ウキはなぜ必要?
釣りをこれからはじめる予定の方は、ウキという言葉は聞いたことがあっても、なぜ必要なのか、そしてどんな種類があるのかあまりわからないかもしれません。ウキには大きく分けると次の3つの役割があります。
1)エサを一定の位置に浮遊させること。
2)仕掛けを遠くに飛ばすことです。
3)潮の流れやスピード感を釣り人に伝えること。
ウキを選ぶ際のポイント 種類・色・投げる距離・浮力など
ウキの商品は種類が豊富。「ウキなんてどれも同じでは?」と思ったら大間違い。サイズや色、浮力表示などの微妙な違いがその日の釣果も左右します。
そこで、おもにみっつのポイントに気をつけながら選ぶようにしましょう。
デュエル『TG タイドマスター流技』
ウキの種類 円錐ウキ・棒ウキなど
ウキは、形状の違いによってさまざまなタイプに分類することができます。ここではそのなかでも代表的な円錐と棒ウキをそれぞれ紹介します。
どのような場所でなにを狙って釣りを想定しているか、そして釣り方の好みによって使い分けましょう。
ルミカ『チャップオン2カラー(C21080)』
円錐ウキ 遠くに飛ばせて便利
ささめ針『ウルトラ簡単飛ばしサビキセット(S-552)』
ウキの真んなかの穴に道糸を通すタイプで、絡まる心配が少ないのが円錐ウキ。軽い仕掛けとの相性がよいところも特徴のひとつです。
遠投を考えているのであれば、こちらを利用するのがポイント。形状によって、ドングリ、逆円錐、円形といったタイプに細分できます。
棒ウキ 一瞬のあたりも見逃さない
釣研『ウキ釣り超入門セット棒ウキ』
魚の食いつきがあると、すぐにわかるのが棒ウキのメリット。スリムタイプのものを選べば、さらにアタリの感度を上げることができます。
ただし、安定性は円錐ウキに軍配が。棒ウキは風や波が強い局面での使用には適しません。棒ウキで安定性を高めたいのであれば、下膨れタイプのものを選ぶのもよいでしょう。
天候や時間で色を選ぶ
山田電器工業『ハピソン 5点発光ウキ(YF-8412)』
ウキの色は、周囲の明るさや天候、海水の色などを考慮して選ぶのが大切。また、赤色のように目立つ色を選ぶと、自分のウキを認識しやすいはずです。
さらに、悪天候で暗いときには、黄色が活躍することや、水が濁っているときはオレンジがよいことも頭に入れておきましょう。
サイズは投げる距離を考慮
ダイワ『ベガスティック タフ 遠投ロング 自立』
投げる距離によって、サイズを決める必要があります。遠投するのであれば、Lサイズのように大きめのものを選ぶのがポイント。
安定しているので風に左右されずに飛ばすことができます。汎用性のあるものを選ぶのであれば、Mサイズもよいでしょう。
浮力表示に注目
ウキはなんといっても、浮力が重要です。そこで、それぞれの浮力を確認するに浮力表示をチェック。
一般的に、00号から始まり、0α、0号、G5、G2、B、2B、3Bと徐々に浮力が上昇します。ここからは、浮力の選び方をご紹介。
シマノ『コア ゼロピット ベイシス』
使用するオモリや水深に対応させる
フィッシングピアレ『ピアレ LED 超遠投うき』
浮力に迷ったら、自分が使用しているオモリに対応したものを選ぶのが無難です。一般的に、ウキに対応するオモリが記載されているので、事前にチェック。
また、水深が深い釣りをするのであれば、浮力の強いものを選ぶようにしましょう。
汎用性が高いのは3B前後
キザクラ『みえとび波止』
まだ釣りをはじめたばかりなら、どんなオモリを使うのか、まだ決まっていない人も。そんな時は、汎用性が高いと知られる3B前後のウキを購入しておくのがよいでしょう。
なかにはオモリが不要なウキもあるので、釣りをしながら自分のあったものを探し当ててください。
そのほかに注意すべきポイント
タカミヤ『サビキセット 下カゴ』
そのほか、ウキには止め糸や止めゴムも欠かせません。また、小さくてなくす可能性もあるため、ポーチやケースなど収納しやすいものを用意しておくことも重要。
一回でそろえたいという人は、セットでも販売されているので注目してみてください。
ますます釣りが楽しくなるウキ11選 円錐タイプ、棒ウキタイプ、機能が充実しているものなど
ここまで説明したウキの特徴や選び方のポイントをもとに、11種類のウキをご紹介。
円錐タイプ、棒ウキタイプ、機能が充実しているものなど各商品個性があります。きっと自分のスタイルにあっているものが見つかるでしょう。

フィッシングピアレ『ピアレ LED 超遠投うき』


















出典:Amazon
タイプ | 流線 |
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サイズ展開 | 8号、10号、12号、15号、18号、20号 |
トップカラー | 赤 |
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
フィッシングピアレ『ピアレ LED 超遠投うき』は、夜釣りや曇りの日も安心の遠投対応のウキ。空気抵抗が少なく視認性のよいLEDつきのウキでアタリが取りやすく安定感のあるウキです。うねりがある日や流れの速い磯場では波に潜りやすいですが、一個あると出番の多いアイテムなのは間違いなし。

ダイワ『ベガスティック タフ 遠投ロング 自立』

出典:Amazon
タイプ | 棒 |
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サイズ展開 | 0、B、2B、3B、5B、1 |
トップカラー | 赤 |
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
ダイワ『ベガスティック タフ 遠投ロング 自立』は、今までになかった棒ウキ。波があると出番がないのが棒ウキですが、これは少々の波なら驚くほどの安定感を持ち、アタリの感度は棒ウキならではの敏感な反応を見せてくれます。視認性と感度で選ぶならオススメです。

デュエル『TG タイドマスター 流技』

出典:Amazon
タイプ | 円錐 |
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サイズ展開 | 00、0、G5、G2、B、2B、3B、5B |
トップカラー | 赤 |
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
デュエル『TG タイドマスター流技』は、風や波があるときに実力を発揮してくる高浮力のウキですが、安定した波のときも扱いやすいアイテムです。磯場での釣りでも頑丈なトップコートで安心して使えエントリーユーザーにもオススメです。
ささめ針『ウルトラ簡単飛ばしサビキセット(S-552)』

出典:Amazon
タイプ | 円錐 |
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サイズ展開 | S、M、L |
トップカラー | オレンジ |
ハヤブサ『コンパクトロッド カンタンウキ釣りセット 堤防用(HA176)』

出典:Amazon
タイプ | 円錐 |
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サイズ展開 | S、M、L、LL |
トップカラー | ピンク |
シマノ『コア ゼロピット ベイシス』

出典:Amazon
タイプ | 円錐 |
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サイズ展開 | 00、0、1、2B、3B、5B、B、G3 |
トップカラー | オレンジ、マスカット |
ルミカ『チャップオン2カラー(C21080)』






出典:Amazon
タイプ | 円錐 |
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サイズ展開 | B、3B |
トップカラー | 赤、緑 |
山田電器工業『ハピソン 5点発光ウキ(YF-8412)』

出典:Amazon
タイプ | 棒 |
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サイズ展開 | 0.8号、1号 |
トップカラー | 赤、緑、黄色 |
タカミヤ『サビキセット 下カゴ』






出典:Amazon
タイプ | 円錐 |
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サイズ展開 | - |
トップカラー | オレンジ |
釣研『釣研ウキ釣り超入門セット棒ウキ』




出典:楽天市場
タイプ | 棒 |
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サイズ展開 | - |
トップカラー | オレンジ |
キザクラ『みえとび波止』

出典:Amazon
タイプ | 棒 |
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サイズ展開 | 1、1.5、2 |
トップカラー | オレンジ、白、黄 |
「ウキ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ウキの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのウキの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】ウキ関連のそのほかの商品情報
視認性や感度などを考慮して使い分けを アウトドアのエキスパートよりアドバイス
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
ウキは釣法や天候はもちろん、時間帯にもよってさまざまな種類を使いわけるものです。上級者ほど視認性や感度を敏感に使いわけるのがウキです。
一言で言ってしまえば万能なウキはないのですが、ステージごとにオススメの商品がありますので、自分のステージに合わせたウキをチョイスしてください。
まとめ
ウキの11商品を紹介しました。
ウキを選ぶなら、円錐ウキと棒ウキの特性を理解したうえで、天候に合わせた色のものや、距離に応じたサイズに注目。さらに、釣り方や場所に合った重さで選ぶことも大切です。
あなたがほしいウキを選んでみてくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(制作協力:tsuge-line、掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2021/04/07 コンテンツ追加・修正のため記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 名原広雄)
ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。 アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。 フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。