける原因になることもあります。バリスティックナイロンでできているダウンパンツなら、キャンプなどのアウトドアユースでも安心して使えます。
付加機能にも注目して選ぶ ポケッタブル仕様、静電気防止機能、UVカット機能など
ダウンパンツには、ほかにも注目すべき付加機能があります。自分の用途に合ったものがあれば、より快適に使うことができるでしょう。また、手放せない機能があれば愛着が湧いて長く使えるかも。ぜひチェックしてみてください。
ポケッタブル仕様なら携帯がかんたん
ダウンパンツは、常にはいている必要はありません。むしろ、寒い夜やスキー場などの寒い場所に着いてからはくことが多いのではないでしょうか。
ポケッタブル仕様のダウンパンツなら、小さくたたんでかんたんに持ち運ぶことができます。さらに収納用のバッグがついていれば、荷物のなかにらくに入れられます。不要なときも邪魔になりません。
不快なバチッ! を防いでくれる静電気防止機能
ダウンパンツが活躍する寒い季節は、空気が乾燥しがち。そんなときには静電気が発生してバチバチとします。ちょっとしたことではありますが、痛くもあり気分が下がることに。
とくに、化学繊維が使われ表面がつるつるするダウンパンツは、静電気が発生しやすいようです。
静電気防止機能があれば、とても快適。脱いだりはいたりするときに不快な静電気が発生するのを抑えてくれます。
日焼けを防ぐUVカット機能
ダウンパンツが活躍する寒い季節も紫外線はつねに降り注いでいます。また、ウインタースポーツや雪山登山といったシーンでは、雪の反射や標高の高さによりさらに紫外線量がアップするため注意が必要です。
UVカット機能がついたダウンパンツなら紫外線の影響を防ぎつつ、あたたかさを保ってくれます。
ふだん使いなら、600〜700フィルパワーで充分 SUV生活研究家からのアドバイス
軽くてあたたかいダウンパンツですが、どこではくかによって選ぶものが変わってきます。
フィールドで比較的運動量が少ないシチュエーションであれば、より大きなフィルパワーの商品がいいと思いますが、屋外や街着であれば羽毛量が多すぎると暑くてかえって不快。ふだん使いなら、600〜700フィルパワーで充分です。
表裏の生地も安易に発熱素材を選んでしまうと、かえって汗冷えを呼ぶ場合があるので注意が必要です。
そのほかの雪山で活躍するアイテムの記事はこちら 【関連記事】
どこで使うかで選ぶダウンパンツが異なる 雪山やスキー場、テント泊などで、寒さを和らげる!
ダウンパンツのおすすめ21商品をご紹介しました。
ダウンパンツとひと口にいっても、中綿であるダウンの品質はさまざま。また、機能性の高い素材を備えたものも多く登場しており、用途や好みに応じた商品の選択が必要です。
あなたのほしいダウンパンツを選んでみてくださいね。
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自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。