キーボードはどんなときに必要? スイッチ用キーボードとは
家族や友人と一緒にゲームを楽しめる、ニンテンドースイッチ。オンラインでの通信対戦やSNSシェアができることも魅力です。キーボードは、そんなオンラインゲームをより楽しむことができるアイテム。
コントローラーなどで文字を打つのは大変ですが、キーボードがあればチャットを使ったコミュニケーションがしやすくなりますよ。キーボードがあれば、MMOでも即座に仲間にメッセージを返信することができます。キーボードは『モンスターハンター』など、多少のタイムラグが許容されるゲームに向いています。瞬時の反応が求められるFPSならば、ボイスチャットができるヘッドセットが有効です。
ニンテンドースイッチ向けキーボードの選び方 接続方法・電源方式・耐久性・キー入力など
多種多様な種類があるキーボード。ゲームに使用する方も増えており、それぞれのゲーム機専用の商品もあります。使用するシチュエーションや目的に合わせてチョイスすることで、快適なプレイを実現できるでしょう。
ここからはスイッチ用キーボードの選び方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
接続方法で選ぶ 有線か無線かで選ぶ
キーボードには、有線と無線の2種類のタイプがあります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、使い方に応じて選ぶようにしましょう。
反応速度の速さで選ぶなら「有線」
有線タイプは、なんといってもタイムラグの少なさが魅力。入力信号が早く伝わるため、入力した操作をすぐに反映させることができます。激しいバトル中、迅速にチャットしたいときなどに重宝するでしょう。
コードがあるので使用する場所は限られますが、スムーズなコミュニケーションを取ることができるので、快適にゲームをプレイすることができますよ。
快適な遠隔操作で選ぶなら「無線」
無線タイプはコードがないため、場所を選ばず使用できるのが特徴。ソファーで寝転びながらなど、くつろいでプレイしたい方に向いています。
反応速度は有線タイプより劣りますが、ときに操作の邪魔になってしまうコードによるストレスがないのもメリット。気軽にゲームを楽しみたい方は、検討してみるといいでしょう。
電源方式 充電式か電池式かで選ぶ
有線タイプのキーボードは本体から電源が取れるものが多いですが、無線タイプは充電式か電池式となります。
価格帯や持続時間などは電源方式によってさまざま。それぞれのメリットとデメリットを知ったうえで、どちらのタイプがいいのか判断しましょう。
維持費がかからない「充電式」
少しでもランニングコストを抑えたいのであれば、バッテリー寿命がなくなるまで買い替えが必要ない充電式に注目。このタイプは充電することで繰り返し使用可能なため、電池切れの心配がありません。
バッテリーの連続駆動時間は、商品によって異なります。長時間プレイしたい方は、連続駆動時間が長いモデルをチョイスしましょう。
充電の手間がかからない「電池式」
電池式は、その名のとおり電池を使用して稼働するタイプ。充電式のように、充電の手間がいらないのがメリットです。長時間続けてゲームをしたい方や、充電するのが面倒という方にいいでしょう。
電池交換のたびに費用はかかりますが、バッテリー切れの心配はまずありません。キーボードを長く使い続けることができますよ。
耐久性で選ぶ キーボードをメインに使うなら
激しいバトルなどでエキサイトすると、キーボード操作も激しくなりがち。キーボードがすぐに壊れてしまわないよう、耐久性にも注目です。一つひとつのキーが独立しているメタニカルタイプの商品など、耐久性にすぐれたものを選ぶといいでしょう。
長時間遊んでいると、手もとに飲みものを置いておくこともありますよね。防水性能を備えたキーボードなら、うっかり飲みものをこぼしてしまっても安心です。
キー入力で選ぶ 複数キー同時認識機能を確認
キーボードは規格が決まっているのはキー配列だけで、それ以外に定まった規格は存在しません。USB接続のキーボードでも、スイッチ用と明記されていないものは接続しても反応しなかったり、意図しない反応をする場合もあります。必ずスイッチ用と書かれたものを選びましょう。
また、ほとんどの製品がTVモードでの動作のみとなっています。携帯モードやテーブルモードには対応しませんのでご注意ください。
【有線タイプ】スイッチ向けキーボードおすすめ5選 反応速度の速さが魅力!
有線タイプのキーボードは反応速度のよさが魅力です。
さまざまな機能をキーボードを6選、ピックアップしました。自分のプレイ環境に合った使いやすいものを選んでくださいね。
トラックボール配置でキー入力と移動がしやすい
キーボードの手前にトラックボールを配置した、有線タイプのキーボードです。カーソル操作がしやすい位置にあるため、キー入力をしながらでも手の移動を最小限に抑えてくれますよ。
大きめのリストレストつきで、手首の負担を軽減することができます。また、肩に負担がかからないキー配置を採用。長時間スイッチをプレイしても疲れにくく、心強い相棒となってくれるでしょう。
ドッグに接続するだけのカンタン接続
自宅でまったりプレイしたい方に適した、TVモード専用の有線タイプキーボードです。ドッグのUSB端子に接続するだけで使えるので、とてもカンタン。複雑な設定も不要なので、初心者の方でも扱いやすいでしょう。
約3mの長いケーブルがついているので、おうちで使用していてもストレスフリー。多少移動しても引っかかることが少ないので便利ですね。

サイバーガジェット『CYBER・USBキーボード(CY-NSUSKB-BK)』は、有線でコントローラー自体が大きいため、取りまわしは少々難があるものの、それを補って余りあるメリットが感じられる製品。コントローラーとキーボードの距離を限りなく近くすることができるため、素早いレスポンスが可能です。
ジョイコンとドッキングできるキーボード
USB端子に接続するだけで使える、有線タイプのスイッチ向けキーボード。左右のジョイコンとドッキングすることが可能なので、コントローラーとキーボードを持ち替える必要がないのが便利ですね。
ドラクエXなど、テキストチャットを必要とするゲームで活躍するアイテム。コンパクトサイズなので、片づけがラクで収納場所も取りません。

ロジクール『G213 PRODIGY RBGゲーミング キーボード』は、耐久力に定評のあるロジクールのゲーミング入門機です。キーストロークが浅めながらも打鍵感が強く、押していて気持ちのいいタイプ感は病みつきになりますよ。スイッチだけでなく、PC用のゲーミングキーボードとしてもじゅうぶん対応できます。
素早いレスポンスですぐれたパフォーマンスを発揮
ゲーミング仕様の操作性が魅力の、有線タイプキーボードです。一般的な商品と比較して、約4倍の素早いレスポンスを実現。メカニカルキーボードにも劣らないレベルを誇り、すぐれたパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
耐久性と耐水性の高さも魅力のひとつ。毎日プレイするゲーマーの方や、激しいキーボード操作をする方でも安心して使用できます。
カーブデザインを採用した疲れにくいキーボード
長時間のプレイでも快適な、有線タイプのスイッチ向けキーボードです。スペースキー付近の面積が広く作られているカーブデザインを採用。親指への負担を軽減させ、なおかつ自由度が高い快適なタイピングができますよ。
癖のないオーソドックスなモデル。一般的なキーボードと同じ配列なので、違和感なく使用できるでしょう。使いやすさ重視でシンプルな商品を探している方に適した商品です。
【無線タイプ】スイッチ向けキーボードおすすめ9選 自由度の高いプレイを可能に!
ケーブル接続がいらない無線タイプのキーボードは、自由度の高い使い方ができるのが魅力。動作可能な範囲であればどこにいても使用できるので、寝ながらでもゲームをプレイできます。
ここからは無線タイプのキーボード9選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ゲーム機器以外にも使える実用的なキーボード
GameSirのワイヤレスゲーミングキーボードGK300は、10mという長い接続距離をもつワイヤレスキーボードです。リチウム電池を装備しており、電池交換をするような手間はありません。長時間使えるのがよいポイントです。
ワイヤレスだけでなくBluetoothにも対応しているので、ゲーム機器以外にスマートフォンやタブレットなどでも使うことができます。
通常のPC用としても機能する耐水キーボード
ロジクールのワイヤレスキーボードK270は、電池で起動するワイヤレスキーボードです。同じメーカーのキーボードとマウスであれば6台までつなげられるUnifyingレシーバーがついています。
キーボード配列は通常のJISタイプになっており、仕事などでも使えます。特徴としては耐水仕様になっており、水をこぼしても故障しにくいつくりになっています。
長時間の使用もできる充電式のキーボード
3つの接続方式で自分にあった方法で使うことができるのが、CorsairのK57RGBWIRELESSゲーミングキーボードです。リチウム電池が搭載されており、ライティング使用で35時間の長時間使用ができます。
専用のパームレストを使うことで長時間の使用もらくです。6つの専用マクロキーが装備されており、プログラミングした内容をボタンひとつで操作できるのでゲーム操作もしやすくなります。
片手で扱えるゲームに特化したキーボード
ゲーミングツールを多く取り扱っているGameSirが販売している製品のひとつが、VX2AimSwitchゲーミングキーボードゲーミングマウスです。SwitchのドックにあるUSB端子にドングルを入れるだけでキーボードとマウスをかんたんに扱えます。
片手で扱えるキーボード配列なのでほかのことをしながらタイピングすることも可能です。設定専用のアプリもあり、自分の使いやすいようにカスタマイズできます。

エレコム『無線静音フルキーボード(TK-FDM092STBK)』は、コストパフォーマンスにすぐれたフルサイズキーボードです。通常サイズのキーボードなので、小さいものよりタイピングがしやすく、打ち間違いが減るというのは大きなメリット。重量もそこまで重くないので、気軽にソファやベッドに持ち運べるのも利点です。
タイピング音が気にならない静音キーボード
場所を選ばずに使用できる無線タイプのキーボード。キー入力するときのカチカチした音がしない静音タイプなので、お子さまが寝静まった夜中など、時間帯や場所を選ばずに使えます。
コンパクトで邪魔になりにくいマイクロレシーバーを採用しているため、引っかかって取れる心配がありません。2段階に傾斜角度を調節できるスタンドを搭載しているので、ストレスなくゲームに集中できますよ。
コンパクトなサイズなので持ち運びにも便利
友だちの家などに持ち運ぶことが多い方に適した、無線タイプのスイッチ向けキーボードです。省スペースで扱えるコンパクトサイズなので、持ち運びに便利。シンプルなデザインではもの足りない方にうれしい、ユニークなデザインもポイントですね。
キーボードだけでなく、マウスもワイヤレスで操作可能。操作距離も10mと長いので、自由度の高い使い方ができますよ。
寿命の長いバッテリーで電池交換の手間いらず
寿命の長いバッテリーを搭載した、無線タイプのキーボードです。バッテリー連続動作時間は約288時間を誇り、作動日数にすると約4カ月と長持ち。接続範囲が半径10mと広いので、気兼ねなく移動できるのもうれしいですね。
セットになっているマウスの静音性も地味ながらうれしい機能。クリック音とホイール回転音どちらも静かなので、時間帯を気にせずにゲームに没頭できますね。
片手で操作できるゲーマー仕様
片手でキー入力可能な無線タイプのキーボードです。左手でキー入力を、右手でマウス操作ができるため、チャットしながらのゲーム操作も快適。スライド式のリストレストなど、地味ながら便利な機能も見逃せません。
キーボードとマウスに加えてコンバーターもセットになっています。ただし、コンバーターを使ってキーボードでゲーム操作をするとチート行為とみなされ、アカウント停止などの処分を受けるゲームもありますので注意してください。
すぐれた耐久性を誇りハードな操作にも耐えられる
すぐれた耐久性を誇る無線タイプのキーボード。1,000万回もの打鍵にも耐えうる高い耐久性を備えているので、毎日ゲームをプレイしたい方や、長く使いたい方に向いています。
単3電池1本でも、約3年稼働する省電力を実現しています。これにより面倒な電池交換の手間も軽減。ハードに使うことが多い方にチョイスしてほしい商品です。
「スイッチ向けキーボード」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スイッチ向けキーボードの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのスイッチ向けキーボードの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートのおすすめランキング スイッチ向けキーボードのTOP3はこれ!
ご紹介した商品のなかから、プロの家電販売員 兼 家電・ITライターのたろっささんがおすすめする商品ランキングを発表します。スイッチ向けキーボード選びの参考にしてみてください。
3位 サンワサプライ『マウス付きワイヤレスキーボード(SKB-WL25SET)』
2位 ロジクール『ワイヤレスキーボード&マウス(MK240/MK245)』
1位 エレコム『無線静音フルキーボード(TK-FDM092STBK)』
ニンテンドースイッチ用キーボードに関するQ&A よくある質問
USBキーボードの接続方法を教えてください。

TVモードの際に、Nintendo SwitchドックのUSB端子に接続すると、対応ソフトや文字入力ができる場面になり、使用することができるようになります
スイッチのドックから本体を取り外してもキーボードは使えますか?

携帯モードおよびテーブルモードではキーボードを使うことができません。
スイッチ向けキーボードに関連するほかの商品情報 【関連記事】
必ずスイッチで使えることを確認してから購入しましょう プロの家電販売員よりアドバイス
キーボードは規格が決まっているのはキー配列だけで、それ以外に定まった規格は存在しません。USB接続のキーボードでも、スイッチ用と明記されていないものは接続しても反応しなかったり、意図しない反応をする場合もあります。必ずスイッチ用と書かれたものを選びましょう。
また、ほとんどの製品がTVモードでの動作のみとなっています。携帯モードやテーブルモードには対応しませんのでご注意ください。
チャット入力しながらの操作が便利なコントローラー一体型も
この記事では、スイッチ向けキーボードのおすすめ商品を、有線タイプと無線タイプにわけてご紹介しました。
キーボードはテキストチャットに対応したスイッチのゲームをプレイするのにぴったり。チャット入力をしながらゲームの操作がしやすくなるキーボードもあるので、本格的にプレイしたい方にも向いています。
あなたがほしいスイッチ向けキーボードを選んでみてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの現役家電販売員。 学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。 個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテスト等で表彰された経験を持っています。 家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物全てに精通しています。家電で分からないことはありません。 現在は家電ライターの業務も通して「全ての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力しています。